ヒーローインタビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 00:44 UTC 版)
ヒーローインタビューとは、団体スポーツにおいて、試合で活躍し勝利に貢献した選手に対して試合終了後に会場で行うインタビューのことである。
注釈
- ^ 2008年4月8日、北海道日本ハムファイターズが札幌ドームでの東北楽天ゴールデンイーグルス戦で0-7をひっくり返し8-7で勝利した際、9人がお立ち台でヒーローインタビューされたことがあった。[2]
- ^ ビジターで複数名がヒーローインタビューを受けた稀少なケースとして、2014年9月17日の西武ドームにおける西武対日本ハムでの木佐貫洋と稲葉篤紀がある。この試合では同年限りで引退を表明し同球場における最後の試合出場となった稲葉が本塁打を放ち、木佐貫が同シーズン初勝利を挙げた。
- ^ 一例として岡山一成による「岡山劇場」が挙げられる。詳細
- ^ チームや放送局によってはレギュラーシーズンの公式戦でもミックスゾーンなどで独自に監督インタビューが放送される場合もある
- ^ ラ・テ併設局(分社化されたTBS・STV・CBC・ABC・MBSを含む)では、テレビ・ラジオ同時中継する場合でも、ベンチレポーターはラジオ・テレビ別々の出演者が出る場合があるが、殆どがテレビ用のレポーターが担当する。
- ^ DAZN、2016年まではスカパー!。
- ^ バスケットLIVE。2017-18シーズンまではスポナビライブ。
- ^ 北海道日本ハムファイターズの監督がインタビューを受ける場合、2012年にはファイターズ讃歌が使用された。
- ^ 中日ドラゴンズではドアラの顔を、阪神タイガースではトラッキーの顔を、それぞれあしらったマイクを使用。
- ^ 阪神タイガースでは阪神甲子園球場・京セラドーム大阪で行う場合に、トラッキーらがヒーロー選手の後ろでその試合の「マン・オブ・ザ・マッチ」に当たる「ヒーロー賞」の目録パネル(複数いる場合はその人数分)を持っている。
- ^ 放送局によっては、ホームチーム敗戦時はテレビ・ラジオでも放送しない場合がある。
- ^ 2011年までは通常ではビジターチームの選手にはされなかった。
- ^ 引き分け試合でヒーローインタビューが実施された数少ないケースとして、2003年8月10日の東京ドームでの巨人対ヤクルト戦での川相昌弘がある。同日の試合で川相は通算511犠打を達成し、エディ・コリンズの持っていた犠打世界一に並んだ。
- ^ サッカーの試合においてPK戦となった場合、公式記録上「引き分け」となるがこの場合はPK戦を制したチームの選手に対し、勝利チームに準じた扱いにしてインタビューが行われる。
- ^ 第2試合開始まで20分しかなくインタビューを行う時間がないため。
- ^ 日本選手権シリーズは、勝利監督と勝利チームのその試合のヒーロー選手に対するインタビューが行われる。日本一決定後は監督に続き、最高殊勲選手賞を獲得した選手にインタビューをする
- ^ ホームゲームでのレギュラーシーズン最終戦セレモニー、引退試合、優勝マジック1のチームが敗北したがマジック対象チームが負けて優勝決定し、胴上げがあった場合、もしくは対象チームの結果如何で優勝が決まる試合がまだ続いており当該試合を場内で流す場合等。
- ^ 2012年8月2日のDeNA対広島戦では、DeNAが5-1とリードして迎えた9回にDeNAの山口俊が広島の會澤翼の頭部付近に死球を与え、會澤はその場で倒れ、救急車をグラウンドに入れて會澤を病院に搬送した。このことで場内は試合どころでない雰囲気になった。この後、DeNAは5-2で逃げ切り勝利したが状況に配慮してヒーローインタビューを中止にした。[7]
- ^ 1982年の日本シリーズ第2戦ではふがいない試合ぶりに怒った中日ファンが試合終了後、引き揚げる西武ライオンズの選手に物を投げつけるなどをしたため、安全面を考慮してヒーローインタビューは中止となった。また、2009年3月29日の東京ヴェルディ対栃木SCで東京VがJ2昇格1年目で最下位に低迷していた栃木に対して防戦一方の末1-0の辛勝だったことに腹を立てたサポーターのブーイングが収まらずヒーローインタビューは中止になった[8]。
- ^ かつては設備が整っていないため試合終了後に多くのファンが乱入してしまい、インタビューが中止になることもあった[9]。
- ^ 特に地方開催で移動距離や交通事情次第で試合直後からの移動を要する場合が該当。
- ^ 事例として当該項目参照。
- ^ 横綱、大関に勝利した力士が大関経験者の場合や、破った横綱、大関が不調である場合、実施されないこともある。
出典
- ^ 1970年代パリーグ暗黒時代の話をしよう ファイターズ編(1)「悲しきヒーローインタビュー」
- ^ “7点差逆転! 日本ハム9人お立ち台!”. スポーツニッポン. (2008年4月9日)
- ^ 阪神甲子園球場の伝統の灯をLEDで再現した、パナソニックの3つの挑戦
- ^ “阪神・赤星選手が観客にブチギレ「入ってねえんだよこの野郎!」。”. Narinari.com. (2008年5月25日) 2018年2月26日閲覧。
- ^ “【野球】甲子園球場でビジター球団のヒーローインタビュー場内放送が解禁された理由”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2023年5月23日) 2023年5月23日閲覧。
- ^ “マツスタも場内放送を解禁、ビジター選手のヒーローインタビュー”. 中国新聞 (中国新聞社). (2023年5月26日) 2023年5月26日閲覧。
- ^ “DeNA ハイタッチ、ヒーローインタビューなし 死球の会沢は入院せず”. スポーツニッポン. (2012年8月3日)
- ^ “東京V、大ブーイングでヒーローインタビュー中止”. ゲキサカ. (2009年3月30日)
- ^ “【オリックス】安全第一!お立ち台回避”. 日刊スポーツ. (2011年8月31日)
- ^ テレビカメラのレンズにサイン「G hands~ヒーローズ プレート~」(読売ジャイアンツ)
- 1 ヒーローインタビューとは
- 2 ヒーローインタビューの概要
- 3 概要
- 4 勝利者インタビュー
- 5 その他
- 6 関連項目
固有名詞の分類
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