作品ごとの個性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 10:31 UTC 版)
ファイナルファンタジーシリーズ全般においては、黒魔道士であるキャラクターやジョブは、「黒魔法」を扱うことが前提にあるため、黒魔法が使えない黒魔道士はいない。黒魔法は主に「攻撃」に関する魔法やキャラクターを弱体化する魔法が多い。 ファイナルファンタジー 初めに「黒魔術士」があり、上位の「黒魔道士」になることができる。黒魔法はレベルが8まであり、黒魔術士のままだと一部の黒魔法が扱えない。GBA版のイラストでは、小柄で青いローブを着ている。素顔は不明。 ファイナルファンタジーIII 風のクリスタルから得られるジョブ。上位のジョブに土のクリスタルで得られる「魔人」がある。黒魔法はクラスが8まであり、黒魔道師はクラス7まで扱える。ニンテンドーDS版では珍しく全員素顔。オープニングムービーではこの容姿をしたアルクゥが登場する。 なお、死亡時は黒魔導師は前のめりに倒れるのに対し、魔人は帽子だけが地面に落ちるというものになっている(魔剣士も同様で、鎧と兜だけが地面に落ちる)) ファイナルファンタジーIV 黒魔道士のパロムは、知性(魔法攻撃の強さ)が上がる、「つよがる」が使える。また、白魔道士のポロムと共同することで、「ふたりがけ」という魔法が使える。ふたりがけは、プチメテオ、プチフレアのどちらかが発動し、『ファイナルファンタジーIV アドバンス』では、装備品によってWメテオが発動する。 ファイナルファンタジーV 風のクリスタルで得られるジョブ。黒魔法はレベルが6まである。「MP30%アップ」のアビリティを覚える。 ファイナルファンタジーIX 『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズのように、一つの種族として「黒魔道士」のビビが登場する。魔力が上がる「ためる」が使えるほか、騎士であるスタイナーの剣に魔法を掛けて攻撃する、「魔法剣」が使える。なお、魔法剣はスタイナーのコマンドであり、スタイナーとともにビビが戦闘に参加しなければ使えない。トランス状態(ある条件の下、特定の能力がアップする状態)では黒魔法のコマンドが「W黒魔法」に変わり、黒魔法を連続で発動できるようになる。 種族としての黒魔道士は、人工的に作られた自我のない存在として、主に「黒魔道士兵」に従事するものである。自我に目覚めた黒魔道士や元から自我を持つ黒魔道士もあり、前者は「黒魔道士の村」を形成し社会を築く者もいる。彼らは個体識別の方法として号数が割り振られており、これを個人の名前として認識している。また、近隣住民のドワーフ族からは種族名として、クロマ族と呼ばれている。モンスターとして登場する自我のない黒魔道士にはタイプがあり、タイプAからCの3段階ある。 後者は改造黒魔道士と呼ばれており、「戦い続ける」ことを存在理由とする極めて好戦的な黒魔道士として登場する。一般の黒魔道士と比べて格段に高い能力を有し、デザイン面では主に翼を持つ点が異なる。3体いる彼らは「黒のワルツ」といい、号数で呼ばれる。 ファイナルファンタジーX プレイヤーキャラクターであるルールーの肩書きとして登場する。ルールーのオーバードライブ技(なんらかの方法で溜めるポイントが上限まで達すると使える技)は「テンプテーション」といい、一定時間内にデュアルショックの右アナログスティックを回すと、回す回数に応じて一度のターンに数回の黒魔法を使用できる。その黒魔法は、「T・ファイア」などの名前がつく。『FFX』はジョブシステムを採用していないので、育て方によっては彼女が白魔法や直接攻撃に特化したり、他のキャラクターに黒魔法を覚えさせることも出来る。 ファイナルファンタジーX-2 ドレスフィアの1つ。他の魔道士系ドレスと同様に「こうげき」のコマンドが無くなる。魔力が上がる「集中」や、他者からMPを奪う「MP吸収」を覚える。 ファイナルファンタジーXI ゲーム開始時に選べるスタンダードジョブ。精霊魔法(「ファイア」「ブリザド」等)、暗黒魔法(「バイオ」「ドレイン」等)を得意とする。上位精霊魔法(「フレア」「トルネド」等)を操り瞬間火力は全ジョブでもトップクラス。その代わり敵の攻撃に晒されれば簡単に倒されてしまう脆さも併せ持つ。大人数の黒魔道士による魔法一斉掃射があまりに強力だったため、2006年のバージョンアップで一部のモンスターに連続的に同系統の魔法ダメージを与えると耐性がつくようになった。 なお、デジョンやグラビデの性能(効果)が他の作品とは大幅に異なっている(前者は、ホームポイントへの帰還魔法、後者は対象の移動速度および回避率をダウンさせる魔法) ファイナルファンタジータクティクス 魔法を受けるとその魔法と同じ魔法で反撃するリアクションアビリティ「魔法返し」や、魔法攻撃力があがるサポートアビリティ「魔法攻撃力UP」を覚える。 ファイナルファンタジータクティクスアドバンス 人間族、モーグリ族、ン・モゥ族のなれるジョブ。サポートアビリティ「魔法返し」や、属性を持つ攻撃をする際に、相手の属性による耐性を弱くするサポートアビリティ「属性強化」、コンボアビリティ「黒コンボ」を覚える。 チョコボの不思議なダンジョン モンスターとして黒魔道士、時魔道士が登場する。 チョコボの不思議なダンジョン2 モンスターとして黒魔道士、大黒魔道士、暗黒魔道士が登場するが、モンスターの暮らす村があるため、黒魔道士は村の住人としても登場する。村では「黒魔道士研究所」を構えており、そこで研究を行っている黒魔道士のビッグス、ウェッジ、ジェシー、クロマ、所長がいる。5人は連携して1つの魔法を使うことができる(魔法名は明らかにされていない)。 チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 人間の女性として登場。声優は渡辺明乃。外見は「ファイナルファンタジーV」に登場するファリスを少々若くしたような姿である。時忘れの街の秘密を知っている唯一の人物で、何度もチョコボに戦いを挑んでくる。その正体はシロマの姉クロマで、本名は「クロマ・マグノーリエ」。彼女が来て以降、ラファエロは破壊神として豹変する。 マリオバスケ 3on3 クロマが最終ボス兼隠しキャラクターとして登場する。トリッキータイプで、今作では非常にスタイリッシュな姿になっている。性別は不明。スペシャルショットは「メテオ」。シロマの「ホーリー」、クッパの「ボンバーダンク」と並んで最もエフェクトが派手。 MARIO SPORTS MIX 隠しキャラクターとして登場する。外見は「マリオバスケ 3on3」と同じ。 ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士 光の戦士、闇の戦士で習得できるジョブ。レベル7までの黒魔法を使う事が出来る。男性、女性ともグラフィックは同じ。ローブの色はイメージカラーに影響する。
※この「作品ごとの個性」の解説は、「黒魔道士」の解説の一部です。
「作品ごとの個性」を含む「黒魔道士」の記事については、「黒魔道士」の概要を参照ください。
作品ごとの個性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:44 UTC 版)
ファイナルファンタジーシリーズ全般においては、基本的に「白魔法」と「黒魔法」が程度の低いものならある程度扱え、戦士としての能力も比較的高い万能型のジョブとして登場する。その性質から序盤では活躍するものの、終盤になるにつれて他の魔道士系ジョブと差が開き使いづらくなるため、器用貧乏型とも呼ばれる。『FFV』では、赤魔道士はもともと戦士であり、魔道士の力により魔法が扱えるようになったという設定がある。そのため魔道士としての資質は低いが、ある程度は万能であるために、一人で旅をする冒険者が赤魔道士を選択したという。 ファイナルファンタジー 初めに「赤魔術士」があり、上位の「赤魔道士」になると覚えられる魔法が増える。白魔法・黒魔法はレベルが8まであり、赤魔術士のままでも赤魔道士になっても一部の魔法が扱えない。エンディングまで一貫して赤魔道士・赤魔術士なので、他のFFシリーズとは違い万能型としての機能はある程度保障されている。またクラスチェンジすると小手を装備できるようになる(FC版)。GBA版のイラストでは、銀髪で長い髪をしている。目の色は緑。 ファイナルファンタジーIII 風のクリスタルから得られるジョブ。白魔法・黒魔法はクラスが8まであり、赤魔道師はクラス4まで扱える。DS版ではレベル5まで扱えるようになり、装備品も増え、終盤にも活躍できる機会が得られるようになった。また、赤魔道師専用の剣がある。 DS版ではアルクゥのみブーツが他の3人と異なる。オープニングムービーではこの容姿をしたイングズが登場する。 ファイナルファンタジーV 水のクリスタルから得られるジョブ。白魔法・黒魔法はレベルが6まであり、そのうちのレベル3まで扱える。また、2つの魔法体系を「白黒魔」という独立したカテゴリーで扱う。「白黒魔」とは別に、魔法を連続して使うことができるアビリティ、「連続魔」を覚えるためのポイントが大量に要るため、連続魔は赤魔道士を終盤で使用することに対してのモチベーションを維持させる役割に貢献している。なおこの連続魔は白魔法と黒魔法レベル3までを標準で使えるのに加え、時空・召喚魔法も連続で使えるようになるが、青魔法は連続で使えない。 ファイナルファンタジーIX エキストラとして「赤魔道士の男」や「赤魔道士の女」という名称のキャラクターが登場する。「冒険者」というエキストラも赤魔道士とポリゴンモデルが同じで、『FFV』の設定を引き継いでいるものと思料する。ただし、彼らが赤魔道士であるかは明示されていない。 ファイナルファンタジーXI 冒険者が初期から選べる基本ジョブの1つ。NPCにも赤魔道士は存在する。頻繁に変更が加えられるオンラインゲームという媒体であるため、サービス開始当初から大幅に性能がアップデートされている。初期こそ『FFIII』に似た器用貧乏な設計だったが、魔法詠唱が高速化するファストキャストの仕様変更や優秀な強化魔法・装備の追加により、サポートジョブシステムを有効活用できる万能ジョブになった。特に「パライズ」や「スロウ」といった弱体魔法に長けており、レベルが上がるにつれて効果と成功率に他のジョブとの明らかな差が出てくる。また、専用魔法として「エンファイア」「エンサンダー」といった武器に特定属性の追加効果を付与する強化魔法が存在し、他のシリーズ作品における「魔法剣士」としての立場も兼ねている。更には、徐々に仲間のMPを回復させる専用白魔法「リフレシュ」、HPとMPを入れ替えるアビリティ「コンバート」など、リソースコントロールにおいても優秀な能力を持つ。武器に関しては短剣・片手剣の扱いを得意とし、中でもレイピア系の片手剣には赤魔道士向けに設計されたものが多い。一方で、他のシリーズ作品に登場した「特定の種族に効果のある赤魔道士専用剣」は、本作では青魔道士専用片手剣(曲刀系)として登場している。 ファイナルファンタジーXII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSYTEM インターナショナル版限定のジョブチェンジシステムにて選択可能なジョブの一つ、「赤魔戦士」。本作では1度選んだジョブを変更することができない事から高度な魔法まで習得可能な仕様になっており、魔法に関しては器用貧乏ではなく万能に近い扱いとなった。しかし、主力となる魔法が闇属性であり相性の悪い敵も多いなど、純粋な魔導士である黒魔導士との差別化が図られている。また、シリーズで初めて戦士と名づけられた割に、武器攻撃力も魔力依存であり、魔力の高いキャラクターとの相性が良い。なお、本職を前衛という面で考えると、攻撃モーション速度が遅く、盾が装備できても盾回避などのスキルに恵まれておらず、メイン武器のメイスも属性や基本攻撃力面で冷遇されており活躍は期待しにくい。 ファイナルファンタジータクティクスアドバンス ヴィエラ族がなれるジョブ。白魔法、黒魔法に限らず他の体系の魔法も扱え、ビショップの扱う「祈祷」と共通する魔法で、武器攻撃・魔法攻撃からの防御効果のある「バリア」や、錬金術士の扱う「錬金術」と共通する魔法で、相手を「毒」の状態にする、「ポイズン」が使える。また、相手を眠らせる「スリプル」は、赤魔道士しか使えない魔法になっている。そのため、独立したカテゴリーは「白黒魔」ではなく、「赤魔法」になる。赤魔法には、『FFV』の「連続魔」と同じ効果の、「連続魔法」も含まれる。 ファイナルファンタジータクティクスA2 ヴィエラ族がなれるジョブ。ケアル、ファイア、ブリザド、サンダーといったごく初級の魔法に加えてプロテス・シェルなどのサポート魔法を扱える。本作ではSP回復手段の関係から「ラ魔法」「ガ魔法」が扱いにくくなっており、初級魔法だけでも器用貧乏という印象は薄い。また、連続魔は初級魔法だけでも強力なスキルであり、他の魔法職のスキルとも相性が良く極めて有用性が高い。本作ではジョブごとにレベルアップ時の成長率が大きく異なるが、赤魔道士はスピード・武器攻撃力・魔法攻撃力といった主要な数値が概ね高く設定されており、無駄の少ないジョブになっている。 はたらくチョコボ 赤魔道士のホセがプレイヤーキャラクターの一人として登場する。パッケージイラストなどでは彼ばかりが大きく描かれており、主人公が特に設定されているわけではないにも関わらず、主人公であるかのような存在感を見せている。 ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士 光の戦士、闇の戦士で習得できるジョブ。レベル4までの白魔法、黒魔法を使う事ができ、「HP20%アップ」と言うアビリティを覚える事もできる。男性、女性によってグラフィックが異なり、マントの色もイメージカラーに影響する。また、序章と暁の章では赤魔道士のエルゴも登場し、レベル3までの白魔法、黒魔法をこなす。
※この「作品ごとの個性」の解説は、「赤魔道士」の解説の一部です。
「作品ごとの個性」を含む「赤魔道士」の記事については、「赤魔道士」の概要を参照ください。
作品ごとの個性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:44 UTC 版)
ファイナルファンタジーシリーズ全般において、白魔道士であるキャラクターやジョブは、「白魔法」を扱うことが前提にあるため、白魔法が使えない白魔道士はいない。白魔道士は主に「回復」に関する魔法やキャラクターを強化する魔法が多い。武器は、基本的に杖しか装備できないが、作品によっては与一の弓やニルヴァーナのように強力な武器も存在する。作品によっては白魔道士とされていなくても、白魔道士的な役割を持つキャラクターもいる(IXのガーネットとエーコ、Xのユウナなど、白魔道士兼召喚士に近い)。 ファイナルファンタジー 初めに「白魔術士」があり、上位の「白魔道士」になることができる。白魔法はレベルが8まであり、白魔術士のままだと一部の白魔法が扱えない。後のFFシリーズの多くでは白魔法「ケアル」に備わる能力となっているものが、独立した一個の魔法として存在している。一人のHPを回復する「ケアル」系統、全体のHPを回復させる「ヒール」系統、アンデッドの性質を持つモンスターにダメージを与える「ディア」系統がある。GBA版のイラストでは、小柄な少女の外見で目の色は赤茶色。ローブの丈が床に着くほど長い。黒魔術士にしがみついて怖がっているイラストが存在する。 ファイナルファンタジーII 「ケアル」の持つ能力が、「ヒール」と「ディア」を内包するものになる。また、最も強力な白魔法とされる「アルテマ」が初めて登場する。なお、『FFII』の白魔導師は、当初からアルテマ、ホーリー以外の白魔法を全て覚えているミンウの肩書きであり、他のプレイヤーキャラクターと同じように、白魔法を忘れさせることが出来る。黒魔法を覚えさせることも出来るため、全ての白魔法を黒魔法に置き換えることも出来る。 ファイナルファンタジーIII 風のクリスタルから得られるジョブ。また上位のジョブに土のクリスタルで得られる「導師」がある。白魔法はクラスが8まであり、白魔道師はクラス7まで扱える。「空」の属性を持つ敵に大ダメージを与える攻撃タイプの白魔法「エアロ」「エアロガ」が使える。敵を瀕死にさせることができる「トルネド」はクラス8であるため導師でしか扱えない。なお、『FFIII』には「エアロラ」は登場していない。 FC版は全員フードを被っていたが、DS版でフードを被っているのはレフィアだけである。また、オープニングムービーではこの容姿をしたレフィアが登場する。 ファイナルファンタジーIV 白魔道士であるローザの能力「祈り」が登場する。MPを使用せずに天に(つまり神に)祈り味方全員のHPを少量回復させることが出来る。『ファイナルファンタジーIV アドバンス』では装備品によって「ケアルダ」と同様の効果で、稀に白魔法「エスナ」がかかる「奇跡」に変化する。また、弓矢での攻撃が必ず命中する「狙う」も使える。白魔道士のポロムは、モンスターから逃げやすくなる「うそなき」が使える。また、黒魔道士のパロムと共同することで、「ふたりがけ」という魔法が使える。ふたりがけは、プチメテオ、プチフレアのどちらかが発動し、『ファイナルファンタジーIV アドバンス』では、装備品によってWメテオが発動する。 ファイナルファンタジーV 風のクリスタルで得られるジョブ。白魔法はレベルが6まである。『FFIV』まで登場する白魔法「ケアルダ」が無くなる。「MP10%アップ」のアビリティを覚える。 パーティメンバーの1人であるレナがこのジョブの時の外見は、極めて後の『チョコボの不思議なダンジョン2』に登場するシロマのそれと似通っている。 ファイナルファンタジーX-2 他の魔道士系ドレスと同様に「こうげき」のコマンドが無くなる。「祈り」が「祈る」と名称を変え再登場するほか、自分のHPを回復させる「元気」が使える。なお、「祈る」の名称は『FFVI』のバナンの特殊コマンドとして登場している。彼のジョブは「神官」であり白魔道士ではない。 ファイナルファンタジーXI 最初から選べるスタンダードジョブの1つ。『FFXI』では白魔法は赤魔道士やナイト、学者にそれぞれ専用の魔法があり、白魔道士のみがすべてを扱えるものではないが最も多くの白魔法を扱うことができる。そのなかでも「回復魔法スキル」と「神聖魔法スキル」が全てのジョブの中で最も数値が高い。「強化魔法スキル」や「弱体魔法スキル」は他の魔道士よりも数値が低い。戦闘不能時の経験値消失を90%還元する蘇生魔法の「レイズIII」や、味方のMPを回復させる「デヴォーション」などの専用魔法やアビリティが存在する。魔道士の中でも特に物理攻撃が高いジョブであるとされ、一部のそれ専門のジョブを大きく上回る性能の武具が装備できる。白魔道士は戒律により刃物を所持することは禁止されているので、物理攻撃をするのであれば専ら片手棍や両手棍を手にとって戦ことになる。特に「片手棍スキル」が優秀で、ナイトに次ぐ数値の高さを持っている。白魔道士は片手棍や両手棍を装備すると「ウェポンスキル(WS)」という技を使うことができるが、白魔道士が専用する片手棍でのWSのひとつ「ヘキサストライク」は6回もの攻撃を繰り出す強力なものなので、装備を整えると物理攻撃に対しても十分に活躍させることができる。クエスト(サブシナリオ)は亡国となったタブナジア侯国との関わりが大きい。なお、テレポやエスナの効果が他の作品とは若干異なっている。 ファイナルファンタジータクティクス 攻撃を受けると自動的に白魔法「リジェネ」が掛かるリアクションアビリティ、「リジェネーター」や、装着すると魔法ダメージが軽減されるサポートアビリティ、「魔法防御力UP」を覚える。そのほか、敵の固定ジョブであるハイプリーストが「白養魔法」と呼ばれる白魔法と変わらない魔法を使う。 ファイナルファンタジータクティクスアドバンス 人間族、モーグリ族、ン・モゥ族、ヴィエラ族がなれるジョブ。魔法の威力が高まるが、MP消費も高くなるサポートアビリティ、「MPターボ」や、コンボアビリティ、「白コンボ」を覚える。 チョコボの不思議なダンジョン2 モンスターの住む村の中で唯一の人間、シロマが登場する。チョコボと行動を共にするときは、回復の能力でチョコボを助ける。一人で行動するときは、魔道士だけあって、「魔法の本」のレベルが初めから高く、「不思議なハネ」の所持数が豊富である。村には黒魔道士も住むが、彼らはモンスターの扱いなので人間ではない。他に、シドという人間が、村外に研究所を構えている。ピンク色の髪をしたシロマのキャラクターデザインは、以降のチョコボシリーズでも散見され、一種のスターシステム的なものになっている。 チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜 白魔道士をプレイヤーキャラクターに選べる。シロマのスターシステム的なものであるが、名前は明かされていない。種族は人間。ホーリーカーペットという空飛ぶ絨毯型のマシンに乗り、魔法の効果を受けつけなくするアビリティ、「バリア」を持つ。彼女のストーリーモードでのホームコースは、FFシリーズでは白魔法である「ミニマム」が初めて登場するコースであり、シナリオでは白魔法「ケアル」を使う。 ダイスDEチョコボ チョコボの友達の白魔道士が登場する。チョコボシリーズでは珍しくシロマのスターシステム的なものではなく、目深に被ったフードからブロンドヘアーを覗かせるおっとりとした性格の女性である。友達魔石として召喚でき、召喚されたエリアを通ると状態異常を回復してくれる。 はたらくチョコボ チョコボと魔法の絵本 シロマとして登場。チョコボが過ごしている牧場の管理人で、仲間の面倒を見たりする優しいお姉さん的存在。しかし、クロマが持ってきたべブスの本に閉じ込められた仲間を助けるべく、チョコボと共に行動する。 「魔女と少女と5人の勇者」では、シドの異変によりチョコボの前に姿を現した謎の少女として登場。声優は平野綾。 チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 本名「シロマ・マグノーリエ」。声優は平野綾。時忘れの街から離れた場所にあるステラ牧場で育った心優しい少女。基本的には素直だが、自分が信じたことであれば周りから反対されても貫く性格で、生意気に思われる事も多い。ラファエロの正体が元凶である破壊神であるのも関わらず彼女は戦うのを拒み、クロマの言いたかった事を理解していなかった。クロマが「破壊の剣」から彼女を庇って絶命した事をきっかけに罪悪感を感じるようになる。 マリオバスケ 3on3 白魔道士のシロマが登場する。キャラクターデザインは『チョコボの不思議なダンジョン2』などのシロマを襲踏しているが、イメージが随分と異なる細身で勝ち気な美少女として登場する。髪型もシロマとは微妙に異なっていて、頭にティアラを身につけているのが主な特徴。テクニックタイプのキャラクターで、スペシャルショットの白魔法「ホーリー」を放つ。 MARIO SPORTS MIX シロマとして登場。外見は「マリオバスケ 3on3」と同一で、スペシャルショットも「ホーリー」である。 ファイナルファンタジーレジェンズ 光と闇の戦士 光の戦士、闇の戦士両方で習得できる。レベル7までの白魔法を使う事が出来る。ギザギザ模様の色はキャラクターのイメージカラーに影響する。携帯版は男女ともグラフィックは同じだが、スマートフォン版では以来の作品と同様フードを被るのは女性だけで男性は被らない。 その他、シロマ型の白魔道士は、携帯電話のキャラ電にもある(名称は白魔道士)。
※この「作品ごとの個性」の解説は、「白魔道士」の解説の一部です。
「作品ごとの個性」を含む「白魔道士」の記事については、「白魔道士」の概要を参照ください。
- 作品ごとの個性のページへのリンク