機動戦士Gundam GQuuuuuuX
機動戦士Gundam GQuuuuuuX | |
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ジャンル | ロボット |
アニメ | |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 鶴巻和哉 |
シリーズ構成 | 榎戸洋司 |
脚本 | 榎戸洋司、庵野秀明 |
キャラクターデザイン | 竹、池田由美、小堀史絵 |
メカニックデザイン | 山下いくと |
音楽 | 照井順政、蓮尾理之 |
アニメーション制作 | スタジオカラー、サンライズ |
製作 | バンダイナムコフィルムワークス、 日本テレビ放送網 |
放送局 | 日本テレビ系列ほか |
放送期間 | 2025年4月9日 - |
映画:機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- | |
原作 | 矢立肇、富野由悠季 |
監督 | 鶴巻和哉 |
脚本 | 榎戸洋司、庵野秀明 |
キャラクターデザイン | 竹、池田由美、小堀史絵 |
メカニックデザイン | 山下いくと |
音楽 | 照井順政、蓮尾理之 |
制作 | スタジオカラー、サンライズ |
製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
配給 | 東宝、バンダイナムコフィルムワークス |
封切日 | 2025年1月17日 |
上映時間 | 81分 |
その他 | TVシリーズを再編集した劇場先行上映版 IMAX同時上映・MX4D・4DX順次上映 |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(きどうせんしガンダム ジークアクス)は、2025年4月より日本テレビ系列『火曜プラチナイトアニメ』枠ほかにて放送中の、日本のテレビアニメ[1][2]。「ガンダムシリーズ」の一作品であり、同シリーズを手掛けるサンライズと、「エヴァンゲリオンシリーズ」を手掛けるスタジオカラーが初めて共同で制作する作品となる[3]。
テレビ放送の開始に先駆けて、2025年1月17日から一部のエピソードを再編集した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(きどうせんしガンダム ジークアクス ビギニング)が劇場公開された[3]。また、『Beginning』はガンダムシリーズ初となるIMAXでの上映も行われたほか[4][5]、同年2月22日からMX4D・4DXでの上映も実施され[6][7]、同日から全上映形態共通で本編の上映終了後に特別映像が追加された[8][9]。
製作
2024年12月4日にYouTubeでライブ配信された「ガンダムカンファレンス WINTER 2024」内で本作品の制作が発表され、スタッフ・キャストと合わせて公式予告編が公開された[10]。
企画は2018年より始動し、バンダイナムコフィルムワークスの小形尚弘は、「ガンダムシリーズ」の新作を検討するなかで、鶴巻和哉監督による新しいガンダムを作ってみたいとスタジオカラーの杉谷勇樹に話を持ちかけたことが、共同制作のきっかけになったと述べている[10]。一方、杉谷は小形からの意見を汲んだうえで、鶴巻のやりたい映像ができたことを語っている[10]。
物語は多くのガンダム作品の舞台となる「宇宙世紀」であるが、シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』(以後『ファースト』)で描かれた一年戦争が異なる経過を辿った末の世界観となっており、『ファースト』における仮想戦記という位置づけとなっている[11]。監督の鶴巻は一年戦争のパートについては当初アバンタイトルのみでの描写を構想していたが、後に1話分として独立することになり、庵野秀明の作り込んだ「シャア・アズナブルが赤いガンダムに搭乗して戦う」というプロットがそのまま採用された[11]。また、このパートはオリジナルの安彦良和のデザインに準拠したキャラクターが使用されており、後半のメインとなるパートのキャラクターとは異なる形となっている[11]。
あらすじ
Beginning
地球からもっとも遠い位置にあるスペースコロニー群サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対する独立戦争を挑んでから約9か月後の宇宙世紀0079年。ジオン公国軍エースパイロットのシャア・アズナブルは、地球連邦軍のモビルスーツ(MS)開発計画を察知し、自ら部隊を率い潜入したサイド7にて新型MSガンダムと、その母艦となる強襲揚陸艦ペガサスを鹵獲する。ガンダムを手にしたジオン公国のMS開発計画は大幅な見直しが図られると共に飛躍的に発展し、シャアもまたニュータイプの素質を見出されたことで、新たにサイコミュとビットを搭載した赤いガンダムを愛機として、仲間のシャリア・ブルと共にMS戦術「M.A.V.(マヴ)」を確立させる。
戦争終盤、連邦軍は宇宙の拠点であるルナツーをジオン公国軍に総攻撃されるところまで追い詰められるが、その裏で制圧していた宇宙要塞ソロモンをジオン配下の月面都市グラナダに落下させる計画を断行する(第2次ソロモン会戦)。後方待機を命じられていたシャアはこれに対し、ペガサスから改称された強襲揚陸艦ソドンを旗艦とした、4隻の殴り込み艦隊によるソロモンの強襲破砕作戦を立案・決行。作戦を認可したキシリア・ザビも最後までグラナダ基地から退かない姿勢を見せるが、シャアの真の目的は、ザビ家への復讐のため、作戦を故意に失敗させてキシリアをグラナダごと葬り去ることにあった。シャアが自爆用ザクの起爆装置を停止させて彼の目論見が成功するかと思われたその時、ドズルを討ったトリコロールカラーの軽キャノンと会敵する。軽キャノンの放ったビームにより岩盤崩落に巻き込まれ、その直後にガンダムのサイコミュが突如暴走する。後にゼクノヴァと呼ばれるこの現象が発生したことで、ガンダムと共にソロモンの三分の一が消失して落下軌道が変化し、結果としてソロモンはグラナダへは落ちずに終わる。宇宙での拠点を喪失した地球連邦政府は戦争の継続を断念し、宇宙世紀0080年1月3日に地球連邦政府はジオン公国に休戦を打診した。独立戦争(一年戦争)はジオン側の勝利で終結したものの、ゼクノヴァに巻き込まれたシャアはガンダムとともに行方不明となる[12]。
本編
一年戦争終結から5年後の宇宙世紀0085年。サイド6のイズマ・コロニーに暮らす女子高生のアマテ・ユズリハは、警察に追われる戦争難民の少女ニャアンとぶつかった際に、彼女が運んでいた非合法のMS用インストーラデバイスを偶然手に入れる。興味を抱いたアマテは、デバイスを追跡してきたニャアンと共に、届け先であるジャンク屋のカネバン有限公司が拠点とする難民区域にたどり着く。同じころ、行方不明になったシャアを捜索する任務にあたっていたシャリア・ブルは、赤いガンダムがイズマ・コロニーで確認されたことを受けて、最新鋭MSのGQuuuuuuX(ジークアクス)を投入する。しかし、機体を託されたエグザべ・オリベは本来発揮できるはずの性能を引き出せず、ガンダムと共にコロニー内部になだれ込み、軍警も介入して事態は混沌と化す。その中で、難民区域への被害を物ともしない軍警の横暴さに怒りを覚えたアマテは、混乱に乗じて乗り込んだジークアクスの本来の性能を引き出すことに成功し、軍警のMSを撃破する[13]。
戦闘後、そのままジークアクスを奪取したアマテは、カネバン有限公司のリーダーであるアンキーから、翌日行われる非合法の決闘競技クランバトル(クラバ)への参戦を打診される。逡巡していたアマテは、戦闘中に知覚した「キラキラ」をモチーフとするグラフィティを描いていたシュウジ・イトウと邂逅し、彼に荷物を届けに来たニャアンとともに、秘匿されていた赤いガンダムの下へと案内される。クラバのパートナーを探していたアマテは、マチュを名乗ってシュウジに協力を打診し、ニャアンへの荷物代を失っていたシュウジはこれを了承する。ニャアンやシャリアたちが見守る中で開始されたクラバで、マチュは苦心の末にシュウジのガンダムに感化されながら巧みな連携を取り、勝利を収める[13]。
その後、アマテは地球に行きたいというシュウジに共感して、その資金を稼ぐべくクランバトルを連勝する。その一方でシュウジは自身の素性や真意を全て明かすことはなく、アマテはシュウジが元連邦軍のエースであるシイコ・スガイをクラバの末に殺害する光景を目の当たりにして、そこまで踏み込まなければシュウジを理解できないという考えを抱く。
登場用語
- ゼクノヴァ
- 一年戦争終盤の第2次ソロモン会戦中、宇宙要塞ソロモンの内部で赤いガンダムのサイコミュが暴走して起こった謎の現象。発光現象と共にガンダムごとソロモンの一部が消滅したが、本編の時代でもサイコミュの共振現象が発生の推定原因と関連づけられるだけにとどまり、全貌は解明されずにいる[14]。キシリアは、グラナダ地下の実験施設に保管されていて、発光現象の際に消失したオブジェクト「シャロンの薔薇」の関与をほのめかしている。
- M.A.V.(マヴ)
- 一年戦争で、シャアとシャリアが編み出したとされている攻撃戦術。ミノフスキー粒子散布下での有視界戦闘においては、先に相手を発見して先制攻撃を仕掛けた側が有利だが、最初の一撃後はその優位性が無くなるというデータから、2機1組のバディを組むことで優位性を保つことを狙いとしている。本編では普遍的な戦術として普及したほか、バディ間では相棒を「マヴ」と呼ぶことが一般化している[14]。
- クランバトル
- モビルスーツ(MS)同士による非合法の賞金バトル。略称は「クラバ」。マヴの内容を踏襲した2対2のチーム戦で争われ、ミノフスキー粒子が散布された指定のバトル場で、時間内に敵機の頭部を破壊した方が勝者となる。試合内容はゲリラ配信され、コロニーの若者たちの間では賭博の対象として人気の娯楽となっている[14]。
- インストーラデバイス
- モビルスーツの戦闘用コンピュータのハードウェア認証式アクティベーションキー。3.5インチハードディスクドライブのような形状をしており、ニャアンが運送中に紛失し、アマテが入手したデバイスの表面ラベルには「3.5」の表記がある。民間に払い下げられたジオン公国製MSは本デバイスが外されており、非武装のザクに取り付けると、ZEONICのロゴを冠した起動画面が立ち上がり、モノアイの色が水色からピンクに変わるため、外観から武装のロックが解除されていることが識別可能となる。
- アマテが入手したデバイスの表面ラベルには「MOBILE SUIT ACTIVATION KEY」の記載がある。また側面のラベルには「WG-X22120AU-01-76」の型番が記載されており、アマテが検索したオンライン百科事典「FOORYPEDIA」の「WG-X22100」の記事によれば、ジオニック社が開発・製造したモビルスーツのコンピュータ用インストーラデバイスで、元々は地球連邦軍がV作戦においてガンダムに塔載したカートリッジ式の「V-440」をベースとする。
- ガンダムを鹵獲して解析したジオン公国軍でも機体性能の向上が認められたため、ジオニック社がV-440の完全模写の形で「WG-X22100」を製造し、既存のモビルスーツに対しても本規格の戦闘コンピュータへの改修を積極的に行った。その結果「WG-X22100」は完成度と汎用性の高さから、ジオン独立戦争で最も多く使用された戦闘用インストーラデバイスとなり、ジオン製・連邦製を問わず、戦後以降のほぼ全てのモビルスーツで互換性を持つこととなった。
- 非武装のモビルスーツに取り付けると、戦闘用OSがインストールされ、携行武装類へのエネルギー伝達トリガーがオンに切り替わり、重火器等の使用が可能となる。また、モビルスーツに標準搭載されている接触事故回避用の安全装置が解除され、可動域がより広範囲になる。なお、「WG-X22100」は記録回路所持等取締法第2条の規制を受け、登録事業者以外の所持・使用が禁止されているが、闇市場で非合法に取引される密輸品の摘発が後を絶たないとされている。
- 地位協定
- 一年戦争中は中立の立場であったサイド6が、終戦後の占領時代を経てジオン公国との関係を改めて定義するために結んだ協定。サイド6に対して基本的な自治権などが認められている一方、コロニー内はジオンの管制空域として制空権が掌握されており、赤いガンダム及びシャアの捜索についてはジオン側に優先権があることも明記されている。
登場人物
主要人物
- アマテ・ユズリハ
- 声 - 黒沢ともよ[3]
- 本作品の主人公。イズマ・コロニーで母タマキと暮らす普通の女子高生だったが、ジークアクスに乗ったことでパイロットの素質が開花し、カネバン有限公司のクラバチーム「ポメラニアンズ」でエントリーネーム「マチュ」を名乗ってクラバに参戦する[3][13][15]。
- ニャアン
- 声 - 石川由依[3]
- 非合法な運び屋のアルバイトをする戦争難民の少女。幼少期に戦場と化した故郷のコロニーから単身プチ・モビルスーツで脱出し、家族と生き別れた過去をもつ[3]。
- シュウジ・イトウ
- 声 - 土屋神葉[3]
- シャアの失踪後、赤いガンダムとともに現れた謎の少年[13]。自身が魔改造した四足歩行型ロボット「コンチ」を連れている[16]。さまざまなコロニーに出没しては外壁にグラフィティを描くため、警察とジオン公国軍から身柄を追われる[15]。クラバのエントリーネームは初回のみ「AAA」、のちに「HARAHERIMUSHI(ハラヘリムシ)」。
イズマ・コロニー
カネバン有限公司
- アンキー
- 声 - 伊瀬茉莉也[15]
- カネバン有限公司の女性社長。姉御肌な気風の持ち主で、アマテのパイロットとしての素質を見抜き、自身のクラバチームにスカウトする[15]。クラバ以外にも非合法ビジネスを手掛ける[16]。
- ジェジー
- 声 - 徳本恭敏
- カネバン有限公司構成員。クラバのパイロット[15]。
- ナブ
- 声 - 千葉翔也
- カネバン有限公司構成員。実務担当[15]。
- ケーン
- 声 - 永野由祐
- カネバン有限公司構成員。メカニック担当[15]。
- ポメラニアン
- 声 - 越後屋コースケ
- ジェジーが飼う黒いポメラニアン[16]。
- ハロ
- 声 - 釘宮理恵[15]
- 「ガンダムシリーズ」に登場する球形のロボット。本作ではカネバン有限公司の所有する白い個体が登場し、MS経験の浅いマチュに追随して操縦のサポートをする。
サイド6軍警察
その他関係者
- タマキ・ユズリハ
- 声 - 釘宮理恵[15]
- アマテの母親で、サイド6の監査局職員。夫は別のコロニーに単身赴任中であり、アマテの進路などを案じる[15]。
- カムラン・ブルーム
- 声 - 興津和幸[15]
- サイド6の大統領首席補佐官[15]。シャリア・ブルとは旧知の間柄。
- マーコ・ナガワラ
- 声 - 稲田徹
- 非合法な運び屋の元締め。ニャアンに仕事の指示をする。
ジオン公国
U.C.0085のソドンクルー
- シャリア・ブル
- 声 - 川田紳司[18]
- 元木星船団所属という経歴から「木星帰りの男」と呼ばれるパイロット[16]。ギレン・ザビの命でキシリア配下のニュータイプ部隊に派遣され、そこで出会ったシャアの相棒となり、「灰色の幽霊」の名で恐れられる[19][15]。
- U.C.0085時では中佐に昇進し、ソドンを母艦として行方不明となったシャアの捜索を継続している[19]。エグザベがサイド6で軍警察に拘束された際は、地位協定を盾にソドンごとサイド6に乗り込み、カムランとの交渉によって釈放させることに成功している。
- エグザべ・オリベ
- 声 - 山下誠一郎[15]
- ジオン公国軍のパイロット養成機関「フラナガンスクール」を首席で卒業した青年パイロット[16]。ルウムの難民出身。ニュータイプ能力があると目されてジークアクスを託されるものの、オメガ・サイコミュを起動できず赤いガンダムを取り逃がし、さらにジークアクスもアマテに奪われる[15]。その後はサイド6の軍警察に不法入国の現行犯として身柄を拘束されるものの、シャリアとカムランとの交渉の結果、釈放される。
- コモリ・ハーコート
- 声 - 藤田茜[15]
- シャリアに付き従う女性軍人。士官学校出身のエリートだが、ニュータイプの存在には懐疑的な考えを抱く[15]。
- ラシット
- 声 - 広瀬さや[20]
- U.C.0085時のソドン艦長。階級は中佐。
- コワル
- 声 - 村井雄治[17]
- ソドンの技術士官。階級は中尉。
- タンギ[17]
- ソドン操舵士。階級は曹長。
- オシロ
- 声 - 中村源太[17]
- ソドンのオペレーター。階級は軍曹。
- セファ
- 声 - 渡辺理沙[17]
- ソドンのオペレーター。階級は伍長。
- ベノワ
- 声 - 江越彬紀[17]
- ソドンの通信士。階級は伍長。
U.C.0079のソドンクルー
- シャア・アズナブル
- 声 - 新祐樹[18][19]
- 「赤い彗星」の異名をもつジオン公国軍のエースパイロット。サイド7潜入時の階級は少佐だったが、第1次ソロモン会戦前は大佐に昇進している。月面都市グラナダでフラナガン博士の接触を受け、「シャア・アズナブルにおけるニュータイプの発生形態」というキシリア宛ての報告書のコピーにより、自身にニュータイプの素質があることを知る。同じニュータイプであるシャリア・ブルと組み、奪取したガンダムを駆って第一線で戦果を上げ続け、シャリアとともにマヴを確立させるなどさまざまな功績を積む。第2次ソロモン会戦の最中にゼクノヴァに巻き込まれ、「刻(とき)が見える」の言葉を残して消息不明となる[19]。
- 戦後、シャアの素性が「ジオン・ダイクンの忘れ形見」との噂が流布されているが、コモリは都市伝説と否定している。
- デニム
- 声 - 後藤光祐[16]
- シャアの部下で軍曹長。ザクのパイロット。
- ドレン
- 声 - 武田太一[16]
- シャアの副官。中尉→大尉。ペガサスから改修されたソドンの初代艦長となる。
その他のジオン関係者
- キシリア・ザビ
- 声 - 名塚佳織[18]
- ザビ家長女でギレン・ザビの妹[19]。ジオン公国軍突撃機動軍司令。シャアを「キャスバル坊や」と呟くなどシャアの正体を知る人物の一人。
- マ・クベ
- 声 - 杉田智和[18]
- キシリア配下の軍人。一年戦争時は大佐で、ルナツー攻略戦の指揮を執る[19]。U.C.0085時では中将に昇進している。
- マリガン
- 声 - 斉藤壮馬
- 中尉。キシリアの配下。
- フラナガン
- 声 - 白熊寛嗣
- ニュータイプを研究する科学者。
地球連邦軍
- パオロ・カシアス
- 声 - 中博史
- 中佐。ソドンの元となった強襲揚陸艦ペガサスの艦長。
- シイコ・スガイ
- 声 - 塙真奈美
- 一年戦争時に魔女と呼ばれていた元連邦軍のスーパーユニカム(エースパイロット)。乗機から射出したワイヤーアンカーを敵や周辺物に撃ち込み、それを支点に急激な方向転換や加減速を連続して行う「スティグマ攻撃」を得意としており、戦時中のジオン製MSより性能が劣っていた軽キャノンで100機以上を撃墜したという記録をもつ[21]。
- 戦時中に組んでいたマヴの仇であるシャアの赤いガンダムを追っていたが、ゼクノヴァでシャアが消息を絶ったために目的を見失い退役した。U.C.0085では結婚して一児の母となり、サイド6のパルダに居住していたが、赤いガンダムがクラバに現れたと知ると、民間の警備会社ドミトリーが秘密裏に運営するクランCRSに家族を置いて参加し、エントリーネーム「MAMAMAJO(ママ魔女)」を名乗って専用色のゲルググに搭乗する[22]。
- ボカタ
- 声 - 金田愛
- 警備会社ドミトリーの社員で、元地球連邦軍パイロット。クランCRSにてシイコとマヴを組む。
- モスク・ハン
- 声 - 菊池康弘
- 元地球連邦軍技術士官。U.C.0085では警備会社ドミトリーで働いている。シイコのゲルググにマグネット・コーティングを施した。
登場兵器
ジオン公国軍の兵器
ジオン公国軍のMS
ジークアクス GQuuuuuuX | |
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型式番号 | g-MSΩ |
頭頂高 | 18.0m(通常時) 18.2m(オメガ・サイコミュ起動時) |
本体重量 | 42.4t |
全備重量 | 48.8t |
武装 | 頭部バルカン砲×2 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×2 トメノスケ・ヒート・ホーク×1(現地調達) シールド×1 |
特殊装備 | オメガ・サイコミュ |
搭乗者 | エグザベ・オリベ アマテ・ユズリハ(マチュ) |
- g-MSΩ GQuuuuuuX(ジークアクス)
- ガンダムを捜索するジオン公国軍によって持ち出された最新鋭試作MS。別名は「ガンダム・クァックス」。「オメガ・サイコミュ」と呼ばれる特殊システムを搭載しているが、機体を託されたエグザべでは起動できず、イズマ・コロニーでの戦闘中の混乱に乗じてアマテ・ユズリハに反応して初起動を果たす。オメガ・サイコミュ起動時は拘束具を兼ねる頭部ブレードアンテナが解放されてツインアイが露わとなり、コックピット内の脳波コントロール用のインターフェースが出現して、サイコミュによる機体制御が可能となる[23]。制式武装は頭部バルカン砲2門、ビーム・ライフル、環状の刃を発生するビーム・サーベル2基、シールド。また、両肩内部にスモーク・ディスチャージャーが搭載されている。これに加えて、アマテはジェジーのザクが装備していた民生品のトメノスケ・ヒート・ホークを使用する。
ガンダム GUNDAM | |
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型式番号 | RX-78-02 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 43.4t |
武装 | 頭部バルカン砲×2 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×2 ほか |
搭乗者 | シャア・アズナブル |
赤いガンダム RED GUNDAM | |
型式番号 | g-MSα |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 44.4t |
全備重量 | 48.8t |
武装 | [U.C.0079時] 頭部バルカン砲×2 ビーム・サーベル×2 ビット×6 シールド×1 [U.C.0085時] 頭部バルカン砲×2 ビーム・サーベル×2 ビット×2 シールド×1 ガンダム・ハンマー×1 |
搭乗者 | シャア・アズナブル(U.C.0079) シュウジ・イトウ(U.C.0085) |
- RX-78-02 ガンダム[注 1]
- 連邦軍がMS開発計画「RX計画」の一環で開発した高汎用型MS。胸部のコア・ファイターを中心とする「コア・ブロック・システム」、ビーム・ライフルやビーム・サーベルなど最新技術を有していたが、サイド7での最終テスト中にシャア・アズナブルによって奪取される[24]。
ザク ZAKU | |
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型式番号 | MS-06 MS-06S(指揮官用 / シャア専用機) |
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 56.2t |
武装 | ヒート・ホーク×1 ザク・マシンガン×1 ザク・バズーカ×1 クラッカー×1 |
搭乗者 | ジオン公国軍MSパイロット シャア・アズナブル(S型) デニム スレンダー 地球連邦軍MSパイロット(鹵獲機) |
軍警ザク POLICE ZAKU[25] | |
型式番号 | MS-06SSP MS-06SSPEX(特殊部隊仕様機)[25] |
頭頂高 | 17.5m[25] |
本体重量 | 56.2t[25] |
全備重量 | 71.3t[25] |
武装 | ザク・マシンガン×1 ヒート・ホーク×1 電磁警棒×1 刺又×1 ザク・マシンガン改×1(特殊部隊仕様機) |
搭乗者 | ラゴウチ アラガ |
- MS-06 ザク
- 一年戦争時のジオン公国軍汎用主力MS。シャアも赤いガンダムに乗り換えるまでは、指揮官用のS型を赤く塗装して運用していた。RX計画を推進していた連邦軍も鹵獲機体を運用している[24]。
- 戦後は戦闘用のインストーラデバイスを排したうえで民間や他サイドに払い下げられ、建設作業の現場ではマニピュレーターの変更や警告灯およびカバーパーツを追加したうえで使用される。また、クラバ用に改造された機体も存在する[23]。
ゲルググ GELGOOG[26] | |
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型式番号 | gMS-01[22][27][26] |
全高 | 18.0m(アンテナ含む)[26] |
頭頂高 | 17.5m[26] |
本体重量 | 42.2t[26] |
武装 | バルカン砲×2 ビーム・ライフル×2 ビーム・サーベル×1 |
搭乗者 | ジオン公国軍MSパイロット シイコ・スガイ ボカタ |
- gMS-01 ゲルググ
- 連邦軍から鹵獲したガンダムのデータをもとに開発された、ジオン公国軍の制式採用機[22]。本来の「MS-14 ゲルググ」となるはずだった機体は、ガンダムの鹵獲に成功したことで開発が中断されており、ガンダムの技術を用いた本機は本来の連邦軍量産機となるはずだった「ジム」に酷似している。U.C.0085時点におけるジオン正規軍の現役主力機である一方で、密かに民間へと流出した機体も存在し、クランCRS所属のカスタム仕様であるスガイ機は白、赤、黄[22]、同じくボカタ機はライトグレー、緑、白[27]に塗り分けられている。これらCRS所属機は、モスク・ハンが駆動部分に施したマグネット・コーティング処理によって反応速度が高められている。スガイ機のマニピュレーターには小型のワイヤー・フックが内蔵され、スガイが得意とするスティグマ攻撃の起点として用いられている。
ジオン公国軍のMA
キケロガ | |
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型式番号 | MAN-03 |
頭頂高 | 32.0m |
本体重量 | 868.7t |
武装 | 有線制御式メガ粒子砲 (連装型 / 単装型)×各2 |
搭乗者 | シャリア・ブル |
- MA-08 ビグ・ザム
- 対要塞攻略用の大型MA。一年戦争末期にはドズル・ザビが1号機に搭乗して第1次ソロモン会戦に出陣するものの、トリコロールカラーの軽キャノンに敗北したことが語られる[12]。後に量産化され、ルナツー攻略戦ではマ・クベ大佐が率いるビグ・ザム1個戦隊が出撃している。
ジオン公国軍の艦船
- LMSD-70 ペガサス
- 連邦軍がMS開発計画「RX計画」の運用母艦として開発した強襲揚陸艦。船体中央に回転式の重力ブロックを持つ。ガンダム最終テストのためサイド7へ寄港中、シャアに奪取されたガンダムによって艦橋(メインブリッジ)を破壊され、ジオン公国軍に鹵獲される。
- ムサイ級軽巡洋艦
- ジオン公国軍の主力巡洋艦。
- ファルメル
- シャアの部隊がソドン以前に旗艦として運用していた。指揮官はドレン。
- グワジン級戦艦
- ジオン公国軍の宇宙戦艦。
- グワジン
- キシリアの座乗艦。
地球連邦軍の兵器
地球連邦軍のMS
01ガンダム | |
---|---|
型式番号 | RX-78-01 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 43.4t |
武装 | ビーム・サーベル×2 ハイパー・バズーカ×1 シールド×1 |
- RX-78-01 01ガンダム(ゼロヒト)
- ガンダムのバリエーション機。白黒の機体色や、ガンキャノンと同じバイザー型カメラアイを装備するなどの相違があるが、装備品や運動性能は同等である[24]。
- ルナツーでの完熟訓練中、奪取されたガンダムを取り戻すべく投入され、射撃戦では高い回避性能を見せたものの、格闘戦に持ち込んだところでシャアに一蹴され、破壊される[12]。
- 制作上では、後述の軽キャノン同様、『Beginning』制作のスケジュールや予算が切迫する中で、既存のデータを流用して新たな機体を登場させようという工夫から生み出されたものである[29]。
ガンキャノン | |
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型式番号 | RX-77-02 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 51.0t |
武装 | 背部ビーム・キャノン×2 ビーム・ライフル×1 シールド×1 |
搭乗者 | 地球連邦軍MSパイロット |
- RX-77-02 ガンキャノン
- 地球連邦軍試作MS。開発段階からビームキャノンを標準装備した重MS[24]。サイド7でのテスト中にザクの強襲を受け出撃するが、シャアに強奪されたガンダムにビーム・サーベルでコクピットを貫かれ撃破される。
- RX-75 ガンタンク
- 地球連邦軍試作MS。原典と異なり、両肩にはリニアキャノンを搭載している。サイド7でのテスト中、上半身と下半身が分離された状態のままザクの強襲を受け、破壊される。
軽キャノン | |
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型式番号 | RGM-79 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 49.9t |
武装 | 背部ビーム・キャノン×1 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×1 ハイパー・ハンマー×1 小型ワイヤーフック(シイコ機) |
搭乗者 | 地球連邦軍MSパイロット アルテイシア・ソム・ダイクン シイコ・スガイ |
- RGM-79 軽キャノン(ライトタイプ・ガンキャノン)
- 量産計画が頓挫したガンダムに替わり、ガンダムの白兵戦能力とガンキャノンの砲撃能力を掛け合わせた機体として開発されたMS[24]。頭部と胸部はガンキャノン、腕部と脚部はガンダムの設計がそれぞれ流用されている。
- 第1次ソロモン会戦ではトリコロールカラーの機体がドズル・ザビ搭乗のMAビグ・ザムを撃破しており[24]、第2次ソロモン会戦でもシャアの赤いガンダムと交戦、その際シャアは搭乗者が生き別れの妹アルテイシアであることを直感している。
- シイコ機はマヴの他に指関節に仕込んだ小型のワイヤーフックを使った戦術「スティグマ攻撃」により100以上のキル数を稼いだことが語られている。
- 制作上では、『Beginning』で庵野が自身の脚本担当パートに連邦軍の量産機を出したいと希望したところ、「完全新規のデザインやCGモデルを発注するのはスケジュール的に難しいが、既成のガンキャノンとガンダムのパーツを組み合わせたニコイチならば行けるのでは」という主プロデューサーからの提案を受けて誕生した機体であり、作中の開発経緯ともメタ的にリンクする結果となった[30]。
地球連邦軍の艦船
スタッフ
- 制作 - スタジオカラー、サンライズ
- 原作 - 矢立肇、富野由悠季
- キャラクターデザイン原案 - 安彦良和
- モビルスーツ原案 - 大河原邦男
- 監督 - 鶴巻和哉
- シリーズ構成 - 榎戸洋司
- 脚本 - 榎戸洋司、庵野秀明
- キャラクターデザイン - 竹
- メカニカルデザイン - 山下いくと
- アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 - 池田由美、小堀史絵
- アニメーションメカニカルデザイン・メカニカル総作画監督 - 金世俊
- デザインワークス - 渭原敏明、前田真宏、阿部慎吾、松原秀典、射尾卓弥、井関修一、高倉武史、絵を描くPETER、網、mebae、稲田航、ミズノシンヤ、大村祐介、出渕裕、増田朋子、林絢雯、庵野秀明、鶴巻和哉
- 美術設定・美術監督 - 加藤浩
- コンセプトアート - 上田創
- 画コンテ - 鶴巻和哉、庵野秀明、前田真宏、谷田部透湖
- 演出 - 鶴巻和哉、小松田大全、谷田部透湖
- キャラクター作画監督 - 松原秀典、中村真由美、井関修一
- メカニカル作画監督 - 阿部慎吾、浅野元
- ディティールワークス - 渭原敏明、田中達也、前田真宏
- 色彩設計 - 井上あきこ
- CGI監督 - 鈴木貴志
- CGIアニメーションディレクター - 岩里昌則、森本シグマ
- CGIモデリングディレクター - 若月薪太郎、楠戸亮介
- CGIテクニカルディレクター - 熊谷春助
- CGIアートディレクター - 小林浩康
- グラフィックデザインディレクター - 座間香代子
- ビジュアルデベロップメントディレクター - 千合洋輔
- 撮影監督 - 塩川智幸
- 撮影アドバイザー - 福士享
- 特技監督 - 矢辺洋章
- 編集 - 辻󠄀田恵美
- 音楽 - 照井順政、蓮尾理之[注 4]
- 音楽プロデューサー - 山田智子、舩橋宗寛、大浜拓哉
- 音響監督 - 山田陽
- 音響効果 - 山谷尚人
- 主・プロデューサー - 杉谷勇樹
- エグゼクティブ・プロデューサー - 小形尚弘
- プロデューサー - 笠井圭介、伴在正行
- 制作デスク・設定制作 - 田中隼人
- デジタル制作デスク - 藤原滉平
- 配給 - 東宝、バンダイナムコフィルムワークス(劇場先行版)
- 宣伝 - バンダイナムコフィルムワークス、松竹、スタジオカラー、日本テレビ放送網、東宝
- 製作 - バンダイナムコフィルムワークス、日本テレビ放送網(テレビアニメ[33])
主題歌・挿入歌
- 「Plazma」[34][32]
- 米津玄師による劇場先行版およびテレビアニメ版の主題歌で、オープニングテーマ。作詞・作曲・編曲は米津玄師。
- 「もうどうなってもいいや」[35][32][36]
- 星街すいせいによる劇場先行版の挿入歌およびテレビアニメ版のエンディングテーマ。作詞はYuki Tsujimura、作曲はNaoki ItaiとYuki Tsujimura、編曲はNaoki Itai。
- 「ミッドナイト・リフレクション」[32]
- NOMELON NOLEMONによる劇場先行版およびテレビアニメ版第1話の挿入歌。作詞・作曲・編曲はツミキ。
- 「夜に咲く」[37]
- 星街すいせいによるテレビアニメ版第3話の挿入歌。作詞はsakuma.、作曲はsakuma.と野口大志、編曲は野口大志。
- 「欲しいものすべて」
- 岡地織花によるテレビアニメ版第4話の挿入歌。作曲は照井順政、編曲は徳澤青弦。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 画コンテ | 演出 | キャラクター | メカニック | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 赤いガンダム | 榎戸洋司 | 鶴巻和哉 |
| 金世俊 | 2025年 4月9日 |
|
第2話 | 白いガンダム | 庵野秀明 |
| 小松田大全 | 松原秀典 | 阿部慎吾 | 4月16日 |
第3話 | クランバトルのマチュ | 榎戸洋司 |
| 谷田部透湖 | 中村真由美 | 浅野元 | 4月23日 |
第4話 | 魔女の戦争 |
| 荒木哲郎 | 井関修一 | 4月30日 |
放送局
本作はガンダムシリーズで初めて日本テレビ系列での放送となり、また本作の放送開始を以て、民放地上波5系列すべてにおいてそれぞれ完全新作のガンダムシリーズTVアニメ作品が放映されたことになる[38]。
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [40] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2025年4月9日 - | 水曜 0:29 - 0:59(火曜深夜) | 日本テレビ(製作局) ほか系列全30局[注 5] | 日本国内[注 6] | 字幕放送[41] / 『火曜プラチナイトアニメ』枠[2][注 7] |
2025年4月12日 - | 土曜 19:00 - 19:30[注 8] | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『アニメ+』内『BS11ガンダムアワー』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2025年4月9日 | 水曜 1:00(火曜深夜) 更新[43][44] | Amazon Prime Video | [注 9] |
2025年4月11日 | 金曜 22:00 以降順次更新 | 見放題配信 | |
2025年4月12日 | 土曜 0:00(金曜深夜) 以降順次更新 |
| 見放題配信 |
2025年4月13日 | 日曜 22:00 以降順次更新 |
| 広告付き無料配信 |
興行成績 (Beginning)
「全国映画動員ランキングトップ10」(興行通信社)では、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』が2025年1月17日から19日の週末観客動員ランキングで初登場1位であった[46]。第2週目は、前週対比で興行収入107.6%、観客動員数106.8%を記録し、2週連続で週末観客動員ランキング1位となった[47]。
2025年2月9日までの興行収入は22.5億円を突破しており、観客動員数も138万人を突破している[48]。
3月2日までの興行収入は29.6億円、観客動員数は180万人を突破した[49]。
3月30日までの興行収入は33.4億円、観客動員数202万人を突破するヒットを記録している[50]。
北米映画興行ランキング(2月28日~3月2日)では第11位に初登場。北米784館での週末興収は91万6,664ドルで、『ガンダム』シリーズの北米記録を更新した[51]。
脚注
注釈
- ^ 制作上の名称は「白いガンダム」[24]。
- ^ 劇中のシャアによる説明。
- ^ 劇中の船体マーキング、画面表示など
- ^ 第2話は『機動戦士ガンダム』のBGM(作曲:渡辺岳夫、松山祐士)が使用された。
- ^ このうち福井放送はNNS/ANN、テレビ大分はNNS/FNS、テレビ宮崎はFNS/NNN/ANNのクロスネット局である。ただし、福井放送に関しては大半の時間帯がNNN/NNS系列主体の番組編成となっている。
- ^ 日本テレビ系列局が所在しない佐賀県・沖縄県を除く(遠距離受信および区域外再放送は含めず)。
- ^ 直前に放送されるバラエティ番組『上田と女がDEEPに吠える夜』とセットになっており、Gガイドなどの番組表ではまとめて1時間番組扱いとなっている[42]。
- ^ 初回は特別番組の影響により21:00 - 21:30の時間帯での放送。
- ^ 日本国内では最速配信。また、日本とベトナムを除く世界240以上の国と地域で独占配信となる[45]。
出典
- ^ “「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TVシリーズが4月8日より放送決定!毎週火曜24時29分からの“深夜枠アニメ”に”. インサイド. イード (2025年2月23日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “新作アニメ『ガンダム ジークアクス』発表。脚本は榎戸洋司&庵野秀明で、『エヴァ』スタジオカラーとサンライズが初タッグ。テレビシリーズに先駆けた映画が2025年1月17日公開”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2024年12月4日). 2025年1月15日閲覧。
- ^ “ガンダム新作『GQuuuuuuX』シリーズ初のIMAX上映決定!ビジュアル&予告編公開”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2024年12月13日). 2025年1月23日閲覧。
- ^ “IMAX上映も同日公開『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』キービジュアル&予告がお披露目”. MOVIE WALKER PRESS. ムービーウォーカー (2024年12月16日). 2025年1月23日閲覧。
- ^ “2月22日(土)よりラージフォーマット MX4D™、4DX®上映決定!”. GUNDAM.INFO. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月11日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “劇場版『ガンダム ジークアクス』ラージフォーマットMX4D、4DXの上映が決定”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2025年2月11日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “『ジークアクス』本編上映後に“特別映像”追加!入場者特典第5弾配布決定”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2025年2月17日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ “劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』2月22日(土)より 本編映像の上映後に“特別映像”追加決定&入場者プレゼント第5弾「アニメーションキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督 池田由美による描き下ろしイラストカード」配布決定!”. V-STORAGE. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月17日). 2025年2月23日閲覧。
- ^ a b c “機動戦士Gundam GQuuuuuuX:サンライズ×カラー 初タッグの経緯 鶴巻和哉監督で「新しいガンダムを」”. まんたんウェブ. MANTAM (2024年12月4日). 2025年1月16日閲覧。
- ^ a b c 杉本穂高 (2025年1月18日). “【ネタバレ注意】話題沸騰の『ガンダム ジークアクス』 ファンの期待を超える衝撃展開の真相”. マグミクス: p. 2 2025年1月20日閲覧。
- ^ a b c パンフレット 2025, STORY U.C.0079 >> OEN YEAR WAR
- ^ a b c d パンフレット 2025, STORY U.C.0085 >> SIDE 6 IZUMA COLONY
- ^ a b c パンフレット 2025, WORLD U.C.0079
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q パンフレット 2025, CHARACTER U.C.0085
- ^ a b c d e f g “『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』登場キャラクター&MSを新たに公開!キャストコメントも到着!”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス (2025年2月2日). 2025年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g CHARACTER、機動戦士Gundam GQuuuuuuX公式サイト、2025年4月16日閲覧。
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- ^ a b c d e f g h パンフレット 2025, MOBILE SUIT U.C.0079
- ^ a b c d e f g 『プラモデル「軍警ザク」解説書』BANDAI SPIRITS〈HG(ハイグレード) 1/144スケールモデル〉、2025年4月12日。
- ^ a b c d e 『プラモデル「ゲルググ(スガイ機)」解説書』BANDAI SPIRITS〈HG 1/144スケールモデル〉、2025年5月3日。
- ^ a b “ゲルググ ボカタ機”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年5月1日閲覧。
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- ^ (株)カラー 2号機 [@khara_inc2] (2025年3月1日). "01ガンダムについても、新規MSのデザインもCGモデル制作もスケジュール的に厳しい、という状況でしたが既成のガンキャノンの頭部とガンダム本体を流用したニコイチなら予算&スケジュール的に行けるのでは、と提案して出来た機体です。". X(旧Twitter)より2025年3月25日閲覧。
- ^ (株)カラー 2号機 [@khara_inc2] (2025年3月1日). "出生の流れが何かしら作品世界とメタになっているMSです。(弊社社長談)". X(旧Twitter)より2025年3月25日閲覧。
- ^ “STAFF”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス. 2025年1月16日閲覧。
- ^ a b c d パンフレット 2025, MAIN STAFF
- ^ 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』TV Series Promotion Reel. YouTube・ガンダムチャンネル. 創通、バンダイナムコフィルムワークス. 23 March 2025. 該当時間: 0:27. 2025年3月26日閲覧。
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- ^ 『本日公開の劇場版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) Beginning.』に、星街すいせいが、新曲「もうどうなってもいいや」を挿入歌として提供していることが明らかに!』(プレスリリース)2025年1月17日 。2025年1月17日閲覧。
- ^ “TVシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』キービジュアル&「TV Series Promotion Reel」公開!”. GUNDAM.INFO. バンダイナムコフィルムワークス (2025年3月23日). 2025年3月23日閲覧。
- ^ “星街すいせい、アニメ「ジークアクス」第3話で新曲突如公開&今晩配信リリース”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2025年4月23日). 2025年4月28日閲覧。
- ^ “『ガンダム』ジークアクス、4月から毎週火曜24時台に放送決定!シリーズ初の「日テレ系」30局ネット放送”. オタク総研 (2025年2月23日). 2025年2月24日閲覧。
- ^ a b “TVシリーズ 各種動画配信サービス・BS11にて順次配信・放送開始決定!”. 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 公式サイト. バンダイナムコフィルムワークス (2025年3月17日). 2025年3月17日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “上田と女DEEP【ワンオペ育児】/[新]機動戦士Gundam GQuuuuuuX[字]”. 日本テレビ. 日本テレビ放送網. 2025年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月9日閲覧。
- ^ 芹澤隆徳 (2025年4月2日). “録画に注意! 「ガンダムジークアクス」、日テレはバラエティ番組と抱き合わせ ファンの怒りを買う”. ITmedia NEWS. アイティメディア株式会社. 2025年4月2日閲覧。
- ^ “TVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」4月9日よりPrime Videoで国内最速配信”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年3月7日). 2025年3月7日閲覧。
- ^ “「ガンダム ジークアクス」テレビシリーズ、Prime Videoで国内最速配信決定!”. シネマトゥデイ (2025年3月7日). 2025年3月8日閲覧。
- ^ 岩井祐一郎 (2025年3月7日). “アマゾン「Prime Video」、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」を国内最速配信”. ケータイ Watch. インプレス. 2025年3月7日閲覧。
- ^ “ガンダム「GQuuuuuuX」が動員首位発進、「劇場版プロセカ」「室町無頼」も初登場”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年1月20日). 2025年1月24日閲覧。
- ^ “『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』公開から10日間で興行収入14.3億円、動員85万人突破! 2週連続で週末観客動員ランキングNO.1”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2025年1月27日). 2025年1月27日閲覧。
- ^ 酒井隆文 (2025年2月10日). “「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」興収22.5億円突破。赤いガンダムグッズも登場”. AV Watch. インプレス. 2025年2月10日閲覧。
- ^ 酒井隆文 (2025年3月3日). “劇場先行版「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」動員180万人突破。興収は30億目前”. AV Watch. インプレス. 2025年3月4日閲覧。
- ^ 野澤佳悟 (2025年4月8日). “TVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」日テレ系で今夜24時29分から”. AV Watch. インプレス. 2025年4月8日閲覧。
- ^ 稲垣貴俊 (2025年3月3日). “北米興行、アカデミー賞の週末で最低級の数字に ショーン・ベイカー監督の言葉が刺さる”. リアルサウンド映画部. blueprint. 2025年3月4日閲覧。
参考文献
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- 豪華版パンフレット バンダイナムコフィルムワークス
外部リンク
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)公式サイト
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) (@G_GQuuuuuuX) - X(旧Twitter)
日本テレビ系列 水曜 0:29 - 0:59(火曜深夜)(火曜プラチナイト) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
いきなり婚
(2025年1月8日 - 3月26日)
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(2025年4月9日 - )
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-
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日本テレビ 水曜 0:54 - 0:59(火曜深夜) | ||
一行ポップ
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(2025年4月9日 - )
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- 機動戦士Gundam GQuuuuuuXのページへのリンク