『フェイタル・バレット』の登場人物
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「ソードアート・オンラインのコンピュータゲーム作品」の記事における「『フェイタル・バレット』の登場人物」の解説
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン#登場人物」も参照 主人公 声 - 徳本英一郎、日野まり、小若和郁那、新井笙子他 本作の主人公。名前・容姿・性別・装備はプレイヤーが選択する。CVは男女各10種類。作中のムービーでは主にトカレフTT-33の系列(風の)拳銃、その他FA-MAS G2風アサルトライフルも使用している。ビジュアルでは汎用性の高い「バトルジャケットM(F)」を着用。女性版のイメージカラーは白と赤。 VRゲームこそGGOが初めてであるがキリトに負けず劣らずのゲーマーで、クレハも信用するゲームセンスの持ち主。純朴だが周囲に左右されずに大事な時に決断・行動できる、不思議と人を集める魅力をもつ。同時にやや天然気味でどこか危なっかしい一面もあり、良くも悪くも周りがほっておけない人物。キリトと似ていると(やはりプラスマイナスの両面で)周囲に評されることが多く、そこはキリト自身やアスナですらも認めるほど。返答の選択肢はそれに準じて率直で飾り気のない物が多いが、キリトのように軽口で返す選択肢も多く用意されている。仮想世界やNPCに対する姿勢もキリトに近く、レイに対してはかなり甘い。 一方でキリトに過去の自身同様の「ソロタイプ」と見抜かれ、アスナには一人で抱え込むところまでそっくりと心配されている。普段はぼーっとしていたり、イツキの冗談を毎回真に受けてしまう面もある。クレハ曰く「人付き合いを面倒くさいとか言っている割にはお人よし」。 また、急速にキリト一行に溶け込んでいったことでシュピーゲルからは敵視されており、主人公自身も彼に対して毅然とした態度で応対している。 SAOの英雄である「黒の剣士」の存在はEDの時点までにはその存在を知っていたが、目の前のキリトが本人であることには彼の口から明かされるまで気づかなかった。 ゲームではそのセンスに加えて機転が利く他、リアルラックが最大の武器。度々レアアイテムを入手して周囲にを驚愕させ、作中ではMMOトゥディから取材が来るほどの品まで手に入れている。 『FB』ではゲーム内の大会でレアアイテムを狙うクレハに呼び出されVR世界へと足を踏み入れる。そしてGGOログイン初日で偶然からType-Xのアファシスを入手し、「GGO最強のリアルラック持ち」とゲーム中の注目を集める。 大会で出会ったキリトに人柄と素質を見込まれて共にSBCフリューゲルの攻略を目指すことになり、瞬く間にGGOでの腕を上げていく。アファシスを狙うバザルト・ジョーの挑戦や、死銃によるゼクシードの殺害をVR内の現場で目撃するといったハプニングに見舞われつつも、ツェリスカやイツキといったハイランカーも仲間に加え、やがてフリューゲル本体へと乗り込むにあたって結成されたスコードロンのリーダーを任されることとなる。そして遂にはアファシスの「お母さん」であるマザー・クラヴィーアをデリートすることなくフリューゲルを踏破することに成功し、GGOの英雄の一人に名を連ねることとなった。 だがその結果、死銃を名乗る何者かに仲間の生命を盾に脅迫を受け、自宅に送りつけられたナーヴギアを装着しての「デスゲーム・エリア」での本物の命を賭けた戦いを余儀なくされる。戦いの末、異変を察知して駆けつけたキリト一行と共に「ラスト・ジャッジメント」をも退けてデスゲームからの生還に成功。事件後はイツキを撃てなかった事に悩みつつも、自身の過去を明かしたキリトに励まされて仲間とともに再び前へと歩みだしていった。 ノーマルルートでは自身を庇ったクレハとツェリスカのどちらかを目の前で失い、キリト一行の救援で難を逃れた後に「ラスト・ジャッジメント」と戦うことなく生還という流れになる。 その後の展開はトゥルーエンドが正史となり、「雪原の歌姫」時点でLPFMやBoBランカーといったキリト一行以外のフレンドにもデスゲームの一件が伝わっている。既に立派なトッププレイヤーの一角であり、その活躍は行方をくらましたイツキの耳にも届くほど。劇中ではキリト一行と共に夜の女王クエスト初踏破を達成、入手した夜の結晶をキリトによってサチを救う立役者となったが昼はレン一行と、夜はキリト一行と行動をともにしたことで一応の仮眠は取りつつもほぼ三徹のVR漬けの三連休を過ごし、クレハに呆れられてしまった。 リアルではクレハの幼い頃の幼なじみ。イジメっ子から被害者をかばって派手な喧嘩を起こし、それを教師に叱られても言い訳しないような子供であった。リアルラックは高かったが、カプセルトイだけは運がなかった。 現在の身辺の詳細は特に語られないが、選択肢によってはバイクのマニュアルの免許を有している。 アファシスA290-00(ArFA-Sys) 声 - 高森奈津美(女ボイス1)、古川由利奈(女ボイス2)、三宅麻理恵(女ボイス3)、小田花梨(女ボイス4) / 山本和臣(男ボイス1)、峯田大夢(男ボイス2)、雨澤祐貴(男ボイス3) 主人公が冒頭で入手したArFA-SysのType-X。個体番号はA290-00。主人公同様、名前・容姿・性別・装備はプレイヤーが選択する。各種ビジュアルでは「アファシススーツF/M」を着用。イメージカラーは白と紺。設定上でもArFA-Sysの初期装備で伸縮性と耐久性に優れる。初期の武装は主人公同様。主人公の経験値がゼロである点を「将来が予測不可能」として未知=実装前の武器であるUFGを渡した。 彼(彼女)独自の個性として主人公に与えられた名前を特別に思っており、他からはその名で呼ばれることを好まない。周囲からは主に個体番号から「レイちゃん」と呼ばれる。呼称はできるだけ短いほうが好み。 キリトの推測では製作者の趣味によるものか珍しい個性付けがされており、AIでありながら勘違いやうっかりをするなどどこか抜けている。主人公との理想の関係を目指しての試行錯誤も微妙にズレており、伝えるべき攻略情報を忘れてクエスト失敗の原因となった際には起動直後の自信ある態度が一転、主人公の元を去ろうとするほどに落ち込んだ。そんな性格のため作中では早々にクラインから「アホシス」と不名誉なあだ名を頂戴している(現実の収録現場でもそう呼ばれていたエピソードがある)。 一方でそのような個性故に情緒面は豊かで、最終的に主人公や仲間たちの影響もあり仕様というだけで説明できないほどに豊かな感情を持つに至っている。 死銃との決戦ではユイとの連携でデスゲーム・エリアへの回線を解放し、キリト達が救援に駆けつける鍵となった。特にヒロインが死亡した場合、ユイよりも先に自力で彼女へと回線を繋いで主人公達の窮地を救う程の能力を見せている。 GGO内設定ではSBCフリューゲルに搭載されていたアンドロイド。それゆえ母艦の基幹システム「マザー・クラヴィーア」を母と慕っており、「雪原の歌姫」序盤では実際に「里帰り」をしている。当初はフリューゲル墜落の衝撃でパーツを落としスリープ状態となったため、当初は記憶があやふやになると共に様々な機能が制限されていた。 クレハ(Kureha) クレハを参照。 ツェリスカ(Zeliska) ツェリスカを参照。 デイジー(Daisy) 声 - 三上枝織 ツェリスカのArFA-SysでType-X。初期装備をアレンジして機動性を上げた「マーガレットワンピースF」を着用。黄と黒が基調。眼帯をつけている。 レイとはType-X同士情報交換をする仲。主の意向で戦闘には基本的に参加しないが、その分演算と分析に特化しており、エネミーアファシス事件ではリエーブルに大量のデータを流し込んで一度は処理落ちさせかけた。 その後、トゥルーエンドでは前線に出てレイと共に囮役を務める姿を見せている。 イツキ(Itsuki) / 狭井 雪嗣(さい ゆきつぐ) 声 - 鈴木達央 主人公に興味を示すGGOトップランカーの一人。B88/W78/H90(リアルはB90/W80/H90)。ゲーム内体重75kg、身長は現実リアル共に181cm。4月1日生で初登場時24歳。スコードロン《アルファルド》のリーダーを務める天才肌の青年。 ドラグノフ狙撃銃風の狙撃銃と光学サブマシンガンを使用する。レア素材製のコート「ゼロ・ディフェクトM」を着用。 狙撃銃による中~遠距離戦を得意とするが、指揮能力にも優れ、罠や絡め手を駆使する狡猾さを併せ持つ。 リーダーではあるがカリスマ性によるスコードロンの象徴としての役割の方が強く、実質的な運営はパイソンに任せきりにしている。整った容姿から女性人気も高く、GGO内にファンクラブまで存在する。皮肉ぎみで人を煙に巻くような言動が多く、主人公もよくからかわれている。一方、女性陣に混ざってスイーツの味と見た目について深く語る意外な一面をもつ。 リアルでは神職で、古い神社の次男坊。アバターネームは名字と家業からの連想(さい→斎→いつき)。2年前に双子の兄を喪い、それが現在の皮肉気味の性格を形作っている。 その実力と求心力に反し、GGOも本質はビデオゲームでしかない事実にすっかり退屈しきっている。GGO開始当初は他人や仲間への信頼や仮想世界に対する胸の鼓動を感じていたが、現在ではゲーム内の人間関係にも辟易している様子が見られる。キリト達に対しては「信頼だけでなく覚悟で結ばれた関係」と評価しつつも、周囲の女性陣がキリトを巡って争っていないことに感情を顕にしながら疑問視していた。 現在では仮想世界では多かれ少なかれ誰もが自分を偽って過ごしていると思い、相手のリアルを想像することを密かな楽みとしている。そんな中で現れた、自身の予測を次々と外れていく主人公に対してはその想像が普段ほど楽しめなかったことから深く興味を持つようになり、遂にはアルファルドを捨てて主人公のスコードロンに加入するという騒動までも引き起こし、主人公にとっての特別な存在になりたいと願うまでになる。 だが同時にその想いは叶わぬことも感じ取っており、共に過ごす日々の中で徐々に歪んで行ったイツキは主人公を自分だけのものにすべく、現実世界での協力者達を利用してナーヴギアの盗難を始めとしてデスゲームの舞台を整え第二の死銃と化してしまう。 デスゲーム・エリアでは主人公を籠絡すべく自身も主人公達と共に戦う自作自演を行うが、自らの予想に反してヒロインが主人公を見捨てずにデスゲームの場に現れたこと、そしてキリト達までもが救援に現れたことで計画は破綻。事の真相を暴露し「ラスト・ジャッジメント」をけしかける。 戦闘後、ヒロインたちとキリトの説得を受け入れずに主人公と対峙するも、主人公がかつて託した想い出の銃を使用していたことで動揺、睨み合いとなっているうちに不正を感知したシステムによって他の面々諸共強制ログアウトされる(ヒロインが死亡している場合は「ラスト・ジャッジメント」を召喚しようとした時点で同様の展開となる)。後に、これはより高位の権限を持つ何らかの存在によってGM権限を停止されたことが明らかとなる。 ログアウトの直前、主人公にいずれ再び会いにゆくことを告げ、仮想世界からもリアルからもその行方を眩ませた。 事件後、イツキが周囲に語っていたリアルの素性は全てバラバラであったことが明らかとなり、ツェリスカは本音で話していたのは主人公だけと推測している。また、キリトには恭二のような弱い人間であり主人公に何かを重ねていたのだろうと評している。 事前に研究施設から盗み出されたナーヴギアは2台のみであったがイツキ自身もデスゲームの中で命をかけている事を口にしており、いずれの展開にあってもデスゲームにあたってイツキ自身がナーヴギアを装着していたかは闇の中となっている。 その後は能力が諜報に向いていると判断されてRATHなどいくつかの機関と繋がるようになり、雪原の歌姫エピローグにてGGOに再訪。 何者かの依頼で「ユナを心配している誰かさん」にGGOを紹介してユナの経過観察をしていたことをエイジに明かし、ザ・シード・ネクサスの干渉によって様々なものがGGOに流入しつつある事を告げ、再会を予告し去っていった。その際には主人公にも差出人空欄の形でメールを送り、相変わらずの彼(彼女)への執着を見せた。 両者とのやりとりにて現在の自身を「今はただの何者でもないつまらない人間」と称していた。 原作の時間軸ではアニメ3期第1話にて、第4回BoBで第5位の成績を残していることが確認できる。 バザルト・ジョー(Bazalt Joe) 声 - 小山力也 ベレー帽に隻眼という歴戦の軍人風のベテランプレイヤー。衣装は「寒冷地仕様戦闘服M」の固有モデリング版。 ミニミ軽機関銃風アサルトライフルの二丁持ちをメインに、サブにトカレフTT-33風の拳銃を用いる。 「銃好きに悪いヤツはいない」と語る一方で「女の子に取り囲まれている剣使いはサイアク」とこぼしている。クレハ曰く「GGOらしい、こだわりが強すぎてモテないタイプ」。 レイの抜けた言動に目が離せなくなり、「仲間の基準は強さよりハートとノリがあうか」と称して彼(彼女)を狙い度々主人公に決闘を挑んでくるようになる。 とはいえ根は気のいいガンマンであり面倒見も良い。仲間たちからは「親分」と呼ばれ、スランプ気味のクレハがアドバイスを求めた際には、皮肉の応酬を始めるイツキとツェリスカを他所にマトモなアドバイスを送っている。 勝負の結果にも律儀であり、自分に何度も勝ちレイを守り続ける主人公を最終的に認め、自身の身柄を報酬として(半ば強引に)主人公に協力するようになった。とはいえ強引な手段を取らなくなっただけで、その後もレイの譲渡をしつこく主人公に頼み続けている。 リアルでは田舎町に勤務する警察官。プライベートでは老猫を飼っている。勤務する警察署はかつて万年人手不足に悩まされており、警官をサポートするAIつきパトカーが試験導入されていた。そしてそのAIにはそれぞれに性格づけがされており、レイが当時気に入っていたAIの性格にそっくり出会ったのが彼(彼女)に執着するようになったきっかけであった。 そのAIは逃亡する犯罪者を逮捕するにあたって損傷を余儀なくされた際、ネットワークの圏外であったために殉職しており、ジョーがGGO内の一角をそのAIの弔いの場としたことがデータベース・グレイブの始まりとなった。 パイソン 声 - 桐井大介 《アルファルド》に属する眼鏡の青年。イツキへの忠誠心は高く、代わってスコードロンの実務のほとんどを行っている。宇宙船団時代の「士官制服正装M」の白色を着用。 死銃(Death-Gun) / 新川 昌一(しんかわ しょういち) 声 - 保志総一朗 死銃事件の主犯。正式なアバターネームは原作同様「Sterben」だが、公式サイトの表記に合わせる。 武装はL115A3風狙撃銃と「宇宙装甲板エストック」。エストックはゲームの都合上重量高威力型の光剣扱いであり、また五四式・黒星(風の拳銃)はシナリオのみでの使用となる。衣装名は「バンテージスーツM」で、更に本作ではアバターの容姿がより詳しく「クラインと同程度の身長、細身のよく鍛えられた体」と語られている。 ゼクシード殺害の現場を主人公やクレハ達に目撃されるもその際はアバター名をプライバシー機能で隠したまま姿を消し、続いて薄塩たらこを殺害。 その後原作と同じく公の場で死銃の存在を誇示するべくBoBに出場するが、キリトとシノンの大会参加を知ってからは二人を優先的なターゲットに変更する。 キリト本来のアバターがGGOで1ヶ月以上活動していることに惑わされず原作同様に太刀筋から正体を看破し、原作では不意打ちを仕掛けたペイルライダーらしきプレイヤーを正面から追い詰めたが、殺害自体はシノンの妨害により失敗。そのシノンも光学迷彩を用いて殺害寸前まで追い詰めるも、割って入ったキリトと対峙している間に他のプレイヤー達の乱戦が始まり撤退を余儀なくされる。再びの対峙にて原作同様にSAOでの名前を当てられて動揺したところを「幻影の一弾」による援護とダブル・サーキュラーの連携攻撃を受け、死銃の象徴たる拳銃と共に両断。「あの人」の存在を示唆しながら敗北し、間を置かずして警察に逮捕された。 結果として本時間軸では原作の第3回BoB本戦の犠牲者は全員魔の手を逃れて、殺害されたのはゼクシードと薄塩たらこの2名のみにとどまった。 キリトに対しては偽りの力を振るうお前に裁きを与えると宣言し、本人の殺害ではなく仲間を殺すことで「決して忘れられない記憶を植え付けてやる」事を目的としていた。これについて、キリトは自分がザザ達の存在を忘れて目を向けさえしなかったことが許せなかったのだろうと推測している。 シュピーゲル / 新川 恭二(しんかわ きょうじ) 声 - 花江夏樹 原作における死銃一味の一人。衣装名は「コンバットプレートM」。 『HR』の一件を通じてシノンには改心したかに思われていたが相変わらずであり、新たにキリト一行に加わった主人公に対しても敵意を顕にする。 彼の情報提供と主人公の協力でシノンはAMRティアマトを入手するも、それもシノンを自分の中の理想像へと戻すべく仲間から引き離すためであった。 しかし、その行動はことごとく空回りに終わり、BoB本戦直前には原作と異なりシノンから明確に拒絶されるに至る。 その後、原作同様にシノンを現実で襲撃するも失敗に終わり警察に逮捕される。 リエーブル(Lievre) 声 - 鬼頭明里 女性型ArFA-Sysで「Type-Z」。エネミーアファシス事件の黒幕。未確認の機能を搭載した「パルティキュリエスーツF」を着用。 M61 バルカン風ガトリングガンとヤティマティック(英語版)風サブマシンガンを使用する。 地球帰還以前のSBCフリューゲル乗員の遺志を遂行すべく、かつての敵国の艦であるSBCグロッケンを滅ぼすべく暗躍する。システム的にはグロッケンの非戦闘地域(≒圏内)の消去となる。 自身を特別と評した主への思いは強く、最終的に損壊を覚悟でリミッターを解除してグロッケンを直接襲撃した。しかしキリトや主人公、レン達を始めとする多くのプレイヤーに阻まれ襲撃は失敗。リミッター解除の反動でプログラムに大きなダメージを受け、一命は取り留めるが「雪原の歌姫」エピローグ(ユナの救出から数日後)まで長期の休眠状態を余儀なくされた。 再起動直後は虚勢を張っていたものの、キリトたちの呼びかけに対して自身がサトライザーにどう扱われているか最初から気づいていたこと、そしてそれを承知のうえで尽くしていた事を認めた。 最終的に自身の意志とマスターへの忠誠は曲げず、キリトや主人公たちと馴れ合う気はないとしつつも、行動を保留。自己修復を手助けしてもらった借りを返すべく、サチのデータをアファシスの素体に移植し、彼女を復活させることに協力した。 サトライザー(Subtilizer) 声 - 石田彰 原作における第1回・第4回BoB優勝者。本作ではリエーブルの主であり、彼女を利用してGGOプレイヤーのデータを集めさせた。 衣装名は『ドレッドノートM』。原作と異なりクリス ヴェクター風サブマシンガンとヘカートII風の狙撃銃を使用する。 ダイン(Dyne) 声 - 鶴岡聡 有料DLC「銃火の覇者」より登場。原作におけるBoB本戦の常連。ツェリスカの依頼でエネミーアファシスの調査に協力する。 衣装名は「ウェスタンスタイルM」。SIG SG550風アサルトライフルとグロック21風の拳銃を使用する。 闇風(Yamikaze) 声 - 四宮豪 有料DLC「銃火の覇者」より登場。原作における第2回BoB準優勝者。ツェリスカの依頼を受けエネミーアファシスの調査に協力する。 衣装名は「レイダースーツM」。キャリコM900A風サブマシンガンとFN Five-seveN風の拳銃を使用する。 銃士X(Musketeer X) 声 - 山村響 有料DLC「銃火の覇者」より登場。原作における第3回BoB参加者。ツェリスカの依頼でエネミーアファシスの調査に協力する。『FB』では日本在住と明言されている。 衣装名は「アラミスレディF」。M14EBR風狙撃銃と大口径型光学拳銃を使用する。 レン(LLENN) / 小比類巻 香蓮(こひるいまき かれん) 声 - 楠木ともり/ 津田美波(電撃FCI) 「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の主人公。無料アップデートにて登場。噂の主人公と町中で偶然知り合う。 衣装名は「デザートバトルウェアF」。FN P90風サブマシンガンと光学アサルトライフルを使用する。 フカ次郎(Fukaziroh) / 篠原 美優(しのはら みゆ) 声 - 赤﨑千夏 「ガンゲイル・オンライン」の主要人物。無料アップデートにて登場。レンの親友。「雪原の歌姫」にて「ちょっとした事情」によりGGOでも遊んでると語っている。 レンとともに主人公と偶然知り合い自分たちを売り込んだ。セブンと知己であることにはレンから「変なところで顔が広い」と言われている。 衣装名は「チアフルマルチカムF」。MGL-140風グレネードランチャー二丁持ちの他、グロック18風の拳銃を使用する。 ピトフーイ(Pitohui) / 神崎 エルザ(かんざき エルザ) 声 - 日笠陽子 「ガンゲイル・オンライン」の主要人物。無料アップデートにて登場。元SAOベータテスター。「雪原の歌姫」では、既にレンの唇を奪い距離を置かれていることが語られている。 衣装名は「アサルトダイバーF」。AK-47風アサルトライフルとレミントンM870風ショットガンを使用する。 通りがかりのプレイヤーへの質問で狩場を決めようとしていたところ、たまたま主人公に声をかけたことで知り合うが、彼(彼女)が噂の人物とは気づいていなかった。 「雪原の歌姫」では音響兵器の起動のために渋々メンバーに加わろうとしたが、ユナが現れたことで歌い損ない安堵とも残念とも取れる態度をとっている。その直後にどこかへ立ち去るユナに何かを察したのか、彼女にいつか共に歌おうと声をかけている。 原作同様に自身が神埼エルザであることは公にしていないが、リズベットが「大物歌手がGGOで遊んでいるという噂」を耳にしていたり、ユナには「どっか似ているところがある」と言われるなど秘密はどこか危うい。 エム(M) / 阿僧祇 豪志(あそうぎ ごうし) 声 - 興津和幸 「ガンゲイル・オンライン」の主要人物。無料アップデートにて登場。ピトフーイの恋人兼部下兼奴隷。ピトフーイと共に主人公と知り合う。 衣装名は「ヘヴィーバトルウェアM」。M14EBR風狙撃銃とグロック21風の拳銃を使用する。 シャーリー(Shirley) / 霧島 舞(きりしま まい) 声 - 高野麻里佳 有料DLC「壕陣の造手」より登場。「ガンゲイル・オンライン」の登場人物。 衣装名は「ハンティングルックF」。R93タクティカル2風狙撃銃とベレッタM93R風の拳銃を使用する。 エネミーアファシスを狩っていた際に主人公と遭遇、GGOの流儀に従い交戦したことで知り合う。 クラレンス(Clarence) 声 - 小松未可子 有料DLC「壕陣の造手」より登場。「ガンゲイル・オンライン」の登場人物。 衣装名は「バトルオブカオスF」。AR-57風アサルトライフルとFN Five-seveN風の拳銃を使用する。 エネミーアファシスを狩っていた際に主人公と遭遇、GGOの流儀に従い交戦したことで知り合う。 ユナ(Yuna) 声 - 神田沙也加 「オーディナル・スケール」の主要人物。原作ではオーグマーのユーザーに絶大な人気を誇るARアイドル。 「雪原の歌姫」より登場。衣装は「ユビキタスドレスF」。スタン効果のある光学拳銃とKel-Tec KSG風ショットガンを使用する。 『FB』におけるユナは原作時間軸の「コーディアル・コード」同様に黒ユナから複数コピーされたうちの一個体。自己唯一性の喪失によってエラーを蓄積しつつあったため、イツキにGGOを紹介された「ユナを心配している誰かさん」によって自己唯一性を回復させるべく意図的にリアル世界からGGO世界へと移されていた。 ホワイト・フロンティアを彷徨い、最終的にLPFM一行と出会った後でホープフル・ブリッジにて四脚型機動兵器「フリージング・メナス」の襲撃を受けていたところをキリト一行に救出され、エイジに記憶のコアを渡されたことでエラーを修復された。 『AWvsSAO』では初回封入特典。ALOで《アインクラッドの歌姫》として有名になっており、「皆の力になりたい」と1人歌い続けていたところをアスナの勧誘を受けて一行に同行する。《黒いユナ》の姿をしているが自身の正体に自覚があるような言動を見せ、キリトとアスナが攻略組の有名人であったことも知っている。 エイジ(Eiji) / 後沢 鋭二(のちざわ えいじ) 声 - 井上芳雄 「雪原の歌姫」より登場。「オーディナル・スケール」の主要人物。原作ではOSの序列2位のトップランカー。不安定の兆候をもったままGGOへと移されたユナを修復すべく追ってきた。 衣装は「エグゼキューターM」。クリティカルを捨てた超重量型の光剣とAT4風ロケットランチャーを使用する。 本時間軸での過去は直接的には言及されていないが、ユナ絡みで「新国立劇場のライブにエネミーが出た事件」が起きており、主人公との添い寝イベントではキリト一行との間に「色々あって」と語っている。 ユナを追う過程でキリト達と共闘、その過程で消滅しそうになるサチを前に逡巡するキリトに「嘘でも幻でも取り戻したかったものがあるだろう」と一喝した。 キリト一行とは色々あったためか未だ距離感を感じている他、「尋問とか色々あった」ため今は知らない相手と話すのもつい身構えるような精神状態にある。そんな未だ闇の中にあった彼故か、添い寝イベントでは主人公との交流でSAO事件以来失われていた安らぎを感じ、そのおかげでVR世界に向き合えた旨を口にしている。 VR戦闘ではARでの動きがしみついているためにワンテンポ遅れる感覚を覚えている。 シキ 声 - ゲームシリーズ5周年記念に行われたアバター募集の採用キャラクターの一人。衣装は「一式F」。 ユナを捜索している最中に遭遇し、一行の所持品を狙って襲いかかってくる。
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