果実とは? わかりやすく解説

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か‐じつ〔クワ‐〕【果実】

読み方:かじつ

種子植物花の子房が発達変化したもの。中に種子を含む。狭義には、成熟した子房主部になる真果(しんか)をさし、花托など子房以外の部分主部になるものを仮果として区別することもある。果皮性状から乾果液果分け由来する子房一つそれ以上かによって単果複果とに分けられる。実(み)。

液果のうち、食用となるもの。くだもの水菓子

精神的肉体的な働き成果。みのり。

日本結んだ学術の—を」〈鴎外妄想

法律用語。ある物(元物(げんぶつ))から産出される収益物。穀物羊毛牛乳などの天然果実と、利息地代・家賃などの法定果実とがある。

果実の画像
「果実」に似た言葉

果実

英訳・(英)同義/類義語:fruit

種子植物の子房が発達して形成されるもの。植物の種によって異な繁殖戦略により、多様な形態や色をもつ。
「生物学用語辞典」の他の用語
個体の器官や組織など:  末梢リンパ器官  末梢神経系  末梢血  果実  柔組織  栄養体部  栄養器官

果実

作者三島由紀夫

収載図書三島由紀夫短篇全集
出版社新潮社
刊行年月1987.11

収載図書三島由紀夫集―文豪ミステリ傑作選
出版社河出書房新社
刊行年月1998.8
シリーズ名河出文庫

収載図書決定版 三島由紀夫全集 18 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.5


果実

作者岸田幸四郎

収載図書水色の朝
出版社皆美社
刊行年月1989.8


果実

作者林真理子

収載図書死ぬほど好き
出版社集英社
刊行年月2000.3

収載図書死ぬほど好き
出版社集英社
刊行年月2003.7
シリーズ名集英社文庫


果実

作者高橋るい子

収載図書囚われの春
出版社審美
刊行年月2000.7


果実

作者篠田節子

収載図書天窓のある家
出版社実業之日本社
刊行年月2003.9

収載図書天窓のある家
出版社新潮社
刊行年月2006.10
シリーズ名新潮文庫


果実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 13:33 UTC 版)

果実(かじつ、: fruit)とは、雌しべ子房およびそれに付随する構造が成熟したものであり、内部には種子が含まれる。果実は基本的に内部の種子を保護し、またしばしば効率的な種子散布のための構造・機構をもつ。果実において、子房壁に由来する部分は果皮とよばれる。成熟した状態で果皮が液質・多肉質なものは液果(図1a)、果皮が乾燥しているものは乾果とよばれ、また乾果のうち成熟しても裂開しないものは閉果(図1b, c)、成熟すると裂開するものは裂開果(図1d)とよばれる。果実はふつう1つのの1個の雌しべに由来し、このような果実は単果とよばれる。一方、キイチゴのように1つの花の複数の雌しべに由来するものは集合果パイナップルのように複数の花に由来するものは複合果(多花果)とよばれる。また、花托(雌しべなどがついている茎の部分)や花被など子房以外に由来する構造が多くを占めている果実は、偽果とよばれる。


注釈

  1. ^ a b 広義の液果は果皮が多肉質・多汁質である果実を全て含み多肉果と同義である(核果などを含む)が、狭義の液果は中果皮・内果皮が液質な漿果と同義である[28][50]
  2. ^ 複数形は caryopses または caryopsides[42]
  3. ^ 複数形は cocci[49]
  4. ^ 複数形は baccae[52]
  5. ^ 複数形は hesperidia[54]
  6. ^ 1 - 果柄、2 - 種子、3 - 内果皮、4 - 中・外果皮、5 - 雄しべの跡、6, 7 - 花托が発達した部分
  7. ^ 複数形は cynarrhodia[12]
  8. ^ 複数形は epimatia[12]
  9. ^ 複数形は arillocarpia[12]
  10. ^ 複数形は seminicarpia[12]
  11. ^ 狭義にはイネ科のもの(禾穀類)に限るが、広義にはマメ科のもの(菽穀類)やソバタデ科)、キノアヒユ科)を含む[104]

出典

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果実(かじつ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 16:19 UTC 版)

絶園のテンペスト」の記事における「果実(かじつ)」の解説

世界各地散らばるという巨大な果実。外見眼球付いたのようなもの。

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果実(種子・胚芽)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 11:05 UTC 版)

トウモロコシ」の記事における「果実(種子胚芽)」の解説

トウモロコシの実は、人間食用としての他、畜産業での飼料として大量に消費されている。そのほかデンプンコーンスターチ)や、サラダオイルなどに用いられるコーン油供給源としても利用されている。2007年度には、家畜飼料用世界総消費64%、コーンスターチ製造コーン油などに用いられる工業用32%を占めたまた、黒鯛等を釣る釣り餌としての需要もある。 トウモロコシからは効率よく純度の高いデンプン得られるため、工業作物としても重要な位置占める。胚乳から得られるデンプン製紙や糊などに使用される他、発酵によって糖やエタノールなど、様々な化学物質転化されている。こうして作られるコーンシロップ甘味料として重要である。近年では環境問題持続的社会への関心から、生分解性プラスチックであるポリ乳酸や、バイオマスエタノールとしてブラジルでは自動車燃料などへの用途広がりつつある。 また、アメリカ合衆国では、飼料用トウモロコシの実を燃料にする暖房ペレットストーブが、コーンストーブ(英語版)と呼ばれて製造販売されている。 特にアメリカではバイオマスエタノール原料として注目され価格急騰し2008年にはアメリカ国内需要の3割を占めるようになり、大豆からの転作進んでいるが、大豆小麦比べて成長消費するため、一部地域水資源の不足が問題になりつつある。また、エタノール相場トウモロコシ相場ミスマッチ輸送供給のためのインフラ不整備によって起こる採算悪化や、エタノール対応する機種少ないことなどからバイオマスエタノール用の需要伸び悩み供給過剰によって生産されエタノール価格ガソリン価格暴騰にもかかわらず横ばい続けているなどの問題もある。 果実は、胃腸の調子整え薬効がある玉蜀黍ぎょくしょくしょ)と称される生薬にもなり、茹でて食される胚芽から搾った脂肪油は、溶剤軟膏基剤としての利用もある。 そのほか文化的な用途としては、「インディアンコーン」とも呼ばれるフリントコーン種が北米感謝祭の間(または収穫期の間)、ドアテーブルに飾るなどする習慣がある。

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果実(種子)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:00 UTC 版)

コリアンダー」の記事における「果実(種子)」の解説

種子植物学上では果実)を乾燥させたものは主にスパイスとして利用されそのままか、砕いて使われるヨーロッパインドでは香辛料としての利用も盛んである。乾燥したコエンドロ種子(果実)はコリアンダーシードやコリアンダーホールなどともよばれ、すりつぶした粉末はコリアンダーパウダーともよばれている。とは全く風味異なり柑橘類オレンジアニスのような、あるいはレモンセージ合わせたような香り表現される種子容易に砕くことができ、家庭でも挽いて粉末にできるが、インドでは少し焙煎して香り引き立ててから粉挽いている。 肉・卵・豆料理などに広く利用されカレーもとよりチャツネラタトゥユサルサソースピクルスソーセージ用いられアップルパイシフォンケーキなどお菓子風味づけにも使われるベルギーでは小麦ビール醸造に、中東では挽肉卵料理、豆の煮込みファラフェルに、また欧米ではピクルスマリネ用のスパイスとして使われる牛乳紅茶と共に入れて煮るという利用法もある。ウォッカジン漬け込み果実酒とすることもできるモロッコ産のものが多く流通しており、インド産のものは香り甘味がある。果実の匂い主な成分の臭い成分とは異なりモノテルペン類のd-リナロールである。品質評価は、粒の大きさあるいは、香り成分のリナロール臭の強弱によって決まり一般に小粒のものが香味が強い。使うときは、同じ甘い芳香を持つスパイスとの併用効果的ともいわれ、相性のよい他のスパイスとして、アニスカルダモンクローブシナモンナツメグセージなどが挙げられている。 種子大量に摂取すると、強い眠気襲われるきがある。そのため、コリアンダーは dizzycorn (「めまいの実」の意)ともよばれる

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果実

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 07:36 UTC 版)

名詞

 (かじつ)

  1. 被子植物において、種子及びそれを取りまく子房起源とする器官
  2. (法律) 民事法において、元物収益発生する元になる物)から生じ収益

発音(?)

か↘じつ

語源

関連語

くだもの

翻訳


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