鬼
おに【鬼】
読み方:おに
[名]
1 仏教、陰陽道(おんようどう)に基づく想像上の怪物。人間の形をして、頭には角を生やし、口は横に裂けて鋭い牙(きば)をもち、裸で腰にトラの皮のふんどしを締める。性質は荒く、手に金棒を握る。地獄には赤鬼・青鬼が住むという。
2 《1のような人の意から》
3 鬼ごっこや隠れんぼうで、人を捕まえる役。「—さん、こちら」
「南殿(なんでん)の—の、なにがしの大臣(おとど)脅かしけるたとひ」〈源・夕顔〉
6 飲食物の毒味役。→鬼食(おにく)い →鬼飲(おにの)み
「鬼一口の毒の酒、是より毒の試みを—とは名付けそめつらん」〈浄・枕言葉〉
[接頭]名詞に付く。
2 残酷・無慈悲・非情の意を表す。「—婆(ばば)」「—検事」
3 外見が魁偉(かいい)・異形であるさま、また大形であるさまを表す。「—歯」「—やんま」
[補説] 近年、俗に、程度がはなはだしいさまを表すのにも用いられる。「—のように忙しい」「—うまい」「—電(でん)(=短時間に何度も電話をかけること)」
作品名別項。→鬼
おに【鬼】
き【鬼】
き【鬼】
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
作者佐藤元気
収載図書ショートショートの広場 12
出版社講談社
刊行年月2001.5
シリーズ名講談社文庫
鬼
鬼
鬼
作者江戸川乱歩
収載図書パノラマ島奇談 〔新装版〕
出版社春陽堂書店
刊行年月1987.6
シリーズ名江戸川乱歩文庫
収載図書悪魔の紋章 〔新装版〕
出版社角川書店
刊行年月1987.8
シリーズ名角川文庫
収載図書白髪鬼
出版社講談社
刊行年月1989.1
シリーズ名江戸川乱歩推理文庫
収載図書江戸川乱歩全短篇 2 本格推理
出版社筑摩書房
刊行年月1998.6
シリーズ名ちくま文庫
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
作者小島信夫
収載図書アメリカン・スクール 改版
出版社新潮社
刊行年月2008.1
シリーズ名新潮文庫
鬼
鬼(き)
鬼(き)
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
鬼
姓 | 読み方 |
---|---|
鬼 | おに |
鬼 | おにやなぎ |
鬼 | きさらぎ |
鬼 | みにわ |
鬼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 05:16 UTC 版)
鬼(おに、英語: Oni)は日本の妖怪。民話や郷土信仰によく登場する。
注釈
- ^ 「人神 周易云人神曰鬼〈居偉反和名於邇、或説云於邇者隠音之訛也。鬼物隠而不欲顕形故以称也〉」(『和名抄』)など
- ^ 例:論語先進篇『季路問事鬼神、子曰、未能事人、焉能事鬼』、「先祖の神霊にどうお仕えすべきか」と聞く子路に対し孔子は「生きている者にさえきちんとお仕えできていないのに、どうして、死者の魂にお仕えすることができよう」と応えている。
- ^ 道隆は当時の頼通の居所である東三条殿の以前の所有者で同邸内にて病死していた。
- ^ 若尾の同書に述べられている。
- ^ ペンギンの漢語表記として「人鳥」があるが、「王様人鳥」という表記は確認できない。
- ^ ペンギンの漢語表記として「人鳥」があるが、「皇帝人鳥」という表記は確認できない。
出典
- ^ 門賀未央子「青・赤・黄・白(緑)・黒 鬼が五色のわけ」八木透 監修『日本の鬼図鑑』青幻舎、2021年 ISBN 978-4-86152-866-8 P160.
- ^ a b 小学館『日本大百科全書』鬼の項目(渡辺昭五 記名の版)。
- ^ a b c d 吉成勇編 『日本「神話・伝説」総覧』 新人物往来社〈歴史読本特別増刊・事典シリーズ〉、1992年、244-245頁。ISBN 978-4-4040-2011-6。
- ^ 小山聡子 2020, p. 159.
- ^ 小山聡子 2020, pp. 159–164.
- ^ 西郷信綱 『梁塵秘抄』 ちくま学芸文庫 初版2004年(元は筑摩書房で1976年発刊) ISBN 4-480-08881-4
- ^ 『古代研究II 民俗学篇2』 折口信夫 解説 池田弥三郎 角川文庫 1975年 p.47
- ^ a b 小山聡子 2020, p. 158.
- ^ 中国のほんの話(46)中国の亡霊説話 蔭山達弥、Gaidai bibliotheca : 図書館報. (186) (京都外国語大学, 2009-10-10)
- ^ 小山聡子 2020, pp. 152–153.
- ^ 小山聡子 2020, pp. 154–155.
- ^ 中国のほんの話(37)中国の怪奇小説 蔭山達弥、Gaidai bibliotheca : 図書館報. (177) (京都外国語大学, 2007-07-09)
- ^ 火田, 博文 ([2019]). 本当は怖い日本のしきたり オーディオブック. Pan roringu (Hatsubai). ISBN 978-4-7759-8631-8. OCLC 1108314699
- ^ 若尾五雄『鬼伝説の研究』大和書房、1981年。後に『日本民俗文化資料集成』第8巻(妖怪) 谷川健一 編、三一書房、1988年、『民衆史の遺産』第2巻(鬼) 谷川健一、大和岩雄 編、大和書房、2012年、ISBN 978-4-479-86102-7、に収録。
- ^ 村上政市 1997, p. 12.
- ^ Abe, Mikio; 阿部幹男 (Heisei 16 [2004]). Okujōruri "Tamura sandaiki" kō : Tōhoku no Tamura-gatari : seisei to denshō (Shohan ed.). Tōkyō: Miyai Shoten. ISBN 4-8382-9063-2. OCLC 54917236
- ^ a b 村上政市 1997, p. 6.
- ^ 玄奘 (中国語), 大唐西域記/11, ウィキソースより閲覧。
- ^ “自宅で腐乱死体となっていた独居女性、検視と弔い方 『鑑識係の祈り――大阪府警「変死体」事件簿』より〈4〉”. JBpress(日本ビジネスプレス). 2023年9月30日閲覧。
- ^ a b 露崎史朗. “言語: ラテン語・ギリシャ語”. 公式ウェブサイト. 北海道大学. 2019年5月18日閲覧。 “diabolicus 鬼の, 大きく荒々しい”
- ^ 『鬼の念仏』 - コトバンク
- ^ “<コラム>「鬼太郎」の「鬼」は…私の説明に中国人観光客が笑い出す”. レコードチャイナ (2017年12月9日). 2017年12月23日閲覧。
鬼(ゴブリン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:13 UTC 版)
鼠や土竜などの小動物に憑依する悪魔。レベルは下級から中級で、いたずら程度の魔力を持つ。サイズは個体によって様々で、手の平サイズの者から人間を超えるほど巨大な者もいる。土地や地域によって何百と種族が存在し、「小鬼(ホブゴブリン)」もその一種。鈍器や刃物で武装することもある。
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鬼(なまはげ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/14 02:48 UTC 版)
節分の日にダンナは豆を買い鬼に扮装する事を予想し迎え撃つつもりだったが、ちかこはなまはげのお面で出迎えたので豆をぶつける事が出来なかった。
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鬼(クイ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/02 18:34 UTC 版)
「天空戦士 星のメイリン」の記事における「鬼(クイ)」の解説
一度死んだ人間の悪霊。キョンシーによく似ている。通常、鬼は一匹ずつ出現する。日の光で溶ける。魔剣が盗まれた後、複数で出る事、昼間活動する事などが可能になった。
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鬼(殺し屋)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 04:49 UTC 版)
すべての穴を回って「地」に戻ったプレイヤーは、再びスタート地点から「地」に玉を投げ入れ、「地」に入れることに成功した時点で「鬼」となる(鬼ではなく「殺し屋」とも)。鬼はルート拘束なしにどの穴へも自由に行くことができ、相手プレイヤーの玉を狙って移動する。鬼になったプレイヤーに自玉をぶつけられるとゲームセットであり、ぶつけられた玉は鬼に接収される。ここでようやく所有権の移動が発生する。
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鬼(oni)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:14 UTC 版)
「モンスター娘のいる日常」の記事における「鬼(oni)」の解説
赤色ないし青色の珍しい肌の色をしている以外は、ほぼオーガと変わらない亜種。第34話にも登場している。
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鬼(音撃戦士)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 09:45 UTC 版)
「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」の記事における「鬼(音撃戦士)」の解説
『仮面ライダー響鬼』の鬼(音撃戦士)については「仮面ライダー響鬼の登場仮面ライダー」を参照 本作品に登場する戦国時代の鬼は現代の鬼と異なり、変身を解いても服は着たままである。 シルエットをより鮮明にする形でデザインされた ご当地ライダーは動きで特徴を付け、個々の差別化をしている。
※この「鬼(音撃戦士)」の解説は、「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」の解説の一部です。
「鬼(音撃戦士)」を含む「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」の記事については、「劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」の概要を参照ください。
鬼
鬼
「鬼」の例文・使い方・用例・文例
- 猫のいない間はネズミが遊ぶ;鬼のいぬ間の洗濯
- 仕事の鬼
- 鬼ごっこでだれが最初に鬼になるかで彼らはけんかをした
- 猫がいないとネズミが遊ぶ;鬼のいぬ間に洗濯
- にんにくは吸血鬼を追い払う力があると言われている
- 私は心を鬼にして誘惑を退けた
- 鬼ごっこをする
- 鬼たちが子供を狙う
- 今日は節分で、鬼を払うために豆をまきます。そのあと、健康を願い、年齢の数だけ豆を食べるんです。
- 吸血鬼は流血への欲求に抵抗できなかった。
- 彼は鬼神学の研究に没頭した。
- いまわしい餓鬼どもが窓を割りやがった。
- 彼は義母を意地悪な鬼ばばだと思っていた。
- その女性は鬼ばばと呼ばれている。
- 墓場で鬼火が浮いていた。
- その死んだ少女は吸血鬼であることを疑われ、彼女の墓は暴かれた。
- 彼は天の邪鬼で、彼は親の言うことに従わない。
- 彼の天の邪鬼な性格は友人たちを何度も困らせている。
鬼と同じ種類の言葉
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