行きつけの店
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東京や、取材で訪れた旅行先等で、お気に入りの店がみつかると、その店に通いつめる性格であった。そうした「行きつけの店」たちのことを、たびたび『男性自身』等に描いている。また、自らの母親の家系が「サービス業」だったせいか、「飲食業の人たちが仲間に思える。大きな顔をして客らしく構えることができず、どうしても従業員の人に気を使ってしまう」とも書いている。 ただし、執筆のための飲食では、出版社に「接待」されていたため、晩年、デビューしたばかりの田中康夫から「自分は自腹を切って、料理店の批評を書いている。山口のように自分のお金で飲食しないのでは、その店を正しく評価できない」と批判された。
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行きつけの店
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「クッキングパパの登場人物」の記事における「行きつけの店」の解説
本編に登場する飲食店など(実在の店は表記しない)。 一品軒(餃子) 福岡市内、中洲のはずれにある餃子専門店。第1巻COOK.6から登場。 スキンヘッドの大将・照造(声:広瀬正志)と娘・美津江(声:佐々木るん)、その夫の浩太郎(声:梁田清之)で切り盛りしている。浩太郎は一味と髪型が似ており、娘の出産時には一味が変装して代理で餃子を作ったことがある。 元々、若かりし頃の照造は中国で中華料理の修業を積んでいたが、終戦直後は小さな餃子専門店を建てるのがやっとで、いつか本格中華料理店に発展させるつもりで開店した。しかし訪れる客の顔を見るうちに考えが変わり、「このままで良い」と餃子一筋を貫いていた。後にチャーハンも始める(第3巻COOK.33)。現在は浩太郎に任せて照造は引退しているが、たまに店で働きに来ている(第51巻COOK.509)。 丼のひとみ(屋台) 博多駅近くにある米料理専門の屋台。第37巻COOK.370から登場。上田守 - うえだ まもる(声:有馬克明) 「丼のひとみ」店主。北九州市門司区門司港出身。第9巻COOK.81で初登場。 元々は大学受験に失敗し、博多の予備校に通うために兄・康巳のアパートに居候していた予備校生で、2浪後の3度目の受験を控えていたが、一味や隣のおばあちゃんとの料理を通じて、料理人になることを決意する。アニメでは第一志望の博多大学ではなく田中の母校である大学に合格するが、自分が何の為に大学に行くのか思い悩んだ結果入学手続きを取らず、原作と同じ経緯で調理師を志す。兄に学園祭の手伝いをさせられるエピソード(第11巻COOK.106)は守の調理師学校入学後に移動したため、原作と違って屋台でその腕を披露している。 古い木造アパートで、予備校で出会った恋人・ひとみと同棲しながら調理師学校に通い、小料理屋「松二家」(現在は区画整理により閉店)を経て屋台「丼のひとみ」を開店、以降二人でこれを切り盛りしている(第37巻COOK.370)。後に二人は結婚し(第44巻COOK.434)、その後長女・夕美が産まれている。愛車はダイハツ・タント。 兄とは違い人格的には真面目(ただし、同棲時代は息抜きとしてゲームやパチンコをやる程度はしていたことが、台詞で示唆されている)だが、心から料理が好きすぎて、ひとたび料理に心を奪われると他のことがなんにも目につかなくなる「料理馬鹿」なのが玉に瑕。外食時に衝撃を受ける味に出会うと、強引にでも店主やシェフを呼び出して「この味を教えてください!!」と頼み込むことも珍しくない。二人に内密で(周りの人の好意によって)プレゼントされた新婚旅行の際にもおいしい味に出会ってしまい、早く再現したくなってたまらなくなり、予定よりも早めに切り上げて帰ってきてしまった。この点はひとみも理解があり、周囲にフォローを入れている。 伊藤シンゴにバンドに入るよう言われ、ハーモニカを担当している。 上田ひとみ - うえだ ひとみ 守の妻で、「丼のひとみ」を共に経営する。かつては守と同じ予備校に通っており、料理人を志しつつも両親に反対されて思い悩んでいた守を後押しし、古い木造アパートで守と同棲する。その後は大学に進学したが、「丼のひとみ」開店に際してそちらの経営に専念する為に中退し、後に守と結婚する。自立を意識し過ぎるあまり、大学中退に屋台の開店と両親に何の相談もしなかったせいで、その急激な環境の変化から「娘が悪い男に攫われた」と認識した実父が屋台に押しかけてきたこともあったが、一騒動あった後に和解した(第37巻COOK.372)。作中の女性キャラの中では丸みを帯びた、やや特徴的な顎をしている。 林田ケン - はやしだ ケン ひとみの見習いスタッフにして、守の押しかけ弟子。第107巻COOK.1037にて初登場。 第106巻COOK.1020において妊娠が判明したひとみと入れ替わりに登場した。 当初は守にけんもほろろに追い払われていたが、店の忙しさにまぎれて勝手に皿洗いなどの手伝いをし続ける事で、強引かつなし崩しに居場所を獲得し、晴れてひとみの一員となった。 いわゆる「イケメン」であり、「ひとみ」の女性客獲得に大きく貢献している模様。 入店の志望動機は、「高校生の時に荒れていて喧嘩三昧の日々を送っていた。しかし、ある時「丼のひとみ」を見た時に店の雰囲気が砂漠の中のオアシスのようにほっこりあったかく見えて、自分もそっちに行きたくなったから」との事。 松二屋(居酒屋・小料理屋) 上田守(前述)が修行していた料理店。一旦区画整理で店をたたむが、閉店後は店主がワゴン車(三菱・デリカスターワゴン)で全国を放浪していた。宮島や新潟県十日町市の旅館の世話をして、守に修行を兼ねた旅をさせている。福岡市内に帰ってきてからはまた店を起こす。その店はビル屋上のペントハウスで、花火がよく見える。噂で客が多く入り繁盛している。 ドレーミベーカリー(パン) 夢子の独身時代のアパートからすぐ近くにあるパン屋。第23巻COOK.226から登場。北原大介 - きたはら だいすけ(声:鈴木みえ) ドレーミベーカリーのせがれ。田中にタメ口を利くなどかなり生意気で、よくけんかをする腕白な小学生(初登場時)。自称・夢子のボーイフレンドで、アニメではみゆきのボーイフレンドも自称していた。パン造りの修行は一応したようで、花田とともにベーグルを作ったりする。第23巻COOK.224から登場。 花田昌樹 - はなだ まさき(声:西村智博) 田中の大学時代の親友。岩手県出身。50CCバイク(ホンダ・CB50)で日本一周したあと、全国をおんぼろ軽自動車(作中では「SABERA」となっていた)で温泉めぐりをするほどの旅好き(悪く言えば重度の放浪癖)。人間的な魅力があり、けいこや夢子からは「なんだかほっておけない人」と評され、サラダを差し入れとして(田中を介して)渡されたりもしている。第8巻COOK.80から登場。 ホテルでアルバイトをしていたところ、人の良さを社長に見初められ、フロアマネージャー見習いとして採用された(第37巻COOK.371)。しかし放浪癖が原因で2年で退社して海外へ飛び立ち、シンガポール、タイ、フィリピンを周って帰国。神戸市で素晴らしいフランスパンに出会い、1年間そこでパン造りの修行をし、ドレーミベーカリーでパン職人として働く。かつては食べ物に無頓着で、毒さえなければ良い、腐ってなければ良いという程度の感覚だった。そのため後述のタエ子の作った、田中や一味からすれば料理とは呼べないような代物でも、「美味しい」と言って食べていた。 好物はフランスパンとジャムで、夕食に「中華風ウナギのうま煮」が出た時ですら欲しがるほど。食べ物に無頓着だった頃は、一味に連れられて入ったレストランでも勧められたビーフシチューにほとんど反応を示さずパンとジャムばかり喜んで食べていた。嫌いな食べ物はレバーと鰻(正確には長くてにょろにょろしたものが苦手と発言しており、せっかくの鰻も一口も食べなかった)。女性にはモテるため(タエ子以外にも、出会って間もない女子高生に憧れられたりもしている)、田中も「なんで、なんであいつばかり!?」と嫉妬するシーンもあった。 田中の高校時代の友人・清水タエ子と恋仲になり、現在も清水のアパートで同棲中だが、自身の放浪癖の酷さとタエ子の仕事との擦れ違いから、別れ話も度々出る。その度に騒動を起こすも、一味や田中などにフォローされてなんとか元のさやに納まっていた。とうとう、142巻で出勤の際に声をかけるタエ子にプロポーズとも取れる言葉をかけ、田中たちに招待状を送っている。 ギターが得意で、大人気を得ているわけではないが、路上練習を聴いた人からは「最高ですね、しびれちゃった」「こんなギターは他ではちょっと聴けない、勉強になりますよ」と好評価を得ており、通好みの演奏家と言える。田中に2児が誕生した際にはお祝いの曲と手作りのジャムパンをプレゼントした。 アニメ版ではコッペパンが好物となっており、「コッペパンがあれば何も要らない」と発言したり、コッペパンが食べられないせいで元気が出ないなど重度のコッペパン好きと描かれ、田中に「コッペ」と呼ばれたほど。実家については原作ではあまり語られていないが、アニメでは兄弟の末っ子で、母は花田が20代の時点で既に70歳を超える高齢であると語られた。 きんしゃい屋(定食屋兼大衆酒場) 花椎名店街にある定食屋兼大衆酒場。第12巻COOK.116から登場。第95巻COOK.912時点で開店8周年を迎えている。ママと一味との交流が始まってからは、一味を介して主要人物の多くが訪れる一種のたまり場となっている。定休日は設けていないものの、強風で店の入り口が破損した時や自身の体調不良、親戚の法事、白川との夫婦旅行など度々休業する例もある。きんしゃい屋のママ - 本名不明(演:宮崎美子) 「きんしゃい屋」を経営する女性。 第12巻COOK.116において初登場、年齢不明。 女性としては背が高く体格も良い、鉄火肌の愛すべき姐御的存在。その気風の良さと姉御肌の性格から、「どこかの名のある姐さん」と勘違いされることも多々ある。きんしゃい屋を開く前のエピソードはあまり語られていないが、初登場時に「数年前に亭主と別れて…」と囁いている。トレードマークは両耳に着けたリング状の大きなイヤリングで、四六時中身に付けている。 初登場回では、花椎商店街で一味とまことの買い物姿をたまたま見た彼女が、彼らを父子家庭と勘違いし、一味と付き合おうとチョコレートを手渡した。その一件をきっかけに、家族ぐるみでの交流を続けている。 喧嘩や火事が起こったり、パトカーや消防車のサイレンが聞こえたりすると、全てをほったらかして見物に行ってしまう筋金入りの野次馬。プロレスの大ファンでもあり、店でもプロレスのチケットを扱ったり、関係者とも親しく付き合ったりするようになっている。 気も強ければ喧嘩にも強く、普段の言動は聞き方によっては多少きつく感じるものもあり、それが原因で白川とは何度か喧嘩を起こし、本人もこのことに関しては少し悩んでいる。 夫の白川拓男と出会いは、白川と大学時代の同期である一味が「学生時代の行きつけの店のように、サバミソがうまく元気のいい店主のいる定食屋」として、きんしゃい屋に彼を連れて来た事がきっかけ。その後、熊本から駆けつけてきては店に入り浸る白川との関係を徐々に深めていき、彼のプロポーズを受けて結婚した 。しかし、ママが「きんしゃい屋」を続けたいという想いから、本人は店を構える福岡、白川は会社がある熊本と、それぞれ離れて暮らしており、週末に白川がきんしゃい屋へと訪れる「別居結婚」状態の夫婦生活を送っている。 好物はレバーで、夫の白川がレバー嫌いなのを常々不満に思っている。 大阪に弟がおり、15年振りに博多を訪れた際に白川と初めて対面している。白川は二人が並んで歩いているのを見た際、弟とは知らずに「ママに新しい恋人が」と一味に話し、嫉妬の感情を露わにしたが、物語の後半に誤解も解けている。 初対面のティートに惚れてしまい「ティートちゃんなら(食事の)代金はいらない」とまで発言したことがある。しかしティートの代わりに田中が食事代のタダを頼んだ際はボコボコに殴りつけ、「警察に突き出すぞ!」とまで激怒している。 自身の経験と、知り合いの寿司屋の板前の体験談から子供の味覚に厳しい視点を持ち、田中と一緒にたかし・やすお・コースケが入店したとき、甘い飲料がメニューにあるのに「そんなものはなか」と言い放ち、お茶とお冷しか出さずに「それがイヤなら帰りんしゃい」と命じる。最初はその考えに至った理由を言わず、場は一時険悪になった。「ママさん、なんでそんなこと言うんたい」と田中に諭されてようやく話したためその場はなんとか収まったが、たかしはこの時の印象を怖がり、どこか及び腰になった。後にホットプレートで手焼き煎餅を焼いたときたかしが火傷をし、ママが親身になって心配したことで関係は修復された。 安さん(やすさん) きんしゃい屋の常連。妻思いの土木作業員。実家は宮崎県。 ロク きんしゃい屋の常連。東京育ち。ハムカツにこだわりがある。ほれた女性がいて、同棲していたが家を飛び出し(理由は不明)、以後は一人暮らしだが、プレゼントの花を買ってある料亭に入ったとき、彼女が作った炊き込みご飯を出されたが、その女性には相手がいたため、花を贈るのをあきらめて、土産にその炊き込みご飯をもらって帰った。 イサム きんしゃい屋の常連。秋田県出身。きんしゃい屋でママが出した「きりたんぽ鍋もどき」に怒る。それをみて、白川・ママ夫妻が秋田県で料理の研究をすることになる。 シゲ きんしゃい屋の常連。上記の3人とは仲が良かったが、一時期、仲違いしてしまうもののカツ代の説得で元の鞘に納まる。ママ曰く、4人揃って「きんしゃい屋ボーイズ」と称される。 伊藤鮮魚店(魚屋) 商店街の荒岩家行きつけの鮮魚店。少なくとも先代から続いている老舗であり、一味はその頃からの常連である(第124巻COOK.1202)主人 - 本名不明(声:水島鉄夫) 店主。かつてはシンゴが仕事をサボってバンドに行く事と、自身もシンゴの音楽活動を頭から否定していた為、親子の仲は悪かった。第49巻COOK.487では大喧嘩にまで発展してしまったが、以降は互いに態度を軟化させるようになった事もあり、落ち着いている。 毎日朝6時に起きて魚を仕入れ、捌き、店番をした後でテレビを見ながら夕食を取り、夜8時には寝てしまうという生活サイクルを繰り返している。年を取ってからは体力的にきつくなってきたようで、店番を一時的に妻に任せて昼寝をしている描写もあった。頑固で真面目な性格だが、後述のように実はくだけた一面も持っている。 パチンコ好きで、シンゴがアンコウの調理を頼んだときは腕を痛めた演技をしてシンゴに修行させ、その隙にパチンコに行っている。昔は名の知れたサーファーで、その時は相当もてており、常に周りに取り巻きの女の子が複数いるような状態だったらしい。その姿に今の妻が惚れこみ、周囲の女の子の嫉妬を押しのけて強引に仲良くなって、そのまま彼女として後に結婚。結婚後もしばらくはサーフィンを続けていたが、腰を痛めたため止め鮮魚店を継いだ、という過去を持っている。 伊藤シンゴ - いとう シンゴ(声:菊池英博) 伊藤鮮魚店の店主の息子。第25巻COOK.249で初登場。バンドを結成しプロになるつもりでいたため、家業の魚屋を継ぐのを嫌がっていた。一味の助言と恋人のジュン(声:冬馬由美)の一言により「ロックを歌う魚屋」になる。原作ではギター担当だが、アニメではドラムになっている。 現在では家業を続けながら(ただし、バンド練習のためにサボって父親に店番を丸投げすることもある)バンド活動も続けて、6年越しにCDを出している。魚屋としての修行も見えないところできちんとしているようで、昔からの紫色に染めた派手な髪型ながら上手に魚を捌き、新鮮な魚の見分け方もちゃんと覚えている(本人曰く「たいていの魚は捌ける、アンコウだけはオヤジがやってるのを見ただけだけど」)。みゆきに魚料理の作り方を教えていたこともある。 現代的な感性の持ち主であり、商店街のキャンペーンに客が入らない時にはスマートフォンを使ってTwitterで宣伝した。 やえ(中華料理) 言葉遣いの悪い姑と息子の調理師・洋七、のんびり屋の嫁・幸子が経営する店。 姑が短気で、幸子ののんびりぶりにいつも調子が狂うが、実際はお互い支えあっている。姑に認めてもらいたい一心から、幸子は様々な料理・惣菜をこしらえており、その甲斐あって大いに料理の腕前を上げている。洋七も「幸子…お前の料理、最近上手くなったな」と褒め、一部の料理は店のメニューに加えていた。 幸子が彼女そっくりな長女・さやを出産したが、姑は無愛想ながらも長女を抱っこして仏壇に参るなど、微妙に機嫌がよくなっている。また、カツ代とも、似たような性格のためか、口ゲンカのようになりながらも気が合う描写が見られる。 ブルーベル(喫茶店) 親切なママが経営している店。第37巻COOK.372から登場。守の結婚式場として提供されたこともある(第44巻COOK.434)。ママ - 本名「ルミ」 屋台「丼のひとみ」の、すぐ目の前にある喫茶店。想い人がいたが、自ら別れを決意(第40巻COOK.396)。その後、友人に連れられてやってきたサラリーマン・多久(タコさん)と良い関係になっている。夢子の弟・達也も一時、ママに惚れていた(第53巻参照)。 過去に数回、きんしゃい屋のママとお互いの店主を交代した事があり、きんしゃい屋の常連にも好評だった。 喜多(定食・カツ丼) 金丸産業社員行きつけの定食屋。田中一はここの大盛りカツ丼がお気に入り。 チグサ(レストラン) 金丸産業社員行きつけのレストラン。大平の退職祝いの会場にも使用された。アキ(声:小林優子) チグサのウエイトレス。田中に本気で惚れられていたが、実は店のマスターと恋愛関係にあり(田中の誘いを適当に流していたりと、伏線らしき予兆はあった)、その事を知った田中はしばらく荒れた。蘭の花が好き。大平の退職祝いの頃には店におらず、マスターだけが登場した。 アニメ版では両想いだと早合点した田中が結婚式の準備まで始めてしまうなど勘違いぶりが強調されており、その為一味に相談を持ち掛けるエピソードとなっている。しかしその一味は浮かれた田中やお祝いムードの妻子に押されて言い出す事が出来ず、更に間の悪い事に田中はその足でマスターとアキのいる店に向かい、結局原作と同じ展開になってしまった。 コックロール(洋食) 一味が開店当初から贔屓にしている洋食屋。看板メニューは卵を三個使った大きなオムレツ。第8巻COOK.72で登場。秀吉(声:辻村真人) コックロールの店主。開店10周年を記念して100円でオムレツ食べ放題というキャンペーンを実施する。アニメではパック入りの卵を使うくらいなら店を閉めるという職人気質を見せるが、一方で(原作・アニメ共に)休憩中に煙草を吸うという調理師としては頂けない事をしている。 つるや(うどん) 一杯100円を守り続けるうどん店。店員の食事も一人150円と決めてある。店長 - 本名不明 ガンコ者で有名なつるやの店長。つるや自体は第7巻COOK.63で登場したが、店長本人の登場は第55巻COOK.541。 経営が苦しくなりながらもうどんの値上げを拒み続け、「もう若くない」と諫める従業員の女性と衝突していたが、後にその女性と結婚。うどん一杯100円を守り続けている。 はるみ(声:小川里永子) つるやでアルバイトをしていた女の子。第7巻COOK.63で登場。二郎の彼女のはるみとは別人。 従業員の炊事当番になった際、予算が安過ぎるせいで献立に悩んでいたが、夢子(実際は一味)にレシピを貰った田中にロールキャベツを作ってもらった。第55巻の時点では既に嫁いでいるとの事。 村の吉珍(居酒屋) ふと夜の散歩に出た一味が立ち寄って以来気に入り、行きつけにしている居酒屋。第56巻COOK.551で登場。若者の客が多い。ナミ 「村の吉珍」でアルバイトをしている大学生。沖縄県出身。明るく感じがよいので人気。 一味は息抜きのために単独で飲食しているだけなのに「さみしそう。家族いるのかな?」と泣きそうな顔で心配していた心優しい性格。その為、一味を元気付けようとラフティーを作ったが、それが切っ掛けで一味に家族や友人が大勢いた事を知った。 久保商店(コロッケ) 商店街のコロッケの老舗。徳さん(声:仲木隆司) 久保商店を40年以上営んでいる店主。無口で頑固だがそこを慕う常連は多い。シンゴが我侭を言ったとき、きんしゃい屋のママに見習うよう諭されている。アニメでは子供の客を大事にすると語っており、まこと達も常連である。 この他、福岡に実在する飲食店も数多く登場する。
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