Eテクノロジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 21:18 UTC 版)
「Deep-Blueシリーズ」の記事における「Eテクノロジー」の解説
この世界でのパシアテ由来による先史超科学技術を指し、略称の「Eテク」と呼ばれることが多い。ちなみに、従来からの通常水準技術はN(ノーマル)・テクノロジーと呼ばれている。Eテクは2種類あり、パシアテ文明人が去った後に第二文明人によって解析再現された現代のEテク、およびその元となったパシアテ文明オリジナルのオーバーテクノロジーに分けられる。先史パシアテ文明のものは特に「オリジナルEテク」と呼ばれている。オリジナルEテクには現代のEテクではまだ再現すらできない代物も多く、現代のEテクが未だに超える事のできない高い壁でもある。フルクラム帝国以前の旧勢力の時代は、一部の国家だけが管理保有する魔法の産物として認識され、それらの国が世界に君臨する礎となっていた。しかし、フルクラム帝国出身の天才工房士「プロスペロ・フランカ」がEテクの一端の詳細な解析に成功した事で、それらのコピー品の大量生産が可能になり、更に学べば習得可能な技術として体系化したため今では世界中に広まった。その時を境として旧勢力の権威は失墜し、Eテク品を大量生産できるようになったフルクラム帝国は世界の覇者となった。名前の由来は、パシアテ遺跡で常に発見されるエンブレムの意匠がEの文字に似ているため。そのデザインは今までは文章のみで語られていたが、『白銀のカルと蒼空の女王』でイラストとして初お目見えした。低レベルのEテク製品は一般社会にも生活必需品として浸透しているが、高レベルのEテク製品ともなるとライブラリ機関専用で帝国軍にすら開示されていない物がある。
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