ヤエヤマラセイタソウとは? わかりやすく解説

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ヤエヤマラセイタソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/27 06:56 UTC 版)

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ヤエヤマラセイタソウ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: バラ目 Rosales
: イラクサ科 Urticaceae
: カラムシ属 Boehmeria
: ヤエヤマラセイタソウ
B. yaeyamensis
学名
Boehmeria yaeyamensis Hatusima
和名
ヤエヤマラセイタソウ

ヤエヤマラセイタソウ(八重山羅背板草、Boehmeria yaeyamensis)は、イラクサ科カラムシ属の多年草

概要

日本八重山諸島固有種で、石垣島西表島及び与那国島にのみ分布する。海岸の日当たりのよい岩場や荒地に生育する。

多年草で、高さ30~70cmになる。茎は直立、あるいは束生し、粗毛を生やす。葉は対生、卵状円形で、長さ4~10cm、先端は鈍頭、裏面に粗毛を生やし、葉縁に鋸歯がある。雄花序は単立し長さ10~20cm、雌花序は円錐花序で、葉腋から腋生し長さ3~10cmになる。

生育地では、家畜の放牧が行われており、食害による個体数減少が懸念される。

保護上の位置づけ

準絶滅危惧(NT)環境省レッドリスト

生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックにも掲載されている。

参考文献

  • 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
  • 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科』 新星図書出版、1989年。

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