バスケットLIVE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 09:42 UTC 版)
URL | basketball |
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言語 | 日本語 |
タイプ | ビデオ・オン・デマンド |
ジャンル | バスケットボール |
運営者 | ソフトバンク LINEヤフー |
収益 | 月額使用料 |
スローガン | 大好きなバスケが見放題! |
登録 | 必要 |
開始 | 2018年6月29日 |
現在の状態 | 運営継続中 |
バスケットLIVE | ||||||||
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YouTube | ||||||||
チャンネル | ||||||||
活動期間 | 2017年5月23日 - | |||||||
ジャンル | スポーツ | |||||||
登録者数 | 約15.1万人 | |||||||
総再生回数 | 約1億4997万回 | |||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年7月5日時点。 |
バスケットLIVE(バスケット・ライブ)は、ソフトバンク株式会社がLINEヤフー株式会社(旧ヤフー株式会社)と協力して運営する、日本国内のバスケットボール専門の定額制動画配信サービスである。
概要
ソフトバンクは2016年からスポーツ動画および情報コンテンツ配信サービスとしてスポナビライブを提供しており、このサービスを用いる前提でジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)との間でパートナー契約を締結していた。しかし、スポナビライブを2018年5月末をもってサービスを終了することになった。B1リーグを含むコンテンツ配信権の大半はスポーツ動画配信大手のDAZN[注 1]が承継したが、ソフトバンクとしてB.LEAGUEとのパートナー契約はスポナビライブ終了後も継続することになり[1]、改めて同リーグの動画配信サービスとして立ち上げたのがこのバスケットLIVEである。
2017年からはソフトバンクが日本バスケットボール協会(JBA)への支援も開始しており[2]、配信サービス開始は2018年6月29日のFIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選 日本 対 オーストラリアだった[3]。国内バスケットボール各試合のライブ配信に加えて見逃し配信(原則30日)やハイライト、インタビュー、特集など関連動画も配信されている。
LINEヤフーが展開するポータルサイト「Yahoo! JAPAN」内のスポーツサイト「スポーツナビ」においても当サービスと同じ動画が配信されている。
2019年12月11日より、Amazon Prime Videoにて有料チャンネル「バスケットLIVE for Prime Video」を開設し、B1リーグの公式戦を配信している[4]。
視聴デバイス・料金
スマートフォン、タブレット、パソコンに加えてテレビでの視聴も可能。HDMI接続されたスマートテレビあるいはApple TV、Amazon Fire TV、Chromecast(第3世代)に接続して視聴することができる。
当初SoftBank(LINEMO及び法人契約は除く)あるいはY!mobileのスマートフォンでは追加料金なしで利用が可能であったが、他のデバイスではYahoo!プレミアム(月額税込508円)への加入が必要となっていた[5]。ただし、ライブ・見逃し配信以外のコンテンツはYahoo!プレミアム未加入でも視聴可。なお、2023年9月19日を以てYahoo!プレミアム会員特典としての提供は終了され、28日より新料金プランを開始(月額550円、年額5,500円。但し11月までは無料キャンペーン実施。27日10:00から12月1日8:59までのメンテナンスを経て12月より本格開始)[6]。
バスケットLIVE for Prime Videoについてはプライム会員(月額600円)に加入した上で月額300円を追加する必要がある。
配信されるコンテンツ
- B.LEAGUE(B1・B2)
- レギュラーシーズン、プレーオフ(チャンピオンシップ、B2プレーオフ)全試合、オールスターウィークエンド全日程と一部プレシーズン、アワードショー。
- 2024-25シーズン現在、B2のハイライト動画は配信されていない(サービス開始当初は配信されていた)。
- 上記のメンテナンスによるサービス停止期間中に行われるB1・島根スサノオマジック VS 千葉ジェッツ戦については代替措置としてB.LEAGUE公式YouTubeチャンネルにてライブ配信、メンテナンス終了後に当サービスにて見逃し配信されることになった[7]。
- B3.LEAGUE(B3)
- 2024-25シーズンより配信開始[8]。
- 2023-24シーズンまではヒューマンアカデミー運営のB3TVで実施。
- 2022年B2昇格決定戦についてはB3TVと並行して配信された[9]。
- 2023-24シーズンはプレーオフのうち、セミファイナル及びファイナルを配信[10]した。
- 2018-19シーズンはレギュラーシーズン1週1試合、オールスター、プレーオフをライブ配信していたが、一部ディレイ配信となる試合もあった[11]。
- 2019-20シーズン以降はユナイテッドカップ(旧オータムカップ)、レギュラーシーズン、オールスター、プレーオフ全試合ライブ配信を行っている[12]。
- なお、当サービス開始前よりヒューマンアカデミーが運営するリーグ公式の動画配信サイト「W-TV」にて無料配信が行われていたが、以降も2020-21シーズンまで継続されていた。2021-22シーズンはSPOTV NOW(旧・SPOZONE) にて全試合無料配信していた。
- 2022-23シーズンより当サービスの独占配信となった。
- バスケットボール日本代表の試合
- ワールドカップアジア予選、国内親善試合など。主に地上波及びBSでの無料生中継がない試合を配信。
- 2023年ワールドカップ本大会は第1戦のドイツ戦と第2戦のフィンランド戦をライブ配信した他、ハイライト等も配信。
- 天皇杯(男子)は3次ラウンド以降、皇后杯(女子)はファイナルラウンド全試合。
- 2次ラウンドについてはJBA公式YouTubeチャンネルにてライブ配信。
- 2022・2023年大会の男子準決勝以降はディレイ配信(生中継はUNIVAS LIVE及びJ SPORTS)。
- 都道府県予選含む。
- 当初よりブロック大会を配信していたが、2024年は本大会のうち3回戦以降も配信[13]、2025年より全試合配信となり、そのうち3回戦から準決勝までは生中継(インハイ.TVにて全試合生中継)[14]。
- トップリーグ全試合とブロックリーグの一部試合。
他
- 過去
主な配信番組
B.WEEK!!リターンズ
Bリーグ情報番組。初回配信は毎週金曜日。
2016年11月25日にスポナビライブにて『B.WEEK!!』のタイトルで配信開始されたが[16]、同サービスとともに番組終了。2020年10月9日、バスケットLIVEにて『B.WEEK!!リターンズ』のタイトルで再開された[17]。
- 出演者
その他、適宜現役Bリーガーなどもゲストとして出演。
バスケ☆FIVE スピンオフ特集
テレビ朝日系列で放送中の情報番組『バスケ☆FIVE〜日本バスケ応援宣言〜』からのスピンオフ企画を配信。
Bリーグ全力応援!バスケ魂 presented by バスケットLIVE
BS10と同時・見逃し配信。
バスケットLIVE Presents On Fire賞
2020年に創設されたバスケットLIVEのアプリ限定応援機能(ファイア)を利用した月間表彰制度である。
B1・B2全クラブを対象に1か月で最もファイアされたクラブ・選手を表彰する[18]。オールスターゲームでも1試合で最もファイアされた選手を同様に表彰されることになった[19]。
受賞者は「B.WEEK!!リターンズ」にて発表される。
2022-23シーズンよりWリーグも表彰。
季 | 順位 | B1(クラブ) | B1(選手) | B2(クラブ) | B2(選手) | W(クラブ) | W(選手) |
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2020-21 | 1位 | 秋田ノーザンハピネッツ | 中山拓哉(秋田) | 熊本ヴォルターズ | マイケル・パーカー(群馬) | ||
2位 | 富山グラウジーズ | 長谷川暢(秋田) | 群馬クレインサンダーズ | 石川海斗(熊本) | |||
3位 | レバンガ北海道 | 野本建吾(秋田) | 西宮ストークス | トレイ・ジョーンズ(群馬) | |||
2021-22 | 1位 | 秋田ノーザンハピネッツ | 中山拓哉(秋田) | 熊本ヴォルターズ | 磯野寛晃(熊本) | ||
2位 | 宇都宮ブレックス | 比江島慎(宇都宮) | 愛媛オレンジバイキングス | 本村亮輔(熊本) | |||
3位 | レバンガ北海道 | 古川孝敏(秋田) | 福島ファイヤーボンズ | 俊野佳彦(愛媛) | |||
2022-23 | 1位 | 秋田ノーザンハピネッツ | 中山拓哉(秋田) | 熊本ヴォルターズ | 磯野寛晃(熊本) | 富士通レッドウェーブ | 町田瑠唯 (富士通) |
2位 | 横浜ビー・コルセアーズ | 比江島慎(宇都宮) | アルティーリ千葉 | 大塚裕土(A千葉) | ENEOSサンフラワーズ | 長岡萌映子(ENEOS) | |
3位 | 宇都宮ブレックス | 長谷川暢(秋田) | バンビシャス奈良 | 宇都直輝(奈良) | 新潟アルビレックスBBラビッツ | 坂田侑紀奈(新潟) | |
2023-24 | 1位 | 宇都宮ブレックス | 比江島慎(宇都宮) | 熊本ヴォルターズ | 山本翔太(熊本) | 富士通レッドウェーブ | 町田瑠唯 (富士通) |
2位 | 琉球ゴールデンキングス | 富樫勇樹(千葉J) | 福島ファイヤーボンズ | 駒沢颯(熊本) | 新潟アルビレックスBBラビッツ | 中村華祈(新潟) | |
3位 | 秋田ノーザンハピネッツ | ジャック・クーリー(琉球) | 滋賀レイクス | アーロン・ホワイト(熊本) | シャンソン化粧品シャンソンVマジック | 宮澤夕貴(富士通) | |
2024-25 | 1位 | 宇都宮ブレックス | 比江島慎(宇都宮) | 熊本ヴォルターズ | 磯野寛晃(熊本) | 富士通レッドウェーブ | 町田瑠唯(富士通) |
2位 | 琉球ゴールデンキングス | ヴィック・ロー(琉球) | 青森ワッツ | 山本翔太(熊本) | 新潟アルビレックスBBラビッツ | 坂田侑紀奈(新潟) | |
3位 | 千葉ジェッツ | 富樫勇樹(千葉J) | アルティーリ千葉 | 寺島恭之介(青森) | シャンソン化粧品シャンソンVマジック | 中村華祈(新潟) |
脚注
注釈
- ^ DAZNはその後、B1リーグの一部試合も配信していたが、年々配信試合数は減少し2020-21シーズンで一旦終了。2022-23シーズンよりB1リーグのハイライトを配信。2025年のチャンピオンシップよりライブ配信を再開し、次の2025-26シーズンよりB1・B2のライブ配信を開始予定である。
出典
- ^ 『B.LEAGUEとソフトバンク、試合のライブ中継など、 日本バスケットボール界の発展に向けて連携を継続』(プレスリリース)公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、2018年2月8日 。2018年2月11日閲覧。
- ^ “「BASKETBALL ACTION 2020 -超える力。叶える力。-」プロジェクト 立ち上げ記者会見のご報告 – 8月16日 (日) に代々木第一体育館にてオールバスケイベント開催を発表 –”. 日本バスケットボール協会 (2020年7月30日). 2021年5月20日閲覧。
- ^ 『国内バスケのライブ中継が楽しめる「バスケットLIVE」を「Yahoo!プレミアム」会員向けに提供開始!』(プレスリリース)ソフトバンク株式会社・ヤフー株式会社、2018年5月25日 。2021年1月6日閲覧。
- ^ アルバルク東京Twitterより
- ^ バスケットLIVE
- ^ “バスケットLIVE提供方法の変更および「バスケットLIVE無料で楽しもうキャンペーン」実施のご案内” (Press release). ソフトバンク株式会社. 7 September 2023. 2023年9月7日閲覧.
- ^ バスケットLIVEメンテナンス期間中の開催試合のLIVE配信について B.LEAGUE 2023年11月21日
- ^ 『B3TVサービス終了並びに2024-25シーズンの試合配信について』(プレスリリース)B3.LEAGUE、2024年6月18日 。2024年6月19日閲覧。
- ^ 『【B3】B2昇格決定戦配信・放送のお知らせ(追加)』(プレスリリース)一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ、2022年5月23日 。2022年5月24日閲覧。
- ^ 『B3 PLAYOFFS 2023-24 バスケットLIVE配信の決定について』(プレスリリース)一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ、2024年4月18日 。2022年4月19日閲覧。
- ^ 『第20回Wリーグ公式戦「バスケットLIVE」で配信決定!』(プレスリリース)2018年9月6日 。2021年1月6日閲覧。
- ^ 『「バスケットLIVE」での全試合動画配信が決定!』(プレスリリース)一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ、2019年9月12日 。2021年1月6日閲覧。
- ^ “バスケットLIVEでインターハイ2024の配信決定…3回戦以降を全試合ライブ&見逃し配信”. バスケットボールキング. (2024年7月19日) 2024年7月21日閲覧。
- ^ “インターハイ2025バスケットボール競技、全102試合を「バスケットLIVE」で配信決定”. バスケットボールキング. (2025年6月6日) 2025年6月7日閲覧。
- ^ “バスケットボール・東アジアスーパーリーグ「EASL」2023-24シーズン日本戦全試合&決勝トーナメントを、U-NEXTにて見放題で独占ライブ配信決定!琉球ゴールデンキングス&千葉ジェッツがアジア最強の座をかけて参戦!”. 株式会社U-NEXT (Press release). 28 September 2023. 2023年10月6日閲覧.
- ^ “スポナビライブがBリーグ専門番組『B.WEEK!!』の無料配信を開始”. バスケットボールキング. (2016年11月25日) 2021年1月8日閲覧。
- ^ “バスケットLIVEで『B.WEEK!!』復活、田村裕&今井麻椰のコンビも再結成「他では見れない選手の表情を見せたい!」”. バスケットボールキング. (2020年10月9日) 2021年1月8日閲覧。
- ^ 応援機能
- ^ 応援機能 ALL STAR SPECIAL On Fireキャンペーン開催!
関連項目
- DAZN - 2020-21シーズンまではB1リーグ一部試合を配信し、2025-26シーズンよりB1・B2を配信予定。FIBA主催大会も配信。
- U-NEXT - 2023-24シーズンより東アジアスーパーリーグ、2024-25シーズンよりB1リーグ全試合を配信。
- J SPORTS - 2022-23シーズンよりB1リーグの一部試合を放送・配信(J SPORTS 3は初年度の2016-17より)。大学及び高校バスケットボールも放送・配信。
- Hulu - 2020-21シーズンより2023-24シーズンまでB1リーグの一部試合を配信していた。なお、日本法人にはLINEヤフーも資本参加している。
- ABEMA - 2018-19シーズンにB1リーグの一部試合の見逃し配信を実施していた。
- SPOTV NOW - 2021-22シーズンにWリーグ全試合を配信していた。
- バスケットボールジャパンTV - Bリーグの前身の一つであるbjリーグの動画配信サイト。
- NBA Rakuten
外部リンク
- バスケットLIVE
- バスケットLIVE for Prime Video
- バスケットLIVE (@BASKETLIVE_JP) - X(旧Twitter)
- バスケットLIVE (@basketlive_jp) - Instagram
- バスケットLIVE - YouTubeチャンネル
バスケットLIVE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:28 UTC 版)
「Yahoo! JAPAN」の記事における「バスケットLIVE」の解説
国内バスケットボールの試合のライブ配信を中心としたサービス。2018年にスポナビライブに代わってサービス開始した。 詳細は「バスケットLIVE」を参照
※この「バスケットLIVE」の解説は、「Yahoo! JAPAN」の解説の一部です。
「バスケットLIVE」を含む「Yahoo! JAPAN」の記事については、「Yahoo! JAPAN」の概要を参照ください。
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