作品ごとのバリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 05:34 UTC 版)
「テイルズ オブ シリーズの術技形態」の記事における「作品ごとのバリエーション」の解説
『テイルズ オブ』 シリーズでは、各作品ごとに「技」と「術」の呼び名が異なる。これは、その原理やパワーソースの設定が各作品によって異なる為であり、「術」の場合そういった原理やパワーソースに準じた呼び名が与えられる事が多い。一方、「技」はそういった特殊な原理やパワーソースに依存しない通常の武術という扱いである事が多く、ストーリーの上で特別な呼び名を与えられる事は少ない。 以下は、各作品ごとの呼び名を記したものである。 『テイルズ オブ ファンタジア』(以下、ファンタジア)、『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』(以下、なりダンX) 一部例外を除き、回復・補助型の術を「法術」、攻撃型の術を「魔術」と呼ぶ。また精霊や魔界の住人を召喚して攻撃させる術を「召喚術」と呼ぶ。 特殊なものとして、伊賀栗流「忍法」というものも存在する。 属性は「火、水、風、地、雷、光、闇、無」の8種類(作品の中には「無」という属性があり、物理攻撃とは別物である)。 『テイルズ オブ デスティニー』(以下、デスティニー) 術全般を「晶術」と呼ぶ。 PS2版では術技の最上級として秘奥義に相当する「ブラストキャリバー」が存在する。 属性は「火、水、風、地、雷、光、闇」の7種類。リメイク版では「斬、打、射、音、火、水、風、地、光、闇」の10種類。 『テイルズ オブ エターニア』(以下、エターニア) 術全般を「晶霊術」と呼ぶ。フリンジと呼ばれるシステムを用いて術を増やすため、一部の術を除いて属性が2つ存在する。 格闘スタイルながら回復技である「気功術」も存在する。 また、神の力(フィブリル)を用いた術技を「極光術」と呼ぶ。 秘奥義が初めて登場。名前の通り存在は隠されていた。特定の技のエフェクト中に同じコマンドを入力して発動。 属性は「火、水、風、地、雷、氷、光、闇、元素、時」の10種類。 『テイルズ オブ デスティニー2』(以下、デスティニー2) 術全般を「晶術」と呼ぶ。 技の最上級として秘奥義が、術の最上級として「具現結晶」が存在する。 属性は「火、水、風、地、光、闇」の6種類。 『テイルズ オブ シンフォニア』(以下、シンフォニア)、『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』(以下、ラタトスク) 攻撃型の術を「魔術」、回復型や補助系の術を「治癒術」と呼ぶ。 内容を問わず天使にしか扱えない術を「天使術」と呼び、札を用いた術を「符術」と呼ぶ。 術技の最上級として秘奥義が存在する。主要な敵の一部にも搭載される。 属性は「火、水、風、地、雷、氷、光、闇」の8種類。 『テイルズ オブ リバース』(以下、リバース) 術技の概念は「フォルス」で統一されている。 術はシステム上、攻撃型の「導術」、主に回復型の「陣術」、主に補助型の「錬術」の3種類に分類される。 また、術技の区別を問わず上位のものは奥義に分類される。 秘奥義は特定の二人で発動する止め専用の必殺技。キャラクター単独での秘奥義は存在しない。 属性は「火、水、風、地、光、闇」の6種類。奥義に分類される導術は2つの属性を持つ。 『テイルズ オブ レジェンディア』(以下、レジェンディア) 術技全般を「爪術」と呼び、技を「アーツ系(爪体術)」、術を「ブレス系(爪晶術)」と呼ぶ。 設定上には、テルクェスを召喚する「ガスト系(爪幻術)」があった[要出典]。 通常の爪術とは輝きの強さや色が違う伝説の「聖爪術」も存在する。 属性は「火、氷、雷、地、海、呪」の6種類。基本的に海は従来作品の「水、光」、呪は「闇」に相当する属性。 『テイルズ オブ ジ アビス』(以下、アビス) 術全般を「譜術」、音律師が使用する歌による魔法を「譜歌」と呼ぶ。 戦闘中、特定の条件下で術技が「FOF変化技」というものになる。また、術技の最上級として秘奥義が存在し、PS2版では一部のパーティーキャラクターしか複数の 秘奥義を所持していなかったが、3DS版で新たに追加された(北米版から逆輸入された)秘奥義が搭載されたことでパーティーキャラクター全員が複数の秘奥義を所持するようになった。 主要な敵にも搭載される。 属性は「火、水、風、地、光、闇」の6種類。 『テイルズ オブ ザ テンペスト』(以下、テンペスト) 術全般を「魔法」と呼ぶ。正式名称は「プリセプツ」。特に大がかりな魔法のことを、戦闘で使う一般的な魔法と区別して「プリセプツ」と呼ぶ事が多い。 属性は「火、水、風、地、雷、光、闇」の7種類。 『テイルズ オブ イノセンス』(以下、イノセンス) 術全般を「天術」と呼ぶ。 術技の最上級として秘奥義が存在する。主要な敵にも搭載される。 属性は「火、水、風、地、光、闇」の6種類。 『テイルズ オブ ヴェスペリア』(以下、ヴェスペリア) 回復・補助型の術を「治癒術」、攻撃型の術を「魔術」と呼ぶ。メテオスウォームのみ「精霊術」と呼ばれる。 一撃必殺の「フェイタルストライク」、また奥義・上級魔術の上に「バーストアーツ」、最上級として秘奥義が存在する。主要な敵にも搭載される。 属性は「火、水、風、地、光、闇、物」の7種類。 雷属性は「火・風」、氷属性は「水・風」とされ、その他に「火・土」や「風・光」という特殊な組み合わせも存在する。 『テイルズ オブ ハーツ』(以下、ハーツ) 術全般を「思念術」と呼ぶ。 術技の最上級として「コンビネーションブラスター」が登場する。主要な敵にも搭載される。 「物理属性」として「斬、打、射」の3種類と、「思念属性」として「火、水、地、風、光、闇」の6種類がある。 PS Vita版では「コンビネーションブラスター」は従来作通り「秘奥義」という名称となり、かつ特定の2人による合体秘奥義が追加された。 また「物理属性」の概念が無くなり、すべての術技が「思念属性」で統一された。 『テイルズ オブ グレイセス』(以下、グレイセス) 既存シリーズの分類とは違い、「アーツ」と「バースト」という二種類の体系があり、根底にある力を「煇術」と呼ぶ。 さらに細分化すると、アーツに「帯刀技、格闘技、両剣技、投剣技、細剣技、操刃技、長銃技」、バーストには「抜刀術、再生術、双銃術、神聖術、威圧術、攻撃術、法陣術」がある。 術技の最上級として秘奥義が登場する。主要な敵にも搭載される。 他の作品とは異なり属性の概念が存在せず、敵にどの攻撃が有効かを示す、26種にも及ぶ「有効特性」がある。 『テイルズ オブ エクシリア』(以下、エクシリア) シリーズ従来における技のことを「武身技」、術のことを「精霊術」と呼ぶ。 術技の最上級として秘奥義が存在する。主要な敵にも搭載される。 属性は「火、水、風、地、光、闇」の6種類。続編の『テイルズ オブ エクシリア2』(以下、エクシリア2)では「物理属性」として「斬、打、射」の3種類が追加された。 雷属性は「火・風」、氷属性は「水・地」とされる。 『テイルズ オブ ゼスティリア』(以下、ゼスティリア) 術全般を「天響術」と呼ぶ。 術技の最上級として秘奥義が存在し、パーティキャラクターには原則2種類の秘奥義が搭載されている(一部を除く)。主要な敵にも搭載される。 属性は「火、水、風、地、無」の5種類。 『テイルズ オブ ベルセリア』(以下、ベルセリア) 技全般は「特技」「奥義」、術全般は「聖隷術(回復術)」と呼ぶ。さらに特定の条件下で発現する「ブレイクソウル(秘術)」「スイッチブラスト」も登場。味方キャラクターは特技、奥義、聖隷術の3種類のうち2種類を持っている。 キャラクターごとの条件を満たすと使用できる術技を「ブレイクソウル」と呼び、ベルベットとマギルゥはブレイクソウル中に特定の条件下で発動する「秘術」という術技が使える。「スイッチブラスト」は交代時に繰り出す術技。秘奥義は術技の最上級として存在し、主要な敵にも搭載される。味方キャラクターは単独で3種類の秘奥義を持ち、特定の二人による協力秘奥義がある。 属性は「火、水、風、地、無」の5種類で、すべての術技がいずれか1つ以上の属性を持っている。またすべての敵は「獣、甲殻、不定形、無足、有翼、獣人、装甲、不死者、妖魔、竜、人、不明」の12種類のうち、ひとつ以上の種族を備えている。味方キャラクターは属性と種族を持たない。 『テイルズ オブ アライズ』(以下、アライズ) 術全般を「星霊術」と呼ぶ。 また敵の「ブレイクゲージ」と呼ばれる耐久度を0にすることで、特定の2人で発動できる「ブーストストライク」や特定の種族や条件を満たすことで敵を強制的にダウンさせる「ブーストアタック」などがある。 術技の最上級として秘奥義があり、パーティキャラクターは全員2種類の秘奥義を有する。主要な敵にも搭載される。 属性は「火、水、風、地、光、闇」の6種類。
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