ビックラゲーションとは? わかりやすく解説

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ビックラゲーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/09 04:42 UTC 版)

ビックラゲーションとは、パルコ出版発行の雑誌『ビックリハウス』において、1975年7月号から1985年10月号まで連載された、読者投稿コーナーである。

ビックラゲーションと言う題名は、ビックリ!コミュニケーションを合成した造語[1]

概要

ハウサー(ビックリハウス読者)が、最近ビックリした出来事を投稿するコーナー。1975年5月号の同名の特集が元になっている。

開始当初は投稿数が80通程度だったが、その後じわじわと人気が上がっていき、やがてビックリハウスの代表的なコーナーへとのし上がっていった。人気の証として、女性週刊誌などで「ぶったまゲーション」「おったまゲーション」といった類似企画が登場している。

渡辺いっけい大槻ケンヂ[2]が常連で、最優秀賞を取った事もある。

基本的なスタイル

当コーナー内では、投稿された作品はビックラと呼ばれる。

まず最初に最優秀賞を発表し、その後優秀賞、佳作、悪例作品と続き、その他多数を通常取り扱い作品として掲載する。最優秀賞と優秀賞、悪例作品には選者のコメントが付く(佳作にも付く場合がある)。

最後のページには選者の後記が載せられる。

ページ数は最初は1ページだったが、投稿が増えるに従ってページも増えていき最終的に平均5~6ページを保っていた。

選者

  • 高橋章子
  • ヒップアップ : 1982年11月号で選考を行っている。また、メンバー3人もビックラを発表している。

単行本

1976年に『ビックラゲーション選』がブロンズ社から出版されている。

その他

1982年に発売されたカセットブック『音版ビックリハウス 逆噴射症候群の巻』(アルファレコード)に坂本龍一が作曲した「ビックラゲーション」が収録された。曲中で朗読されるビックラは実際にコーナーに掲載された物である。

脚注

  1. ^ ビックリハウス1975年5月号の特集「ビックラゲーション」より。
  2. ^ 当時のペンネームはビッグムーン大槻。

参考文献

  • ビックリハウス 驚愕大全(1993年、NTT出版

ビックラゲーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 04:52 UTC 版)

ビックリハウス」の記事における「ビックラゲーション」の解説

バスが道を間違えた」などといった、日常驚いた出来事投稿する単純ながら飽きの来ないコーナービックリハウスマイナーなのをいいことに、メジャーな雑誌レイアウト体裁などを丸々コピーされて、「偽物」が出回るほどだった。

※この「ビックラゲーション」の解説は、「ビックリハウス」の解説の一部です。
「ビックラゲーション」を含む「ビックリハウス」の記事については、「ビックリハウス」の概要を参照ください。

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