リヒャルト・シュトラウスとは? わかりやすく解説

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シュトラウス【Richard Georg Strauss】


リヒャルト・シュトラウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 02:09 UTC 版)

リヒャルト・ゲオルク・シュトラウス(Richard Georg Strauss、1864年6月11日 - 1949年9月8日)は、ドイツ作曲家指揮者。後期ロマン派を代表する作曲家の一人であり、リヒャルト・ワーグナーフランツ・リストの後継者と言われている[1]交響詩オペラの作曲で知られる。ウィーンヨハン・シュトラウス一族とは血縁関係はない。


注釈

  1. ^ ある時、ツヴァイクは帝国音楽院総裁となったシュトラウスの立場を慮り、シュトラウスに煮え切らない内容の手紙を送り、何かと人種問題を持ち出すツヴァイクに対し、シュトラウスはうんざりしたように次の言葉をなげている。
    これがユダヤ的しつこさだ!誰しも反ユダヤ主義に走ろうというものだ!この人種という自尊心、群れたがるという心理!あなたは私が今まで「ドイツ人」という考えのもとで行動してきたと思っているのですか?貴方はモーツァルトが「アーリア人」として作曲をしたとでも思っているのですか?私にとって、この世には二つのタイプの人間しかいないのですよ。才能のある人と無い人です。

出典

  1. ^ Gilliam, Bryan; Youmans, Charles (2001). "Richard Strauss". Grove Music Online. doi:10.1093/gmo/9781561592630.article.40117
  2. ^ 渡辺護 CD「モーツァルト交響曲第40番・第41番」(ASIN B000STC5LU)に付属の解説書より
  3. ^ Mahler, Alma: Erinnerungen und Briefe. Bermann; Fischer Verlag, 1949 (酒田健一訳、白水社、1973)
  4. ^ 田代櫂『リヒャルト・シュトラウス:鳴り響く落日』(春秋社、2014)267頁。パウリーネの詳細は同書263-270頁を参照。


「リヒャルト・シュトラウス」の続きの解説一覧

リヒャルト・シュトラウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 00:59 UTC 版)

管弦楽法」の記事における「リヒャルト・シュトラウス」の解説

リヒャルト・シュトラウスは管弦楽法大家としてよりも、「管弦楽技法」の大家として著名である。初期交響詩始め中期交響曲後期オペラなどにおいて、物事オーケストラ描写する実力如実に示した。そのピアノ譜によるデッサンを弾くのは難解ではあるが、オーケストラで音を出す段階になると、比較的容易で効果的な色彩管弦楽法見せてくれる。

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リヒャルト・シュトラウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 05:59 UTC 版)

7つのヴェールの踊り」の記事における「リヒャルト・シュトラウス」の解説

リヒャルト・シュトラウスがワイルド戯曲オペラ化した『サロメ』にも7つのヴェールの踊り登場する上演ノート以外では、このダンスには名前がないままである。ダンス音楽オペラクライマックスに近い。この場面(通常のテンポで7分ほどの長さ)の見せ方は演出家振付家ソプラノ歌手美的意向や、歌手踊り技術などによって大きく異なる。シュトラウス自身はこのダンスは「祈りに使う敷物の上ででも行われているかのように徹底的に上品」であるべきだと規定していた。それにもかかわらず多くプロダクションではこのダンス露骨にエロティックなものになった1907年ニューヨークプロダクションでは、ダンサーが「聴衆の前でまったく容赦なく動きまわり、示唆的かつ事細かに踊ったため、客席にいた淑女方が「プログラムで目を覆った」という。 エルンスト・クラウスは、シュトラウス版のダンスは「恍惚満ちた官能的欲望描写現代音楽において定式化し、完璧なものにまで築き上げた」と主張している。デレク・B・スコット意見では、「『7つのヴェールの踊り』のエロティシズムは、巨大なオーケストラの(テクスチャにおいても音色においても)官能的な豊かさメロディオリエンタル風な(「エキゾティックな」官能性をまねた)装飾、高まる興奮示唆するクレッシェンド趣向早まるペースにおいて記号化されている」。

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