アイナメ科とは? わかりやすく解説

アイナメ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/25 06:35 UTC 版)

アイナメ科学名Hexagrammidae)は、カサゴ目に所属する魚類の分類群の一つ。アイナメ亜目を構成する唯一ので、アイナメホッケなど沿岸魚を中心に5亜科5属12種が記載される[1]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag Fishes of the World Fourth Edition』 pp.330-332
  2. ^ a b c d e f g h i j Hexagrammidae”. FishBase. 2012年1月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 『日本の海水魚』 pp.223-225


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アイナメ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 07:45 UTC 版)

カサゴ目」の記事における「アイナメ科」の解説

アイナメ科 Hexagrammidae は5亜科5属12種を含み、すべて北部太平洋分布する多く種類沿岸暮らし、卵を保護する習性がある。 頭部トゲ突起はないが、眼の上に皮弁がある。鼻孔は1対のみ発達し、もう1対は欠くかごく小さい。背鰭1つで、切れ込みをもつことがある側線は1本あるいは5本。浮き袋もたないアイナメ亜科 Hexagramminae アイナメ・クジメなど1属6種。頭部覆われる背鰭切れ込みはほぼ中央部にあり、棘条部と軟条部の境界となっている。臀鰭棘条はなく、尾鰭丸み帯びる。側線は1あるいは5本。アイナメ属 Hexagrammos ホッケ亜科 Pleurogramminae ホッケキタノホッケのみ1属2種構成されいずれも重要な漁業対象種である。遊泳性比較強く若魚広範囲回遊を行う。頭部部分的で、背鰭切れ込みはない。臀鰭棘条をもたず、尾鰭二又分かれる頭蓋骨発達した突起をもつ。側線は5本。ホッケ属 Pleurogrammus Ophiodontinae 亜科 1属1種で、アラスカからメキシコ北部にかけて分布する食用種リングコッド(O. elongatus)のみが所属する体長1.5mに達す大型種で、他の魚類や甲殻類イカなどを貪欲に捕食する背鰭には深い切れ込みがあり、棘条部と軟条部を分かつ臀鰭には3本未分鰭条がある。口が大きく、牙のような歯をもつ。頭部はなく、側線は1本。キンムツ属 Ophiodon Oxylebiinae 亜科 1属1種背鰭切れ込みは浅い。臀鰭には3本発達した棘条をもち、2本目が最も長い頭部覆われ側線は1本。Oxylebius 属 Zaniolepidinae 亜科 1属2種背鰭切れ込み後方にあり、深い。背鰭棘条先頭3本発達し、特に2本目著しく長い側線は1本。Zaniolepis 属

※この「アイナメ科」の解説は、「カサゴ目」の解説の一部です。
「アイナメ科」を含む「カサゴ目」の記事については、「カサゴ目」の概要を参照ください。

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