ぎょう‐ぎ〔ギヤウ‐〕【行儀】
マナー
(行儀 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/11 15:00 UTC 版)
マナー(英語: manner)とは、人と人との関わりで当然その場面でしかるべきとされる行儀・作法のことを指す[1][2]。これは自分一人のとき、他に見ている人が誰も居ない場合でもそれを守ることが望ましい価値観である[注 1]。
注釈
- ^ この場合は「マナー」ではなく「道徳」(モラル)として論じられるのが一般的である。
- ^ 例えば「駅の構内でマナーを守る」「電車の車内でエチケットに気をつける」など。
- ^ 例えば韓国では椀は食卓に置いたまま箸や匙などで食べ物を口にはこぶのがマナーだとされている。欧米でも皿を持ち上げて口に近づけることは重大なマナー違反であり、例えばスープは「食べるもの」という概念枠でとらえ、スープ皿はテーブルに置いたまま扱いスープはスプーンで適量すくい口に運ぶ。
- ^ a b 近年においてこの感覚はそれなりに変化してきていて、「蕎麦もできるだけ音を立てないほうがよい」と感じる人の割合がかなり増えてきており、マナーが変化しつつある。
出典
- ^ 出典 : 『広辞苑』・『大辞林』他
- ^ 英語の "manner" は、「仕方・やり方・流儀、態度、行儀・作法、風習、~風」などの広い意味がある。出典 : goo辞書 英和辞書 manner(goo辞書)2011年7月24日閲覧。
- ^ 「マナー」の意味は?種類や類語「エチケット」との違いを解説
- ^ マナー? エチケット? | ことば(放送用語) - 最近気になる放送用語 | NHK放送文化研究所
- ^ 出典 : 『絵でわかる マナー事典』 現代マナー・フォーラム 西東社 1996年8月 p.1.
- ^ 出典 : 『ポイントがわかるマナー手帳』 外山晴彦 榎島景子 西東社 2002年9月 p.1.
- ^ a b c d Proper Table Manners
- ^ a b 庄司真人 原田保(編)「宮廷料理のスタイルデザイン」『食文化のスタイルデザイン』<地域デザイン学会叢書> 大学教育出版 2015 ISBN 9784864293389 pp.185-186.
- ^ 大路直哉・フェリシモ左きき友の会『左ききでいこう!愛すべき21世紀の個性のために』株式会社フェリシモ、2000年、95項。
- ^ 出典 : 『生活基本大百科』part6「テーブルマナー : 洋食」
- ^ Business Etiquette in Brief, Ann Maine Sabath, 1993
- 1 マナーとは
- 2 マナーの概要
- 3 日本の食事の作法
「行儀」の例文・使い方・用例・文例
- パーティーでは行儀よくふるまいなさい.それから12時までには帰りなさいよ
- 彼は行儀が悪かった
- 彼女は行儀がよかった;彼女のふるまいは立派だった
- その子は一日中行儀よくしていた
- お行儀よくしなさい!
- 行儀がよい
- 彼女は子どもが行儀よくしているので満足している
- 人前では行儀よくしなさい
- 行儀の悪さを見せること
- 行儀よさのお手本として彼女を挙げる
- お行儀はどうしたの
- 行儀のよい
- 行儀よくふるまう
- 彼女はずっと他人行儀に話した
- お嬢さんたち,お願いだから行儀よくしてください
- 彼女は行儀が悪い
- 西欧では食事中音をたてるのは行儀が悪いと考えられている
- もうちょっと行儀に気をつけるべきだ
- その行儀の悪い生徒は先生から頻繁に注意されている。
- 私は行儀悪く見られたかったわけではない。
行儀と同じ種類の言葉
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