RC24型
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1986年3月20日発表、同年4月1日発売。部品類別番号ML7。エンジン型式はキャリーオーバーとなったためRC07E型を搭載するが、クランク角は180度に変更された。 日本国内向け仕様は、VFR750Fシリーズで唯一乾燥重量100kg台となる199kgを実現。エンジンスペックは馬力規制の関係から最高出力77ps/9,500rpm・最大トルク6.5kgm/7,500rpmに制限された。また海外向け輸出仕様は105ps・7.6kgmとなるほか、ホイールサイズの前後17インチ化・カウル形状変更などの相違がある。 海外向け輸出仕様は、後述するRC36型へフルモデルチェンジされるまでモデルイヤーごとのマイナーチェンジが実施され、以下のモデルコードが付与される。 VFR750FG:1986年モデル VFR750FH:1987年モデル VFR750FJ:1988年モデル VFR750FK:1989年モデル 日本国内仕様は1986年モデルのままマイナーチェンジは実施されなかったものの期間限定でヘプコ&ベッカー社製ツーリングバックとオプションのメインスタンドを装備する特別仕様車が同価格で発売された。 またInterceptorとして販売されていた北米市場向けモデルはUSホンダと契約していたフレッド・マーケル/ウェイン・レイニー/ババ・ショバートにより、AMAスーパーバイク選手権に参戦し1986年にはマーケル、1987年にはレイニー、1988年はショバートがチャンピオンを獲得し3連覇したほか、日本国内でもレース仕様に特化したVFR750RKがリリースされHRCからは以下のスペックを発揮するRK Kitが発売された。 1986年TT-F1仕様:最高出力125ps/12,000rpm・最大トルク7.8kgf・m/10,000rpm 1987年Kit仕様:最高出力127ps/12,250rpm・最大トルク7.9kgf・m/10,000rpm
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