トモエソウとは? わかりやすく解説

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ともえ‐そう〔ともヱサウ〕【×巴草】

読み方:ともえそう

オトギリソウ科多年草山地生え、高さ6090センチ細長く対生する夏から秋黄色い5花びらが巴状に並ぶ花を開き1日閉じる。

巴草の画像
撮影広瀬雅敏

巴草

読み方:トモエソウ(tomoesou)

オトギリソウ科多年草薬用植物

学名 Hypericum ascyron


巴草

読み方:トモエソウ(tomoesou)

オトギリソウ科多年草で、初秋のころ茎頂ならびに端に大型黄色い五弁の花を開き花びらが巴形に回っているのが特徴

季節

分類 植物


鞆絵草

読み方:トモエソウ(tomoesou)

オトギリソウ科多年草で、初秋のころ茎頂ならびに端に大型黄色い五弁の花を開き花びらが巴形に回っているのが特徴

季節

分類 植物


トモエソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 14:09 UTC 版)

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トモエソウ
2008年7月 福島県会津地方
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: キントラノオ目 Malpighiales
: オトギリソウ科 Hypericaceae
: オトギリソウ属 Hypericum
: トモエソウ H. ascyron
学名
Hypericum ascyron L.
和名
トモエソウ(巴草)

トモエソウ(巴草; 学名: Hypericum ascyron)は、オトギリソウ科オトギリソウ属多年草中国語名は連翹であるが、これはモクセイ科の植物の和名となっている[1]

リンネの『植物の種英語版』(1753年) で記載された植物の一つであり[2]種小名 ascyronギリシア語[3]で同属の植物を意味する ἄσκυρον アスキュロン に由来する。

特徴

茎は、高さ50-130センチメートルくらいになり、直立し、分枝する。は茎に対生し、形は披針形で葉の基部は茎をなかば抱く。花期は7-9月で、径5センチメートル、花弁5個の大きな黄色のを茎や枝の先につける。花は巴形のゆがんだ形をしており、和名の由来となっている。花の中心に雌蕊があり、花柱の先が5裂して反り返る。その周りには多数の雄蕊があり、5束に分かれる。

分布と生育環境

日本では、北海道、本州、四国、九州に、アジアでは、朝鮮、中国、シベリアに広く分布し、山地や河川敷の日当たりのよい草地に自生する。

変種

変種に、小型のヒメトモエソウ(ススヤトモエ)(var. brevistylum)、大型で、九州の山地や朝鮮、中国東北部に自生するオオトモエソウ(コウライトモエソウ)(var. longistylum)がある。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 牧野 (1940:221,325).
  2. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 783. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358804 
  3. ^ 牧野 (1940:索引33).

参考文献

日本語:

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