兎とは?

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おさぎ〔をさぎ〕【×兎】

「うさぎ」の上東国方言

「等夜(とや)の野に—ねらはり(=ネラッテ)をさをさも寝なへ児故に母にころはえ」〈三五二九


うさぎ【×兎】

ウサギ目ウサギ科哺乳類総称ノウサギ類と、飼いウサギ原種であるアナウサギ類とに分けられる。体長4060センチのものが多く一般に耳が長く前肢は短く、後肢長い上唇縦に裂け、上あご門歯は二対ある。飼いウサギ品種多く、肉は食用毛皮襟巻きなどにし、医学実験用・愛玩(あいがん)用ともする。ウサギ目にはナキウサギ科含まれる。《 冬》

兎の画像
兎をした紋所一つ真向い兎」
兎の画像
兎をした紋所一つ三つ光琳兎」

と【×兎】

人名用漢字] [音]ト(漢) [訓]うさぎ

[一]〈ト〉

動物の名。ウサギ。「家兎狡兎(こうと)・脱兎野兎

月のこと。「烏兎(うと)・玉兎

[二]〈うさぎ〉「白兎野兎雪兎

難読兎角(とかく)・兎(と)に角(かく)


う【×兎】

ウサギ古名

「露を待つ—の毛もいかにしをるらむ月の桂の影を頼みて」〈拾遺愚草・上〉


う【兎・菟】

〔名〕 「うさぎ(兎)」の古いいい方

拾遺愚草(1216‐33頃)上「露を待つうの毛のいかにしをるらん月の桂の影を頼みて」

[補注]書紀斉明年三月」に「問菟、此をば塗毗宇(トヒウ)と云ふ。菟穂名、此をば宇保那(ウホナ)と云ふ」とあって、「菟」字は「ウ」と訓んでいる。


うさ【兎】

〔名〕 うさぎ。

大般涅槃経治安四年点(1024)八「何が故ぞ、菟(ウサ)の角を生ぜざる」


うさぎ【兎・兔】

〔名〕

ウサギ科哺乳類総称また、イエウサギの呼称。耳が長く後ろ足前足より長い。口には長いひげがあり、上唇縦に裂けている。草食性繁殖力が強い。アンゴラチンチラ日本白色種などのイエウサギは、ヨーロッパ原産アナウサギ家畜化したもの野生のものにノウサギユキウサギアマミノクロウサギなど一一属四二種がある。肉は食用に、毛は羊毛とまぜたり筆の材料にしたりする。う(兎)。おさぎ。《季・冬

本草和名(918頃)「菟頭骨菟竅〈略〉和名宇佐岐」

百座法談(1110)六月一九日「くすしも女もうさぎの血を師子の血とまうして」

紋所の名。兎の形を模様にする。マムキウサギ、ミツコウリンウサギなど種々ある。

三つ尻合わせ兎@真向き兎の画像

寝すごして約束の時間に遅れる者。〔東京語辞典1917)〕

[語誌]古事記‐上」「因幡風土記逸文」には、を騙す狡猾な側面と、騙し相手報復される無力な姿とが対照的描かれる仏典典拠を持つ「今昔五・一三」には、帝釈が化した老人をもてなすために、兎が我が身を焼いて供する説話見える。死後兎はその誠実さをたたえられ月に住むことになるが、この説話講経談義の場においてさかんに語られ、「月の中で兎が餠をついている」という伝説はこれらを通じて流布されたらしい


おさぎ をさぎ 【兎】

〔名〕 (もとは「うさぎ(兎)」の上東国方言か) =うさぎ(兎)

万葉(8C後)一四・三五二九「等夜(とや)の野に乎佐芸(ヲサギ)窺(ねら)はりをさをさも寝なへ児ゆゑに母に嘖(ころ)はえ」


うさぎ 【兎】

ウサギ目哺乳類。ウは兎、サギは兎の意の梵語ササカ(sasaka舎舎迦)とする説や、朝鮮語によるとの説などある。兎と月とを関係づける見方世界的にあり、中国では『楚辞』などの古書月中に兎がいると記してあるが、古代アメリカ中央アフリカその他にも、月と兎を関係づける話がある(餅つき日本独自の話)。多産であることから地母神関係づける所もあり、キリスト教聖母像足下に兎が表されるのは、聖母肉欲克服したことを示すのだという。弱い動物なので神の救い求めるとして墓石につけられることもある。→ 月の兎

作者志賀直哉

収載図書昭和文学全集 3
出版社小学館
刊行年月1989.1


作者住井すゑ

収載図書住井すゑ初期短編集 1 農村イソップ
出版社冬樹社
刊行年月1989.8


作者川崎彰彦

収載図書まるい世界
出版社ファラオ企画
刊行年月1991.11
シリーズ名原点叢書


作者金井美恵子

収載図書金井美恵子短篇 1
出版社日本文芸社
刊行年月1992.3

収載図書短編 女性文学 現代
出版社おうふう
刊行年月1993.11

収載図書愛の生活 森のメリュジーヌ
出版社講談社
刊行年月1997.8
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書血―ホラー傑作短篇集 1
出版社三天書房
刊行年月2000.9
シリーズ名傑作短篇シリーズ


作者豊田宜子

収載図書フーコー短編小説傑作選 3(下)
出版社フーコー
刊行年月2000.2


作者植松恭子

収載図書指先物語64傑作短編集
出版社愛知出版
刊行年月2004.7


作者江口良史

収載図書つぶれるやつら
出版社日本文学館
刊行年月2007.1


作者瀬高

収載図書ふたり心地
出版社東京図書出版会
刊行年月2008.2


読み方:うさぎ

  1. 手提鞄。②骨子使用賭博一種。③野荒し農作物窃盗)。

読み方:うさぎ

  1. 田野作物ノ窃盗犯。〔第三類 犯罪行為
  2. 田野の物を窃盗する者をいふ。兎は豆や稲を荒しに出るから名づけのである。〔犯罪語〕
  3. 〔犯〕野田窃盗のこと。
  4. 田野の物を窃盗する者のことをいふ。兎は田畑荒す所から。
  5. 農作物窃盗犯を云ふ。
  6. 野荒し多治見 不良青少年仲間
  7. 〔犯〕田畑荒す犯人のこと。
  8. 野荒し。〔香具師不良
  9. 刑務所脱走野荒し。兎のはね飛ぶところから。〔盗〕

分類 不良青少年仲間、犯、犯罪者犯罪語、盗/犯罪香具師不良


読み方:うさぎ

  1. 骨子使用賭博一種。〔第三類 犯罪行為
  2. 骨子使用賭博一種

読み方:うさぎ

  1. 手提鞄ノ類。〔第六類 器具食物
  2. 手提鞄のこと。盗賊掏摸用ふ隠語
  3. 手提鞄類を云ふ。
  4. 手さげカバン。〔一般犯罪
  5. 手さげかばん。〔掏摸

分類 掏摸犯罪盗賊掏摸


読み方:うさぎ

  1. 朝寝或は昼寝などして、約束の時間遅るる者をいふ。兎と亀と旅を為し、兎は亀の行歩緩なるを侮り途中午睡を貪ぼり、其れが為め亀に先んぜられたりとのお伽噺より此諺を生ぜり。

分類 東京

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方:ウサギusagi

耳の長いウサギ目

季節

分類 動物


ウサギ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 03:49 UTC 版)

ウサギ(兎、兔)は、最も広義には兎形目[2][3]、狭義にはウサギ科[4][5]、さらに狭義にはウサギ亜科もしくはノウサギ亜科 Leporinae[6]の総称である。


注釈

  1. ^ 例えば、フランスのベビー&キッズ向け木製玩具メーカーJANOD(ジャノー)や、日本のベビー&キッズ&マタニティ服飾雑貨販売メーカー西松屋など。
  2. ^ 嫦娥を参照。
  3. ^ 続日本紀大宝元年(701年)正月乙亥朔の条に「天皇御大極殿受朝。其儀、於正門樹烏形幢。左 日像、青竜、朱雀幡。右 月像、玄武、白虎幡。」 とある。文武天皇は大極殿で朝賀の挨拶を受け、その儀式では、正門に烏の形をした幢(どう)を立て、左側に日像(じつぞう)、青龍、朱雀の幡(ばん)を立て、右側に月像(げつぞう)、玄武、白虎の幡を立てたというものであった。烏の形をした銅製の飾りのついた長い棒のようなものを立て、その左側に、太陽を表す円盤に三本足の鳥を描いたものをつけた長い棒のようなもの、青龍を描いた板をつけた長い棒のようなもの、朱雀を描いた板をつけた長い棒のようなものの計三本を立て、右側には、月を表す円盤にウサギを描いたものをつけた長い棒のようなもの、玄武を描いた板をつけた長い棒のようなもの、白虎を描いた板をつけた長い棒のようなものの計三本、全部で七本の棒を立てたのである。
  4. ^ 一方ノウサギの発情期は春先から秋であり、発情の始まった3月頃のオスのウサギが落ち着かなくなる様を指して「三月ウサギ」というイギリスのことわざが生まれた。
  5. ^ ウサギには“快活で、遊び心や茶目っ気がある”というイメージから、「ユーモラスであり、セクシーさの象徴」としてウサギをマスコットに選んだと、マークをデザインしたデザイナーは語っている[要出典]

出典

  1. ^ subfamily Leporinae Trouessart 1880 (rabbit)” (英語). fossilworks. 2019年5月19日閲覧。 - Paleobiology Database
  2. ^ 今泉吉晴 (2009), “ウサギ”, in 下中直人, 世界大百科事典, 2009年改定新版, 平凡社 
  3. ^ 兎・兔(う)とは”. 大辞林 第三版(コトバンク). 2017年10月25日閲覧。[出典無効]
  4. ^ フランク・B・ギブニー, ed. (1993), “ウサギ”, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典, 第2版改訂版, ティービーエス・ブリタニカ 
  5. ^ 山本脩 (1993), “ウサギ”, in フランク・B・ギブニー, ブリタニカ国際大百科事典, 第2版改訂版, ティービーエス・ブリタニカ 
  6. ^ 今泉吉晴 (2009), “ウサギ”, in 下中直人, 世界大百科事典, 2009年改定新版, 平凡社 
  7. ^ 繁殖 ウサギについて”. 岩崎動物病院. 2017年10月25日閲覧。
  8. ^ 2.ウサギの生理・解剖 (PDF)”. エキゾチックペットクリニック. p. 7. 2017年10月25日閲覧。
  9. ^ a b Evidence of rabbits in UK in Roman times, say academics(BBC)
  10. ^ 24匹が8億匹に! ウサギで豪大陸を侵略した英国人”. ナショナルジオグラフィック日本版. 2021年5月3日閲覧。
  11. ^ Jean-Baptiste Oudry (1742年). “A Hare and a Leg of Lamb”. クリーブランド美術館. 2019年5月19日閲覧。
  12. ^ “ネアンデルタール人、兎が狩れず絶滅?”. ナショナルジオグラフィック. (2013年3月12日). http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7690/ 2016年6月13日閲覧。 
  13. ^ レファレンス事例詳細(Detail of reference example) ウサギを一羽、二羽と数えるのはなぜか。[1]
  14. ^ 探検コム ウサギ文化史[2]
  15. ^ 太田雄治『秋田たべもの民俗誌』秋田魁新報社、1972年、37-42頁。NCID BN11283886
  16. ^ 「ヒキ肉に原料名を 農林省ウサギ入りで通達」『朝日新聞』昭和44年(1969年)9月5日朝刊、12版、15面
  17. ^ 辻調グループ辻静雄料理教育研究所 2012, pp. 153-156
  18. ^ 化粧品の動物実験とは”. 2020年9月18日閲覧。
  19. ^ 美しさのために失明させられるウサギたち”. 2020年9月18日閲覧。
  20. ^ 高嶋修一「明治の兎バブル(石井信之名誉教授記念特集号)」『青山經濟論集』第64巻第4号、青山学院大学女子短期大学、2013年3月、 13頁、2017年10月25日閲覧。
  21. ^ 動物を犠牲にしない代替法”. 2020年9月18日閲覧。
  22. ^ 2014年5月13日放送『有吉弘行のダレトク!?
  23. ^ 昭和20年代/250余年のあゆみ(歴史)”. エスエス製薬. 2017年10月25日閲覧。
  24. ^ 協会の活動・事業内容・組織図”. 公益社団法人 全日本不動産協会. 2017年10月25日閲覧。
  25. ^ East 2007, p. 66
  26. ^ ウサギは寂しいと死んじゃうって本当?「ウソ。ただし12時間以上絶食で胃腸の動きが停滞」 - マイナビウーマン、2013年9月17日
  27. ^ a b うさぎは寂しいと死ぬって本当?なぜそう言われるようになったの?/毎日雑学 - ダ・ヴィンチニュース、2021年1月3日
  28. ^ ウサギは寂しいと死んじゃう・・・というのは都市伝説?!むしろ構われすぎる方が嫌い?”. 2021年6月6日閲覧。
  29. ^ 兎に角(とにかく)- 語源由来辞典”. Lookvise.Inc. 2017年10月25日閲覧。
  30. ^  孫武. 孫子兵法#九地第十一. - ウィキソース. 
  31. ^ 兎角|生活の中の仏教用語|読むページ”. 大谷大学. 2017年10月25日閲覧。
  32. ^  劉向. 戰國策/卷11. - ウィキソース. 
  33. ^  司馬遷. 史記/卷092. - ウィキソース. 
  34. ^  韓非. 韓非子/內儲說下六微. - ウィキソース. 
  35. ^  韓非. 韓非子/五蠹. - ウィキソース. 
  36. ^ 飯野 2010


「ウサギ」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2018/08/06 03:04 UTC 版)

発音

名詞: 日本語

  1. うさぎ詳細は、「うさぎ」の項を参照

熟語: 日本語


出典:『Wiktionary』 (2018/08/06 03:04 UTC 版)

詳細参照

発音



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