「花被」の意味や使い方わかりやすく解説 Weblio辞書

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か‐ひ〔クワ‐〕【花被】

読み方：かひ

萼(がく)と花びらの総称。また、その区別がつかないときの両者の呼称で、チューリップ・ヤマユリなどにみられる。コケ植物では、造卵器を保護する袋状の器官をいう。花蓋(かがい)。

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花被

内花被（花弁＝セパル、唇弁＝リップ）と外花被（萼片＝ペタル）の総称。

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花被

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/10 04:46 UTC 版)

花被（かひ、英: perianth）とは、花において雄しべや雌しべの外側にある葉的な要素の集合名称である^[1]^[2]^[3]^[4]^[5]。花被を構成する個々の要素は、花被片 (かひへん; perianth segment, perianth part)^{[注 1]} とよばれる^[1]^[4]^[5]。

脚注

注釈

^ ^a ^b 日本語の「花被片」に対して英語の「tepal」を充てることが多い^[1]^[5]。しかし本文中にあるように、「tepal」の原義はユリのように外花被と内花被の形態的分化が不明瞭な花被片に対する名称であり^[6]、日本語の「花被片」より狭義である。「tepal」に対しては、日本語では厳密には「花蓋片」が充てられることがある^[4]が、この語はあまり一般的ではない。
^ 英語では花被 (perianth) の同義語として扱われることが多い^[6]。

出典

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「花被」の例文・使い方・用例・文例

萼および／または花冠で成る花被または花の外皮を持つ
花被か花被を持っていないさま
花被の、または、それに関して
（ユリとチューリップのように）がく片や花弁として区別できない花被の未分化部
よく発達した花被と離生心皮の子房を持ち、一般的に最も原始的な現存の顕花植物とされている、高木、低木、草本のグループ
花被の部分で通常鮮やかに彩られている
集団で内部の花被または花被の層をつくる花の花びらの輪生体
成長するつぼみを包み、それを支える花被の外側の植物胞または層をまとめて形成する花のがく片の輪生体
管になった花弁状の花被と下位子房で特徴づけられる植物
下向きに曲がった花の花弁または萼片（特にアイリスの外花被）
ふけのような、あるいは粒状班を生み出す花被と白い花があるヤムイモの根
種子植物の一番外側の花被
花冠と萼の区別がつかない花被
植物の器官としての内花被
花被のない花
鐘状花冠という,花被の内輪が鐘状のもの
花被という,花の部分

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花被とは？わかりやすく解説

か‐ひ〔クワ‐〕【花被】

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