鬼一口とは? わかりやすく解説

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おに‐ひとくち【鬼一口】

読み方:おにひとくち

《鬼が一口に女を食ってしまったという伊勢物語説話から》

非常に危険なこと。尋常でない苦難

「(死ニ対シテ)つい気を許して高慢にふるまおうとする。と—だ」〈有島生れ出づる悩み

すばやくたやすいこと。

「—にかんでやる」〈浄・栬狩剣本地


鬼一口

作者京極夏彦

収載図書百鬼夜行―陰
出版社講談社
刊行年月1999.7
シリーズ名講談社ノベルス

収載図書文庫版 百鬼夜行―陰
出版社講談社
刊行年月2004.9
シリーズ名講談社文庫


鬼一口

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/06 14:39 UTC 版)

鬼一口(おにひとくち)とは、日本説話において、が一口にして人間を食い殺すことをいう[1]


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  1. ^ a b 池田彌三郎 『日本の幽霊 身辺の民俗と文学』 中央公論社1959年、79-80頁。NCID BN11288391
  2. ^ a b 今野圓輔編著 『日本怪談集』妖怪篇、社会思想社現代教養文庫〉、1981年、190-101頁。ISBN 978-4-390-11055-6
  3. ^ 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』 稲田篤信・田中直日編、高田衛監修、国書刊行会1992年、220頁。ISBN 978-4-336-03386-4
  4. ^ 岡部隆志 「鬼伝説」『日本「神話・伝説」総覧』 新人物往来社歴史読本特別増刊・事典シリーズ〉、1992年、245頁。NCID BN08606455


「鬼一口」の続きの解説一覧

鬼一口(おにひとくち)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:29 UTC 版)

ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「鬼一口(おにひとくち)」の解説

第8話登場人間一口食い殺す鬼。一眼で肌が黒い頭部だけの姿。ゆうたの学校給食盗み食いした上に、鬼太郎の腕や児童も食うが、口中飛び込んだペロリ太郎奪い返され指鉄砲倒される

※この「鬼一口(おにひとくち)」の解説は、「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の解説の一部です。
「鬼一口(おにひとくち)」を含む「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事については、「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の概要を参照ください。

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