殻斗果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/12 21:54 UTC 版)
殻斗果(かくとか)またはどんぐり状果(どんぐりじょうか)とは、ブナ科とナンキョクブナ科に特有の殻斗と堅果で形成された偽果を指す学術用語である。
ドングリは全てブナ科の実であり、従って殻斗果だが、逆に全てのブナ科の実がドングリに該当する訳ではない。特にクリが「ドングリ」と呼ばれる事はない。
形態は様々である。たとえばクリは複数の堅果を毬状でイガだらけの殻斗が全体を覆い、マテバシイやコナラでは一つの堅果の半分くらいが吸盤状の殻斗に覆われる。
画像
トゲガシ属
ゴールデンチンカピン (Chrysolepis chrysophylla)
ノトリトカルプス属
タンオーク (Notholithocarpus densiflorus)
ラウリ (Nothofagus alpina)
脚注
関連項目
「殻斗果」の例文・使い方・用例・文例
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