基本的なスタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:06 UTC 版)
「ヒーローインタビュー」の記事における「基本的なスタイル」の解説
試合終了後、その試合の勝利に貢献した選手をメディアが1、2名選んで行う。例えば野球の場合、決勝打を打った、あるいは最も多く打点を挙げた選手や、勝利投手などが選ばれる。ホームチームが勝利した場合のインタビューでは大人数が呼ばれることもある。アウェー(ビジター)チームが勝利した場合、2人以上呼ばれることは基本的にない。複数名の場合、一人ずつインタビューを行う。マン・オブ・ザ・マッチ(当該試合の最優秀選手賞)が設けられている場合はその選手が対象となり表彰式と併せて実施されることが多い。選手によってはインタビューを受けるのみならず様々なパフォーマンスを披露することもある。優勝決定戦や国際試合などでは勝利監督インタビューも合わせて行う(チームや放送局によってはレギュラーシーズンの公式戦でもミックスゾーンなどで独自に監督インタビューが放送される場合もある)。 ヒーローインタビューは勝利チーム側のベンチや応援席のファンが多くいる前、野球では当該チームの内野スタンド前(読売ジャイアンツの東京ドームや広島東洋カープの旧広島市民球場・マツダスタジアムでの開催ではホームベース付近)、サッカーではメインスタンド前(横浜F・マリノスの日産スタジアム・ニッパツ三ツ沢球技場での開催では2016年まではゴール裏だった)、バスケットボールではセンターサークルで通常行われる。スポンサーロゴが描かれたインタビューボードが付いた可搬式・全高50センチメートル程度の小型ステージ上でインタビューを受けることから「お立ち台に立つ」という表現が使われることが多い。ただし、お立ち台があるのは原則としてホームチームの選手がインタビューを受ける場合のみであり、また地方開催ではホームチームであってもチームや開催地によってはお立ち台がない場合もあり、さらにBリーグでは大半でステージがなくインタビューボードもあるチームとないチームに分かれるが、お立ち台がない場合も含め、ヒーローインタビューを受けること自体を指して「お立ち台(に立つ)」と称することも多い。中日ドラゴンズ・北海道日本ハムファイターズ・福岡ソフトバンクホークスの場合はインタビューされる選手をウグイス嬢又はスタジアムDJがコールし、選手が使っている登場曲でお立ち台へ向かう。また、読売ジャイアンツは東京ドームの主管試合に限って、「ヒーローカー」と呼ばれるリリーフカーに似た車両に選手が乗り込み球場を一周しながらお立ち台へ向かう。 基本的には試合を中継したテレビ・ラジオ局の共同インタビューとして同じヒーローインタビューを流しており(ただし主に地上波民放テレビでは放送時間の都合により実況アナウンサーが「インタビューの途中ですが…」と言い音声を切り替えて飛び降りる場合もある)、インタビュアーは通常、それらの局のアナウンサー(主にレポーター)から代表して担当する(プロ野球では主にその日の地上波テレビ中継を行う放送局の担当アナウンサーが多い。Jリーグでは公式ブロードキャスター(DAZN、2016年まではスカパー!)向け中継のレポーターを出す)が、プロ野球では読売ジャイアンツ・阪神タイガースなど球団によってベンチレポーターとは別のアナウンサーを出すこともある。また、チームによってはスタジアムDJがインタビュアーを担当する場合もある。外国人選手の通訳は所属チームの専属が務める。現在、J1リーグでは地上波などで並行して中継される試合において、別々にインタビューが行われる場合もある(この場合、一方はスタンド前、もう一方はフラッシュインタビューゾーンでインタビューを行う)。また、横浜DeNAベイスターズは横浜スタジアム正面カウンター前広場(通称YYパーク)にて「第二ヒーローインタビュー」の名でメディア向けとは別のインタビューを行っている。 大型映像装置(オーロラビジョンなど)を完備している会場ではインタビューの様子が映されることが多い。 2005年頃からは、ホームチームが勝利した場合に球団マスコットのぬいぐるみなどを付けたマイクをヒーローインタビューに使用している球団も出てきている。また、現在ではお立ち台にチアリーダーやマスコット が整列してインタビューを盛り上げる事もある。さらに、中日ドラゴンズや東京ヴェルディのように抽選で選ばれた観客に対して、インタビューを間近で楽しんでもらい記念撮影もするというファンサービスを施すチームもある。北海道日本ハムファイターズは札幌ドームの主管試合に限って、2015年のオーロラビジョンリニューアル後、2018年までヒーローインタビュー専用のステージカーが登場していた(東京ドームほかの地方開催は、従来と同じくスポンサーパネルを設置したものだけ)。 なお、インタビューを始める際に「放送席、放送席」と連呼するが、これは中継放送中にインタビューを挿入するための各局音声スタッフに向けての合図であり、1回目で音量を調節し、2回目で確認を行っていたためである(1回目は音声スタッフのみが聞くことができた)。現在ではインタビュー前に音声側の準備も進めているため、必ずしも連呼することはなくなっている。一方で、「放送席、放送席、そして○○ファンの皆様」(○の中には勝利チーム名が入る)などと観客及び視聴者に向けても呼びかける場合もある。北海道日本ハムファイターズでは放送席といわず「<主催球場>にお越しのファイターズファンの皆様、そして北海道・全国のファイターズファンの皆様」などの文句から始まる(北海道コンサドーレ札幌のホームゲームにおいてヒーローインタビューを担当するSTVアナウンサーの文句もほぼ同じである)。また、横浜DeNAベイスターズでは(インタビュアーにもよるが)さらにシンプルに「お待たせいたしました」の文句から始まることが多い。
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基本的なスタイル
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「ビックラゲーション」の記事における「基本的なスタイル」の解説
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