アイヌ7人殺人事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:38 UTC 版)
「ゴールデンカムイ」の記事における「アイヌ7人殺人事件」の解説
1902年、金塊を巡ってアイヌ7人が殺され、「のっぺら坊」が逮捕服役した事件。殺されたのはウイルクの仲間だったシロマクル(有古力松の父)、メシラ、スクタ、イレンカ、ラッチ、オシケポロ、老人のキムシプ。ウイルクたちはかつて金塊集めに関わったキムシプを山の中で発見し、アイヌによる北海道独立を計画する(この時キロランケと決裂する)。仲間から距離を置いたシロマクルからこのことを聞いた鶴見中尉は、シロマクルにウイルクはロシアでの革命運動の資金目当てと吹き込む。結果キムシプ含む7人のアイヌが殺し合いになる。一人生き残ったウイルクは自分と仲間の顔の皮を剥ぎ、自分が殺されたように偽装工作をした上で逃走。鶴見中尉に追われて支笏湖を渡り、囚人を違法に労働させる監獄部屋に駆け込んで、網走監獄の犬童四郎助典獄に金塊の隠し場所を知っていると名乗り出る。第七師団と犬猿の仲の犬童たちがウイルクを網走監獄へ移したことで「のっぺら坊」が誕生した。
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