スター・システム
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スター・システム(star system)
- 1 スター・システムとは
- 2 スター・システムの概要
スターシステム
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和田は手塚治虫のスター・システムを積極的に継承している漫画家のひとりである。しかも人間の顔に関する二通りの考え方(「顔が似ているから性格も似ている」と「顔は同じであるが性格はまったく違う」)のどちらも取り入れている。例えば、『怪盗アマリリス』の黒沢ゆかりと『超少女明日香 黄金のドクロが笑う』の黒百合島のアッパラパー娘は同じ性格・同じ役割を持つのに対し、『恐怖の復活』の鳴海麻矢と『スケバン刑事』の鳴海碧子は、まるで違う役柄を演じ分けた例である。『少女鮫』の石動医師と『Lady Midnight』の木場刑事、『怪盗アマリリス』の麻丘社長と『傀儡師リン』のバイオリニスト麻丘雅(これに関しては名前が一緒)も、一人の役者が異なる役を演じていると考えることができる。海堂美緒は『バラの追跡』では神の親友・西園寺京吾を父の敵として闘うが、『バラの迷路』では夫婦であり敵という関係になっている。 また、『愛と死の砂時計』では一見正直者だが実際は強欲な老人だった用務員が、『スケバン刑事』ではサキの母ナツの昔馴染であり、サキのおしめを替えたこともあると語る好々爺として描かれた。また、『超少女明日香』に登場する芙蓉夫人のスパイ・八雲は、『スケバン刑事』では信楽老の部下、『怪盗アマリリス』ではマナベプロの新社長・八雲翔、『傀儡師リン』では阿積美保の弟・阿積八雲として出演した。『呪われた孤島』で悪魔の女医・日下部亜矢の悪行を知りながら愛する助手・遠藤は『騎士よ…』ではドン・キホーテ(と自らを思い込んでいる月面基地司令官)のお供として活躍を見せた。
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スターシステム
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黒田はデビュー時から作品にスター・システムを取り入れており、同じ外見のキャラクターを複数の作品でそれぞれ別の役どころで登場させている。なかでも中年男性「高間」は『大日本天狗党絵詞』『茄子』で同じ名前で登場するなどやや特殊な位置付けがなされている。以前の公式ホームページには「キャラクターとは役者であります」という言葉で始まる「俳優図鑑」という各キャラクターの解説もあった。
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スターシステム
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「学園特警デュカリオン」の記事における「スターシステム」の解説
本作は『CLAMP学園探偵団』、『20面相におねがい!!』ともリンクしている他、CLAMPの初期の作品に登場するキャラクターが威と健多朗達の授業の教師役、通行人という形でカメオ出演している。本事項では上述の2作品以外での出演キャラクターについて列挙する。 レギュラー 加藤 彰子(かとう あきこ) 学園特警デュカリオンの長官の秘書、茶髪。作中はサングラスを掛けており、喋ることもない。初期同人誌作品『SHoTEN』よりゲスト出演したキャラクターでCLAMP学園大学院生物学科在籍、残の彼女の一人。 望月 冴子(もちづき さえこ) 学園特警デュカリオンの長官の秘書、黒髪。彰子同様サングラスを掛け、名前なども言及されずに終わる。初期同人誌作品『SHoTEN』よりゲスト出演したキャラクターでCLAMP学園大学部民法学科在籍、残の彼女の一人。 広田 犬子(ひろた いぬこ) 初期同人誌作品『SHoTEN』よりゲスト出演した犬、皆から「犬子さん」と呼ばれている。原作では「イゼルローン歌舞伎町」302号室で暮らしている。最終回では女司令官の巨大化光線を浴び「最強の妖獣」としてデュカリオンの前に立ち塞がる。しかし巨大化しても尚デュカリオン達になついており、本人はじゃれているだけだった。 出動! 学園特警デュカリオン ダーナ・クリシュナ・ヴィシュヴアーナラ・山本(-・-・-・やまもと) 19歳。CLAMP学園高等部数学教師。初期同人誌作品『SHoTEN』では後述のシヴァと共に「イゼルローン歌舞伎町」301号室で暮らしている。授業をサボった威と健多朗、寿に居残り掃除の罰を与えた。 ルドラ・シヴァ・マハーヴィーラ CLAMP学園幼等部で保父をしているインド人、23歳。「いもの山商店街」に人質にされデュカリオンに救出された園児・詠心を引き取る。クリシュナ同様『SHoTEN』よりゲスト出演。 羽坂 はるな(はねさか -) CLAMP学園高等部1年Z組の生徒で黒板に『20面相におねがい!!』の小林龍佑共々日直として名前が記されていた。CLAMPの初期未収録作品『天使のボディーガード』より。 危機一髪! 学園特警デュカリオン 風江 冬馬(かざえ とうま) 『破軍星戦記』のキャラクター。冒頭の回想シーン、高等部対抗スポーツ大会の陸上大会会場にて「ガンバレ 2-B 風江」と書かれた応援旗が見えるだけで当人は登場しない上、本作の一年前である原作では高等部1年Z組であるため組が異なっている。 ドラマCDでは威と健多朗のクラスメイトであり、音楽の授業中に指名される生徒として名前が挙がる。 妹之山 多一郎 CLAMP学園高等部英語科教諭。苗字からも推察できるように妹之山兄弟の伯父であり、理事長のらりさの兄。授業中に騒いでいた威と健多朗、寿を両手にバケツを持たせた状態で廊下に立たせた。『聖伝-RG VEDA-』に登場する帝釈天の生まれ変わりでもある。 頑張れ! 学園特警デュカリオン 孔塚 葵(くづか あおい)と凰坂 朋(おおさか ともえ) 『破軍星戦記』よりカメオ出演、登校中の姿が画かれる。 朝比奈 勇(あさひな ゆう)と大月 秋晴(おおつき しゅうせい) CLAMPの初期未収録作品『ミラクルYOU』からカメオ出演、登校中の姿が画かれる。 勇は私服姿、秋晴は制服姿で眼鏡を掛けている。 学園特警デュカリオンVS怪人20面相 虎山 摩沙巳(こやま まさみ) 『破軍星戦記』のキャラクター、冒頭部分にて伊集院玲の後ろにカメオ出演。 たちあがれ! 学園特警デュカリオン 司狼 神威(しろう かむい)と桃生 小鳥(ものう ことり) CLAMPの代表作『X』の主人公とヒロイン。冒頭部分、視聴覚室で見ていた映画の登場人物として描かれ、転校して来たばかりの神威が6年ぶりに再会した小鳥を冷たく突き放すシーンが画かれる。 さらば! 学園特警デュカリオン シュラ CLAMP学園大学部史学科で世界史の教授をしており高等部でも世界史を教えている。『SHoTEN』では10年前に妻と離婚、ニューデリーに住んでいる9歳の子供(阿修羅)を呼び寄せ一緒に住むことに。『聖伝-RG VEDA-』に登場する阿修羅王の生まれ変わりであり、帝釈天の生まれ変わりである多一郎とはオックスフォード大学の図書館で出会う。 ドラマCD版 神楽 声:折笠愛 CLAMP学園高等部音楽教師。『破軍星戦記』のキャラクター。漫画版第1巻第1話におけるクリシュナの役割を担う。 体育教師 声:n/a 第1巻第2話における多一郎の役割を担う。
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スターシステム
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「20面相におねがい!!」の記事における「スターシステム」の解説
本作は『CLAMP学園探偵団』、『学園特警デュカリオン』とのリンクの他、CLAMPの初期作品の登場キャラクターが通行人、名前だけの出演などを果たしている。 妹之山初子(いものやま はつこ) CLAMP学園数学科教諭であり、玲の担任。何故か国語の授業でごんぎつねを扱っていた。初期同人誌作品『SHoTEN』よりゲスト出演。妹之山家の長女であり、CLAMP学園卒業後は同校の教師に就任する傍ら妹之山銀行を経営している。 鷹司靖子(たかし やすこ) CLAMP学園幼等部星組の園児であり、幼等部学生会会計。梓夜凪砂と詠心の友達。元CLAMPのメンバー、伊庭竹緒の『東京物怪図録』からゲスト出演。国府津健一の姪で、4歳にしてコンピューターのエキスパートのやっこちゃん。 妹之山続(いものやま つづく)、佐々木圭司(ささき けいじ) CLAMP学園大学部心理学部二回生と同医学部二回生。CLAMPかわらばん号外にて、圭司の手作り弁当に『I love つづくさん』と書かれていたことから血で血を洗う喧嘩が勃発したことが報道される。『SHoTEN』及び『COMBINATION』よりゲスト出演。 司郎冬風(しろう ふゆかぜ) 『破軍星戦記』の登場人物で、高等部新任数学教師。妖刀『村雨丸』を操るが、銃刀法違反で逮捕された。 羽坂はるな(はねさか はるな)、阿部将一郎(あべ しょういちろう) CLAMP学園高等部1年Z組の女子生徒と、高等部3年Z組の男子生徒。20面相逮捕に燃える小林龍佑に拍手を送る他、CLAMPかわらばん号外にてはるなが正門にぶつかり破壊、巻き添えを喰らい大怪我をした将一郎が責任を取ると公言したことが報道されている。CLAMPの初期未収録作品『天使のボディーガード』よりゲスト出演。
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スターシステム
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「大字・字・ばさら駐在所」の記事における「スターシステム」の解説
本作は後の作品『クッキングパパ』に登場する人物がそのまま、あるいは何らかの設定を変えて登場している。以下にその人物を示す(カッコ内はクッキングパパでの役どころ)。 萩野目けいこ(広田けいこ(金丸産業営業部営業二課主任)) 政さん(荒岩虹子の上司の別荘付近に住む農家。設定はほぼ同じ) 源さん(荒岩一味(主人公・金丸産業営業部営業二課課長)) 吉田巡査(金丸商事元社員であるメガネさん) ネコ男(荒岩味知の夫、根子田敏夫) みつぐ(荒岩まことの同級生、森山みつぐ) このほか、岩本や竹さんなど、ワンポイント加えて登場している人物も多数存在する。
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スター・システム
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「ブッダ (漫画)」の記事における「スター・システム」の解説
手塚作品の例に漏れず、他の作品の登場人物と同じ容貌の人物が珍しくない。 アッサジ 『三つ目がとおる』の写楽保介(額にバンソウコウを貼った状態) ウルヴェーラ・カッサパ 『火の鳥』の猿田博士 ナディー・カッサパ 手塚常連キャラクターのフランケンシュタイン 若い頃のビンビサーラ王 手塚常連キャラクターのロック・ホーム スードラの烙印/スーカラマッタヴァ(ブッダの死因となったキノコ) ヒョウタンツギ ダイバダッタ 『火の鳥』乱世篇の源義経 タッタ 『火の鳥』乱世篇の弁太 パンパス刑事(悪人時代のアナンダを追いかける刑事) 手塚常連キャラクターのヒゲオヤジ 他、若干の架空の人物達。
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スター・システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 04:39 UTC 版)
「格闘料理人ムサシ」の記事における「スター・システム」の解説
この漫画はスター・システムを採用しており、作者の過去の作品である『霊長類最強伝説 ゴリ夫』や『伝説の頭 翔』の登場人物によく似たキャラが出演することがある。
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スター・システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 15:43 UTC 版)
手塚治虫への憧れを公言しており、手塚作品の特徴の一つである、いわゆる「スター・システム」を採用しているが、多くはゲスト出演の域を出ない控え目なものである。各作品の世界観が同一であることから大々的に採用しやすくはあるが、そうはしていない。『ぎゃるかん』と『こぎゃるかん』の姉妹作品といえども、『ぎゃるかん』登場人物の『こぎゃるかん』出演は『こぎゃるかん』の主役も務める「遠山亜季」と姉の「遠山百合子」以外は少ない。また、重要な登場人物でもない。 『ダイナマイト・ハニー』の「古賀まい」はスター・システムで大活躍する例外的な最たる存在。名前の無い脇役専門ながら、各作品を跨いで頻繁に登場するキャラクターの存在は複数認められる。
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スター・システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 07:05 UTC 版)
吾妻ひでおは手塚治虫的なスター・システムを使ったことでも知られている。ただし、彼の使うスター的キャラクターは変態的、あるいは病的であり、それが特徴でもある。以下に代表的なものを挙げる。 吾妻ひでお 作者の戯画化である。「あじましでお」「あるまじろお」などさまざまな呼称が使われる。北海道出身の知人からもらったリンゴ箱を机代わりとして執筆。右目の方が大きく(これは「二重瞼」の表現である。)、ぼさぼさ髪。とてもいじましく、すぐに落ち込む。ロリコン。唐突に顔を出す例が多いが、『ドクターアジマフ』シリーズなどで主役を張っている。登場する際、髪型が違ったりヒゲがあったりなかったりする。 現実→キャラへのベクトルが高いと髪の毛がベタ黒で無精ひげなど表れる。 三蔵 肥満体ではげ頭にサングラスをかけている。名前の由来は、そもそもは『きまぐれ悟空』で三蔵法師として登場したため。とにかく素直にスケベ。後に『エスパー三蔵』で主役を張り、『チョコレート・デリンジャー』ではあらゆる変態技を駆使する一方で家庭持ちの中年男の悲哀をも表現した。 不気味 やや長髪の下に三白眼、それにマスクをしているやせぎすの男。常に落ち込んでおり、口数少ない。マゾヒスティック。初登場の「ゴタゴタマンション」では“無気味”と表記されていた。「不気味が走る」「とつぜんDr.」で主役を張った。なお、「ドクターアジマフ」シリーズなどに登場するR.ブキミは本キャラクターをリデザインしロボット化したものだが、設定上は別個のキャラクターである。 ナハハ 禿頭、肥満体、大きく見開いた眼、カタレプシーのために開いたままの口。あらゆる表情を示さない。吾妻ひでおキャラでもっとも非人間的とも言える。名前は笑い方から。初登場は「おしゃべりラブ」の大家。大家は彼の定番。「シッコモーロー博士」では天才的科学者として主役を張る。ちなみにカタレプシーで口を開いたままのキャラクターは吾妻作品に頻出する。彼には家族が存在しており、妻は大蛇、長男はトラウマ、次男は忍者である。 伊藤 モブキャラクター。通行人。彼以外にも多数の名も無きモブキャラが、スターシステムとして数多くの作品に登場する(それらのモデルは吾妻と共に北海道から上京してきた友人たち)。 なお、三蔵、不気味、ナハハは吾妻ひでおの三大変態キャラとも言われる。これが総出演したのが「ひでお童話集」の「3人の王子」で、そこではこの順に「上の王子は変態性欲、次の王子は変態の上に変な顔、下の王子はなんだかわからないもの」と称されている。
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