内浦アイヌ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/19 06:12 UTC 版)
内浦アイヌ(うちうらアイヌ)は、17世紀に北海道の内浦湾(噴火湾)西岸の渡島半島側一帯に居住していたアイヌ民族集団の一つ。「内浦アイヌ」という名称は歴史学者の海保嶺夫による命名であり、アイヌ民族自身による自称は記録されていない。ただし、18世紀に北海道全域を踏破した蝦夷通辞の上原熊次郎は、内浦湾西部にホレバシウンクル・ウシケシュンクルと呼ばれる集団がいたことを記録しており、これらの集団が内浦アイヌの後裔ではないかと見られる。
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