機構・スタイルとは? わかりやすく解説

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機構・スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 13:57 UTC 版)

アウディ・R8 (レーシングカー)」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、3.6 Lの水冷V型8気筒エンジンツインターボ過給施したオーソドックスレイアウトであり、エンジン重量は180 kgほどである。リストリクターによる吸気制限を受けるために出力608 - 625馬力と言われており、他車に比較して圧倒的なパフォーマンスを誇るものではない。 アウディ・R8基本的にオーソドックスメカニズム持ち完成度が非常に高いためトップクラス速さではあるが、傑出して抜きん出ているわけではない。R8のオリジナリティは、リア搭載されパワートレイン、及びサスペンションモジュール構造となっていることであった初期型R8には、ギアボックスに不安があると言われていた。24時間長丁場において、高確率発生するトラブルへの対処策として編み出されたのが、壊れた部品(R8の場合エンジントランスミッションリアサスペンション該当)を「修理」するのではなく丸ごと交換」するという概念だった。これはリアセクションのパーツ全て一体としたモジュール構造設計することにより、万が一深刻な、そして複数トラブル同時に見舞われたとしても、準備しておいた予備モジュール交換してしまえばリタイア危険性がある致命的な部品半分近く新品になることを意味している。既成概念打ち破るこの発想は、ラリー世界で培われた経験をもとにしたものだった。 特にル・マン場合段差のついた荒い舗装一般公道閉鎖した特設サーキット開催されることもあり、コース路面決し滑らではなくサスペンション中心にしてマシン全体かなりの負荷がかかり、蓄積したストレス原因トラブル起こす可能性が非常に高い。そのため耐久レース場合ラップタイムよりピットでの修復時間明暗を分けることとなる。 R8はこの修復時間(R8に限って交換時間)が常識外れ短くモジュール交換作業だけなら4 - 5分終えてしまう。他のマシンでギアボックストラブルが起こると、程度にもよるが、最低でも20分間ほどはピット釘付けになってしまうため、これは戦略的に決定的なアドバンテージとも言えた。ただし、途中からレギュレーション上「ギアボックスそのもの交換することは違反」とみなされこの手段は使えなくなる。 R8は、入念に行われた事前テスト参戦をしていたこともあり、大きなトラブル起こすことはほとんどなく、クラッシュ原因ピット戻ったとしても、前述構造利して迅速にレース復帰することのできる「リタイアしにくい」特性存分に生かした初参戦の2000年ル・マン1-2-3フィニッシュ、翌2001年1-2フィニッシュ3位にはR8用エンジン搭載したベントレーEXPスピード8)、2002年1-2-3フィニッシュアウディ手を引きプライベーターの手委ねられ2003年トラブル影響もあり、フォルクスワーゲングループ実質的なワークスとなった新設計のベントレーEXPスピード8後塵拝して3-4フィニッシュに留まったものの、2004年には再び1-2-3フィニッシュ達成している。 なお、2004年郷和道監督務めチーム郷総合優勝果たしており、日本チーム運営は、フランスのチーム・オレカ)としては1991年マツダ・787B以来13年ぶり、2度目総合優勝となった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/30 16:45 UTC 版)

アストンマーティン・DB4GTザガート」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、DB4GTの3,670cc水冷直列6気筒ツインプラグDOHCエンジンベース圧縮比を9.7:1と高めたもの。3基のウェーバー製45DCOEダブルチョークキャブレターから314hpを出力する車重DB4GT比べ更に軽量な1,159kgとされたが、さらに一層の軽量化行ったバージョンが4台製作された。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/20 05:59 UTC 版)

アストンマーティン・DB4」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、DB2までのウォルター・オーウェン・ベントレー設計のものに代えて、タデック・マレックが新たに設計した内径φ92 mm×行程92 mmで3,670 cc水冷直列6気筒の全軽合金DOHCエンジン搭載標準型は2基のSUキャブレターから240 hpを、高性能版ヴァンテージ仕様は3基のSUキャブレターから266 hp発揮する。このRB6型エンジンは、DB4搭載され前に、DBR2に搭載され1957年のル・マン24時間レース実戦経験している。 シャシも、DB2までの鋼管組み代えて鋼板溶接プラットフォーム上に小径鋼管溶接によるボディ骨格形成し、アルミニウムボディパネルをその上に被せる、カロッツェリア・ツーリングによるスーペルレジェッーラとなったトランスミッション親会社デヴィッド・ブラウン製の4速MTブレーキロッキード製のバキュームサーボ付き4輪ダンロップ・ディスクブレーキを採用した当初モデルホークアイ呼ばれるノンカウルヘッドライトタイプであったが、後のSr.4のヴァンテージ仕様およびSr.5は、DB4GT同様のプレクシグラスのカウルドヘッドライトとなった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/04 00:00 UTC 版)

フォード・GT90」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、排気量5,927ccの90V型12気筒 48バルブDOHC。これにギャレット社製ターボチャージャーを4基装着ミッドシップ形式搭載し後輪駆動する最大出力720PS、最大トルク91.3kgmを発揮ちなみにこのエンジンフォードV型8気筒エンジンから2気筒取り去ったものを2基結合させたものであるシャシーはアルミハニカムモノコック製だが、コンポーネント多くジャガー・XJ220から流用しており、ダブルウィッシュボーン形式サスペンション5速マニュアルトランスミッションなどもその1つである。ボディカウルカーボンファイバー製である。 スタイリングフォード社内によるもので、張りのある面と鋭角エッジを持つ独特のもの。これは後にフォードのスタイルテーマとなるニューエッジデザインへと繋がる。また、ルーフまで回り込んだ開口部を持つドア、フロントエアダムのインテーク及びライトカバー、フロントボンネットのエアアウトレット、リアピラーに設けられインテークなど、GT40イメージさせるデザイン各所見受けられる。 それに対し逆三角形のテールレンズや三角形開口部設置されマフラー速度に応じて自動的にせり上がるリアウィング装備されているリアエンドのデザインは独特のもので、GT40との関連は無いに等しい。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/08 14:55 UTC 版)

アストンマーティン・DB4GT」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、DB4の3,670cc水冷直列6気筒DOHCエンジンベース圧縮比9:1としたツインプラグヘッドを搭載。3基のダブルチョーク・ウェーバー45DCOEキャブレターから302英馬力出力するノーマルDB4比べホイールベースを5インチ短縮し2シーターとした。これに伴い車重ノーマルDB4比べ約85kg軽い1,296kgとしたが、プライベートチーム用に数台、更に軽量化したバージョン製作された。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:43 UTC 版)

デ・トマソ・パンテーラ」の記事における「機構・スタイル」の解説

ボディ構造は、マングスタまで受け継がれていたバックボーンフレーム捨て去り量産性に優れモノコック採用している。この頃スーパーカーには、そもそも大量生産前提したものなどほとんど存在しなかったため、非常に異質な存在とも言えるサスペンション前後ダブルウィッシュボーン無難な選択をしているが、リアサスペンション剛性充分ではなく破損しやすい欠陥抱えていた。この点は、後の改良によって修正されている。 エンジンフォードの351V8、生産工場名を取って通称クリーブランド呼ばれる排気量5.8リットル (L)水冷V型8気筒OHVエンジン搭載した330馬力トルク45メートル重量キログラム (m kgf) (441ニュートンメートル (N·m)) を発生するが、特にチューニングされたものではなくコストダウン重視でほとんどノーマルのままミドシップ搭載している。このエンジンこそが、パンテーラにとって最大技術的ネックとなり、販売上の足かせともなってしまう。 このエンジン動弁機構OHVで、SOHCDOHC比べシリンダーヘッド小さくエンジンそのもの重心高くない加えてエンジン全体排気量比して非常に小型軽量である。しかし、潤滑一般車同様のウェットサンプ式を採用していたため、エンジンの搭載位置高くなり、その影響により重心高くなってしまった。パンテーラは、アメリカニーズ合わせて車高高く設定していたので、これらが相まって挙動不安定さ拍車をかけた。加えてライバルであるフェラーリランボルギーニが、自社エンジン搭載していたのに対しパンテーラフォードエンジンだったため、一部エンスージアストからは「純粋なスポーツカーではない」と根拠のない非難まで浴びてしまう。 しかし、パンテーラはそれらのライバル対し半額プライスタグをつけていたため、競争力という点ではかなり強かった目標生産台数4,000台には及ばなかったが、最盛期1972年には2,700台以上を記録、この種のスーパーカーとしては大成功部類属す販売台数達した。しかし、1973年到来したオイルショックの波には勝てず、快進撃続けていた生産台数は急下降してしまうものの、基本的なスタイル維持したまま走行性能関わる改良続け、また飽きの来ない秀逸デザイン功を奏し1970年代生き残り1990年代まで、非常に小規模ながら生産され続けたデザイントム・ジャーダ

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アウディ・R10 TDI」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、5.5リッター水冷V型12気筒バンク角90度)ディーゼルエンジンアルミニウム製ツインターボ過給施した

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:58 UTC 版)

アストンマーティン・DB6」の記事における「機構・スタイル」の解説

DB5」と同じボアφ96mm×ストローク92mmの3,995cc水冷直列6気筒軽合金DOHCエンジン搭載標準型は3基のSUキャブレターから282英馬力を、高性能版の「ヴァンテージ」は「DB5」の同仕様比べさらに圧縮比アップさせ、3基の「ウェーバー」製のキャブレター標準装備とされ325英馬力発揮するギアボックスは、ZF5速MT標準であるが、アストンマーティンとして初めて、ボルグワーナー製ATもオプション設定された。 アストンマーティンとして初めて、ZFパワーステアリングエア・コンディショナーがDB6で初めオプション設定された。なお、「DB6Mk2」ではパワーステアリング標準装備となる。また、アメリカなどの右側通行の国に向けた左ハンドル版も用意された。 「DB5同様にイタリアの「カロッツェリア・トゥーリング」が特許を持つ「スーパーレッジェーラ」製法製作されボディは、「DB5」に比べ、フロントウインドシールドはわずかに寝かされ1963年のル・マン24時間レース参戦した「DP214/DP215」で効果確認されカムテール採用された。 さらに、かねてから指摘されていた後部座席頭上及び足元スペース狭さ解消するために、ホイールベースが「DB4」および「DB5」に比べ95mm延長された2,585mmとされた。またバンパー2分割タイプ採用された。

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ポルシェ・カレラGT」の記事における「機構・スタイル」の解説

カレラGTボディ構造モノコック構造ではなくキャビンであるカーボンファイバー製のタブに、エンジンサスペンション支持する籠状のサブフレーム連結する、やや特異なエンジニアリング展開されている。特にサブフレーム上下2ピースエンジン包み込むようにしてマウントし、エンジン降ろして整備を可能とするため、上のピースボルトを外すことで簡単に外れ構造になっているボディパネル全てカーボンファイバー製で、外部からの応力全てシャシー受け止めるよう設計されており、ボディパネルにかかる応力最小限留められている。これによってタルガトップスタイルを実現している。シャシー構造物一部除きオールカーボンにしていることは大きく大排気量エンジン背負いながら車両重量は1,380kgである。 サスペンション前後ともダブルウィッシュボーン式で、インボードにマウントされたショックアブソーバーサスペンションアームとはプッシュロッド繋がっている。 ブレーキポルシェ最先端技術投入され、高剛性モノブロックキャリパーにPCCB(ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ)と称するカーボンセラミック複合素材ディスク組合わされている。このディスク素材レーシングカーにも使用されており、18kgとスチール製に比べて圧倒的に軽量である。 エンジンドライサンプ方式により潤滑され、V型10気筒ボアφ98mm×ストローク76mmで5,733cc、圧縮比12.0で612PS/8,000rpm、60.2kgm/5,750rpm。これだけ性能持ちながらエンジン単体重量は200kg弱に留めている。レイアウト自由度高めるため、バンク角V型10気筒等間隔燃焼理想とされる72度でなく68度に設定している。 トランスミッション6速MT。φ169mmと超小径クラッチは、ブレーキ同様のカーボンセラミック複合素材使用したPCCC(ポルシェ・セラミックコンポジット・クラッチ)で、慣性重量低さと多板クラッチ特有の唐突に繋がる特性あいまって、非常に扱いづらい評される対抗馬であるフェラーリ・エンツォフェラーリセミATによるシフト機構で、クラッチペダル存在を消すことでドライビングイージーにしている点とは、大きくアプローチ異なる。 販売価格は約5,000万円で、世界限定1,500台が生産される予定だったが、1,270台で生産終了した

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フェラーリ・エンツォフェラーリ」の記事における「機構・スタイル」の解説

デザインは、当時ピニンファリーナ在籍していた日本人カーデザイナー奥山清行よるものF50にはなかった快適性それ以上動力性能有しこれまでフェラーリ開発して来た限定生産車のいずれとも違う性格を持つものとなった明らかにF1マシン意識した解るフロントノーズ、フェラーリ伝統丸形テールランプ削り出しかのように露出させたテールエンドエアインテーク兼ね大きく張り出した前後フェンダーなど大胆かつ明快なもので、スーパーカーレーシングカー強く想起させるエクステリアデザインとなっている。奥山によれば当初提出したデザインはこれよりも保守的なものでフェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼーモロからダメ出し受けたが、「15分待ってください」と上司頼んだあとで手持ちデザイン完成させ、それを提出する了承されたという。 後年2019年)の奥山の証言によれば本車デザインRX-78ガンダムからのインスパイアであると語られている。 F1風のハイノーズは、スクーデリア・フェラーリ1999年にF1のコンストラクターズチャンピオン獲得したことで採用踏み切ったという。開発中は、当時フェラーリエースドライバーだったミハエル・シューマッハにも意見聞いている。 F40F50にあったリアウィング廃しキャノピー強調させたF50よりシャープにしてダイナミックなライン描かれている。ドアバタフライドア採用してシートへのアクセス容易なものにしており、さらにエアコン完備されるなど、ドライバー環境かなりの配慮見せている。一方でモーターにより可動する電動スポイラーグラウンド・エフェクト狙ったアンダーパネルのベンチュリ・トンネル、その効果助長するリアエンドの大型ディフューザーなど、走行性能に関する部分F50からさらに煮詰められている。 ほぼ同時期に存在アナウンスされポルシェ・カレラGTメルセデス・ベンツ・SLRマクラーレン同じく、この時期トレンドとなるカーボンファイバー素材多用しボディパネルもとよりフレーム大半がカーボンコンポジットによって形成されている。コクピット強靭なバスタブモノコック形状とし、そこからサブフレーム伸ばしてエンジンマウントする。 同じようダラーラ製造委託したF50との大きな違いは、F50が同じカーボンフレーム用いつつもエンジンフレーム一部みなして走行中のストレス負担させる構造を持つのに対しエンツォ・フェラーリサブフレームブッシュを介してマウントする方式であり、純粋なレーシングカーレイアウトを採るF50比較し、ずっとロードカーらしい設計となったエンジンフレーム直接連結されるF50騒音振動対策の面で不利な要素持っていたものの、エンツォはゴムブッシュという緩衝材噛ませることで快適性の向上に寄与エンジン外部からの応力を受ける必要がないため徹底的な軽量化図られ単体重量は225kgである。 型式名F140Bのナンバーを持つエンジンはこの車のために開発されたものであり、排気量5,998 ccバンク角65°の水冷V型12気筒DOHCエンジンで、シリンダーブロックアルミニウム合金製である。最高出力660PS、トルク67kgf·mと非常に強力なスペック誇り回転数は最高8,200回転まで許容するが、吸排気バルブ開閉タイミング適切に調節する可変バルブ機構搭載し低回転域での扱いやすさも考慮されている。このエンジン軽量な車体によって、最高速度は350km/hと公表されている。 トランスミッション当初7速とささやかれたものの、結局は保守的な6速落ち着いたセミオートマチックトランスミッションF1マチックを搭載しクラッチペダル廃したが、自動変速モード搭載されておらず、パドルシフトによる手動変速操作が必要となる。 足回り四輪ダブルウィッシュボーンショックアブソーバー+コイルユニットをフレーム側に取り付けプッシュロッドで押すインボード式が採用されている。ブレーキブレーキローターにカーボンセラミック素材使用したブレンボ製。装着されるタイヤ当時F1グランプリ密接な関係にあったブリヂストンの「ポテンザRE050スクーデリア」という専用品である。 非常に過激なスペックにもかかわらずASR呼ばれるスタビリティコントロール搭載し、これが機能する限り一般道ドライバーコントロール不能に陥る危険を低くしている。ASR任意にカット・オフすることも可能。かつてのマクラーレン・F1性能は、ロードカーとしてはすでに危険な領域踏み込んでいたが、エンツォはこのASR搭載によってマクラーレンに迫る性能持ちながら、ロードカーとしての安全性確保している。 エンジンミッションサスペンションASR統合制御されドライバーは「ノーマル」、「スポーツ」、「レース」の制御プログラム選択できる。「レースモードASRオフ選択したときにはスタート時ローンチコントロール使用したレーシングスタートが可能である。 なお左ハンドル車のみの生産であり、右ハンドル車当初オプション選べたが399台のうち1台も受注がなく、結果的に生産されなかった。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 01:03 UTC 版)

アストンマーティン・DP212/DP214/DP215」の記事における「機構・スタイル」の解説

‘DP212/214/215’の‘DP’は、‘ディヴェロプメント・プロジェクト’の略字であり、当時アストンマーティンオーナーであるデビット・ブラウンの頭文字から取られた‘DB’の名称とは関係がない。ボディ・デザインアストンマーティン・DBR1と同じくテッド・カッティングによるものである。

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アストンマーチン・DP212/DP214/DP215」の記事における「機構・スタイル」の解説

‘DP212/214/215’の‘DP’は、‘ディヴェロプメント・プロジェクト’の略字であり、当時アストンマーチンオーナーであるデビット・ブラウンの頭文字から取られた‘DB’の名称とは関係がない。ボディ・デザインはDBR1と同じくテッド・カッティングによるものである。

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シトロエン・エグザンティア」の記事における「機構・スタイル」の解説

1955年登場したDSから続く独自のハイドロニューマチックシステムおよびハイドラクティブを搭載していた。このエグザンティアまでが作動油に鉱物性のLHM(緑色)を使用しており、この後モデル化学合成LDSオレンジ色)に変わっている駆動方式は、シトロエン伝統FF方式で、サスペンション形式前輪ストラット後輪トレーリングアームセダンボディサイズ全長4,440mm×全幅1,755mm×全高1,380mm、ホイールベース2,750mm。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 18:04 UTC 版)

ランボルギーニ・ガヤルド」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、バンク角90°の水冷V型10気筒アルミ鋳造製のシリンダーブロックは、アウディ製のものとベースは同じ。重心下げるため広いバンク角度を採用しているが、等間隔燃焼実現するためにクランクピン18°オフセットしている。排気量は5Lであり、500psを発生するボア×ストロークが82.5mm×92.8mmというロングストローク仕様であるため、低回転域のトルク特性優れており、ロングストロークではあるがレッドゾーンは8,200rpmからとなっている。2006年モデルより排気系見直しで520psへと出力向上したエンジン搭載形式ミッドシップだが、出力520psともなると2輪駆動ではトラクション確保が困難である為、4WDシステム採用された。4WDシステムは、低重心化も兼ねてエンジンとともに構造限界まで下げた状態で搭載されており、複雑な制御知られるアウディ製クワトロシステムではなくシンプルなセンターデフ式で、ビスカスカップリング式LSDを使用しており、この点はディアブロ準じる構成となっている。トランクミッドシップ車に相応しく前輪側。 シャシーアウディ製のアルミスペースフレームで構成されている。ボディ単体での重量は250kgと軽量である。総車体重量は1,430kgと公称されている。ランボルギーニ伝統の低い全高は1,160mmドアに関してウラッコ系同様、日常使い勝手向上させる為に12気筒モデルシザードアではなく一般的なヒンジの横開きドア採用したまた、2005年モデルより、道路段差等への進入し易いようにフロント車高を少し上昇させることが可能となっている(日本仕様では標準装備)。このシステム油圧式で、車高上げた状態でも70km/hまでで走行できる2008年マイナーチェンジが行われ、ランボルギーニ・カウンタックの「LP」(イタリア語ミッドシップ縦置き「縦方向後部」Longitudinale Posterioreの略語)の呼称2006年ムルシエラゴLP640引き続き付けられた「LP560-4」が発表された。560560馬力、4は四輪駆動意味するフロントバンパーライトボンネットリアバンパー、リアコンビネネーションランプが変更され、リアフェンダーダクトは廃止された。これにより、5.2L直噴エンジン最高出力560ps/55.1kg·m)、1,420kgのスペックとなり、ドイツ国内2009年のベストスポーツカー賞を受賞した。この2009年仕様エンジン親会社であるアウディ兄弟車スペチアーレ「R8 5.2LFSI」にも採用されている。 2010年3月ジュネーブショーサーキット走行向けのモデルである「LP570-4Superleggera」が発表された。これは570psエンジン、1,340kg(アルミ&カーボンボディ仕様となっている。 2013年11月に、ランボルギーニ史上最多となる総生産台数14,022台で生産終了した販売台数後継ウラカン抜かれるまでランボルギーニ史上最多売り上げ額も最大記録した[要出典]。 前期型 リア 後期型 リア 最後期型(Squadra Corseリア エンジン インテリア

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/24 19:22 UTC 版)

アストンマーチン・DB4」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、DB2までのウォルター・オーウェン・ベントレー設計のものに代えて、タデック・マレックが新たに設計したボアφ92mm×ストローク92mmのスクエアで3,670ccの水冷直列6気筒の全軽合金DOHCエンジン搭載標準型は2基のSUキャブレターから240hpを、高性能版ヴァンテージ仕様は3基のSUキャブレターから266hpを出力する。このRB6型エンジンは、DB4搭載され前に、DBR2に搭載され1957年のル・マン24時間レース実戦経験している。 シャーシも、DB2までの鋼管組み代えて鋼板溶接プラットフォーム上に小径鋼管溶接によるボディ骨格形成し、アルミニウムボディパネルをその上に被せる、カロッツェリア・ツーリングによるスーパーレジェッラとなったギアボックス親会社デヴィッド・ブラウン製の4速MTブレーキロッキード製のバキュームサーボ付き4輪ダンロップ・ディスクブレーキを採用した当初モデルホークアイ呼ばれるノンカウルヘッドライトタイプであったが、後のSr.4のヴァンテージ仕様およびSr.5は、DB4GT同様のプレクシグラスのカウルドヘッドライトとなった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/29 21:08 UTC 版)

アストンマーチン・DB6」の記事における「機構・スタイル」の解説

DB5と同じボアφ96mm×ストローク92mmの3,995cc水冷直列6気筒軽合金DOHCエンジン搭載標準型は3基のSUキャブレターから282英馬力を、高性能版ヴァンテージ仕様DB5の同仕様比べさらに圧縮比アップさせ、3基のウェーバーキャブレターから325英馬力発揮するギアボックスZF5速MT標準であり、ボルグワーナー製ATもオプション設定された。ZFパワーステアリングエア・コンディショナーがDB6で初めオプション設定された。なお、「DB6Mk2」ではパワーステアリング標準装備となる。 外観DB5比べ、フロントウインドシールドはわずかに寝かされ延長されホイールベースカムテール採用相まってスムーズモダンなライン構成される。またバンパー2分割タイプ採用された。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/29 21:00 UTC 版)

アストンマーチン・DB4GT」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、DB4の3,670cc水冷直列6気筒DOHCエンジンベース圧縮比9:1としたツインプラグヘッドを搭載。3基のダブルチョーク・ウェーバー45DCOEキャブレターから302英馬力出力するノーマルDB4比べホイールベースを5インチ短縮し2シーターとした。これに伴い車重ノーマルDB4比べ約85kg軽い1,296kgとしたが、プライベートチーム用に数台、更に軽量化したバージョン製作された。

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アストンマーチン・DB4GTザガート」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、DB4GTの3,670cc水冷直列6気筒ツインプラグDOHCエンジンベース圧縮比を9.7:1と高めたもの。3基のダブルチョーク・ウェーバー45DCOEキャブレターから314英馬力出力する車重DB4GT比べ更に軽量な1,159kgとされたが、さらに一層の軽量化行ったバージョンが4台製作された。

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機構・スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/22 01:11 UTC 版)

アストンマーチン・V8」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、その名の通り5,340ccの水冷90°V型8気筒エンジン搭載V8エンジンDOHCという当時としてはかなり贅沢な設計で、最高回転6,250rpmという高回転型エンジン仕上げられている。初期型ボッシュ製のフューェルインジェクション、後期型はダウンドラフトツインチョークウェーバーキャブレター4基で燃料供給当時アストンマーチン・ラゴンダは、ロールス・ロイス同じくエンジン出力公表しない主義取っていたため正式な出力不明だが0-400mを14.3秒で走り1,800kgの巨体を最高258km/hまで引っ張るころから280 - 340英馬力推測されている。高性能モデルV8ヴァンテージ最終型搭載する580Xエンジンは430英馬力を出すとも言われている。 当時最高級パワーステアリング搭載されており、変速機クライスラー製トークフライト3速ATと、ZF5速フルシンクロMTが同じ価格用意されていた。現代車に比べればペダルはかなり重いが、ガーリング製4ポット・キャリパーとベンチレーテッドディスクロッキードAP製のバキュームサーボアシストしたブレーキ耐フェード性高く信頼性の高い制動力持っていた。 内装子牛5頭分コノリーレザーよる。パネルにはスミス製の6つメータールーカス製のアンペアメーター(Sr.4からはボルトメーター)計7連がW型配置されている。Sr.3までは結晶塗装パネルにメッキリングのメーター輝き、Sr.4からはメッキリングが廃止され代わりに風合いのあるウッド製のパネルとなる。 スーパーレジェッラ工法による、細い鋼管にアルミパネルを手作業溶接しボディは、22層もの塗装施されている。大きなV8エンジン収めたロングノーズと、古いイタリア車風のバックラインを持つが、ボディ大きめ

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機構・スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/08 16:16 UTC 版)

アストンマーチン・DB5」の記事における「機構・スタイル」の解説

エンジンは、ボアDB4のものから4mm拡大したボアφ96mm×ストローク92mmの3,995cc水冷直列6気筒軽合金DOHCエンジン搭載標準型は3基のSUキャブレターから282英馬力を、高性能版ヴァンテージ仕様は3基のウェーバーキャブレターから314英馬力出力するギアボックス当初親会社デビッド・ブラウン製のオーバードライブ4速MT、後にはZF5速MT標準であり、ボルグワーナー製ATもオプション設定された。 外観はDB4Sr.5との差異殆どないが、装備類の充実からか車重は116kg増の1,470kgとなった

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