怒チーム
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「ザ・キング・オブ・ファイターズの登場人物」の記事における「怒チーム」の解説
『'94』では「ブラジルチーム」とも称されている。 ラルフ・ジョーンズ[Ralf Jones] 声 - 前塚あつし['94 - XI]、しのや文秀[XII - ] ネオジオ以前にSNKがリリースしたアーケードゲーム『T・A・N・K』の主人公であり、『怒』の1Pキャラクター。階級は大佐。ハイデルンの部隊に属し、直に彼の暗殺術を教え込まれた(だが、ハイデルンと同じ技は全く使っていない)。ガードすら許さない豪拳の持ち主で、その拳からは火花が出る。超必殺技の「ギャラクティカファントム」は、ボスの超必殺技並みの脅威の威力を誇るうえにガード不能だが、攻撃するまでのタメモーションが長いうえに隙も大きい(MAX超必殺技版は超必殺技版と違い、体力の8-9割を減らす。攻撃するまでのモーションは上半身にガードポイントがある)。また、この技は一時期普通の必殺技になっていた(ダメージは他の必殺技に比べ高い)。30代後半だが、随分短絡的かつ荒っぽい性格。苗字は「ジョーンズ」だが、本シリーズでは『'98』まで全く出てきていなかった。『メタルスラッグ6』にもプレイヤーキャラクターとして登場している。 クラーク・スティル[Clark Still] 声 - 島よしのり['94 - XIII]、傘谷友[XIV - ] 『怒』の2Pキャラクター。階級は中尉。『怒』時代は単にラルフの色違いだったが、帽子にグラサンというデザインになり、さらに差別化された。性格は冷静沈着で、ラルフにとって信頼のおける相棒であり、階級の差を越えた親友(年はクラークの方が5つ下)。ラルフ同様「ハイデルン暗殺術」を習得している(ハイデルンと同じ技は使わない)。『'94』はラルフと必殺技が同じだったが、『'95』から新技が増えるにつれてラルフとの差別化が徐々に図られていく。多彩な投げ技が持ち味で、相手を空高く放り上げる「スーパーアルゼンチンバックブリーカー」は彼の代名詞ともなっている。その戦いぶりは軍人というより、プロレスラー同然となっている。作品によっては「ガトリングアタック」や「バルカンパンチ」が削除された事もある。彼の苗字「スティル」も本シリーズでは『'98』で出てきている。彼も『メタルスラッグ6』にも登場する。まだオールスター作品となる前の『'94』企画当初は、近い性能の2人+リーダーという形で全チーム編成される予定だった(怒チームとサイコソルジャーチームはその名残)。 ハイデルン[Heidern] 声 - 新居利光['94 - 2002UM]、山岸治雄[XIV - ] 所属:おやじチーム('98)、マニアックストライカー(PS2版2000)、マスターチーム(2002UM)、DLCキャラクター(XIV)、ライバルチーム(XV) ブラジルの非合法の傭兵部隊を率いる、冷徹に徹した軍人。「ハイデルン」という名は本名ではなくコードネーム。ルガールに右目と妻子の命を奪われた。我流の暗殺術を編み出し、手刀術・手から相手の体力を吸収する「ストームブリンガー」を使用する。『'94』ではあるバグを利用して、体力満タンの相手を一瞬でK.O.することもできる。『2003』のストーリーで偶然アーデルハイドと出会い意気投合するが、その後の調査(『XI』のストーリー)で彼がルガールの血縁であったことが判明し、己の苦悩を打ち明けて自ら敵対関係となる。年齢は40代半ば。 レオナ[Leona] 声 - 弓雅枝['96 - XIII]、吉田聖子[XIV - ] 所属:エディット専用(R-1、R-2) ハイデルンの養女。オロチ八傑集の一人・ガイデルの実娘で、本来は父が受け継ぐはずだったオロチの力を所持している。幼い頃に突如現れたゲーニッツに強制的にオロチの力を目覚めさせられ、自分の手で家族を殺し、この事件が原因で心を閉ざし感情を無くす。この後ハイデルンに保護され、兵士として鍛えられる。部隊の中でハイデルンに最も近い戦闘の「型」を持っている。「レオナ・ハイデルン」と名乗ることがあるが、これはハイデルン同様コードネームである。『'97』で再び暴走してしまうが、以降はオロチの血の力を紆余曲折あって制御できるようになった。しかし『2003』でオロチの封印が解けて不意に暴走状態に陥った為『XI』のみ、チームから一旦離れることになる。 ウィップ → 改造人間
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