黒の力に魅入られし者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:11 UTC 版)
「ラグナロクオンラインの登場キャラクター」の記事における「黒の力に魅入られし者」の解説
ジオーマ 禿かかった頭の中年の男性。首から下を紺色のローブで包んでいる。落ち着いた雰囲気を醸し出しているが、その裏では残虐な性格を隠している。ドイルをモンスターに変異させ、ハンスを洗脳してアカデミーの支配をさせた張本人。強力な魔力を持ち、天才と謳われたハンスをいとも容易くあしらった。黒の石の力を使い、「自ら成長し、モンスターを生み出すダンジョン」を創り、地上を喰らわせようとしている。その実験段階として優秀な冒険者たちをダンジョンに引きずり込み、黒い石の力(負の感情)でモンスターへと変貌させる。闇に魅入られたジオーマだが、彼もまたかつては光だった。 なお、彼が創ったとされるダンジョンは、アカデミーシークレットストーリーの実装前の一時期、イベントとして実際にコモドの町から入れるダンジョンとして存在していた(単純にモンスターと戦えるだけで、ストーリーにあるような異変が起こるわけではない)。ジオーマもそこのNPCとして登場しており、「モンスターサイドストーリーズ」をクリア済みか否かで話しかけたときの反応が若干変わる。 ミッケン ジオーマの腹心。メガネをかけた初老の男性の姿をしている。原型は、ネズミのような小動物の姿をしたモンスター、タロウ。魔法で人間に擬態することが出来る。ある日、突然アカデミーに現れ、教官として生徒たちのサポーターを担当し始める。実は、アカデミー内の監視者として送り込まれたジオーマの刺客であり、全ての生徒たちの動向を把握している。ジオーマの行いを憂いながらも、どこまでも彼に尽くす忠臣。 人間に擬態する以外の特筆すべき能力を持たないため、他のジオーマの配下からは「小物」として見下されているが、ジオーマからの信頼は最も厚い。 ウェル 原型はデフォルメチックな熊のヌイグルミの姿をしたモンスター、ベアドール。気性が荒く、喧嘩っ早い男。魔法を使って人間に擬態することが出来る。ジオーマの部下として、アカデミーへ潜入。ハンスとドイルの手により追い詰められるが、ドイルからの「友達になろうよ」という言葉をきっかけに、ジオーマからプレイヤーたちの仲間となる。 ルーンとミッドを洗脳していたこともあり、最初はお互いに憎しみ合う描写があったが、次第に打ち解け始め、人間を護るために行動するようになる。また、圧倒的に力量で劣りながらもジオーマに殴りかかったユーリを「かっこいい」としてとても懐くようになる。 モトミアー 原型は森林に潜む妖精を思わせる少女の姿をしたモンスター、マヴカ。魔法を使って人間に擬態することが出来る。かなりサディスティックな性格で、常に笑顔で恐ろしい台詞をサラっと吐く。怒らせるとウェル以上の気性の荒さを見せる。ドイルとハンスにウェルと共に挑むが、敗北。ドイルから「友達になろうよ」という言葉をきっかけにプレイヤーたちの仲間になる。もともと、「死ぬのが嫌だから強者に就く」というスタンスをとっていた彼女であったが、プレイヤーたちと絆を深めていくうちに、利害関係なしに人間を護るために行動するようになる。 グレイエド家当主 ジオーマに属する大貴族の1人。傲岸不遜な中年で、黒い石を持ち出されるという失態を犯し、名誉挽回のために、そして目障りでもあったクレンゲル家の当主ヘルトとローザを罠に掛けて殺害。だが、それはジオーマの存在を晒すことにもなり、旅行中に彼の刺客に始末されてしまう。 黒く渦巻いたモンスター 諸悪の根源。ジオーマを操っていた真の黒幕。プレイヤーたちが倒すべき、最後の敵。黒い意志。人間の負の感情が結集し、生み出された憎悪の怪物。悲哀に歪んだ表情をしており、全身からスパイク状の黒い石が突き出た大蛇のような姿をしている。 直接的な戦闘は行わず、プレイヤーが足止めしている間に仲間たちの総攻撃で撃破する。ただし展開によってはジオーマが止めをさす場合もある。
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