英馬力とは? わかりやすく解説

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えい‐ばりき【英馬力】

読み方:えいばりき

ヤードポンド法仕事率単位。1英馬力は1秒当たり550フートポンド仕事率をいい、745.7ワット相当するが、日本では746ワット定めている。記号HP, ㏋→馬力


英馬力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 01:52 UTC 版)

馬力」の記事における「英馬力」の解説

馬力という単位は、ジェームズ・ワット蒸気機関能力を示すのに、標準的な荷役馬1頭のする仕事基準としたことに始まる。これが英馬力の起源で、数値的には「1秒間につき550重量ポンド (lbf) の重量1フィート (ft) 動かすときの仕事率」(550 lbf·ft/s) となる。 こういう数値になった経緯次の通りウマ牽引力平均が180重量ポンド1時間ウマ牽引させ進んだ距離が10 852フィート、したがって1時間当たりの仕事率は、180×10 852=1953 360フィート・重量ポンド/時である。そして1分当たりは、1953 360 ÷ 60=32 556フィート・重量ポンド/分となる。この数値33 000フィート・重量ポンド/分と丸めた上で、1秒当たりを算出する550フィート・重量ポンド/秒となる。 ワットで表すと、1英馬力は約745.700ワットである。イギリスの法上の正確な換算値は、1英馬力 = (正確に)745.699 871 582 270 22 ワットである。この17もの数値は、550フィート・重量ポンド/秒 = 550×0.3048(m/フィート)× 0.453 592 37(kg/ポンド)×重力加速度9.806 65 (m/s2) を、丸めことなく算出したのである。 英馬力は、英語の「horse power」の頭文字をとってHPという記号表されるhp小文字書くこともあり、HP合字にした (U+33CB、JIS X 0213 1-3-62) も使われるまた、出力測定するダイナモメータが制動力ブレーキ力)を利用して測定されたことから、「brake horse power」の頭文字をとったbhp使われることがあり、数値HP=bhpとなる。(カタログなどではBHP大文字表記されることもある。)同様にエンジンタービン軸出力軸馬力)として英語の「shaft horse power」の頭文字をとったshp使われることもある。 近年では後述PSkW使われることが多くHPbhpは主にアメリカとイギリス自動車メーカー使われている。

※この「英馬力」の解説は、「馬力」の解説の一部です。
「英馬力」を含む「馬力」の記事については、「馬力」の概要を参照ください。

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