ヤブサンザシとは? わかりやすく解説

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藪山樝子

読み方:ヤブサンザシ(yabusanzashi)

ユキノシタ科落葉低木

学名 Ribes fasciculatum


藪山査子

読み方:ヤブサンザシ(yabusanzashi)

ユキノシタ科落葉低木

学名 Ribes fasciculatum


ヤブサンザシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 16:28 UTC 版)

ヤブサンザシ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: スグリ科 Grossulariaceae
: スグリ属 Ribes
: ヤブサンザシ R. fasciculatum
学名
Ribes fasciculatum Sieb. et Zucc. (1845)[1][2]
和名
ヤブサンザシ

ヤブサンザシ(藪山査子[3]学名: Ribes fasciculatum)は、スグリ科[注 1]スグリ属落葉低木和名の由来は、赤い果実がバラ科サンザシに似ており、藪に生えるところから名付けられている[3]

本州(青森県三八地域以南[4])・四国九州朝鮮半島中国に分布する[2]。山野に稀に自生し、庭木にもされる。

落葉広葉樹低木で、高さ1メートル (m) ほどの株立ちになる[3]樹皮は紫褐色から茶褐色で、生長にしたがって浅く裂けて剥がれる[3]。若い枝は灰白色で、はじめ軟毛があるが後に無毛になる[3]。枝の樹皮は縦に剥がれ落ちて、のちに暗赤色になる[3]

雌雄異株[3]で4-5月頃、黄緑色の花を咲かせる。花はが目立ち花弁のように見える。本物の花弁は小さくて目立たない。果実は液果で10-11月頃に赤熟する。

冬芽は長さ1センチメートル (cm) ほどの披針形で、赤褐色をしている[3]。葉痕は三日月形で、両端から稜が出て、維管束痕が3個ある[3]

脚注

注釈

  1. ^ 最新の植物分類体系であるAPG体系や以前のクロンキスト体系ではスグリ科(Grossulariaceae)であるが、古い新エングラー体系ではユキノシタ科(Saxifragaceae)に区分されている[1]

出典

参考文献

  • 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、218頁。 ISBN 978-4-416-61438-9 



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