ヤブニンジンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ヤブニンジンの意味・解説 

やぶ‐にんじん【×藪人参】

読み方:やぶにんじん

セリ科多年草山野生え、高さ約60センチ羽状複葉ニンジンに似る。4、5月ごろ、白い小花をまばらな散形状につける


藪人参

読み方:ヤブニンジン(yabuninjin)

カワラニンジン別称
キク科越年草薬用植物

学名 Artemisia apiacea


藪人参

読み方:ヤブニンジン(yabuninjin)

ムラサキケマン別称
ケシ科越年草薬用植物

学名 Corydalis incisa


藪人参

読み方:ヤブニンジン(yabuninjin)

セリ科多年草

学名 Osmorhiza aristata


ヤブニンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 13:13 UTC 版)

ヤブニンジン
福島県会津地方 2011年5月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: ヤブニンジン属 Osmorhiza
: ヤブニンジン O. aristata
学名
Osmorhiza aristata (Thunb.) Rydb.
シノニム
  • Uraspermum aristatum (Thunb.) Kuntze
和名
ヤブニンジン(藪人参)

ヤブニンジン(藪人参、学名:Osmorhiza aristata )はセリ科ヤブニンジン属多年草新潟県直江津市ではウマゼリとも呼ぶ[1]。野胡蘿蔔(ナガジラミ)[2]とも呼ばれる。

特徴

は直立し、長い枝を分け、高さは30-60cmになる。茎との両面に毛がある。葉は長さ7-30cmになり、2回3出羽状複葉で、小葉は卵形になり、縁に鋸歯がある。

花期は4-5月。枝先に複散形花序をつけ、小花序に少数の白色の5弁花をつける。花序の下の総苞片はあり、小花序の下にある小総苞片は下を向く。果実は細長く、上部がふくれ、下部が細まり、隆条に上を向く刺毛がある。

分布と生育環境

日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、山野の日陰になる藪などに生育する。世界では、朝鮮中国アムールウスリーシベリアカフカズインドに分布する。

下位分類

  • ミヤマヤブニンジン Osmorhiza aristata (Thunb.) Rydb. var. montana Makino -葉の裂片が狭く、葉の先端がとがり、全体に毛が少ない。深山に生育する。別名、オナガヤブニンジン。

脚注

  1. ^ 八坂書房 (2001).
  2. ^ 『日本難訓難語大辞典』遊子館、2007年。 

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヤブニンジン」の関連用語

ヤブニンジンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヤブニンジンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヤブニンジン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS