風の拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:08 UTC 版)
「リュウ (ストリートファイター)」の記事における「風の拳」の解説
中平正彦の漫画『RYU FINAL』にて登場した技である。同作では「一撃必殺の境地を越えた」究極の形としてリュウが見出す展開で、この技が生まれる。 『RYU FINAL』作中の「風の拳」 強敵ダッドリーとの対決の最中、それまでとは違う境地に目覚めたリュウが初めて放った。リュウが求めていた「真の一撃必殺」の完成形としてあるこの技の極意は、破壊ではなく相手の戦意を削ぐことにある。その極意をもってリュウは、サガット、ケンら宿敵との決着を収め、そして豪鬼との宿縁に幕を下ろす。「殺意の波動」とは対極を成す形の技として、テーマに密接した存在として描かれた。 ダッドリーとの闘いで披露した「風の拳」は、彼のはなった「コークスクリュブロー」の拳の向きにあわせるため打ち込んだ拳の甲が内側に向くように捻られているのが特徴で、この型はセービングアタックで使われている。 ゲームでの「風の拳」 稼動・発売された対戦型格闘ゲームには登場していないが、開発中止となった『カプコンファイティングオールスターズ』ではこれに似た技「疾風の拳」があった。 『NAMCO x CAPCOM』や『PROJECT X ZONE』ではスキルとして「風の拳」が登場しているが、いずれも敵を直接攻撃する技ではない。 『ウルIV』のオメガエディションでは相手の攻撃を受け流す「葉流し」と相手に拳を向けずに気のみで反撃する「一心」で使用。
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