和田慎二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/23 10:24 UTC 版)
和田 慎二(わだ しんじ、本名:岩本 良文(いわもと よしふみ)、1950年4月19日 - 2011年7月5日[1])は、日本の漫画家。広島県呉市出身[2]。代表作『スケバン刑事』はTVドラマ化・映画化もされるなど高い人気を得た[3]。その他の代表作に『超少女明日香』、『怪盗アマリリス』、『ピグマリオ』、『少女鮫』などがある[3]。漫画原作者・挿絵画家としての仕事も手がけた。
注釈
- ^ 『炎の剣』に奴隷商人として登場していた。
- ^ 別冊マーガレット少女まんがスクール第39回金賞受賞作。近く掲載予定とされながらも結局は未発表作品となり長らく読者の目に触れることはなかったが、秋田書店「和田慎二傑作選 恵子とパパと洋子の海」に収録された。
- ^ 秋田書店「和田慎二傑作選 亜里沙とマリア」に収録された。
- ^ 死闘を繰り広げたサキと麗巳だったが、そんな2人が「もしもサキと麗巳が敵ではなく友人として出会っていたら」をコンセプトに描かれたパラレルワールドの作品。そのため、麻宮サキが「天宮佑希」、海槌麗巳が「氷室麗華」に変更されている。本編では学生刑事として登場した吉村美鈴が、本作では麗華に心酔する部下として登場。佑希(サキ)を敵視している。また、信楽碧子は本編同様に麗華(麗巳)の同志であったが、本作では最終的には決別することとなる。
- ^ 『スケバン刑事』の後日譚。主人公はムウ=ミサ。サキとその伴侶である神恭一郎の死により、神の探偵事務所を引き継いだ彼が、事務所とともに引き継いだ事件を通じて新たな恋をするも、相手は復讐鬼であり、また不治の病に侵されていた。ムウ=ミサが再び恋する女性を失うことを暗示させて物語は幕を閉じる。花とゆめCOMICS「超少女明日香 雨の封印」にのみ収録されている。
- ^ 海堂美尾の過去が描かれた番外編。
- ^ 『神恭一郎事件簿』第3巻に収録された際、「目」に変更された。
- ^ 『和田慎二傑作選 血塗られた恐怖』に収録された際、再び元の「眼」に戻された。
- ^ このタイトルで、笠倉出版社から恵子とパパシリーズが纏められ出版された。
- ^ このタイトルで、大都社から恵子とパパシリーズの2度目の出版となった。
- ^ 本作は唯一パパの死後の作品であり、作者は本作をもってシリーズを完結させるつもりだった。しかし、熱心な読者の抗議と、読者のパパなどキャラクターへの愛情に感動してシリーズを続けることになった。
出典
- ^ “漫画家の和田慎二氏が死去”. 日本経済新聞 (2011年7月6日). 2021年6月29日閲覧。
- ^ a b c “漫画家の和田慎二さんが死去/「スケバン刑事」の作者”. 四国新聞社. 2021年6月29日閲覧。
- ^ a b 朝日新聞出版発行「知恵蔵」. “和田慎二”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2021年9月24日閲覧。
- ^ 日本のサブカルチャーにおける 《ルイス・キャロル=ロリータ・コンプレックス》
- ^ 藤本由香里「実録!「生き字引」伝説」 『米澤嘉博に花束を』虎馬書房、2007年8月19日、52-53頁。
- ^ 時事ドットコム:漫画家の和田慎二氏死去[リンク切れ]
- ^ 「スケバン刑事」漫画家の和田慎二さん死去[リンク切れ] 読売新聞 2011年7月6日閲覧
- ^ 漫画家の和田慎二さんが死去「スケバン刑事」の作者[リンク切れ] 共同通信 2011年7月10日閲覧
- ^ 和田慎二「メイキング・オブ スケバン刑事 PART10」『スケバン刑事 10巻 青き狼の群れ』白泉社文庫、1995年
- ^ “美少女アイドルが『スケバン刑事』に! 類似作も生んだ大人気学園ドラマを振り返る”. マグミクス (2022年10月9日). 2022年10月9日閲覧。
- ^ “スケバン刑事:作品情報”. 映画.com. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “〈私のコミック履歴書〉作家 高千穂遙さん - コミック・ブレーク - 本に出あう - コミック・ブレーク - BOOK asahi.com:朝日新聞社の書評サイト”. 朝日新聞 (2011年9月21日). 2011年9月25日閲覧。[リンク切れ]
和田慎二
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 07:52 UTC 版)
友人。共に鈴木光明の門下生。互いの特集では寄稿する仲であった。
※この「和田慎二」の解説は、「山田ミネコ」の解説の一部です。
「和田慎二」を含む「山田ミネコ」の記事については、「山田ミネコ」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 和田慎二のページへのリンク