改造人間とは? わかりやすく解説

サイボーグ

(改造人間 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 15:39 UTC 版)

サイボーグに扮する男性(スタートレック に登場するサイボーグのボーグ)

サイボーグcyborg)は、サイバネティック・オーガニズム(Cybernetic Organism)の略で、広義の意味では生命体(organ)と自動制御系の技術(cybernetic。サイバネティックス)を融合させたものを指す。具体例として、人工臓器などの人工物を身体に埋め込むなど、身体の機能を電子機器をはじめとした人工物に代替させたものがある。日本では、石森章太郎(現:石ノ森章太郎)の漫画『サイボーグ009』の出版以降に一般にも知られるようになったほか、彼が関わった特撮テレビドラマ『仮面ライダー』およびその昭和シリーズでサイボーグと同義の「改造人間」という名称が長らく用いられていたため、人間や動物が身体機能を補助もしくは強化された場合を指すことが多い。

概要

アメリカ合衆国の医学者、マンフレッド・クラインズ英語版ネイザン・S・クライン英語版らが1960年に提唱した概念[1]。当初は人類の宇宙進出と結び付けて考案されたものである。また、この提唱よりも前にSF小説でこのアイディアは使用されていた。

小説や映画では、人間の姿形によく似せた「ヒト型ロボット」であるヒューマノイド(男性形:アンドロイド、女性形:ガイノイド)との区別が曖昧であったり、混同されている場合が多い。例として映画『ロボコップ』の主人公「ロボコップ」は人間をベースに改造したため、アンドロイドではなくサイボーグである。逆に、映画『ターミネーター』に登場する「ターミネーター」は、生体部品として人間の皮膚組織を持つ機種もあるが、元となるのは強化金属製のロボットであり、またそのロボットの骨組みの上に人間の皮膚などの生体組織を移植したものであるため、サイボーグではなくアンドロイドに分類される。

現実のサイボーグ

現在、サイボーグ技術と呼ぶことができて、程度の差こそあれ実用化に達しているものには、人工皮膚ペースメーカー人工心臓筋電義手・筋電義足(義肢装具士義肢・装具製作技能士)、義歯歯科技工士)、発声補助器具・電気式人工咽頭補聴器認定補聴器技能者)、人工内耳人工鼻眼鏡眼鏡作製技能士)、人工眼(眼球・網膜・視神経などの代替)などが挙げられる。

近年、この分野はめざましい発展を遂げており、従来SFの中でしか語られて来なかった各種のサイボーグ技術が現実の物となりつつある。筋電の信号を読み取ることで義手を使用者の意のままに動かしたり、義手に取り付けた圧力センサの情報を逆に神経へ送り返して感覚を取り戻したりする筋電義手は、すでに実用段階に入っている[2][3]

また、へ直接電極を差し込み、聴覚視覚の情報を直接脳へ送り込んだり[4]、脳へ部分的に電気刺激を送りパーキンソン病などの症状を和らげたり[5]うつ病を治療したり[6]する技術(脳深部刺激療法)も発達しつつある。

革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)や、ムーンショット型研究開発制度等、国内での研究も進んでいる[7][8]

目的による分類

医療目的

主に、失われた四肢や臓器・感覚器の機能を代替・回復させるために用いられる。代表的なものには、義肢や人工関節のほか、人工臓器である人工内耳、人工網膜、人工腎臓、人工心臓などが挙げられる。手足の震えを和らげたり、うつ病の治療に用いられる脳深部刺激療法もこれに含まれる。人工臓器のうち、古くからあるものには義歯眼鏡のような単純な器具もあるが、サイボーグの場合は何らかの機構を持つ部品を人体に取り付けるという意味合いから、単なる器物(単体では機能しない)である義歯・眼鏡などはサイボーグの範疇からは外される。

機能強化目的

健常者に用い、人間本来の機能を強化するために用いられる。代表的な物には、パワードスーツ(人工外骨格)、追加四肢(3本目、4本目の手足)、追加感覚器(より鋭敏な感覚が得られたり、後方や遠隔地の情報が得られる目鼻)など。

機能追加を目的とする埋め込み型の機器に関しては、RFIDに代表されるID機能(カルテクレジットカードなど)の無線通信機能を持ったカプセル状機器の埋め込みが実際に行われているが、さらにブレイン・マシン・インタフェースのような、現在は道具を手などで操作しているものを直接的に身体の一部のように扱えるようにするなどの利便性を高めるものまでもが想定され、一部には以下に述べる非侵襲型のインターフェイスを備えた装置も開発・利用されている。

遠隔制御

人間以外の動物の脳や触覚を刺激することで遠隔制御する技術の研究が行われている[9]。特に昆虫は同サイズのロボットよりも省エネルギー(低消費電力)となるなどコスト面でも優れている[10] [11]

形態による分類

非侵襲型

人体の外部に取り付けて動作するタイプ。取り外し可能な義手や義足パワードスーツなど。侵襲型のような危険性がないため、比較的実用化しやすく、倫理面での問題もクリアしやすい。

侵襲型

人体の内部に埋め込まれて動作するタイプ。人工心臓やペースメーカー、人工眼球、人工内耳、脳深部刺激療法など。これらのタイプは、故障や誤動作の際に使用者に危険が及ばないように、十分な対策を取る必要がある。このタイプのものをインプラントと呼ぶことがある[12]。装置の接続のために人為的に人体を傷つける(侵襲)ため、感染や拒絶反応を起こす危険があり、技術的課題や倫理的問題が多い。

危険性や倫理上の問題

組織生体工学の発達により、生体の失った、あるいは弱体化した機能を補完するために、身体に機械を組み込んだ人間は今後とも増えるとみられるが、これはさまざまな危険性を抱えている。生体内の異物は感染のリスクが高く、一度感染すると重症化しやすく治癒しにくい。さらに、機械には自己修復性がなく、故障時は致命的事態になりかねないなどの問題があるからである。

また、脳刺激療法では患者の本来の性格を変えてしまいかねないという倫理的問題もある。素材そのものに対する危険性も否定できない。現段階では体内インプラントRFIDチップに発ガンの危険性が指摘されている[13]

これらの技術は人間の尊厳を犯す可能性が指摘されており、研究者達は倫理的な面でも議論を進めている[12]

軍事利用の可能性

アメリカ合衆国では、サイボーグ技術の軍事利用への研究もDARPAを中心にして活発に行われている[12]。兵士の身体能力を大きく強化する、戦闘において手足を失った兵士に義手義足を適用することで素早い戦場復帰を可能とする、ブレイン・マシン・インタフェースの導入により戦闘機パイロットの脳と戦闘機のコントロール機能を接続することで、反応速度の向上を図る、などが考えられている。

小動物の脳を制御し、遠隔操作で偵察・自爆を行わせたりする動物兵器への応用や、ブレイン・マシン・インタフェースによる無人航空機・無人戦車などの無人兵器(軍事ロボット)を遠隔制御する、などの研究も進められている[12]

フィクションとサイボーグ

日本での受容

フィクション作品(サイエンス・フィクション)ではしばしば好まれて用いられる概念のひとつであるが、日本では1970年代に入るまで、その概念は広く浸透していなかった。

SF作家平井和正豊田有恒が『エイトマン』(1963年)のシナリオを巡り、作中にサイボーグを登場させるか否かでつかみ合いの喧嘩になりかけた時、側でおろおろしているスタッフのメモ書きに「細胞具」と書かれたのを目にして脱力し、喧嘩が収まったとのエピソードがある[14]

日本で初めてこの単語『サイボーグ』を公に使用したのは、『サイボーグ009』などで著名な石ノ森章太郎である。

『サイボーグ009』が東映動画でアニメ化された際には、東映本社から「ロボットとか、もっと分かりやすいタイトルにしろ」という声があったが[15]、その後『サイボーグ009』や『仮面ライダー』シリーズ(特に1970年代から1980年代にかけての作品群)などで、ようやくサイボーグの概念が世間一般に広く浸透したといえる。

石ノ森とその影響を受けた作品では、人間としてのアイデンティティを持った改造人間が殆どであり、「機械を埋め込まれるタイプ」と「改造筋肉タイプ」の両方が存在する。一方、欧米では、『ターミネーター』など生体の一部を単純な部品として使用したアンドロイドというようなキャラクターもサイボーグとして存在している。

こういったフィクション作品では、単に「超人」を登場させるための理由付けである場合も多いが、「人間性の喪失」のほか「最新技術と人間の調和」という現代的な文学的・社会的テーマを「人間なのか、機械なのか」という極端な形で提示できることから、物語の主要テーマに関わる形で取り扱われることもまた多い。

ただ前述のロボコップも作中では「死亡した人間の臓器の一部を流用したロボット人権を持たない装置)」として、またターミネーターも『ターミネーター2』で学習により人間らしさを獲得していく途上が描かれるなど、この境界が持つ曖昧性を作中のエッセンスとして強調する作品も見られる。

フィクションとブレインマシンインターフェイス

ことさら航空機などの乗り物は、腕や脚のある動物や人間型の機械よりも構造が単純なため、乗り物などの機械装置を直接脳からの信号で操作しようという構想は、しばしば小説や映画などに見られる。

映画『ファイヤーフォックス』では上記のブレイン・マシン・インタフェース技術によりパイロットと機体を接続し、手足を使うことなくパイロットの思考で操縦や機器の操作ができる新型戦闘機が登場する。また、劇場アニメ超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』ではパイロットの神経系を接続するバトルスーツが登場する。TRPGメタルヘッド』ではパイロットとメカニックを直結し、機体の思考操縦を行うサイバーリンクシステムなども存在する。これらはパイロットの肉体を機械化したり侵襲機器を着けているわけではないが、その技術はサイボーグの基礎的なものとなっている。

また、タイトーのゲーム『レイフォース』シリーズでは「サイバネティック・リンク・システム(略称C.L.S)」と呼ばれる技術が登場する。これはサイボーグの究極形ともいうべきもので、脳だけを攻撃機に組み込み、反応速度や加速、旋回の際の慣性力の問題を解決している。ただ、作品中においても、上述のように倫理面の問題が指摘されている。同様の技術が映画『ロボコップ2』にも登場している。また、テレビアニメ『UFOロボ グレンダイザー』では敵であるベガ星人は、捕縛した他の惑星人を同様の技術を使って惑星侵略の尖兵としている(桜多吾作版では地球侵略用の「円盤獣」には主人公の同胞のフリード星人の脳が組み込まれている)。

サイボーグを主題にした作品

小説

漫画

  • 『サイボーグ』(水木しげる)1961年、サイボーグと題した日本最初の漫画と思われる
  • 『電人アロー』(一峰大二)「月刊・少年」に1964年連載開始

アニメーション

ゲーム

映画

テレビドラマ

オリジナルビデオ/DVD映画

ドキュメンタリー

音楽

その他

関連書籍

  • 永瀬唯、『肉体のヌートピア - ロボット、パワード・スーツ、サイボーグの考古学』、青弓社1991年
  • ダナ・ハラウェイ、『猿と女とサイボーグ — 自然の再発明』
  • ラメズ・ナム、『超人類へ!-バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会-』、西尾香苗訳、河出書房新社2006年 ISBN 4-309-90698-2
  • 高橋透、『サイボーグ・エシックス』、水声社、2006年
  • Kevin Warwick I cyborg University of Illinois Press.2004年 ISBN 0252072154
  • アンディ・クラーク、『生まれながらのサイボーグ――心・テクノロジー・知能の未来 (現代哲学への招待 Great Works)』、呉羽真・久木田水生・西尾香苗訳、春秋社、2015年。ISBN-10: 4393323521、ISBN-13: 978-4393323526

脚注

注釈

  1. ^ 前述の『仮面ライダーカブト』には、『仮面ライダー THE FIRST』からのゲストとして、サイボーグの本郷猛らしき人物が登場している。後述の『仮面ライダーG』と同年に制作された『仮面ライダーディケイド』でも同様の技術の存在が劇中で語られている。『仮面ライダーオーズ/OOO』では登場人物が改造人間を主人公にした映画(劇中劇)を制作するというエピソードがある。

出典

  1. ^ Manfred E. Clynes and American scientist and researcher Nathan S. Kline. “Cyborgs and Space, in Astronautics (September 1960)”. 2018年7月11日閲覧。
  2. ^ Brown, David (2006年9月14日). “For 1st Woman With Bionic Arm, a New Life Is Within Reach”. ワシントン・ポスト. https://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/09/13/AR2006091302271.html?nav=E8 2006年9月14日閲覧。 (英語) - 世界初の筋電義手装着女性、クローディア・ミッチェル
  3. ^ “神経がつながった義手”. Design News Japan. (2006年2月). http://www.designnewsjapan.com/magazine/2006/02cover.html 2008年12月8日閲覧。  - 史上初の筋電義手装着者、ジェシー・サリバンとその機構
  4. ^ SoCal Innovation Stefan Vos' Monthly Column 第2回 患者に希望を!ブレーン・マシーン・インターフェースの起業・投資ポテンシャル
  5. ^ 深部脳刺激療法(DBS)について - 名古屋市立大学脳神経外科
  6. ^ 「脳ペースメーカー」で鬱病治療. WIRED.jp. 2000年.
  7. ^ 重介護ゼロ社会を実現する革新的サイバニックシステム”. JST(科学技術振興機構). 2025年4月7日閲覧。
  8. ^ 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現”. JST(科学技術振興機構). 2025年4月7日閲覧。
  9. ^ 再充電可能な「サイボーグ昆虫」、理研らが開発 太陽電池や無線を搭載 寿命続く限り長時間活動”. ITmedia NEWS. 2022年9月6日閲覧。
  10. ^ 日本放送協会. ““サイボーグ昆虫” 理研など開発 昆虫に電子部品付け遠隔操作 | NHK”. NHKニュース. 2022年9月6日閲覧。
  11. ^ 生きたゴキブリを「サイボーグ昆虫」に 理研、災害現場などで活用期待”. サイエンスポータル. 科学技術振興機構 (2022年9月16日). 2023年9月21日閲覧。
  12. ^ a b c d 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 NEDO海外レポート1057号 6 BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)技術について
  13. ^ 体内インプラントRFIDチップに、発ガンの危険性. WIRED VISION. 2006年.
  14. ^ 豊田有恒『あなたもSF作家になれるわけではない』徳間書店、昭和54年11月10日初版発行、7頁。
  15. ^ WEBアニメスタイル TOPICS
  16. ^ 立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える”. NHK. 2021年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。

関連項目

外部リンク

  1. ^ 立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える”. NHK. 2021年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月6日閲覧。
  2. ^ ビジネススタイル”. 日経BP. 2005年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月6日閲覧。

改造人間

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ザ・キング・オブ・ファイターズの登場人物」の記事における「改造人間」の解説

K'ケイ・ダッシュ)[K'] 声 - 松田佑貴['99 - XIII]、川原慶久[XIV - ] 所属K'チーム主人公チーム、'99チーム) 『KOF2代目ネスツ編主人公強化手術により手に入れた身体能力移植され草薙京発火能力駆使して戦う。ネスツに記憶操作施され、失くした過去記憶取り戻すため、組織離脱することになる。ネスツ編終了した後も未だ記憶戻っていない。嫌いなものが『KOF』だと言っておきながら、初出場の『'99以降から毎度出場をしている。『KOF』が嫌いな理由は「チームメイト同士馴れ合っている様子気に入らないから」とのこと設定上、その名前は「京」(Kyo)を超える者として「K'」と名付けられた。 マキシマMaxima] 声 - 小西克幸 所属K'チーム主人公チーム、'99チームK'相棒中年見えるが、実年齢29歳全身サイボーグ化成功したM型戦闘員」。ネスツに殺され親友の仇を取るため、あえて身分偽ってネスツに加わり強化手術を受け、その後K'とともに離脱した。「マキシマ」の名は自身サイボーグ化した科学者巻島博士からとられている(本名はネスツに加わる際に捨てた)。 ウィップWhip] 声 - 菊池志穂 所属K'チーム主人公チーム、'99チーム)、怒チーム('992000XI)、DLCキャラクターXIVK'の姉であるセーラクローン人間。特殊繊維でできた鞭「ウッドドゥ」を操る。K'たちより以前組織離脱しハイデルン傭兵部隊所属していた(ハイデルン暗殺術習得しているようであるが、ラルフたちと同様にハイデルンと同じ技は使わない)。「ウィップ」は彼女の戦いぶりからクラーク名付けたもので、彼女はこの名前を気に入っている。その逆にラルフからは「ムチ子」と呼ばれているが、彼女自身はこの呼び名嫌がっている。ネスツ内での名称は「セーラ」、ハイデルン部隊転属する前に所属していたアックス小隊でのコードネームは「サリー」。 クーラ・ダイアモンドKula Diamond] 声 - かかずゆみ 所属乱入キャラクター20002002、2002UM)、ネスツチーム(2001、2002UM)、KOF2001チーム2002)、K'チームXIXIIIXIV)、混合チームNW)、クローネンチーム(XVK'抹殺するために作られた、「アンチK'」と呼ばれる少女精神年齢肉体比例しておらず幼い。氷を操る能力を持つ。初登場時の『2000』では「キャンディー・ダイアモンドという名のロボット行動をともにしていたが、エンディングにて彼女を守り抜いてキャンディー大破してしまう。そのために翌年から趣味が「キャンディー修復パーツ集めになっていたが、『XI』で元の「キャンディー落書き」に戻っている(『MIシリーズでは壊れたまま)。 K9999(ケイ・フォーナイン)[K9999]/ クローネン・マクドガル[Krohnen McDougall] 声 - 佐々木望[2001-2002]、KENN[XV - ] 所属:ネスツチーム(2001)、KOF2001チーム乱入キャラクター2002)、クローネンチーム(XV) 草薙京9999人目クローン。しかし、度重なるクローニングで京の面影残っておらず、あまりにも不完全で京の能力充分に引き出せない。その代わりミューテーションにより肉体文字通り凶器へと変化させて闘う戦闘時には髪の色普段白髪から青色へと変化し髪型若干変わる。その外見使用する技・技名が、担当声優佐々木『AKIRA』で声を担当した島鉄そのままであったために物議を醸した。製作当初『装甲騎兵ボトムズ』主人公キリコ・キュービィー的なキャラクターになる予定だったらしく、髪の色ズボン形状にその名残見られる。 『2002』のリメイク作品である『2002UM』にはネオジオモードにしか登場せず、代わりに同系統の技を持つネームレス登場している。 『XV』では「クローネン・マクドガル」と名を変えてアンヘル再会し、クローネンチームのエンディングクローネン正体K9999だと明らかになる。またK9999名乗っていた頃より幾分落ち着いた性格になっている アンヘルAngel] 声 - 冨永みーな[2001]、新谷真弓[2002PS2NW]、小椋美輝[XIV - ] 所属:ネスツチーム(2001、2002UM)、KOF2001チーム2002)、乱入キャラクター2002、2002UM)、メキシコチーム(XIV)、隠しキャラクターPS2NW)、クローネンチーム(XV) K9999行動ともにする改造人間の女性。そのおちゃらけた振る舞いは、今ひとつ組織の構成員としての自覚感じられない。独自の連係技アンチェイン」を駆使して戦う。その格闘スタイルを彼女は「てきとー☆」と称している。K9999とともにフォクシー急襲しクーラダイアナ裏切った。ネスツ崩壊後はその関係者追われるとなっていたが、ある縁から知人となっていたラモン誘われたのをきっかけ『XIV』で再び参戦したまた、NW』のPS2版にも登場している。 ネームレスNAMELESS] 声 - 小野大輔 所属エディット専用(2002UM)、乱入キャラクター(2002UM) 草薙京K'遺伝子併せ持つ実験体コードネーム正式名称は「Ж'(ジェープライム)」。顔つきは京に似ており、前髪半分だけ白くなっている。物静かな性格だが自信家一面もある。 不気味な紅黒い色の炎を操るが、自身では制御する事ができないため、特殊な白いカスタムグローブ「イゾルデ」を右手イラストでは左手)に装着している。戦闘ではグローブ抜刀術要領外して炎を操ったり、グローブ形状変化駆使した技で攻撃する。 『2002UM』のオリジナルキャラクターで、ゲーム中の性能K9999のそれを再現したものとなっている。 イゾルデ[Isolde] 『2002UM』におけるネームレスストーリー登場した少女顔つきクーラ似ている救護班としてネームレス出会い互いに惹かれ合っていったが、彼女は最初から「アンチK'」が持つ「氷を操る力」の因子育てるための実験体として生まれた存在であり、ネームレスのカスタムグローブ開発の際に、グローブ素材となる氷の因子体内から取り出され死亡した。 シルヴィ・ポーラ・ポーラ[Sylvie Paula Paula] 声 - mio 所属オフィシャル招待チームXIV奇抜な衣装で身を包んだ改造人間の少女電磁気力を操る。フランス出身。ネスツにいた頃は役立たず扱いされていたが、ネスツ壊滅後、ある日を境に能力開花し地下格闘技界で活躍していたところをKOF主催者スカウトされKOF参加した

※この「改造人間」の解説は、「ザ・キング・オブ・ファイターズの登場人物」の解説の一部です。
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