主要な敵
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「エンバーミング (漫画)」の記事における「主要な敵」の解説
レイス=アレン 声 - 宮野真守(ジャンプフェスタ版) 『THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN』の宿敵の1人。人間→人造人間。ヒューリーの相棒。イギリス・スコットランド出身。身長180cm。体重73kg。9月11日生まれ。年齢は19歳(没年齢)。B型。 ヒューリーの同僚であり友人。謎めいた笑顔で真意を悟らせないところがあるが、信頼する相手なら自分を犠牲にしても助けようとする一面がある。ヒューリーと同じく、五年前のティターンによる惨殺事件の生き残り。 ヒューリーとともに仇の人造人間と対峙しあと一歩まで追い詰めるが、変貌した人造人間を見た一瞬の油断で腹部を噛み千切られ死亡。その後ティターンの残骸共々ワイス卿に回収され、人造人間として蘇る。両断された腹部に2つの電極がある。 生前の記憶は全て残っている様子だが、唯一自分の期待に応えてくれるヒューリーを独占しようとする感情が強く出た結果、障害となる存在を平気で殺す残忍な性格に変貌した。禁書を手に入れた直後にワイス卿とエーデルを殺害、その後は激昂したヒューリーに「先に倫敦で待ってる」と言い放ち姿を消す。倫敦へ向かう。倫敦でブリッツ=ブルーダーに合流すると、ブリッツ=ブルーダーの統率である死体卿に気に入られ、骨格機能特化型人造人間エクゾスケルトンを与えられた。その力を用いて、再会したヒューリーと互角以上の戦いを繰り広げるが、死体卿がヒューリーの廃棄を命じた時は、彼を守るため死体卿を裏切る。だがその直後に精神再構築の素材としてエクゾスケルトンに取り込まれてしまった。 エグゾスケルトンごと破壊されて決着がつく最後の瞬間に、僅かにしか動かない身体でヒューリーに「自分を倒して次に」と意思を伝え、「エーデルが邪魔だったのではなく、エーデルがいたからこそ、自分たちの関係が成り立っていた」ことに気づき機能停止した。その後はヒューリーの願いでエーデルの墓の近くに葬られるよう手配された。 コンセプトは『愛憎の果て』。典型的なヤンデレでもあり、ヒューリーについての依存心や独占欲が異常に高く、ヒューリー以外のもの(ヒューリーに関わるもの)をすべて憎む傾向にある。モデルは『るろうに剣心』の登場キャラクター、瀬田宗次郎と、作者が子供の頃に読んだ某少女漫画に登場するキャラクターである。名前であるレイスは『死霊』を意味する。 死体卿(したいきょう) / トート=シャッテン フランケンシュタインの怪物の魂と遺志を受け継ぐ夜会「稲妻の兄弟(ブリッツ=ブルーダー)」の統率にして、世界一の死体愛好家を自称する人造人間。漢字の「死」をシンボルにしており、彼の帽子にも刻まれている。「トート=シャッテン」という名は、浮浪児として座った墓に刻まれた名前からポーラールートの者が呼び始めたもので、正確な年齢と本名は不明である。 少年の頃はポーラールートで暮らす孤児であり、その頃から既に禁書と卓越した創造技術を持ち人造人間の再調整を容易に行っていた。それを見出されて保護されるが、人間を愛せないことから保護した一家を殺害する事件を起こし、助手としてDr.リヒター預かりとなる。 前述のように、ジョン=ドゥ(ザ・ワン)を発見してポーラールートに持ち込んだ張本人で、彼を手放したくないがためにジョンに傷を負わせて暴走の原因、そしてエルムの死の遠因を作ったなど、ピーベリーとアシュヒトにとっては全ての元凶と言える存在である。 また、特化型ゼクス(ジョン=ドゥ)の正体を見抜き、これを秘匿する見返りに自身を特化型人造人間にするようDr.リヒターと取り引きを行い、究極の8体の最後の1体「再生機能特化型」となる。また、施術の際には自身の脳のみを移植し、外観は顔立ちの整った男性の死体を使用する様に要求するなど自分自身に対するコンプレックスは尋常ならざるものがある。 全身が人間のすべての体細胞を形成する元である『万能細胞』で出来ており、全身を肉塊にされてもすぐ再生することが可能で、脳や電極ボルトも頭部に固定する必要がなくなっている。さらにポーラールートでDr.リヒターに再改造された後は体内に仕込まれた人造細菌(バクテリア・フランケン)により、接触した生物に対し感染・致死・防腐の3段作業を一瞬で行うことができる。他の生物の細胞を取り込んで他の特化型人造人間を含めたあらゆる体組織を形成することが可能で、他の機能特化型の能力も一人でこなすことができ、自身を「究極を超えた究極」と称している。 人造人間は全て同胞と公言しており、人造人間となったメアリを仲間に引き入れようとしたり、リリーに進言されてもリッパーを処分しようとはしなかった。 最終的には、ポーラールートでのヒューリーとの決戦の末、ヒューリーの膨大な電流によって身体のほとんどを焼き尽くされるが、本体たる脳と眼球はボロボロな状態で辛うじて生き延びてピーベリーを殺害し取り込もうとする。しかしジョンがピーベリーを守るべく咄嗟に生き残った本体を掴み、ジョンの手の傷口から白血球を無尽蔵に送り込まれたことで残された細胞も破壊し尽され、死への恐怖から命乞いをしながら消滅した。 死体へ傾倒し、死体への愛を公言していたが、それは本当に死を愛する感情から来たものでなく、生前の自分自身への強いコンプレックスに由来する他人への恐怖心の裏返しでしかなかった。 コンセプトは『へたれ死体愛好者』。名前の「トート=シャッテン(Tod Schatten)」はドイツ語で「死の影」を意味する。
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主要な敵(プレイヤーキャラクター)
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「ゼルダ無双」の記事における「主要な敵(プレイヤーキャラクター)」の解説
魔王 ガノンドロフ (Ganondorf) 声:楠大典 武器:大剣(闇)、トライデント(雷) ハイラルの支配をもくろむ魔王。デザインは本作オリジナル。神話に語られる時代では彼が「力のトライフォース」を宿していたとされる。 世界各地で4つに分けて封印されている自身の魂の欠片を回収するためシアを陰で操る。のちに3つの欠片を得た時点でシアから離れて実体化し、力のトライフォースを奪おうと魔女の谷に攻め込むが、シアとラナの共闘により退けられる。その後、精神の宮殿でハイラル軍との戦いの末に倒されたかに見えたが、残りの魂の欠片を封じていたマスターソードが抜かれたことで完全復活。ザントとギラヒムの魂を闇の世界から呼び戻して配下に加え、全てのトライフォースを得るためハイラルへの侵攻を開始する。 プレイヤーキャラクターとしても登場し、ガノンドロフ編では主人公となる。 二振りの大剣を両手に持ち、光弾を放つ攻撃や巨大な影を創り出す攻撃で広範囲を巻き込む。トライデントを用いる際には雷の力を使った遠距離攻撃を行う。 黒の魔女 シア (Cia) 声:寿美菜子 武器:宝杖(闇) 本作オリジナルキャラクター。力のトライフォースを守護していた魔女。 神話の中で語られる勇者リンクに執着しており、自身の精神を具現化した精神の神殿には様々な時代のリンクを模した絵や石像が飾られている。そうした心の闇に付け込んだガノンドロフによって善の心を排除され、悪の化身となる。 住処である魔女の谷に乗り込んできたリンクとシークから勇気と知恵のトライフォースを奪い、それらの力で「転生の扉」を開いて異世界の魔物を多数召喚する。その後、トライフォースを狙って敵対したガノンドロフを魔力の解放によって撃退したことに続き、再び魔女の谷に攻め入ったハイラル軍に対して更に魔力を解放したことで自我を失い暴走するが、敗北後に正気を取り戻し、ラナと言葉を交わした後に、消滅したと考えられていた。 後日談の3DS版「風のタクト編」では闇の世界に追放されていたことが明らかになる。『風のタクト』の世界の魔物・ファントムガノンによって魔力を奪われ完全に消滅しかけていたが、ラナから魔力を注入されて復活し、ファントムガノン打倒のためハイラル軍に加勢する。 2014年9月30日の更新データ配信後からプレイヤーキャラクターとしても使用可能になった。サイドストーリーとなる黒の魔女シア編の主人公。 先端が伸縮し鞭のようにしなる杖で戦う。闇の魔法で敵軍団を一斉に仕留める戦い方を得意としている。転生の扉から、リンクのような姿をした影の存在「ダークリンク」を召喚する攻撃も行う。 灼熱凶戦士 ヴァルガ (Volga) 声:川原慶久 武器:戦槍(炎) 本作オリジナルキャラクター。オルディン火山の竜族を束ねる戦士。 人と竜の2つの姿を持ち、人の時は槍を手にした竜騎士のような格好をしている。武人肌な性格。火山に乗り込んできたシアとの戦いに敗れたあと、闇の力を与えられ配下となった。 最終決戦の中では闇の力を放棄してハイラル軍と戦い、敗北後、武人としての誇りを口にしながら消滅する。 2014年9月30日の更新データ配信後からプレイヤーキャラクターとしても使用可能になった。槍を素早く振りまわす戦闘を得意とし、体の一部または全身を竜に変化させる攻撃手段も持つ。 暗黒魔道師 ウィズロ (Wizro) 声:宮澤正 武器:指輪(闇) 本作オリジナルキャラクター。シアによって創り出された魔道師。 オルディン火山の水晶洞窟に封印されていた指輪にシアが命を吹き込んだ。 処世術に長けた策略家で、本編ではシアの部下として魔物の指揮を執っているが、黒の魔女シア編では2度にわたりシアを裏切る。 2014年9月30日の更新データ配信後からプレイヤーキャラクターとしても使用可能になった。魔法弾を飛ばすなど遠距離戦を得意とする。 影世界の僭王 ザント (Zant) 声:玉木雅士 武器:曲刀(闇) 『トワイライトプリンセス』のキャラクター。影世界の支配をもくろむ影の民。 影の宮殿でミドナが率いる勢力と争っていたところ、突如戦場に現れた黒の魔女軍に敗れ、以降シアに服従する。その後は宮殿にある転生の扉を守護していたが、ラナとミドナによって倒された。後にガノンドロフに魂を呼び戻されて手下となる。 プレイヤーキャラクターとしても使用可能。両手に持った曲刀を振り回す攻撃のほか、影の魔力を用いた奇妙な技の数々を行使して戦う。 魔族長 ギラヒム (Ghirahim) 声:勝杏里 武器:魔剣(闇) 『スカイウォードソード』のキャラクター。天空の世界の魔物を統べる魔族長。 古の巨大魔獣「封印されしもの」を復活させスカイロフトに攻め込んでいたところ、スカイロフト軍に紛れていたシアの中に魔王の気配を感じ、以降シアに服従する。その後は封印の地に降りて転生の扉を守護していたが、リンクとファイによって倒された。後にガノンドロフに魂を呼び戻されて手下となる。 プレイヤーキャラクターとしても使用可能。素早く立ち回りながら片手剣を振るい、無数の小剣を敵に浴びせる攻撃も行う。魔力解放すると、原作の最終戦で見せた魔王の剣の精霊の姿になる。
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