遊撃部隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/28 14:46 UTC 版)
「ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE」の記事における「遊撃部隊」の解説
ロイが率いるセフィリア神聖王国軍の遊撃部隊。シュトラウプ家から餞別代りの動力船「グロリアス号」を与えられており、高い機動力を誇る。 ロイ・ゼノスヴェルト 人間 / 男 / 16歳 【冒険者技能】ファイター、プリースト(ライフォス)、ライダー、ウォーリーダー(3巻上より) セフィリア神聖王国の聖戦士で王位継承第17位。前作の戦いで「救国の英雄」と呼ばれている。以前より成長したが、相変わらずフィオの気持ちに気づかない鈍感ぶりで、フィオをやきもきさせている。戦闘もやはりイマイチで、最初のセッションで1ゾロを連発して、いきなり死亡してしまう。どうにか生き返ったもののGMからキャンペーンが崩壊するところだったと言われる。弱者を思いやる気持ちは前作よりも強く、蛮族のレーシィを受け入れたり、重要な戦略拠点になり得る海上都市を危険すぎるからという理由であっさり手放している。 イレスデアルでの人族の暮らしぶりを知り、ヴォルクライアと対話したことで、両種族の共存について考えるようになる。戦後はセフィリア救国の英雄として大々的に祭り上げられ辟易するが、狭量な祖国を変えていくには地位も必要として我慢し、雑務に追われている。しかしまた新しい旅に赴くことを望んでいるようだ。 フィオ・グリュッセルト 人間 / 女 / 16歳 【冒険者技能】セージ、プリースト(ティダン)、ソーサラー、コンジャラー(2巻より) グラスノ王国の第2王女。ロイに好意を持つが2年も一緒に暮らしながら全く進展がなく、しかも今作ではヘザーやレーシィなどの「強敵」が次々と現れてかなり焦っている。このため、新しい女性キャラが登場する度に「オナゴが出た」と言ったり、蛮族への敵対心が前作よりも増しているなど、過激な行動や言動も多い。その蛮族に海に落ちた所を助けられたことで深く苦悩するが、命の恩人を裏切れないと自制して友好的な態度に徹し、レーシィから「成長した」と評された。 平和を求めるロイや彼を愛しつつ身を引いたヘザーの姿を見て、自分自身を見つめ直す必要を感じるようになり、戦後はセフィリアに留まらず祖国グラスノへ帰っていった。 “魔竜の騎士”レーシィ・アローネ ドレイク / 女 / 25歳 【冒険者技能】コンジャラー、スカウト、ファイター 前作でザカートの部下だったドレイク。ロイに敗北して魔剣を奪われたことでドレイク本来の力を失い、戦士としては見る影もなく弱体化してしまう。それでも唯一の生き残りとしてヴォルクライアの元に戻って戦乱の顛末を報告する。その後、ヴォルクライアの指導でコンジャラーとしての能力を開花させた。そのヴォルクライアが部下の裏切りで封印されたことで、彼を開放させるべくロイたちに助けを求めてきた。弱体化したためか性格は前作よりもおとなしく、口数も少ない。 戦後はロイの助力で解放されたヴォルクライアの下、有力者が全滅したイレスデアルの再建に携わっている。 “沈黙の妖精使い”ガレット エルフ / 性別不明 / 200歳 【冒険者技能】フェアリーテイマー、セージ、スカウト 今作から登場する新キャラクターの1人。リーゼン地方にあるアルフォート王国の密偵。セフィリア神聖王国からの援軍要請に答える形でやってきた。宰相のクロヴィスから宝物〈妖精の虹玉〉の探索を依頼されているが、表向きは援軍の1人として行動している。 戦いの中でフレーデルに利用されていた〈妖精の虹玉〉を取り戻すが、ガレットには国に持ち帰るつもりがなく、宝物に秘められた力を戦闘に使用して破壊してしまった。任務を果たし終えた後はアルフォートに帰国したが、ロイの補佐をするのも楽しそうと考えているようだ。 セオドア・リタリース 人間 / 男 / 45歳 【冒険者技能】ライダー、エンハンサー、ファイター、セージ、レンジャー 今作から登場する新キャラクターの1人。デュボール王国に5人しかいない竜騎士の1人で、8年前の蛮族討伐戦にも従軍していた経験を持つ。見た目通り豪快な性格だが、騎竜のアーリアグリムを「アーリアたん」と呼んで偏愛している。ただのネタキャラではなく、職業軍人らしい一面も持っている。妻子のいる身だが、息子は出奔して大道芸人をしているそうである。 亡霊海域ではアンデッドと化したかつての部下と対峙するという辛い経験をする。戦争終結後は、ロイにこれからの助力を約束しつつデュボールへと帰っていった。
※この「遊撃部隊」の解説は、「ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE」の解説の一部です。
「遊撃部隊」を含む「ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE」の記事については、「ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE」の概要を参照ください。
- 遊撃部隊のページへのリンク