作品ごとの行動など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 06:56 UTC 版)
「ウルフ・オドネル」の記事における「作品ごとの行動など」の解説
スターフォックス64 過去にジェームズとの確執があり、ジェームズが創設したスターフォックスに対抗する形(実際は腕の立つパイロットということでピグマに言葉巧みに担ぎ上げられた形)で、スナイパーのレオン・ポワルスキー、かつてアンドルフと共謀してジェームズを罠に陥れた元スターフォックスのピグマ・デンガー、そしてアンドルフをおじに持つアンドリュー・オイッコニーと共にスターウルフを結成。アンドルフ軍の精鋭部隊として、アンドルフとピグマによって造られた戦闘機「ウルフェン」に乗り、アンドルフ討伐に向かうスターフォックスの前に立ちはだかる。スターフォックスとのドッグファイトでは、ジェームズとの因縁からその息子であるフォックスに執拗な攻撃を仕掛ける。 当初はフォックスを見下していたが、ベノムでの戦いでフォックスの実力を認め、その後は互いにライバルとして認識している。 国外版の漫画版では、ペッピーがウルフにスターフォックスの現在地を横流し、 ウルフに自分が騙されているという事を教えさせ、リーダーとして欠けている部分が多いフォックスに対して、ウルフと対決させる事によって成長をさせようとした。 結果的にウルフはアンドルフ軍を離反。フォックスとウルフが共にアーウィンに乗り、アンドルフを倒した。 スターフォックス アサルト 64版でアンドルフ軍が滅亡し、スターウルフがどこの組織にも属さないならず者集団になってから9年、己の利益の為なら平気で仲間を裏切るピグマと、腕が悪くアンドルフの甥であることを鼻にかけていたオイッコニーをスターウルフから追放し、代わりにキザで女たらしだが実力者のパイロット、パンサー・カルロッソを迎え入れている。 拠点にしているサルガッソーをスターフォックスに襲撃され怒りをあらわにするが、ライバルであるフォックスがアパロイドという自分以外の敵に倒されるのが嫌だったからか、窮地に陥ったフォックスを救った上に自らのウルフェンの翼に乗せて共闘したりするなど、苦戦しているところを助太刀する場面が多々見られた。 バトルモードでは、特定の条件を満たすと固有キャラクターとして使用できる。直接戦闘に関わる能力が高く、歩行速度、耐久力は最高値で、ウルフェンの操縦では他の追随を許さないが、スターフォックスの使用するマシンの操縦は不得手。 スターフォックス コマンド 度重なる悪事によって他のメンバーと共に莫大な懸賞金がかけられ、フィチナに潜伏しているが、本人はそれを快く思っておらずスターウルフの汚名返上の為に行動する。また、ルートによってはクリスタルをスターウルフに迎え入れている。 ストーリー次第では優秀なパイロットを探すフォックスに協力を頼まれ傭兵としてフォックス達と共闘する場面もあり、スターフォックスに少なからず影響されたのかヒーローとしての行動も決して悪くないと思ってきている様子がうかがえるが、その後の展開ではスターフォックスよりも先にアングラー軍を倒して汚名を返上しようとフォックスから浄化装置をだまし取り、その後を追って来たフォックス達をピグマを利用して足止めさせたりするなど悪役ぶりも見せる。しかし、エンディングではどうにもスッキリしないとそれらの行為を良しと思っていないような仕草も見せ、レオンに情が移りすぎだとからかわれる。 スターフォックス ゼロ ストーリー的な繋がりはないが基本設定は64版と同じで、アンドルフ軍の精鋭遊撃部隊として行動している。セクターβでは他のメンバーより遅れて登場し、戦闘が長引くとペッピーをタイタニアへと撃墜し、戦闘部隊の引き上げを行う。 戦闘面では、セクターβではこれまでと異なり、戦闘相手がいなくなったスターフォックスのメンバーから攻撃を受けるようになっているが、逆にそれらへの反撃を行うこともある。それ以外のステージではツインレーザーを装備し、さらにウルフェンをオオカミのような四足の対地強襲用歩行形態「ハンター」へと変形させて戦う。特殊ステージとなるフィチナでの一騎討ちでは、シールドが半分以下になると「ライトニングトルネイド」という強烈な突進技を使用する。余談だが、互いに仲間が一切登場しない完全な一騎討ちはシリーズ初である。 スターフォックス2 他の作品とは独立した設定で登場。本作でのスターウルフはアンドルフ軍が裏で手を結んだ組織であり、謎の多い極悪非道の「闇の遊撃隊」となっている。彼はそのリーダーとして登場する。手下にレオン、ピグマ、そして本作にのみ登場のアルジーを擁するが、この3名が占領された惑星で待ち伏せをしたりスターフォックスを追跡して積極的に妨害するのに対し、彼は途中での妨害はしないものの、スターフォックスがアンドルフ軍の基地や戦艦などを全て撃破して本拠地に乗り込もうとするタイミングで突然現れ、スターフォックスに戦いを挑む。この作品のみスターウルフ戦はチーム戦ではなく単独での戦闘となる。 他の3人より性能が高くカラーリングの異なる機体(ウルフ以外は白・赤のカラーリングであるのに対し、ウルフの戦闘機のみ白・青のカラーリングと差別化されている)を使い、ペパー将軍に雇われて戦う傭兵であるスターフォックスを「ペパーに乗せられて調子に乗っているいけ好かない野郎」「商売敵」と評するが、撃破されると実力を認め「この借りは必ず返す」と言い残して離脱する(他のメンバーと異なり撃墜されない)。 外観的には隻眼でなく眼帯もしていない、目の傷が左でなく右にあるなどといった違いがある。また、キャラクターとしての性格も大きく異なり、平気で仲間や雇い主に対して命を狙うこともある凶悪犯である。
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