デルザー軍団
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「仮面ライダーSPIRITS」の記事における「デルザー軍団」の解説
7人ライダー(1号~ストロンガー)と戦った組織。第3部第三十八話より登場。作中では、各々が大首領JUDO直属の大幹部で構成された改造魔人部隊として設定されている。 詳細は「仮面ライダーストロンガー#デルザー軍団」を参照 歴代組織の中でも一線を画す特異な存在であり、地獄大使より遥かに格上の存在であることが暗闇大使の台詞で示唆されている。 人間を核とする歴代組織の「改造人間」と違い「改造魔人」は、大首領JUDOが太古の昔に鉱物、植物、動物、幽霊など人外を核として生み出した古の魔人たちの子孫であり、その身は人類とは根本的に異なる。人間を恐れさせる事が存在意義であり、その姿は人間の持つ恐怖や嫌悪のイメージを顕現したものである。更に「参謀」「師団長」「大元帥」「ジェネラル」といった人間の創った権威の称号を自ら冠する事で、人間に対する精神的支配を促している。元より人間の魂を持たず、それ故に復活後も生前の記憶と自我を保持しており、大首領JUDOがいる限り何度でも蘇ると豪語する(大首領JUDOはデルザーは「命」ではなく「呪い」であると評している)。嘗ての戦いで自分達に敗北を与えた仮面ライダーへの再戦に燃えており、その身にはライダーに対する狂気と憎悪を宿している。 その実力は並の怪人とは桁が違い、参戦して間もなく1号や2号を苦戦させ東京に甚大な被害を与えたが、敵味方に関係無く周囲に破壊を撒き散らす様子を地獄大使は核兵器と同じと評し、ショッカーの戦略が台無しになると危険視されている。生命力も非常に強靭であり、通常ならば致命傷の筈のダメージを受けてもそのまま活動したり、再生を行う事が可能である。また、ライダー達と同様に改造魔人同士で脳波通信を行う事も出来る模様。 再生GOD壊滅後に行動を開始し、ジェネラル・シャドウとヘビ女は再生ブラックサタンと交戦中のストロンガーの前に、鋼鉄参謀、荒ワシ師団長、ドクターケイト、ドクロ少佐、狼長官、岩石男爵、隊長ブランクの7人は再生ショッカーと交戦中の1号とその援護に駆け付けた2号の前に現れる。その後、「より多くの仮面ライダーを葬った者が実権を握る」というシャドウの提案に乗って互いに競争し、其々の再生組織との戦闘を終えて東京に集結したライダー達と激闘を繰り広げる。 マシーン大元帥一派とジェットコンドルが合流したのと前後してBADANが大首領JUDOを裏切った為、BADANに対して激しい怒りを露わにし、大首領JUDOがサザングロスと共に降臨するとJUDOを自分達のピラミッドに迎え入れ、ライダーとBADANの双方を相手に三つ巴の戦闘を開始する。 村枝は、改造人間ではなく改造魔人であるという設定から、他と明確な能力の差を見せるため過去の記憶を有している存在として登場させ、彼らの故郷である「遠い魔の国」を大首領JUDOのいる「虚無の牢獄」と仮定している。 創設期メンバー ブラックサタンに反旗を翻したジェネラル・シャドウが「遠い魔の国」から招聘した改造魔人の面々。軍団の主導権を握らんとする貪欲な野心と仮面ライダーへの苛烈な復讐心を持ち、相変わらず足並みは揃わずにいる。 ジェネラル・シャドウ 孤高の血を受け継ぐロマ族を模した改造魔人。デルザー軍団の主宰。後に現世に出現した大首領JUDOにより、正式にデルザー軍団の指揮を執るよう命じられる。 詳細は「ジェネラル・シャドウ」を参照 鋼鉄参謀 フィンランドの黄金魔人の子孫。デルザー屈指の猛者であり、豪腕で鉄球を振り回し、高層ビル群を一瞬で倒壊させる程の圧倒的な破壊力で敵を粉砕する。その武人気質から生前戦うことのなかった2号との戦いに歓喜しており、手柄を望むドクロ少佐の乱入に激怒する。スーパー1が2号に加勢した後、2号とスーパー1の作戦でドクロ少佐の火炎を浴びせられた後に冷凍ガスで2号もろとも凍結され、2号にドクロ火炎の熱を利用したライダーパンチで頭部を砕かれる。さらにスーパー1のパワーハンドで自らの鉄球を叩きつけられ、半身近くを欠損しつつも機能停止には至らずスーパー1に改造魔人の力への畏怖を与え、一時撤退する。 その後、戦闘不能の烙印を押されデルザーのピラミッド内で拘束されていたが、自力で脱出し、岩石男爵の破片と合流して行動を共にしている。左上半身と共に頭の右半分を欠損しているために思考能力が落ち、記憶を中々思い出せない。地下鉄構内で珠純子・シゲル姉弟と遭遇し、「仮面ライダーに会わせる」という条件でジェットコンドルの所へと案内する。暗黒大将軍らがいる場所へ到達するが、ヘビ女に「鉄屑参謀」と嘲笑され、彼女が捕らえた風見志郎を強奪せんとして争う。ヘビ女が撤退した後に1号・2号と遭遇し、その際に鉄球の代わりの武器となってまで戦おうとする岩石男爵の執念を認めて共闘するが、ライダー時間差ダブルキックを受け、岩石男爵の破片と共に遂に砕け散った。 荒ワシ師団長 トルコの竜巻魔人エキムの子孫。東京に辿り付いた滝を空から襲撃し、振り下ろした斧で首都高を破壊した。直後に駆け付けたスカイライダーと交戦し、戦闘員を囮にしてスカイライダーに手傷を負わせるが、滝と協力して繰り出したライダーブレイクで自慢の盾を破壊され、やむなく撤退した。 阿修羅谷にライダー達が集結した際に自身の戦闘員を率いて襲い掛かって来るが、スカイライダーのライダーブレイクを受けて左足を失う。その後は手柄を横取りしようとするドクロ少佐を利用してライダー達の体力を消耗させて漁夫の利を狙う策に出るが、そこへ暗闇大使がメガール将軍を操って呼び寄せたBADANのUFOが激突。斧で抵抗するが、衝撃を防ぐことは出来ず、「盾さえあれば」という無念の言葉を叫びながら圧搾されて死亡した。 ドクターケイト ドイツの妖花アルラウネの子孫。生物・化学・細菌等あらゆる毒物を操る魔女。狼長官とアマゾンを「ケダモノ」と見下しながらケイトガスを散布し殺戮を行っていた中、Xライダーと交戦する。毒霧の結界を纏ってXライダーを防戦に追い込むが、ライドルロングポールで毒霧の中から引きずり出され、隊長ブランクを追って来たストロンガーと相対する。嘗て自身を倒したタックルのことを「つまらない事」「忘れた」と述べてストロンガーを挑発するが、隊長ブランクがXライダーに投擲したバイクのガソリンを誤って全身に被ってしまい、更にストロンガーがウルトラサイクロンの構えをとった事で過去の記憶を思い出して取り乱す。直後にストロンガーの放った電気ビームで引火して火ダルマとなり、呪詛を吐きながら燃え尽きた。 第1部第十二話における藤兵衛の回想にも登場。 ドクロ少佐 幽霊騎士(デュラハン)の子孫。鋼鉄参謀と2号の戦闘を傍観していたが、中々仕留めきれない状況に痺れを切らし自身の戦闘員を乱入させる。しかし、2号に襲いかかった戦闘員達がスーパー1に妨害され、そのまま自身も戦闘に加わるが、鋼鉄参謀の撤退に合わせ、自らも撤退している。 阿修羅谷にライダー達が集結した際は、荒ワシ師団長率いる部隊とライダー達の戦闘に乱入し、手柄を得ようと目論むが、荒ワシ師団長の死亡後に撤退する。 その後、大首領JUDOの命でシャドウと共に暗闇大使の奪取に向かい、そこでも手柄を横取りしようとするが、現れたZX、アマテラス、ツクヨミと交戦する。分身である戦闘員達や自らの記憶をも糧として再生と燃焼を繰り返し、ZXと激闘を繰り広げる。折れた鎌の刃を体内で精錬して口から生やし、ZXを串刺しにして焼き尽くそうとするが、捨て身で挑むZXの気迫に一瞬恐れをなして怯んだところを衝撃集中爆弾の連撃を食らい、再生が限界を迎えて消し炭となって果てた。灰となった後には、ドクロ少佐の眼帯と溶解した右眼球だけが残されていた。 嘗て魔人として生を受けた際、人間を恐れさせる為に自ら右目を抉るが、「人間の恐れから生まれた自分たちは、人間が全ていなくなったらどうなるのか?」という疑問から恐れを覚えた事が敗北に繋がったとシャドウは分析している。 狼長官 狼男の子孫。誇り高き狼男を祖先にもつ由緒正しい闇の血族であるが故、人間を模して生み出された改造魔人であるシャドウを嫌悪する。体内にプラズマエネルギーが流れており、満月の夜の間のみプラズマエネルギーが最大限まで発揮され、本人曰く「デルザー最強の改造魔人」となる。 狼に姿を変えた自身の戦闘員を率いて人間を襲っている最中にアマゾンと対峙し、戦闘中にマシーン大元帥達の修復が完了したことを悟ると、アマゾンに「歯形爆弾」を置き土産として残し、その場から撤退した。 以降は進んで戦場に姿を見せようとはせず、ピラミッド内から他の改造魔人の戦闘を傍観していたが、「オペレーション・ライダーシンドローム」が実行に移された際、阿修羅谷に向かうライダー達を「狩る」べく、狼部隊を率いて立ち塞がり、立ち向かってきたアマゾンとストロンガーを迎え撃つ。 いままで狼長官が特に動きを見せなかったのは、自身の力が最大となる時を待っていた為であり、満月の夜を迎えたことで全身にプラズマエネルギーを纏った状態となる。『仮面ライダーストロンガー』本編同様、この状態ではストロンガーの超電子の技が通じず、劇中ではストロンガーの電撃を取り込み、逆にSPIRITSのヘリを撃墜している。また、プラズマのバリアーを発生させることも可能で、阿修羅谷全体を巨大なプラズマドームで覆い、ZXとライダー達を分断する。 加勢した2号とV3もプラズマ攻撃で足止めし、1号を「プラズマ光線」で狙撃するが、それを物ともせず、「自分たちが現世の大首領JUDOを倒す」ことを掲げた1号に激怒して集中攻撃を加える。帯電性の低いアマゾンに攻撃を任せ、自分たちがプラズマを引き寄せる帯電体として敢えてプラズマ攻撃を受ける作戦を取った1号達に対し、跳躍して直接アマゾンにプラズマ光線を放とうとするが、1号がライダージャンプで割って入り妨害される。組み付かれた1号に全てのプラズマエネルギーを叩き込んで焼き尽くそうとしたが、アマゾンに渾身の大切断で頭部を両断され、更に1号にライダーヘッドクラッシャーで氷上に叩きつけられて爆散、狼部隊もストロンガーの電撃で一掃される。 今わの際に「大首領はデルザーの誰よりも俺の力を必要とした」「それをキサマらはこれから思い知る」と言い残して果てる。 岩石男爵 スフィンクスの子孫。岩石で構成される身体を自在に組み直すことができ、相変わらず妙な訛りで喋る。五郎の教え子である克己と和弘たち兄弟に「一人は人質にするが、もう一人は喰ってしまう」という「ナゾナゾ」を出し、二人が答えない事に業を煮やして大岩の形態で磨り潰そうとするが、間一髪で現れた1号に阻まれる。 度重なる連戦で満身創痍の1号を仕留めようと棍棒で猛攻するも、ライダー返しからのライダー反転キックで頭部を粉砕される。だが即座に再生し、自分と1号では格が違うと豪語するが、ライダーきりもみシュートで投げ飛ばされ、加勢に駆け付けたZXにZX穿孔キックで胴体を大きく抉り取られる。その状態から再生しようとしたが、ZXの衝撃集中爆弾が身体を構成する岩石に仕掛けられており、身体が再生・接触した途端に木っ端微塵に散った。その後は破片の状態でも機能停止せず、脱走した鋼鉄参謀と行動を共にする(破片の状態でも意思を持ち、相手の足元で集まって固まり行動を阻止する等が可能)。地下鉄構内での1号・2号との戦いでは、鋼鉄参謀の鉄球の代わりとなって戦うが、最期は鋼鉄参謀と共に今度こそ砕け散った。 隊長ブランク フランケンシュタインの怪物の子孫。片言の喋り方をする。ナイフを発射する狙撃銃を所持しているが使用する場面は無く、怪力を主な武器とする。戦闘員を率いて志郎とストロンガーに襲いかかり、ストロンガーの電撃は効かないと豪語するがチャージアップしたストロンガーの猛攻に耐えきれず逃走し、Xライダーとドクターケイトがいる地点へ行き着き、互いの対戦相手を交代し戦いを続行する。周囲の物を投擲しXライダーに応戦するが、投擲したバイクがストロンガーを援護する物となり、ドクターケイトの死亡に繋がる。ピラミッドに帰還するが、ドクターケイトの件を仲間内で中傷され、組織内での居場所を失う事を恐れ汚名返上に躍起になる。 その後、大首領JUDOがサザングロスと共に阿修羅谷に出現すると、JUDOの身を守るべく戦闘員を率いてJUDOとZXの戦いに乱入する。汚名返上の為にJUDOの目の前でZXを倒そうとするも、ZXがヘルダイバーを呼び寄せたことで形勢を逆転される。更にZXとの戦いを邪魔されたJUDOが苛立っているのを見て狼狽え、コンバットロイドの銃やコマンドロイドのバイクを奪ってZXを追撃するが、ZXのブースターを利用することで威力を増したヘルダイバーのコークスクリューアタックを正面から受けてしまい、全身を粉砕されて死亡した。 後続加盟メンバー 軍団結成後に襲来した、権威の称号を名乗らなかった改造魔人達。前者はジェネラル・シャドウの要請で軍団に合流しその傘下に加わり、後者は合流する前にトラブルに見舞われ死亡した為軍団に参加する事ができなかったが、本作では復活後に合流し、他の改造魔人にならって権威の称号を名乗る。 ヘビ女 メデューサの子孫。ジェネラル・シャドウの片腕(自ら「シャドウ様の僕」と名乗っている)。登場初期はシャドウの傍らで行動を共にしていた。 シャドウの要請により暗黒大将軍の援護に駆けつけるが、地下鉄構内に誘導したバダンシンドローム罹災者の中に風見志郎が紛れているのを発見し、戦闘を開始する。シャドウの残したトランプによって両目を潰されるが、左腕の蛇眼で志郎を捕捉し拘束する。しかし、直後に現れた鋼鉄参謀と諍いを起こした後に撤退する途中、ヤマアラシロイドに串刺し状態にされ、再生BADAN怪人により跡形が残らぬ程に身体をバラバラにされ死亡した。 ジェットコンドル / 暗黒大将軍 ロック鳥の子孫。ジェットコンドルは原典『仮面ライダーストロンガー』に未登場の怪人。本来は原典に登場する予定だったが、放送期間短縮に伴いラフ設定のみに終わった改造魔人(半機械人)である。デザインのラフ画では小型ミサイルを所持していたが、本作ではミサイルの代わりにジェットエンジンに置き換えられている。暗黒大将軍はTVスペシャル『全員集合!7人の仮面ライダー!!』に登場し、再生怪人を率いて7人ライダーと戦った謎の人物(デルザー軍団のベルトを着けていたが詳細は不明のまま)。 翼と胸部の合計八つのジェットエンジンによってマッハ2の超音速飛行を誇り、その名の通りコンドルの如き姿で飛翔する。飛行時に発生する超音速(スーパーソニック)を武器とし、自らが生み出す加速と衝撃に絶対の自信を持ち、「音速のデルザー」と豪語する程。嘗ての戦いではアメリカ空軍と相討ちとなったと語られている。 大首領JUDOの復活の器であるZXの回収とJUDOを裏切ったツクヨミ(三影)、アマテラス(シズカ)に制裁を加える為、マシーン大元帥達がシャドウと合流した直後にデルザー軍団最後の一人として出現。太平洋沖から東京湾の夢の島に向かいZXの回収に入るが、「お前の加速などBADANの竜に比べればまるで散歩だ」というZXの発言にプライドを傷つけられ激昂する。自壊する程のスピード(マッハ3.2)を出し、相討ち覚悟で三影、シズカ、ZXを破壊しようとするもライダー達の連携と三影のレーザー砲により撃墜された。その後、先の戦いでデルザーの戦士が精神的支配を促すために人間の創った権威の称号を冠した様に、自身もそれに習い落下地点で「暗黒」の「大将軍」と名乗った。 暗黒大将軍に姿を変えた後、自身の所持する杖から大首領JUDOと同じ波長を発生させ、バダンシンドローム罹災の人間を操り、東京の地下で暗躍を始める。唯一にして最大の武器・超音速飛行の要である翼を破損したことで動揺を隠せずにおり、珠シゲルが放った伝書鳩を追えないほど翼は傷んでいる(ジェットエンジンは健在)。BADANと仮面ライダーへの復讐の為、地下鉄の線路を加速し、其処へ誘導した1万5千人に及ぶ人間を虐殺しようとしたが、純子たちからの連絡を受けた元・少年仮面ライダー隊の情報によって各駅に集まっていた人々をライダーとSPIRITSが救出して失敗に終わる。最期は大首領JUDOと同調状態のV3に精神と肉体を破壊され、V3がトドメを刺そうとした直前に事切れて死亡。両断された上半身は上昇を続け、到達した暗黒の宇宙でバラバラに散った。 半機械人間派閥 デルザー軍団最大の実力者マシーン大元帥が率いる半機械化魔人の一派。 マシーン大元帥 エジプトのミイラ男の子孫。腹心の部下二名と同じく、より強力な半機械化された改造魔人。デルザー軍団の統率者であり、額に装填されたレーザー砲や相手を閉じ込める「魔のピラミッドレッドバリアー」等の強力な技を持ち、その実力故にシャドウからも敬語を使われ、嫌みを込めて「大物」と称される。 長らくサザングロスにて腹心の部下達と共に修復されていたが、再生ショッカーの壊滅後、遂に行動を開始する。良との初見時、彼の中に大首領JUDOの気配を感じ取って敬意を払ってしまうが、良を敵と判断すると海中で二人の腹心や岩石大首領と共に襲い掛かる。岩石大首領の右腕を破壊したシズカの出現により戦闘を中断し、シャドウ達にピラミッドへ出迎えられその場を後にする。 ヨロイ騎士 古代バイキングの子孫。マシーン大元帥の腹心の一人である半機械人。剣術の使い手で、2本の剣を交差させて放つ「高速熱線」を武器とし、冷静沈着かつ勇猛果敢な性格であり、磁石団長との連携を得意とする。 マシーン大元帥と共に海中で良に襲い掛かるが、シズカの出現により戦闘を中断、シャドウ達にピラミッドへ出迎えられその場を後にする。 大首領JUDOの命を受けたシャドウとドクロ少佐の陽動としてSPRITS基地を襲撃し、迎撃に出たライダー達と戦闘を行った後に撤退する。 阿修羅谷では狼長官の援軍としてXライダーと交戦し、狼長官の死亡後は光の竜の覚醒を食い止めようとするスカイライダーを戦闘員と妨害するが、Xライダーによって阻まれた。 磁石団長 ブロッケンの怪物の子孫。マシーン大元帥の腹心の一人である半機械人。磁力を自在に操る「マグネットパワー」や「吸引マグネット」を使い、粗暴な性格の持ち主だが頭が切れる面もあり、ヨロイ騎士との連携を得意とする。 マシーン大元帥と共に海中で良に襲い掛かるが、シズカの出現により戦闘を中断、シャドウ達にピラミッドへ出迎えられその場を後にする。 大首領JUDOの命を受けたシャドウとドクロ少佐の陽動としてSPRITS基地を襲撃し、迎撃に出たライダー達と戦闘を行った後に撤退する。 阿修羅谷では狼長官の援軍としてスカイライダーと交戦。狼長官の死亡後は光の竜の覚醒を食い止めようとするライダー達を妨害する。なお、その磁力を使用しSPRITSへの電波妨害工作も行っている。 岩石大首領 ショッカー~デルザー軍団までの組織を支配していた存在だが、実は大首領JUDOが操っていた尖兵(自律プログラムの一体)。岩石の巨人の姿をしているが、頭部に存在する脳に一つ目が付いた姿の怪生物が本体(コア)。 マシーン大元帥に率いられて出現し、その後は大首領JUDOの指揮で行動する。 詳細は「ショッカー首領#岩石大首領」を参照
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デルザー軍団
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『仮面ライダーストロンガー』における敵組織。岩石大首領がショッカーやゲルショッカーやデストロンなどデルザー軍団までの組織を統率していたことが明かされる。『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』ではショッカー首領と岩石大首領が同一の存在として扱われている。
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デルザー軍団
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「仮面ライダーシリーズ第1期登場怪人一覧」の記事における「デルザー軍団」の解説
『仮面ライダーストロンガー』に登場する怪人。※「◎」は『仮面ライダーストロンガー』本編登場。また「◎」が無い怪人は本編未登場の怪人。 首領・改造魔人 怪人の名称変化形態の名称人間体の名称登場作品備考首領格 岩石大首領(デルザー軍団大首領) - - ◎ ◆ 城茂(仮面ライダーストロンガー) 『HERO SAGA』 ▼ 岩石大首領(イマジン) - ネガタロス(仮面ライダーネガ電王) 『HERO SAGA』 ▼ 改造魔人(暫定リーダー) ジェネラルシャドウ - - ◎ ネオキングダーク 『11戦記』 怪人体 『11戦記』 改造魔人(第一陣) 荒ワシ師団長 - - ◎『SPIRITS』 鋼鉄参謀 - - ◎『HERO SAGA』『SPIRITS』『SD』 ドクターケイト - - ◎『HERO SAGA』『SPIRITS』 ドクロ少佐 - - ◎『SPIRITS』 岩石男爵 - - ◎『SPIRITS』 狼長官 - 浅野歯科医 ◎『テレビスペシャル 7人の仮面ライダー』『SPIRITS』 隊長ブランク - - ◎『SPIRITS』 ヘビ女 - - ◎『テレビスペシャル 7人の仮面ライダー』『SPIRITS』 改造魔人(第二陣) マシーン大元帥 - - ◎『仮面ライダー大戦』『スーパーヒーロー大戦GP』『SPIRITS』 ◆ 磁石団長 - - ◎『SPIRITS』 ◆ ヨロイ騎士 - - ◎『SPIRITS』 ◆ 改造魔人(狼長官)の先祖 狼男(狼男の肖像画) - - ◎ 戦闘員 戦闘員登場作品備考デルザー軍団戦闘員 ◎『テレビスペシャル 7人の仮面ライダー』『HERO SAGA』
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デルザー軍団
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「仮面ライダーストロンガー」の記事における「デルザー軍団」の解説
ブラックサタン壊滅後、組織に見切りを付けた、ジェネラル・シャドウが自身の故郷である「魔の国」から呼び寄せ創設した新組織。不吉を象徴する数字、13 の魔人たちによって構成される。結成初期にはシャドウを含む8人のメンバーが集結し、後に残りのメンバーが参戦することになる。シンボルマークは「蛇」を「d」に見立てたもので、ジェネラルシャドウ以外は全員このシンボルのついたベルトを着用している。 デルザー軍団のメンバーは、主に古の民間伝承に名を残す有名な妖怪や魔人の子孫や不死者が、さらに機械改造された者たちで構成されている。ブラックサタン大首領ですら戦慄するほど実力は凄まじく、全員がショッカーからブラックサタンの大幹部と同等の実力を持ち、ストロンガーの主力エネルギーである電気エネルギーを吸収かつ跳ね返せるため、ストロンガーの能力では歯が立たなかった。組織の規模は決して大きくはないが、実力はブラックサタン以前の歴代の秘密結社を凌駕する過去最強の戦闘力を誇る。 最大の特徴は明確なリーダーが存在せず、組織内のヒエラルキーが基本的に存在しないこと。組織の統率性は著しく低く、登場時にジェネラル・シャドウが実力第一主義に基づき「ストロンガーを倒した者が軍団の指揮権を掌握する」というルールを提唱。全員賛同のもと、団員同士の激しい競争が繰り広げられたが、ストロンガーが超電子人間にパワーアップしたことから形勢を逆転され、ジェネラル・シャドウが呼び寄せた第一陣の改造魔人たちは壊滅状態となる。 しかし、マシーン大元帥 率いる第二陣がエジプトより来日すると、大元帥はジェネラル・シャドウの指揮権を剥奪。仮面ライダー打倒よりも従来の侵略活動に重きが置かれるようになる。日本各地で破壊活動を開始するが、ストロンガーと世界各国から帰国した6人ライダーの活躍によって、作戦を次々と阻止された。第39話で、立花藤兵衛を人質に取り、再生怪人たちとともに7人ライダーに最終決戦を挑んだが全員が倒された。その直後、軍団の背後に存在していた大首領が現れ、7人ライダーと対決するが「わしは地球を捨てて、宇宙の果てに帰る」と言い残して自爆。組織は壊滅した。 企画段階での仮称はダーク・エンジェルスであった。 下記の魔人のほか、ジェットコンドルがデルザー軍団の魔人として構想されたが未登場に終わった。漫画『仮面ライダーSPIRITS』で魔人の1人として登場した。同じく未登場の名称不明の貝型怪人とともに『仮面ライダー激闘ファイル』にて、そのデザインが確認できる。石森によるラフデザインではドラキュラ伯爵やミミズミイラといったキャラクターが検討されていた。 デルザー軍団 大首領 と ジェネラル・シャドウについては、それぞれの個別記事を参照。 デルザー軍団 大首領(岩石大首領) デルザー軍団の支配者であり、同時に7人ライダーが戦ってきた秘密結社(ショッカーからブラックサタン)をも支配していた黒幕。最終話で姿を現した。 ジェネラル・シャドウ デルザー軍団 結成の立役者であり、暫定的リーダーを務める。
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