洪水伝説
大洪水
洪水伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 09:20 UTC 版)
古代ローマの著述家ウァッローによると、ダルダノスはアルカディア地方北部の都市ペネオスの王であった。しかしペネオスを大洪水が襲って、人々が高地に追いやられたとき、ダルダノスはペネオスの支配を息子ディマスに任せ、自分は人々の何割かを連れてサモトラーケー島に移住したという。ジェームズ・フレイザーは、同地の、洪水の起きやすい土地柄から、こうした伝説が生まれたと述べている。 しかし別の洪水伝説では、洪水の余波がサモトラーケー島に及んだため、皮の袋を空気で膨らませたものに乗って避難し、イーデー山に渡り、トロイアを創建したともいわれる。
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