アイヌ 現在のアイヌ

アイヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/23 00:37 UTC 版)

アイヌは、北海道樺太千島列島およびロシアカムチャツカ半島南部にまたがる地域の先住民族である。母語アイヌ語19世紀列強の国々が領土拡張するにあたり、多くの先住民族が当該国に編入されたが、アイヌも同様の運命をたどった。現在、日本ロシアに居住する。


アイヌ
(ウタリ)[1]
AinuGroup.JPG
アイヌ民族
総人口

不明。2006年北海道内で調査に応じた者のみで23,782人[2]

居住地域
日本北海道東京他)
ロシア樺太
言語
日本語アイヌ語ロシア語
宗教
仏教アニミズムキリスト教正教会
関連する民族

ウィルタニヴフ

脚注
  1. ^ アイヌ語で同胞、仲間を意味し名称などで使用されるが、民族呼称ではない
  2. ^ アイヌ生活実態調査”. 北海道. 2013年8月18日閲覧。
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  1. ^ 北海道大学名誉教授(北東アジア考古学) 菊池俊彦 「オホーツク世界と日本」2012
  2. ^ (1) 立教大学名誉教授(日本近世史) 荒野泰典 編集 「東アジアの中の日本の歴史〜中世・近世編〜」 の『「四つの口」の国際関係――近世日本国家の中華秩序からの自立を中心に――』より。
    (2) 「NHK高校講座 日本史 第20回 海外交流の実態 〜4つの窓口〜」 の『4つの窓口』より。
  3. ^ 例えば、「イヌイット」はカナダ・エスキモーの自称であるが、これはイヌクティトゥット語で「人」を意味する Inuk の複数形、すなわち「人々」という意味である。また、7世紀以前、日本列島に居住した民族は、中華王朝の史書では「倭人」と記載されているが、これは自らを「我(ワ)」と呼んだためとする説がある。他にも、タイ族アニ・ユン・ウィヤ族カザフ族などにも、民族名に「人」の意が含まれる。
  4. ^ 当時、アイヌは和人のことを「シサム」「シャモ」と呼称していた。シサムは隣人という意味のアイヌ語で、シャモはその変化形の蔑称または「和人」のアイヌ読みともいわれる。
  5. ^ アイヌ語の母音「u」の発音は日本語のウとイコールではなくオにも聞こえる音であるため、主として近代以前の文献では「アイノ」と表記されることも多い。
  6. ^ 小学館 『デジタル大辞泉』
  7. ^ 三省堂大辞林』第三版
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 日本学術会議地域研究委員会人類学分科会「アイヌ政策のあり方と国民的理解」平成23年(2011年)
  9. ^ a b c 安達登・篠田謙一「[http://www.kahaku.go.jp/research/department/anthropology/report02/s5.html 北海道出土の縄文・続縄文時代人骨のDNA分析」2008年3月7日
  10. ^ a b c d 安達登・篠田謙一「北から見た縄文人起源論」「日本人起源論を検証する:形態・DNA・食性モデルの一致・不一致」2010年2月20日、国立科学博物館分館
  11. ^ a b c d e f g [1]北海道新聞2009.6.18.オホーツク人のDNA解読に成功ー北大研究グループー。論文はAnthropogical Science(日本人類学会)
  12. ^ a b 篠田謙一「自然人類学から見たアイヌ民族」 有識者会議 2009.2.26
  13. ^ 【プレスリリース】日本列島3人類集団の遺伝的近縁性
  14. ^ http://www.natureasia.com/ja-jp/aj/jhg/highlights
  15. ^ 田島等"Genetic Origins of the Ainu inferred from combined DNA analyses of maternal and paternal lineages"2004年
  16. ^ 安達登・篠田謙一・梅津和夫・松村博文・大島直行・坂上和弘・百々幸雄 (2005) 北海道伊達市有珠モシリ遺跡出土人骨のミトコンドリアDNA多型解析.「DNA多型 vol.13」所収、日本DNA多型学会・小林敬典編、東洋書店、pp. 242-245.
  17. ^ a b c d 消えた北方民族の謎追う 古代「オホーツク人」北大が調査朝日新聞2009年2月4日
  18. ^ 『ハリストス正教徒としての千島アイヌ』Malgorzata Zajac
  19. ^ 2014年1月12日中日新聞朝刊サンデー版1面
  20. ^ 「昭和21年(1946)12月19日、東京でデレヴャンコ中将と日本における連合国軍最高司令官代表ポール・J・ミューラー中将が、ソ連領とのその支配下にある地域からの日本人捕虜と民間人の本国送還問題に関する協定に署名した。協定では、日本人捕虜と民間人はソ連領とその支配下のある地域から本国送還されなければならない、と記されていた。日本市民はソ連領から自由意志の原則に基づいて帰還することが特に但し書きされていた。」(ネットワークコミュニティきたみ・市史編さんニュース №100 ヌプンケシ 平成17年1月15日発行
  21. ^ Russian Empire Census of 1897: TotalsRussian Empire Census of 1897: Sakhalin (ロシア語)
  22. ^ a b 北海道アイヌ協会
  23. ^ Poisson, B. 2002, The Ainu of Japan, Lerner Publications, Minneapolis,p.5.
  24. ^ 「しかしアキヅキトシユキは実際には1975年の樺太・千島交換条約の際に千島に住んでいた90人のアレウト族の末裔だったのではないかと推測している。そのアイヌがどこのだれのことを示しているのかということに関してそれ以上の情報はでてこなかった」 David L. Howell. “Geographies of Identity in Nineteenth-Century Japan”. University of California Press. 2014年7月13日閲覧。小坂洋右 『流亡: 日露に追われた北千島アイヌ』 北海道新聞社、1992年ISBN 9784893639431
  25. ^ 西浦宏巳『アイヌ、いま-北国の先住者たち』新泉社、1984年
  26. ^ さとうち藍『アイヌ式エコロジー生活:治造エカシに学ぶ、自然の知恵』小学館、2008年、130ページ
  27. ^ 「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」に関する内閣官房長官談話”. 首相官邸 (2006年6月6日). 2013年10月24日閲覧。
  28. ^ アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議 平成20年6月6日 参議院本会議
  29. ^ アイヌ先住民族決議、国会で採択”. All About (2008年6月10日). 2008年10月24日閲覧。
  30. ^ 北海道外に居住するアイヌの人々に対する奨学金の貸与について p4 北海道の区域外に居住するアイヌの人々を対象とする施策の対象となる者を認定する業務に係る規則
  31. ^ 北海道の区域外に居住するアイヌの人々を対象とする施策の対象となる者を認定する業務についての実施方針 平成26年2月26日 アイヌ政策関係省庁連絡会議申合せ
  32. ^ 札幌市議:「アイヌはもういない」 ネットで自説 毎日新聞 2014年8月17日
  33. ^ http://kaneko-yasu.seesaa.net/article/403843702.html アイヌ施策に関するツイートについて: 札幌市議会 金子やすゆき ホームページ 2014年8月16日


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