ヤブマオとは? わかりやすく解説

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やぶ‐まお〔‐まを〕【×藪苧麻】

読み方:やぶまお

イラクサ科多年草山野生え、高さ約1メートル卵形で縁に粗いぎざぎざがあり、対生9月ごろ、付け根から穂を出し淡緑色の小花集まり多数つける。

藪苧麻の画像
撮影広瀬雅敏

藪麻苧

読み方:ヤブマオ(yabumao)

イラクサ科多年草


藪真麻

読み方:ヤブマオ(yabumao)

イワガネ別称
イラクサ科落葉低木

学名 Villebrunea frutescens


藪麻苧

読み方:ヤブマオ(yabumao)

イラクサ科多年草

学名 Boehmeria japonica var.longispica


ヤブマオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/26 20:09 UTC 版)

ヤブマオ
ヤブマオ(仙台市・2009年9月)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : 真正バラ類 I Eurosids I
: バラ目 Rosales
: イラクサ科 Urticaceae
: カラムシ属 Boehmeria
: ヤブマオ B. japonica
学名
Boehmeria japonica (L.f.) Miq.[1]
和名
ヤブマオ

ヤブマオBoehmeria japonica、藪苧麻)は、イラクサ目イラクサ科多年生植物である。カラムシと近縁で、和名はカラムシの別名であるマオに藪を冠したもの。かつてはカラムシと同様に茎の植物繊維から糸を紡いで布を織った。

分類

ヤブマオの仲間は単為生殖をするため多型であり、分類が難しい[2]。本種をBoehmeria japonica の変種として、Boehmeria japonica (L.f.) Miq. var. longispica (Steud.) Yaharaとする場合もある[1]

特徴

北海道から九州まで分布し、山地から人里まで幅広い環境で生育する。茎は枝を分けずに直立し、高さ80-100cmになる。葉は、長さ10-15cmの鋸歯のある卵状長楕円形から卵円形で、先は尾状に尖り、下面には短毛が密生する[3]。葉の鋸歯は、下から上へ向かってだんだん荒くなり、さらに大きくなる。雌雄同株であり、葉の脇から穂状花序を出し、茎の上方では雌花序を、下方では雄花序を出すが、雄花をつけない個体も多く見られる。雌花はかなり小さく、集まって丸い塊になり、果時にはほとんど隙間なく連続して花序につく。花期は、8-10月である[3][2]

脚注

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-) BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)
  2. ^ a b 原色野草観察検索図鑑(1981)
  3. ^ a b 日本の野草・雑草(2009)

参考文献




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