エンジンスペック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:58 UTC 版)
「シトロエン・2CV」の記事における「エンジンスペック」の解説
ワルテル・ベッキアは、2CVの2気筒エンジンが極めて低出力であるため、ユーザーに常時過負荷の高回転状態で用いられることを見越した設計を行っていた。実際に非力ながら頑丈で、スロットル全開の連続走行にもよく耐えた。未開地でのエンジンオイル切れのため、やむなくバナナから採った油をオイル代わりに使ったケースがあるが、それでもトラブル無く走れたという。 試作中は、電動セルフスターターを搭載せず、運転席から農業用発動機同様にワイヤーを手で引いてスタートさせる構造であった。これも簡素化を旨としたピエール・ブーランジェの命令による仕様である。 ところが、試作車をワイヤー始動させようとした女性秘書が爪を割ってしまい、これに懲りたブーランジェは即刻セルモーター搭載を命令した(ベッキアは最初からセルモーター装着前提でエンジンを設計しており、社長の急な指令による仕様変更は簡単に実行された)。従って生産型の2CVは全車セルフスターター装備である。もちろんタイヤレンチを兼ねた手動クランキングレバーによるエンジン始動も最終型まで可能であった。これは、バッテリーの消耗した状態や寒冷地での始動に非常に役立った。 1948年当初はボア×ストロークが62mmのスクエアで、375cc(9HP/3,500rpm)の極少出力に過ぎなかった(それでも最初の2CVは最高55km/hに到達した)。 1955年以降ボアを66mmに広げて排気量425ccに拡大され、出力は12HP/3,500rpmとなった。最高速度75km/h。更に1963年には圧縮比を上げて16.5HP/4,200rpm、最高速度90km/hとなる。 1968年 - 「AMI」など上級モデル搭載の602cc(ボア×ストロークは74×70mm)を移入、28HP、最高110km/hに強化される。税法上は3CV級となるが、車名は2CVのままであった(「2CV 6」と称した)。小排気量型もしばらく「2CV 4」の名称で生産され、こちらは435ccで21HPを発生した。 1970年 - 602ccに強力型設定、32HPに。 1979年 - 602ccは29HP/5,750rpmに。燃費を改善。
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エンジンスペック
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「ルノー・ドーフィン」の記事における「エンジンスペック」の解説
エンジン燃料排気量cc出力英馬力(kW)トルクN·m(lb·ft)最高速度0-60mph加速秒パワーウエイトレシオW/kg(英馬力/t)Type 670-1 ガソリン 845 27.0(20.1)/4,000rpm 66(49) 112km/h(70mph) 37 38.43(41.54) ゴルディニ ガソリン 845 36(26.8)/4,000rpm 65(48) 130km/h(81mph) 30 40.68(54.55) ウィキメディア・コモンズには、ルノー・ドーフィンに関連するカテゴリがあります。
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エンジンスペック
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「フォード・トリノ」の記事における「エンジンスペック」の解説
各年式のフォード・トリノの詳細なエンジンスペックについては、現状では下記の英語版を参照されたい。 詳細は「en:Ford Torino Engine Specifications」を参照
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