回転型とは? わかりやすく解説

回転型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 23:56 UTC 版)

ジャイロスコープ」の記事における「回転型」の解説

いわゆる「こま」、フライホイール用いた方式である。回転する物体はその回転状態維持する慣性の法則角運動量保存の法則)。こまの回転面傾けるような外力が加わると、元の状態を維持しようとするため慣性力発生する。この回転するこま(物体)に加わる慣性力検出することで、外力によって発生した物体角速度検出する大きな(重い)サイズのこまを用いることで、分解能向上し安定性向上させることができる。しかし、この大きさがもっと重大な欠点ともなる。大きいほど起動時間長くなり、こまの駆動のための消費電力大きくなるまた、ベアリング摩耗などのために定期的なメンテナンスが必要である。最も古くから使われている。 ドライ・チューンド・ジャイロまたはダイナミカリー・チューンド・ジャイロ (DTG) とは、内部回転体がある高速回転速度達した時に回転軸への機械的拘束力極小になる設計したもので、ジャイロ1個で2軸の角速度検出が行える。 ジャイロ効果とは、この方式が用いている慣性力効果である。

※この「回転型」の解説は、「ジャイロスコープ」の解説の一部です。
「回転型」を含む「ジャイロスコープ」の記事については、「ジャイロスコープ」の概要を参照ください。

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