真なる神とは? わかりやすく解説

真なる神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:36 UTC 版)

カンピオーネ!」の記事における「真なる神」の解説

パンドラPandora) 声 - 巽悠衣子 ギリシア神話登場する不死者エピメテウスの妻で、あらゆる災厄一掴み希望与え魔女にして『全てをあたえる女』。そして、定命人間ありながら神を殺す偉業成就させた者に《神殺し》の称号与える「カンピオーネ元締めにして支援者」あるいは「全ての神殺し義母」である。 主神ゼウス命令により鍛冶ヘパイストスの手創造され、美の女神アフロディーテからは女としての魅力女神アテナからは機織りの技、太陽神アポロンからは美し歌声海神ポセイドンからは変身の力、旅と盗人の神ヘルメスからは狡猾さ好奇心、といったさまざまな資質贈り物として授けられたが、ゼウスヘルメスから贈られた『パンドラの箱』を出来心から開けてしまい、なかからは憎悪妬み悲しみ強欲、死、病など、ありとあらゆる災厄出てきて、地上散っていき、唯一『希望』だけが手元残ったという。ギリシア神話の中ではあらゆる“女の魅力”を贈られた女、愚かにも“開けてはいけない箱”を開けて災厄地上まきちらし悪女とされるが、その本質はオリュンポス神々信仰される以前から存在していた「神と人間たちあらゆる恩寵授け大地女神」、つまり原初アテナと同じ『かつてはより強大な権威叡智そなえた大地母神』であり、神の創り給い人間の女と伝えられているのは、後世アカイア人たちが“なかったこと”にしようと物語書きかえたためである。 数千年から数万年前、『全てをあたえる女』としての権能利用して、かつて夫が発見した神具強奪の円環》を改造し神殺し成就者に死せる神の権能授け神具簒奪の円環》を作り上げた。神と人のいる所に顕現し、神を殺した者に神を生贄にすることで初め成立する儀式行い円環新たな権能与えると同時に命の息吹吹き込んで野生最大限高めることでカンピオーネへと転生させ、カンピオーネが神を殺したことによる更なる権能簒奪同様の儀式によって行われている。 基本推定14歳ほどの幼く見えるものの蠱惑的少女容姿をしているが、大地女神として20歳前後豊満さと賢さ十全備えた美女の姿に変化するともできる性格口調はかなり軽いがこれはあくまで我が子対す態度であり、ただの人間には歯牙にもかけない冷厳な側面持っているまつろわぬ神はないきちんとした女神なので普段は「不死領域」に居り帰り面倒なので神殺し新たに生まれた時などを除いてあまり現世出てくることはないが、しばしば生と不死の境界死にかけカンピオーネ会話している模様。ただし、神殺しになるような者が魂の浄化進んで悟り開けレベル至っていることはまずないため、彼女と会話した記憶現世思い出すことはできない人の世では愚かな女の筆頭挙げられるが、本人愚者怒り蛮行こそが世界変える信じており、神殺したちをめいっぱい支援するのは、世間あざける愚者たちが何ができるか見せてやらない気が済まないからで、血縁はなくとも旦那系譜連なる養子として依怙ひいきして見守っている。カンピオーネたちが引き起こすハチャメチャ蛮行も、神を殺すという偉業成し遂げた者の特権として容認している。自分たちの子供を殺す『最後の王ラーマには強い敵対心持っており、神としてのしがらみから自ら進んで彼の名を明かすことはできないが、生と不死の境界ではカンピオーネ達にいつも発破掛けている。 魔王内戦直前には、アストラル界妖精王たちを訪問して回っているスミス前に宿った状態で現れて、権能によって自分と会話唯一記憶していられるスミス発破掛けた。そして、魔王内戦勝ち抜き運命神の領域」に至った護堂と相まみえ、《運命担い手》に勝利した暁には特別に好きな権能を奪うというごほうび与えることを約束し運命神に勝利した直後に再び直接出向いて《反運命戦士》を授けた。 また『神域のカンピオーネス』でも登場し異世界アテナユニバース492地球自身由来する神具終末の器》(=パンドラの箱)を使って崩壊させた時は、アテナ自分同類ということもあって最初干渉するつもりはなかったが、アイーシャ戦い巻き込まれたことを知って助力決意於奈が器の底から奪った『希望』触れた2人を《生と不死の境界》へ呼んでパンドラの空箱》の使い方教授し神殺し忌み嫌う運命』と『歴史』今回限り渋々加勢をすることを伝えて戦場へ送り出す顕聖二郎真君けんせいじろうしんくん) 中華圏武神治水事業功績挙げた秦代隋代武将前身しながら様々な伝承取り込んで形成され道教の神であり、怪物退治を行う破邪顕正神格。「天帝の甥でありながら下界彷徨い戦う」というエピソードを持つ典型的な貴種流離譚主人公あり、かつて地上にいた頃に天界から命令を受け、鬧天宮悪事働いた孫悟空退治した。三尖刀や弾弓武装し変化の術心眼駆使した武功見せるほか、額の第3の目輝かせて敵の呪力を奪うことができる。自らの力の宿った顕聖之符」が弼馬温の力のとなっている。 『最後の王』と同じ《高貴な流浪英雄》の相を持つことから、護堂が『最後の王』を倒せる器か測ろうとするスサノオ御老公)に彼の相手依頼される斉天大聖倒した護堂に興味抱いたこともあってスサノオ頼み引き受け、「顕聖之符」をとして地上へ顕現し、護堂を「討つべき魔王」として戦い挑む不死領域から地上分身飛ばして操っており、「まつろわぬ神ではなく「真なる神」として地上現れ初めての神でもあった。真なる『完璧な善の存在』として普通の人間一切傷つけることなく護堂と戦うが、人間への配慮分身遠隔操作していることによる動き悪さ突かれ自分自身を『白馬』の標的として召喚するという立ち回り面白く感じ、わざと攻撃を受ける形で決着その後幽世で「いつか縁があればじっくり戦いたい」とスサノオにこぼし不死領域帰っていった。 プロメテウス ギリシア神話登場するティタン神族末裔で、エピメテウスの兄でありパンドラ義兄ギリシア神話版の洪水伝説生きのびるデュカリオン父親でもある。 “先に考える者”の名を持つ先見の明満ちた賢人で、未来予知などの知識叡智まつわる権能を持つ不死者。神を欺くトリックスターであり、生け贄取り分決めるとき、人間に肉を与えるためにゼウス騙して骨の皿を選ばせた逸話を持つ。人を導く偸盗英雄でもあり、天界から盗んだ《火》を人間与えたが、人間肩入れしすぎた罰でコーカサス山につながれて2羽のに腸をついばまれるという責め苦を受けることになった銀縁丸メガネをかけた洒脱な逞しい男の姿をしている。 神話通り人間びいき”の神であり、狂える軍神の剣を手にしたとある人間の姿を見て自らが発見した神具強奪の円環》の情報を弟に教えるなど、神殺し誕生にも関わっている。最終決戦直前プリンセス・アリス助言することで間接的に護堂を自身禁足地へと招き神殺し誕生秘話パンドラと共に伝えたエピメテウス ギリシア神話巨人プロメテウスの弟でパンドラの夫。“あとで考える者”の名を持ち考えるより先に勘と本能まかせて体を動かす性格行動してから後悔するために「愚者」とも呼ばれ、これがエピメテウス落とし子であるカンピオーネたちの異名1つ愚者申し子』の由来である。 兄から《剣の神々》の属性再現する神具強奪の円環》の存在聞かされ7つ神域9つ冥府をめぐる旅の末に神具発見し妻へと手渡した

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「真なる神」を含む「カンピオーネ!」の記事については、「カンピオーネ!」の概要を参照ください。

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