首領格
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クイン・メタリア 声 - 上村典子(テレビアニメ)、松岡洋子(Crystal) 「悪魔」や「魔女」と呼ばれる闇の存在。太陽の黒点から生まれて流星群と共に地球に降り、ベリルに憑依した。黒い靄のような姿で額に黒い菱形の模様があり、この模様が心臓部・弱点となっている。月と地球の戦争の際にクイーン・セレニティが解放した「幻の銀水晶」の力で封印され、北極圏に眠っていたが、クイーンの封印が不完全だったために、転生したベリルがそこを訪れた際に復活。再びベリルに憑依し、ダーク・キングダムを復活させる。最後はセーラームーンによって弱点の額の模様に「幻の銀水晶」の力を打ち込まれ、完全に封印された(暗黒の塵になったとも描写された)。原作第五期では、ギャラクシー・コルドロンから生まれたカオスの分身だと明かされた。 テレビアニメでは、クイン・ベリルに「自分以外の命を消し去りこの世を暗黒に」と言い、ベリルに力を与える形で取り込まれた。 実写ドラマでは「「幻の銀水晶」によって増幅されたプリンセスの負の心」という設定になっており、かつて月と地球の戦争の際エンディミオンの死を目の当たりにしたプリンセス・セレニティの絶望から生まれ、星を滅ぼした。 命名の由来は金属を意味するメタル。 クイン・ベリル 声 - 潘恵子(テレビアニメ)、渡辺美佐(Crystal)/実写ドラマ 演 - 杉本彩/ミュージカル 演 - 仁科有理、宮澤明子、初風緑/The Super Live 演 - 京香、哀川まこと/乃木坂46版 - 玉置成実 ダーク・キングダムを統べる闇の女王。ウェーブがかった真っ赤な長い髪が特徴の美女で、紫のドレスを着て緑の石のイヤリングとティアラをつけている。瞳の色は赤。原作では元々黒髪だったが、メタリアに支配されて赤く染まった。命名の由来は緑柱石の英語名「ベリル」。 本来の姿は地球の預言者であったが、エンディミオンへの密かな恋心をメタリアに利用されて憑依され、エンディミオンの配下だった四天王を洗脳してダーク・キングダムの司令官となり、地球の人々をも洗脳してシルバーミレニアムを襲撃、エンディミオンとプリンセス・セレニティの命を奪った。原作 月と地球の最終戦争後に転生し、学術調査員(もしくは学者)となって北極圏Dポイントへと調査のため派遣されたが、そこはメタリアが封印されていた地点であったため、自身の前世が目覚めるきっかけとなってしまう。物語後半でエンディミオンの生まれ変わりである衛を連れ去ってメタリアの力で復活させ、自身の配下とする。 メタリアに仕える一方、地球を食い潰しかねないメタリアではなく自らが幻の銀水晶の力によって支配者となることを目論んでいたが、最期はセーラーヴィーナスに聖剣で貫かれ、エンディミオンを求めながら滅びた。 テレビアニメ版 ベリルの転生後からダーク・キングダム設立までのエピソードは省かれており、クイーン・セレニティがメタリアを封印した際ベリルも一緒に封印されたとされている。 最終決戦では、残りの妖魔全てを吸収したメタリアと一体化、スーパー・ベリルとなってプリンセスに覚醒したうさぎとの決戦に臨む。美しい未来を信じるうさぎを「醜く汚れきったこの世界に信じられるものなど何もない」と嘲笑い、絶大な暗黒のエナジーでうさぎを圧倒するが、4人のセーラー戦士の魂に力を分け与えられ極大化した「ムーン・ヒーリング・エスカレーション」の光に呑み込まれ、消滅した。 『Crystal』 原作とほとんど同じ設定だが、最期が異なっており、メタリアからの力を得るために着けていたネックレスをセーラームーンに聖剣で壊されて消滅した。 実写ドラマ版 メタリアを取り込んだ衛がセーラームーンの手で命を絶たれ、直後セーラームーンがメタリアと同化し星を滅ぼそうとするのを目の当たりにし絶望、崩壊する城の中で自らの命を断つことを決意する。その際ジェダイトの洗脳を解き彼を逃がそうとしたが、ジェダイトの思いを知り、ジェダイトと共に崩壊する城の中に消えた。転生した世界には登場せず、ベリルも再生したか否かは不明。 ミュージカル版 『永遠伝説』以降はスターズのネヘレニアのポジションを担い、エンディミオンが前世の婚約者で宇宙の闇を統べる女王という設定になっていた。闇の柩からギャラクシアに復活させられ、キング・エンディミオンを拉致して自分を見捨てたことを詰り洗脳、彼と結婚して地球の統治を夢見た。ギャラクシアにタキシード仮面が殺されてエンディミオンが消滅し、自分を利用したギャラクシアに闇の女王の誇りをかけて挑むが敵わず、エンディミオンへの失恋を共有するプルートによって救われ、エンディミオンへの想いをぶつけ合い「黙って見守る愛もある」と諭すプルートに衝撃を受ける。サターンに時空の彼方へ逃がされるが、2人が消えたことで解放された。最期はギャラクシアの傀儡となったタキシード仮面からセーラームーンを庇い、「憎しみの灰を情熱の灰に」と誓いながら消滅した。 『-La Reconquista-』では、前世では地球の王族の血を引くエンディミオンの許嫁であったが、彼の愛を得られず婚約を破棄され、その絶望からメタリアに付け込まれたという設定になっている。また、同公演のノベライズ版では、前世での年齢が婚約破棄の時点でエンディミオンより1歳年下の19歳と明記されている。 ゲーム版 PCエンジン版のADV(時間軸としては無印の後に当たる)にて復活するが、記憶が戻った四天王に離反され敗北する。エンディミオンを惹きつけたセーラームーン(セレニティ)の優しさに、自分すら全てを許してしまいそうになることが恐かったと告白し、静かに息を引き取った。その後、セーラームーンの銀水晶の力によって、四天王とともに人間に転生した。 スーパーファミコン版のRPGゲーム『Another Story』ではヘル・デスティニーによって運命を変えられ復活、富士山の洞穴でセーラー戦士たちと再び戦うこととなる。運命が変わったことで「幻の銀水晶」の力が効かなくなっていたためセーラームーンを苦戦させたが、最終的にはセーラー戦士との戦いに敗北し、エンディミオンの名を呼びながら消滅した。物語後半で過去のシルバー・ミレニアムにタイムスリップした際にメタリアに憑依される前のベリルと出会うイベントがあり、彼女がメタリアの言いなりになるまいと葛藤していた姿を知ることが出来る。 その他 アニメイトカセットコレクション版では、ゾイサイトとクンツァイトが出演する番組で自分の歌った子守唄が放送されるはずが、代わりに2人の「男と男のラブゲーム」なる歌曲が放送されたことに腹を立て、放送局に抗議の電話を掛けた。また、クイズに出演した時は回答を部下に押し付け、間違えたら次元の間に飛ばすという無責任な一面を見せた。 黒木 ミオ(くろき みお) 演 - 有紗 実写ドラマ版オリジナルキャラクター。クイン・ベリルの「影」として現れた美少女で、表向きはアイドルとして十番中学校に転入する。ベリルの分身に近い存在ではあるが、感情や思考はベリルと独立しており、時にはベリルの意思を無視して気ままに振る舞う。うさぎと友達になるフリをしながら心理的に追い詰めていくが、彼女の正体をいち早く見破った美奈子に企みは阻まれる。後に衛をベリルの下へ連れ去ったが、物語終盤でメタリアに憑依された「メタリア・エンディミオン」に倒されて消滅。 「Special Act.」でダーク・キングダムの新たな女王クイン・ミオとして復活。妖魔たちを率いて再びセーラームーンたちに戦いを挑み、終盤では自らも巨大な妖魔となってセーラー戦士たちと戦ったが、彼女たちの「セーラー・プラネット・アタック」で再び倒される。 美少女戦士セーラームーン Pretty Guardian SAILORMOON オリジナル ソング アルバム「Dear My Friend」では彼女のキャラクターソング「Change of pace」が収録されている(この曲は実際に作中でアイドルの仕事として彼女がレコーディングしている)。
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首領格
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「仮面ライダーSPIRITS」の記事における「首領格」の解説
大首領JUDO / スサノオ 古代の地球に人類創世を促した3神の内、金色の神にして人類の敵。 後にBADANに離反され、直属の配下であるデルザー軍団を率いる。 詳細は「バダン総統#大首領JUDO」を参照 ツクヨミ(三影)、アマテラス(シズカ) 旧き神たる大首領JUDOに代わる新たなBADANの神々。ZX(村雨良)を含めて「新たな三柱」とされている。 詳細は「#ツクヨミ(三影)」および「#シズカ」を参照
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首領格
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ネヘレニア 声 - 榊原良子(少女時代:山崎和佳奈) / 菜々緒 演 - 石川香、大月さゆ デッド・ムーンの頂点に立つ新月の女王。クイーン・セレニティの力で、鏡の中に閉じ込められている。名前の由来はケルト民族の女神・ネヘレニア。シニヨンを結ったロングウェーブの黒髪を引きずり、ネコのような細長い瞳孔と長く尖った爪を持つ。額には新月がモチーフのガラス製の飾り(中心は黒い鏡)がついており、黒と白が基調のドレスと蜘蛛の巣をイメージしたマントをつけている。 原作及び『Eternal』では太古の時代、月の王国でのプリンセス・セレニティ誕生の祝賀会に訪れたが、闇を持ち込もうとしたとしてクイーン・セレニティの鏡の中に封印された。封印の直前、月の王国とプリンセスに呪いをかける。その際「私たちの源は一つ」と第五期への伏線となる発言をしている。その後呪いの通りにシルバー・ミレニアムが滅び、光の封印の力が弱まったことで復活し、長期に渡って地球の内側であるエリュシオンに呪いをかけ続けてきた。第四期冒頭の皆既日食の隙を突き、ジルコニアや配下の者たちを率いて「デッド・ムーン・サーカス」と称して地球に侵入し、衛と「幻の銀水晶」を手に入れて地球と月、さらには宇宙を支配しようとしたが失敗し、クイーン・セレニティに保々近いとしているエターナルセーラームーンの聖なる希望と衛の聖なる太陽によって老婆化された自分の姿(その正体は鏡に映ったジルコニア)となり、その時はセーラー戦土たちも衝撃な正体を見られてしまうが撃破し、残った鏡の残骸も「幻の銀水晶」の生まれ変わった姿「セーラークリスタル」であるうさぎのスターシート「シルバームーン・クリスタル」と衛のスターシード「ゴールデン・クリスタル」によって新月の闇の中へ完全に封じられた。 テレビアニメでは多くの臣下に囲まれる孤独な小惑星の女王であり、永遠に美しく臣下たちに愛される未来を信じていたが、ある日鏡に映った醜く年老いた未来の自分(ジルコニア)を見て美貌を失うことを異常に恐れ始め、臣下たちから奪った夢の鏡を飲み込んで美貌を保ち続けた。一人孤独に生き続けた哀しい過去と高度な心の闇を抱えていたせいか、人の温もりを極度に恐れているところがあり、同情や哀れみの眼差しを向けられるとひどく怯える等、原作と比較して虚無感と哀愁を漂わせる姿が描かれている。月の王国・シルバーミレニアムの繁栄を嫉み、月の王国の支配者に取って代わるため、エリュシオンのゴールデン・クリスタルを奪おうとしてクイーン・セレニティの力で鏡に封じられ、新月の闇の中に閉じ込められた。数百年に一度の日食で新月の闇から逃げ出し、地上の人々の夢に支えられる世界・エリュシオンを襲い、ゴールデン・クリスタルを持つエリオスを捕らえようとした。『SuperS』終盤ではエリオスからゴールデン・クリスタルを奪って鏡の封印を破ろうとし、新月の魔法による蜘蛛の糸で地上を闇で覆う。ちびムーンとセーラームーンのゴールデン・クリスタルの力に敗れるがちびムーンをさらい、追いかけたセーラームーンに年老いた真の姿を現して殺そうとするが、孤独を哀れむセーラームーンに怒りと嫉妬を燃やす。ちびムーンとセーラームーンを天空から地上に突き落とし、一人で生き続けると誓いながら鏡の中に戻り新月の闇へと旅立った。しかし、『セーラースターズ』冒頭でセーラーギャラクシアにセーラームーンたちへの復讐を唆されて地球に戻り、自らの夢の鏡を割ってその破片を世界中にばら撒き、ミラーパレドリイにうさぎたちを襲わせた。鏡の破片で支配した衛をうさぎの目の前で攫い、衛の救出に来たセーラー戦士たちを次々と鏡に捕らえ、悪夢の呪いでうさぎを倒そうとする。最終的にエターナルセーラームーンに変身したうさぎに憎しみの心を浄化され、美しい夢を持っていた頃の少女時代に戻されて長い悪夢から解放された。 原作及び『Eternal』では「幻の銀水晶」に執着していたが、テレビアニメでは「ゴールデン・クリスタル」を守護するエリオスに執着している。 ジルコニア 声 - 京田尚子 / 渡辺直美 演 - 井関佳子、坂井香奈美 デッド・ムーンを束ねる老婆。名前の由来は鉱物のジルコニア。杖の先端には蝙蝠の翼が生えた眼球に似た生物・ジルコンが留まっている。衣装の模様は女の顔のように見え、原作ではその口に当たる部分から悪夢を吐き出し、テレビアニメではそれが動いてネヘレニアの言葉を伝える。 原作では、白い月の王国の者たちを悪夢の餌食にして「幻の銀水晶」を奪取し、地球と月の征服を目論む。当初、うさぎたちの背後にいるペガサスの存在に気づいていなかった。ネヘレニアに対し、少々失言をすることがある。ジルコンを使役して、うさぎと衛の呪いを進行させた。また、寝返りかけたアマゾネス・カルテットやちびムーン、サターンを石やガラスに閉じ込めた。その後、エリオスが力尽きた際に巨大化してセーラー戦士たち始め地球に悪夢を振りまくが、セーラー戦士たちの合同技で元の大きさに戻され、ネヘレニアの鏡の中へ逃げ込む。しかし、エターナルセーラームーンの聖なる希望と衛の聖なる太陽によってネヘレニアの最期には美しい姿が崩れ、ジルコニアの姿となり、その時はセーラー戦士たちも衝撃な正体を見られてしまうが消滅し、残った鏡の残骸も新たに生まれ変わった姿「セーラークリスタル」であるうさぎのスターシード「シルバームーン・クリスタル」と衛のスターシード「ゴールデン・クリスタル」によって新月の闇の中へと完全に封じられた。 テレビアニメでは、毎回アマゾン・トリオやアマゾネス・カルテットに指示を出してペガサスの宿主を探させた。デッド・ムーンのNo.2ではあるが、アマゾン・トリオには「自分たちの苦労も知らないくせに偉そうに」と陰口を叩かれ、アマゾネス・カルテットには「オババ」など面と向かって馬鹿にされている。ゲートボールのような方法でジルコンを打ち出し、対象者の夢の鏡を抜くことができる。しかし、ジルコンのターゲットの撮影・選定はハズレばかりである。 正体はネヘレニアが作り出した分身であり、ネヘレニアの年老いた姿がモデル。原作・アニメともにネヘレニアが鏡の封印を破った際に消滅した。テレビアニメでは永遠の美しさを信じていた頃のネヘレニアの前に現れ、ネヘレニアを悪夢に引き込んだ。 ミュージカル版ではネヘレニアに豹変し、サターンを操ってセーラー戦士たちを襲わせるが、スーパーセーラームーンによって浄化され、破れ去った。
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首領格
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「シャドウ・ギャラクティカ」の記事における「首領格」の解説
カオス 演 - 笠原竜司(ミュージカル版) 『セーラームーン』シリーズ本編の最後の敵である暗黒の生命体。カオスはギリシア語の「混沌」(希:Chaos)。 原作では銀河中の星が生まれる場所「ギャラクシーコルドロン」に巣食い、自らを「星になり損ねた者」と称して温かい輝きを放つ星たちに憧れている。ギャラクシアをそそのかしてセーラームーンをコルドロンに導かせ、彼女の「シルバームーン・クリスタル」を奪おうと企んでいた。セーラー戦士が今まで戦った全ての敵はカオスの分身たちであり、コルドロンから生まれたセーラー戦士たちの兄弟でもあると明かしてセーラームーンに衝撃を与える。最後はコルドロンと一体化してセーラームーンをも取り込もうとするが、コルドロンのはじまりの海に飛び込んだセーラームーンのシルバームーン・クリスタルとコルドロンのはじまりの海に溶けた銀河中のセーラークリスタルが共鳴した力を浴び、コルドロンのはじまりの海の中に目視できないほど小さく溶けこんだ。気が遠くなるほどの未来ではセーラー戦士の最大の敵で究極の姿であるセーラーカオスとして復活し、セーラームーンの究極の姿であるセーラーコスモスと戦う宿命を持つ(セーラーカオスのシルエットはヘッドドレスを除いてギャラクシアと類似している)。 テレビアニメでは銀河の人々の悪の心が集合した生命体。銀河創世の時代から続く聖戦「セーラーウォーズ」を巻き起こし、セーラーギャラクシアとの戦いの末に彼女の体内に封印された。しかしカオスはギャラクシアの体を徐々に蝕み、セーラームーンとの最終決戦の際に完全にギャラクシアの体を乗っ取ってしまう。最期はセーラームーンの力と彼女の呼びかけにより、善なる心が再び目覚めたギャラクシアから完全に追い出され、銀河中の人々の心の中に戻って行った。 ミュージカル「永遠伝説」ではギャラクシアの中に封印された後、残った分身はギャラクシアの手下に身をやつして解放の時を待っていた。ちびちびが変身した「封印の大剣」でギャラクシアが浄化されると、ギャラクシアから解放されて正体を現す。コルドロンと一体化してセーラームーンとひとつになろうとしたが、最後はセーラームーン、内部・外部太陽系セーラー戦士、セーラースターライツの合体技「セーラー・コスモス・アタック」でバラバラにされ、銀河中のセーラークリスタルが活性化したコルドロンの中でスターシードに生まれ変わった。 セーラーギャラクシア 声優 - 堀江美都子 / 演 - 沙羅さおり、松本圭未、岳美、坂口祐未衣、五十鈴ココ(ミュージカル版) シャドウ・ギャラクティカの首領で、「銀河の女王」や「破壊の戦士」とも称される黄金のセーラー戦士。イメージカラーは金色、モチーフは稲穂、イメージジュエリーはアレキサンドライト。 銀河一の破壊力を秘めた「青金石(サッファー)・クリスタル」を宿し、黄金のブレスレットを使った攻撃は星を吹き飛ばすほどの威力を持つ。テレビアニメではブレスレットの宝石から金色の光弾を発射する。鎧のような黄金のセーラースーツを纏い、真っ赤なグラデーションが入ったロングウェーブの金髪をシニヨンにまとめ、薄紫のアイシャドウとオレンジの口紅をつけている。第一期のうさぎの変身アイテムに似たブローチを所持し、変身前は髪を下ろしてノースリーブのワンピースを着ていた。 原作では「クズのような星」に生まれて銀河を孤独に彷徨う内にセーラー戦士として覚醒し、自分に相応しい最強の星を手に入れるようカオスに唆され、ギャラクシー・コルドロンに自身の城「ギャラクティカ・パレス」を建て、ブレスレットで支配したセーラーアニマメイツに「功績を上げれば真のセーラー戦士にする」と約束してセーラークリスタルを集めさせた。銀河一の無限の再生力を秘めた「シルバームーン・クリスタル」の真の力を欲し、コルドロンに巣食うカオスとセーラームーンを相打ちさせて自分がコルドロンの完全な支配者になろうと企み、ムーンの仲間たちやタキシード仮面のスターシードを次々に強奪してコルドロンに放り込み、セーラームーンが完全に絶望したのを機に計画を実行しようとしたが、カオスの力が強すぎて失敗に終わり、セーラームーンに助けられる。セーラームーンの全てを包み込むような愛の心に触れ、彼女こそが本当に自分が求めていた星だと悟るが、ブレスレットが砕けてサッファー・クリスタルを残し消滅した。 テレビアニメではセーラーアニマメイツにブレスレットで悪の心を植え付けて銀河中の「真のスターシード」を集めさせ、その力による強大なパワーで宇宙を支配しようと企んでいる。敵はもとより部下にも威圧的に接する尊大で酷薄な性格だが、ネヘレニアをたきつけた際は一貫して腰の低い態度で接してみせるという狡猾さも併せ持つ。正体は「セーラーウォーズ伝説」でカオスと戦った銀河最強のセーラー戦士で、「封印の大剣」でカオスを自らの体内に封印したものの、カオスの邪悪な力に侵されはじめたので支配される直前に己の良心の集合体としてスターシードを放出(スターシードは後に希望の光=ちびちびに生まれ変わる)。最後はカオスに完全に支配されてしまい、金色の衣装が黒く染まり、背中から蝙蝠の翼が生えた悪魔を思わせる姿となった。だがセーラームーンの呼びかけによって善なる心が再び覚醒。体内からカオスを完全に追い出した後、銀河中のスターシードを元の在るべき所へ戻す為に宇宙に旅立った。必殺技 ギャラクティカ・インフレーション(原作、ミュージカル)稲妻が光る暗黒の力のフィールドを形成し、敵を飲み込む技。セーラームーンのシルバームーン・クリスタルパワー・セラピー・キッスと同等の力を持つ。「インフレーション」とは、宇宙のインフレーションのこと。 ギャラクティカ・スーパーストリング (原作、ミュージカル)宇宙エネルギーの波動を作り出す技。セーラーちびちびムーンに防がれた。
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