星の使徒
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星の使徒
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「BLACK CATの登場人物」の記事における「星の使徒」の解説
クリードが設立した組織。中枢メンバー全員が道使いで、原作における最大の敵組織。アニメではメイソンに利用されている節がある。 クリード=ディスケンス 声 - 三木眞一郎 星の使徒のリーダー。かつてはクロノスの抹殺人<イレイザー>で、トレインの元相棒だった。12月25日生まれ。23歳→24歳。血液型AB型。身長176センチメートル。体重65キログラム。視力は左右共に4.5。足の大きさは26.5センチメートル。好きなものは有能な人間(特にトレイン)、自分。嫌い(苦手)なものは無能な人間、キレイごとを並べる人間。趣味は鏡を見ること。SSクラスの賞金首で額は30億イェン(スヴェンによると、過去TOP3に入る高額賞金らしい)。 抹殺人時代のトレインを狂気的に敬愛している。サヤ殺害後、自らが望む楽園<エデン>を作るためにシキ達道士<タオシー>と接触、さらに同志を集めて革命組織「星の使徒」を結成した。その根底には、幼少時代に私娼である母親から「産みたくて産んだんじゃない」「男が寄り付かないから自分の前から消えろ」と言われ、警官からはストレス発散と称した暴行を受けるなど、世の中から爪弾きされていた過去が影響しており、作中では、動物虐待を10代当時に行い、母親が公に役所に認められた娼婦でなかった事に対する周囲の差別感情がかなり出ている。 原作では最後まで元凶であり続けたが、アニメでは、メイソンの計画に利用させられることに。トレインに敗北後、彼に命令口調になったため、トレインを一人の人間として見られるようになったようである。 能力は「SWORD(刀)」。クロノス時代にサヤ(アニメではトレイン)に折られた愛刀「虎徹」の刀身を外し、自身の能力を用いて、気による伸縮自在の見えない刀「幻想虎徹<イマジンブレード>」を生み出した。その後、LV.2(クリードの意思と共鳴する人喰いサーベル)、LV.3(刀との一体化による超常的な力の付与)、LV.MAX(幻想虎徹の究極の姿。刀と一体化したまま、刀身が、光輝く巨大人喰いサーベル)へと進化を遂げる。 ストーリー終盤ではナノマシン「G.B」によって頭部損傷以外では死なない肉体を手にし、人間を超えた存在へと進化。セフィリアとほとんど互角に渡り合う。そして真の力を引き出すとセフィリアを容易く一蹴。駆けつけたトレインと一騎討ちを演じる。トレインを苦戦させるもサヤの想いに支えられた彼の心を折ることはできず、最期は幻想虎徹を砕かれ敗北。イヴのナノマシンでG.Bを破壊されそうになり、必死で懇願するも「ただの人間」へと戻された。以後は完全に心が折れ戦意喪失。エキドナに支えられる形で連れられ一行の前から姿を消した。 『BLACK CAT小説版 星の残照』では人間に戻ったショックから精神崩壊しているが、アニメCDでは完全に快復しトレインの窮地を陰から救っている。 エキドナ=パラス 声 - 田中敦子 クリードの側近であり、突然失踪した後に星の使徒のメンバーとして姿を現わした元世界的な有名女優。7月30日生まれ。年齢不詳。血液型A型。身長171センチメートル。体重46.2キログラム。視力は右3.0、左2.5。足の大きさは23.5センチメートル。好きなものはワイン、チョコレート。嫌い(苦手)なものは世の中全体。趣味は特になし。好みのタイプは野心家。華やかな容姿だが近づき難い雰囲気を持つキツめの美女。他の使徒とは違い、利害関係なく好意からクリードに仕えている。 クリードとほとんどいつも行動を共にしており、過去のVTRでは、生みの母親と育ての母親がいることを告白している。アニメではクリードへの献身的な姿が原作以上に描かれている。アニメ、原作共にラストではクリードと共に隠居生活をしているのだが、アニメでは相思相愛の関係にまで発展している。 能力は「GATE(門)」。空間を越えて離れた場所への移動(ワープ)や、刃物を持った腕や爆弾・銃弾などを敵の死角や目の前にすぐに出現させて攻撃したりすることができるなど豊富に応用できる。 ワープについては、あまりに長距離の移動は不可能だが、力を込めた護符を用いることで飛距離を伸ばすことができる。終盤では鬼星隊を差し向けるなど参謀として動き、鬼星隊が敗れるとスヴェンとイヴに転移させた銃弾や手榴弾で攻撃するが、支配眼を持つスヴェンには弾丸の軌跡を見切られ、イヴの死角に送った手榴弾はエーテスの妨害によって失敗に終わった。その間にクリードが敗北したため戦う理由もなくなり、「クリードには人間をやめてほしくなった。手の届かない存在になってしまいそうだったから」と本心を語り、心が折れたクリードを保護する形で一行の前から姿を消した。 小説『星の残照』ではクリードを保護しつつ平穏な日々を過ごしている。当初はトレインに憎悪を燃やしていたが平穏な環境で過ごす内に感情も落ち着き、「トレインはクリードに人間としての敗北を教えて救ってくれた」と考えるようになった。そのためスヴェンから電話で『タナトス』に関する情報提供を頼まれた時も突っぱねることなく応対した。スヴェンからの話で「デイル=パーカー」の正体が、かつて『星の使徒』に所属していた「ハンク=バトラー」であることに気づき、それを伝えた。トレインに対しては「いつか必ず、クリードを救ってくれたお礼を言いに行く」と告げた。 作者の次回作である『To LOVEる-とらぶる-』にも、同姓同名の女優が登場している。 シキ 声 - 山口眞弓 クリードの片腕。異大陸から渡って来た道士<タオシー>。銀髪。6月23日生まれ。血液型B型。身長144センチメートル。体重不明。視力不明。足の大きさ不明。好きなもの、嫌い(苦手)なもの不明。趣味は物思いに耽ること・怪しい薬湯作り。飲んだ者に道<タオ>の力を発現させる薬湯「神氣湯」を精製できる数少ない人物。 シキが幼少の頃、一族とクロノスが世界の覇権を賭けて戦ったが、彼は幼かったため参戦できなかった。結果はクロノスの勝利に終わり、以後シキは一族の仇討ちではなく「道<タオ>の力こそが最強であることを証明する」ためにクリードと手を組んだ。そうした怨念染みた想いによって自らを縛り付け、「道こそが最強」という妄執に囚われ続けている。原作ではVSトレイン&リバー戦で素顔を曝している。 やがてクリードがナノマシン技術の方に目を向け始めたため信頼関係が崩壊しつつある。最終決戦にてトレインのブラッククロウによって敗北したことで人間の力を認め、道という名の怪物の呪縛から解放された。エンディングではマロと共に旅をしている。 アニメ終盤では、バルドルら3人と共にゼロナンバーズとなる。メイソンと共に行動し、エデンと一体化するが、トレインによって呪縛から解放される。エデンに取り込まれた者は「全員生存」とされているが、詳細が明らかになっていないため事件後の生死は不明。 能力は「INSECT(蟲)」。符に気の力を込めることで様々な特性を持った大小様々な大きさの虫を生み出す。普段から特殊な呪水を染み込ませた布で頭部を覆い力を抑えており、それを外した時に真の力を発揮することができる。また札を用いた攻撃法「符術」も扱うことができる。他者に気を送り込んで洗脳することも可能。 小説『星の残照』では名前のみ登場。 マロ 声 - 川津泰彦 シキと同じく異大陸から渡って来た道士<タオシー>。10月27日生まれ。血液型O型。身長215センチメートル。体重301キログラム。足の大きさは40センチメートル。好きなものはおにぎり、焼肉。嫌い(苦手)なものは野菜全般。趣味は昼寝。シキと近い思想を持つ。 古代の相撲取りのような服装と体格を持つ(服装は彼の故郷の民族衣装らしい)。「デブ」と言われるのを嫌い(本人いわく、デブとは『無能なデカイ奴の事』らしい)、自分のことを「少し体が大きい人」と言い、他の人物とはひけを取らない程である(デイビッド曰く「肉だるま」または「肉団子」。セフィリア曰く「肉だまり」)。体格に似合わず動きは軽快。原作ではトレインと対決し健闘するが能力の弱点を衝かれ敗れる。最後にシキと旅に出ている姿が出ているが、アニメではナンバーズのデイビッドと共に重力弾を浴び死亡している(デイビッドに致命傷を負わせることに成功している)。原作で生存していてアニメ版で死亡しているキャラはナイザーに次いで2人目となった。 能力は「GRAVITY(重力)」。一定範囲内に高重力場を発生させたり、重力を圧縮した弾を発射、重力を乗せた無数の張り手などの攻撃を行う。 『To LOVEる -とらぶる-』にもコンビニの看板の中にちょこっと登場している。 小説『星の残照』では名前のみ登場。 シャルデン=フランベルク 声 - 速水奨 11月15日生まれ。血液型AB型。身長177センチメートル。体重66キログラム。視力は左右共1.5。足の大きさは26.5センチメートル。好きなものは野菜全般。嫌い(苦手)なものは脂っこい料理。趣味はビデオ鑑賞、小説(特にホラー)。好みのタイプは秘密。 シルクハットをかぶったサングラスの男性。使徒のメンバーの中で良識派な人物で無用な争いは好まずトレイン達にもわだかまりなく接していた(ナンバーズのナイザーからも『あんたが一番話が分かりそうだな』と言われている)。なぜか語尾が片言。途中でトレインに固執するクリードとの間に食い違いを感じ、星の使徒をキョウコと共に脱退しキョウコをトレインに託した。それからは消息がなかったが最終話で血を吐いているシーンがでる。作中での言動からクロノスに対して強い敵愾心を持っているようだが、その理由は最後まで不明。アニメでは、ゼロナンバーズとの戦いに参加。 能力は「BLOOD(血)」。気の力で血液を様々な形に変えて攻撃できる。他人から血液を吸収することも可能。 キリサキ=キョウコ(キョウコ=キリサキ) 声 - 千葉千恵巳 ジパング出身の美少女高校生。3月3日生まれ。血液型B型。身長156センチメートル。体重45キログラム。視力は左右共2.5。足の大きさは23.5センチメートル。好きなものは甘いもの全般、スベスベ肌の人。嫌い(苦手)なものは自分に敵意を持つ人間・不潔そうなオヤジ。趣味はゲーム(ただし、シューティングゲームは苦手)、好きなものにキスすること。好みのタイプは本人曰く「クロ様みたいなイケメン」。 コギャル風の人を食ったような性格。入学当初は成績優秀だったが、星の使徒に加入してからは無断欠席などが多くなり先生を困らせている。トレインに惚れていて彼のことを「クロ様」と呼び付きまとっていた。途中で「シャルデンさんだけ一人ぼっちじゃあカワイソー」、「クロ様と戦いたくない」という理由でシャルデンと共に使徒を抜け、彼によってトレインに預けられる。その後リンスとジェノスの仲介によりセフィリアと面談、クロノスに以後逆らわないことを条件に故郷ジパングに帰される。アニメでは、ゼロナンバーズとの戦いに参加。その理由は、「クロ様がいるから」とのこと。 感情的でキレやすい性格だったが、トレインとの出会いでむやみに人を傷つけないよう感情をコントロールすることを学び、ちょっとのことで怒らない忍耐力を身に着けた。 能力は「HEAT(熱)」。体内温度を最高1000度まで上昇でき、触れるものを超高温で溶かし、吐き出す高温の息で辺りを焼き払う。そのため、リンスからの呼称は「怪獣娘」。 後半は故郷に帰ってしまったこともあり、出番が少なかったが読者からの人気は高く、人気投票での順位は第1回、第2回とも3位と上位をキープしており、トレイン、イヴに次ぐ人気キャラクターだった。 小説『星の残照』ではヒロインとして登場。ただしストーリーに関わるのが終盤であり、それまで出番はあまりない。普通の女子高生として過ごしていたところタナトスによって拉致され、真・神氣湯を作ろうとするデイルによって血液を奪われそうになる(神氣湯を飲んだ者の血液が2リットル必要だった)。トレインとの約束を守ったため能力は使わず、無抵抗のまま囚われの身となるが、トレインらの尽力によって無事救出された。エピローグではトレインと再会を約束している。 『To LOVEる -とらぶる-』では、人気テレビ番組『爆熱少女 マジカルキョーコ 炎-フレイム-』の主役を務めるアイドル俳優・霧崎恭子として登場する。 リオン=エリオット 声 - 皆川純子 4月15日生まれ。血液型O型。身長145センチメートル。体重42キログラム。好きなものはカレー、エアボードで空中散歩。嫌い(苦手)なものはセロリ。趣味は漫画(特にジパング製)、フィギュア集め。好みのタイプは優しい女の子。生まれた国の内戦で肉親を失った少年。アニメ版では廃墟に隠れ暮らす孤児達のリーダーである。「チビ」「子供」呼ばわりされるのを大いに嫌う。 原作では星の使徒のアジトでイヴと対峙。負けたら星の使徒から抜けると彼女と約束をした上で激闘の末、敗北した。甘っちょろい戦い方をするイヴ達のことが気に食わなかったようだがクリードの敗北を見てトレイン達のことを認めた。星の使徒壊滅後の詳しい消息は不明だが(最終回ではエーテスと街の中を歩いていた)、読み切り漫画で、掃除屋ライセンスを取るためのイヴの秘密特訓の呼び出しに応じていることから、何らかの通信手段はあるようである。 アニメ版ではゼロナンバーズとの戦いに参加せず、トレイン達とティアーユの伝達係として務めた。戦いが終わった後、仲間達と共にパン屋を始める。 能力は「AIR(空気)」。気の力で空気を操ることができる。攻撃方法は一定範囲の大気の真空化による対象の窒息、手刀によるカマイタチの発生、全身に大気を纏って竜巻と化しての突撃がある。またボードを用いて空を飛ぶことも可能。 『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』ではティアーユの学生時代の同級生としてゲスト出演している。 エーテス 神氣湯の力で道<タオ>の力に目覚めた猿。誕生日不明。血液型不明。身長100センチメートル。体重30キログラム。視力は左右共に10.0。足の大きさは15センチメートル。好きなものはバナナ。嫌い(苦手)なものは木登り。元々は檻の中にいた猿だったが、道<タオ>の素質を見出されたことによってクリード達に連れ出された。保身からトレイン達に付くが、イヴに助けられたことで良心や仲間意識が芽生え始め、それを自覚するようになっていく。原作でのエキドナ戦では、死角に転移された手榴弾からイヴの危機を救った。同類(思考能力を持つ獣)にナンバーズのアヌビスがいるが、原作・アニメ版共に共演することはなかった。 能力は「COPY(複写)」。魂を放出して、それに触れた者の容姿・頭脳・力を自分のものにすることができる。この力で人語を理解できるようになり、またティアーユ博士をコピーしたことによってしゃべることもできるようになった。1度コピーした人物にはいつでも変身することが可能。 ドクター / カンザキ コウスケ(コウスケ=カンザキ) 声 - 水島裕 11月1日生まれ。身長173センチメートル。体重63キログラム。視力は右0.7、左0.3。足の大きさは26センチメートル。好きなものは新しい知識を得た時の感動・怪獣映画。嫌い(苦手)なものは低俗なTV番組。趣味は囲碁・生体実験。原作とアニメ版ではその行動原理が大きく異なるが、人間をゴミとしか見ていない価値観は共通している。 医学に精通しており、また研究者としても優秀な人物。しかし性格にいささか問題があり、好奇心・探究心を満たすためには人の命を何とも思わない。クリードによって切断されたトレインの右腕を治療してくっつけたことがある。原作では自身の道術を駆使して卑劣かつ執拗なやり方でトレインとイヴを追い詰め、孤立したイヴを拘束して無力化。解剖しようとしたところへトレインに阻止される。それでも往生際が悪く大量のメスを飛ばして二人を殺そうと試みるが、トレインに顔面を殴られて気絶し、敗北した。トレイン曰く「変態ドクター」。エンディングでは密かに戦場を去り、浮浪者のような格好でどこかの街に溶け込んでいた。 アニメ版ではティアーユ博士の元助手で、彼女のプロジェクトを盗んだ野心的な人物であり、メイソンとも結託している。その真の目的は、メイソンの計画の要であるエデンを手中に収めることであった。 能力は「WARP WORLD(歪世界)」。気の力で作り出した手術室の扉に入った者を、ドクターが想像した空想の世界へと落とすことができる。そこはドクターの思うとおりになる世界であり、普通ではマスターである彼の元に辿り着くことはできない。そこでの怪我は現実なので殺傷も可能。また外部から機材などを持ち込んだり、入った者の記憶の中の人物を呼び出すことも可能である。 『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』では組織"エデン"の科学者として出演している。 デュラム=グラスター 声 - ふくまつ進紗 元凶悪犯罪者の銃使い<ガンマン>。2月29日生まれ。享年26。A型。身長178センチメートル。体重83キログラム。好きなものは他人が苦しむさまを見ること。嫌い(苦手)なものは暗くて狭い部屋。趣味は殺人。トレインを使徒に誘うことに反対し、アジトを襲撃した。その際、留守番していたイヴを傷めつけ、彼女の血でメッセージを残してトレインを誘い出す。「星の使徒の銃使いは俺一人でいい」と彼に勝負を挑むものの返り討ちに合い、その後クリードに逆らった罪でクリード本人に処刑される。このため敵陣営の中でも早期退場者となった。なお、この一件でシャルデンがクリードのやり方に対して疑問を持つようになる。 能力は「SHOT(銃撃)」。気の力を銃に込めて気弾を撃つことができる。本人の力が尽きない限り弾切れを起こさないのが最大の特徴。銃口さえあれば口からでも気弾を撃つことが可能なので、口のマスクに銃を仕込んでいざという時の切り札にしている。 プレタ=グール 声 - 千葉進歩 聖職者でありながら、16人の人間を殺した殺人鬼。人間離れした容貌をしている。6月6日生まれ。O型。身長181センチメートル。体重58キログラム。趣味はいろいろなものを腐らせること。懲役250年の刑に処され服役していたが、非道な性格を見込まれ、星の使徒より救出され、後に仲間入りした。原作では終盤に登場した一番手の刺客だったが、アニメでは序盤に登場している。サヤとトレインによって捕らえられる。 能力は「ERODE(腐食)」。触れたものから生気を奪い、一瞬で腐らせる。「腐食の気(イロード・オーラ)」に覆われた肉体には決して触れられない。気の量が増えると、バスタブ1杯分に相当する硫酸の量になる。 アニメ版と原作では倒され方が違い、原作ではリバーの直接触れないソニックフィストの衝撃波で倒されたが、アニメでは腐食しないプレタの服と予見眼を利用したスヴェンとの肉弾戦に敗れていた。 ディーク=スラスキー 星の使徒の氷使いの男。原作でのみ登場。1月19日生まれ。21歳→22歳[要出典]。O型。身長171センチメートル。体重65キログラム。寒冷地での服装に身を包んでいる。四人の女性を殺害し、遺体を冷凍保存していた異常性癖の男。懲役120年の刑に処されたが、プレタ=グールと同じく、星の使徒に救出され仲間になる。掃除屋同盟のシルフィーを追い詰めるも、支配眼に目覚めたスヴェンに敗北。その後敗北を認めず激しく抵抗したが、シルフィーにかかと落しを喰らって気絶する。 能力は「FREEZE(凍結)」。氷の礫を飛ばしたり、触れた相手を凍結させたりできる。また氷の気<オーラ>に全身が覆われており、銃弾はオーラに触れた瞬間凍結するため通用しない。ただしグレネード弾などの爆発物や電磁ムチは通用する。 流星隊(りゅうせいたい) 星の使徒の下級兵士たち。全員が奇妙な仮面をつけており、そのデザインからトレインには「タコ」と呼ばれた。 鬼星隊(きせいたい) 原作では19巻から登場。莫大な予算をつぎ込んで誕生した星の使徒のサイボーグ集団。エキドナが放った星の使徒最後の刺客たち。作中では5体 ほど登場している。元々は全員人間の体だったようだが、自ら望んでナノマシンの融合技術によってサイボーグ化したようである。上記のメンバーのような異能は持たないが、それぞれが強力な武装を施しているため高い戦闘力を有する。しかし、戦闘力を優先して強化したため精神的に不安定。作中ではスヴェン、イヴ、ジェノス、シャオリー、バルドル&クランツと交戦するが、殺意しか持たない者たちでは信念を持って戦う者たちには遠く及ばず、全滅となった。スヴェンと戦った鬼星隊 コードネームはゴーレム。巨体の至るところに銃火器が仕込まれており、中距離~遠距離の戦いにおいて圧倒的な火力を誇る。また銃弾程度なら弾き返すほどの装甲も身にまとっている。全身が兵器であるため火薬を使った攻撃でダメージを与えると誘爆を起こすのが弱点だが、それは敵対者の死も意味する。このため銃火器をメインウェポンとするスヴェンの天敵となり苦戦を強いらせた。しかし、スヴェンが気まぐれでスーツケースに仕込んでいたウォーター・カッターを使ったことで形勢逆転。集中砲火を支配眼ですべて躱され、胴体を斬断されて敗死した。 イヴと戦った鬼星隊 ゴーレムとコンビを組んで登場した刺客。自分を「ミー」、相手を「君(チミ)」と呼び、鬼星隊の中でもテンションが高く口数が多い。しかし根は殺戮を好む残虐な男。武器は右腕に装着した火炎放射器と、腹部に仕込んだ小型ミサイル。飛行能力も有しており胴体部分を着脱しての奇襲攻撃も可能。 奇襲攻撃でイヴにダメージを与えるもそれによって怒らせてしまい、本気を出した彼女にはまったく歯が立たず、胴体をナノスライサーで細切れにされた挙句、本体は地面に叩きつけられて失神K.O.となった。このため鬼星隊の中では明確に生存が描かれている。 ジェノスと戦った鬼星隊 語尾に「~ネ」をつけて話す癖があり、相手を小馬鹿にしたような言動を取る嫌味な男。しかし自分がからかわれると途端に機嫌を悪くする。カタツムリのようなプロテクターを背中に装着しており、攻撃時にはこれで全身を守りながら突進を行う。攻撃と防御を兼ね備えた戦法はジェノスの糸も通じなかったが、糸で切り裂かれた石柱に押し潰される形で突進攻撃を止められ、本体が露出して無防備になったところで全身を切り裂かれて敗北した。ジェノスには「瞬殺は勘弁してやるよ。運が良ければ助かるかもな」と言い捨てられた。 シャオリーと戦った鬼星隊 戦闘シーンはなし。首と両手両足を切断された挙句、残った頭部も砕かれて敗死した。自分の力がまったく通じなかったことに驚愕しており、シャオリーには「相手が悪かっただけですよ」と言い捨てられた。 バルドル&クランツと戦った鬼星隊 戦闘シーンはなし。こちらは倒される瞬間すら描写されなかった。四本の腕を持っていたが能力は不明。
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