ヤブジラミとは? わかりやすく解説

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やぶ‐じらみ【××虱】

読み方:やぶじらみ

セリ科二年草野原道端生え、高さ約60センチ全体に毛があり、複葉羽状細かく裂けている。夏、白い小花を散形につけ、実は卵形でとげ状の毛が密生し衣服にくっつく。《 秋 花=夏》

藪虱の画像

藪蝨

読み方:ヤブジラミ(yabujirami)

セリ科越年草薬用植物


藪蝨

読み方:ヤブジラミ(yabujirami)

セリ科越年草薬用植物

学名 Torilis japonica


藪蝨

読み方:ヤブジラミ(yabujirami)

イノコズチ別称
ヒユ科多年草薬用植物

学名 Achyranthes bidentata var.japonica


藪虱

読み方:ヤブジラミ(yabujirami)

山野路傍普通なセリ科二年草で、果実ころころした楕円形のもので、秋末に熟すると、道行く人の衣服くっついて、なかなか離れない

季節

分類 植物


ヤブジラミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 10:18 UTC 版)

ヤブジラミ
福島県会津地方 2011年6月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: ヤブジラミ属 Torilis
: ヤブジラミ T. japonica
学名
Torilis japonica (Houtt.) DC.
シノニム

Torilis anthriscus (L.) C.C.Gmel.

和名
ヤブジラミ(藪虱)

ヤブジラミ(藪虱、学名:Torilis japonica)はセリ科ヤブジラミ属越年草

特徴

同属のオヤブジラミによく似る。は直立し、上部は分枝し、高さは30-70cmになる。は長さ5-10cm、1-2回3出羽状複葉になり、小葉の羽片は細かく切れ込み、葉はやや厚い。両面に粗い短毛が生える。

花期はオヤブジラミより遅く、5-7月。茎頂か、分枝した先端に複散形花序をつける。花柄は4-10個とオヤブジラミより多い。は白色の5弁花。複散形花序の下にある総苞片は花柄と同数で細長く、小花序の下にある小総苞片もある。果実は長さ2.5-3.5mmの卵状長楕円形で、果実の刺毛は密につき、先端が鉤状に曲がる。

和名の由来は、藪に生え、鉤状に曲がった刺毛によって果実が衣服につきやすいようすをシラミにたとえたもの。

分布と生育環境

日本全土に分布し、原野や道ばたにふつうに生育する。世界では、ユーラシアに広く分布する。南アジアや北アメリカに帰化している。

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参考文献



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