黒の剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/25 06:11 UTC 版)
長い直剣型の神器。鞘から柄、刀身までも全てが黒一色。その色は決して染まらぬことの証明であり、決して折れぬ信念で己を貫くものに力を与える。エルシオン、エスティ、長谷部翔希とそうそうたる人物の元を渡ったが、認められ神器として使うことが出来たのは翔希のみ。今月今夜と同様、一極集中型で、剣として「斬る」ことに特化した力を発揮する。
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黒の剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 02:08 UTC 版)
「エターナル・チャンピオンシリーズ」の記事における「黒の剣」の解説
『法』と『混沌』の均衡を保つ為に「悪をもって悪を征す」という目的を以って、とある〈法〉の鍛冶師たちによって『混沌』の力を込めて作られた武器。永遠の戦士によって振るわれる。永遠の戦士が持つ武器はすべてこの黒の剣の別な姿であるか、(部分的にしろ)その力を引き出すものである。その形状は必ずしも剣とは限らない。 ストームブリンガー エルリックの持つ最も有名な黒の剣。「嵐をもたらすもの」の意。突き刺した者の魂を吸い取り(稀にできない相手もいる)、その幾分かをエルリックの活力とする。邪悪な意思を持ち、エルリックの意思を裏切って殺人を犯すことがしばしばで、特に彼の仲間や愛する者を好んで手にかける。幾度か手放しても必ずエルリックの元へと戻ってきた。数多の黒の剣の中でも一際強力な存在で、神さえも殺す力を持つ。エルリックはこの剣で混沌の下級神を殺し、ダイヴィム・スロームの持つモーンブレイドと協力して“死せる神”を葬った。また、この剣を核としてあらゆる黒の剣の顕現を召喚し、アリオッホら地獄の公爵達を皆殺しにした。 反逆者(トレイター) コルムの持つ月色の剣。鍛冶師ゴファノンの作。剣の名は、作り手の血を最初に流したことからコルムが名づけた。 カナヤーナ エレコーゼの持つ剣。その刀身から発する瘴気は速やかに命を奪い、これに耐えられるのはエレコーゼただ一人である。黒の剣の部分的で不完全な顕現であるらしい。 冷たき剣 ウルリック・スカーソル伯(エレコーゼの記憶を持つ存在のひとつ)が持つ剣。斬られた者は非常な冷たさを感じながら絶命する。“船長”の言によれば、エレコーゼが“天秤”を破壊するのに用いた剣はこれであると思われる。 エレコーゼによる〈天秤〉破壊時の状況から、“剣の精”を次元界から放逐するにはその拠所となる“剣”“杖”“天秤”“アクトリアス石”といったすべてを同時に破壊する必要があるらしい。 暁の剣(夜明けの剣) ドリアン・ホークムーンの持つ剣。薔薇色の光を放ち、ホークムーンの意思に応えて過去の軍勢「暁の軍団(夜明けの軍団)」を一時的に現世に召喚し、配下として戦わせることができる。 竜の剣 エレコーゼの持つ剣の一つ。その中には竜が封じられているという。ストームブリンガーに関する伝承に、ストームブリンガーの柄はかつて別の剣の柄で、その中には巨大な竜が住んでいた、というものがある。あるいはこれがその剣か。 モーンブレイド ストームブリンガーと同時に鍛えられた双子の黒の剣。「うめく刃」の意。右手にモーンブレイド、左手にストームブリンガーを握れば、世界の半ばをいとも楽々と破壊しうるほどの力を手にすることができるという。二度に渡ってイイルクーンの手に握られ、エルリックのストームブリンガーと対決するが、共にエルリック(ストームブリンガー)の勝利に終わる。後にディヴィム・スロームが佩剣とする。 レイヴンブランド(鴉の剣) フォン・ベック家に代々受け継がれてきた剣。エルリックの現世における顕現たるウルリック・フォン・ベックの手でふるわれることによってその依って経つ所を明かされることとなる。ストームブリンガーではなく、モーンブレイドの別身である。
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