Eテレ0655&2355
Eテレ 2355
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:02 UTC 版)
「Eテレ0655&2355」の記事における「Eテレ 2355」の解説
オープニングアニメーション「2355氏、帰る」 番組キャラクターのサラリーマン・2355氏(「2355」の文字で描かれている)が帰宅する様子のアニメーションをバックに、細野晴臣の歌うテーマソング(作詞:うちのますみ、作曲:近藤研二)が流れる。 金曜日は「dog」の文字で描かれた犬と散歩する様子が描かれ、曲も他の曜日と異なる「2355氏、金曜の夜」が用いられる。 2015年度からは配色が変更されている(背景が薄黄色から濃青色、物体が黒線から白線。「2355氏、金曜の夜」は以前のまま)。 今日のトビー トビハゼのトビーが一日を振り返るショートフィルム。 トビーのいる水槽を映したワンカットの映像の最後にトビーがその日にちなんだ一言をつぶやく(本当にしゃべるわけではなく、つぶやきがテロップで表示される)。まれに同じ水槽に住むドカリー(ヤドカリ)、エビー(小型のエビ)、しま太郎・しま次郎(魚)などが登場する事がある。 BGMは、月曜から木曜まではヨハネス・ブラームスのワルツ集作品39より15番。金曜日はエンドカード内最後のコーナーとして放送され、BGMも「明日は土曜日...(中略) 夜更かししていい金曜日。」と歌う歌に変わる(テロップも一言だけで、エンドカードと一緒に出される)。 1 minute Gallery 番組が選んだ、はっとするような映像の紹介。 番組開始から、イギリスの現代美術集団『fa projects』のアーティストであるジョン・ウッド&ポール・ハリソンが過去に発表したパフォーマンスアートの映像が放送されている。基本的には30秒程度の映像が2本セットで放送され(映像1本のみの時もあり、このときはタイトルが「1/2 minute gallery」となる)、各映像の最後は“by John Wood and Paul Harrison”のテロップで締めくくられる。オープニングのBGMは「ポーン」という効果音。 2011年6月より、新たにアメリカのキネティック・アート作者であるアーサー・ガンソンの作品を放送開始。これに伴い、1 minute galleryのオープニングもウッド&ハリソンかガンソンの作品のどちらが流れるかがスイッチのアニメーションで決定される形式になった。これに伴い、オープニングのBGMは「ポーン」から「ウォーーン」という効果音に変わった。映像の最後は“Machines’by Arthur Ganson”のテロップで締めくくられる。 2012年度より、田中功起の作品を放送開始。映像の最後は“XXX by Koki Tanaka”(XXXは作品名)のテロップで締めくくられる。これによりスイッチのアニメーションに田中の枠が追加され、同時にゲストアーティストの枠が追加された。 2014年度にニック・ラメージの作品を追加。 映像の最後は“Machines by Nik Ramage”又は、“by Nik Ramage”のテロップで締めくくられる。 これによりアニメーションは、スイッチではなくウッド&ハリソンの時のアニメーションになり枠に入ったアーティストを放送する。 また、ゲストアーティストの作品が2014年4月21日に初めて放送された。記念すべき最初のゲストアーティストは韓国のアートプロジェクト「スピイシーズシリーズ」を作っているウォンビン・ヤン。映像の最後は“‘Species series’ by Wonbin Yang”のテロップで締めくくられる。 2015年度より、ペスの作品を放送開始。映像の最後は“BY PES”あるいは、作品名に“BY PES”のテロップで締めくくられる。これによりアニメーションは、工場の背景で近くの看板に表示したアーティストを放送する。 また、このアニメーションから「1 minute Gallery」と発音するようになり、BGMも変わった。 2015年5月21日より、ペ・ラングの作品を放送。映像の最後は“by PeLang”のテロップで締めくくられる 映像の最後のテロップが表示すると同時に発音される。2015年度より発音者が変わった。これにより「Machines by Nik Ramage」の発音が「by Nik Ramage」に変わった(Machinesのテロップはそのまま)。 現在のアーティストはトーマス・シャッツ、ペ・ラング、ジモウン、中路景暁 1 minute galleryの内容がわかりにくいときは、直後に作品の楽しみ方を解説した「解説 by 2355」が放送される。 アニメーションのアーティストのタイトル名と映像の最後のテロップ名は英語表記。 Midnight Lab. 不定期で放送。実験映像を紹介する。解説がつく回もある。 クローズアップ55 2015年度より開始、指人形のニュースキャスター・丸川シャーロット(時期に応じて服装が変化している)が2355の情報をピックアップして伝える。丸川シャーロットは、父がイギリス人、母が日本人のハーフ。不定期に0655でも放送された。丸川シャーロットが2016年3月末で番組を卒業する事を2016年3月24日放送分で発表。2016年度より父の住むイギリスに短期留学した為、2016年3月31日で終了。 2355今夜の一行目 主に読書週間に放送されるが、それ以外でも時々放送される。エンドカードの一つ前にナレーションが本の1行目(又は一段落)を読み上げる。音楽には『ジムノペディ』などいくつかの曲が使用されている。 『博士の愛した数式』や『夢十夜』など、主に小説が紹介されている。 エンドカード おやすみソング(あるいは直前のコーナーのBGM)をバックに0:00(放送終了時刻)を示す時計が表示され、通常は「2355が、明日が来るのをお知らせします。」(月末の時は「もうすぐ、月が変わります。」、金曜日は「(皆さん、よい週末を。)2355が、土曜日が来るのをお知らせします。」、毎年12月30日は「2355が、大晦日が来るのをお知らせします。」、2019年4月30日放送分は「2355が、令和が始まるのをお知らせします。」)のナレーションの後、ETVがEテレに変形するアニメーション(画面右下に2355のロゴマーク)で番組は終了する。Eテレ変化コールは小泉今日子。
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