島鉄とは? わかりやすく解説

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島原鉄道

(島鉄 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/16 19:21 UTC 版)

島原鉄道株式会社(しまばらてつどう、: Shimabara Railroad Co., Ltd.)は、長崎自動車(長崎バス)の子会社で、長崎県島原半島一帯で鉄道路線バス運行事業および船舶運航事業などを経営している会社である。略称は島鉄[注釈 1]


注釈

  1. ^ 島鉄フェリーなどグループ会社の社名が「島鉄」を冠しているほか、公式サイト(2020年8月13日閲覧)のトップでは「つなぐ島鉄 つながる島原」を謳っている。
  2. ^ 路線は島原町-愛野村-諫早町間42.5キロメートル、保有台数4両[4]
  3. ^ 2017年に長崎スマートカードの対応機器の老朽化に伴う今後の機器更新について長崎県内各事業者との話し合いにおいて、島鉄も当初は長崎自動車グループ以外の事業者が導入する「nagasaki nimoca」への移行へ賛同し、導入に向けて積極的に準備を進めていたものの、2018年1月に島鉄が長崎自動車傘下となったためこの方針を撤回。現在のところ新しいカード導入の目処も立っていないが、長崎自動車グループが導入している「エヌタスTカード」について「いずれは導入したい」としている。
  4. ^ 愛野・小浜までの区間便あるいは愛野駅始発便も設定あり。
  5. ^ 愛野・小浜までの区間便あり。
  6. ^ 1台は運用中の車両火災により2007年に廃車
  7. ^ ただし、長崎バスに在籍していない日産ディーゼル車は三菱車と同じく千の位を「5・6」で表示している。
  8. ^ かつて1階部分には小規模ながらバスターミナルも併設されていた。現在は隣接する県営バスターミナルに統合され、バスターミナル跡地は改装工事を経て、居酒屋・クリーニング店などの店舗が入居している。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 島原鉄道株式会社『第182期(2022年4月1日 - 2023年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2023年6月27日https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100QYDM.pdf2024年1月29日閲覧 
  2. ^ 東武会社要覧2023』東武鉄道、12-13頁https://www.tobu.co.jp/pdf/corporation/book_01.pdf#page=42024年1月29日閲覧 
  3. ^ 沿革”. 近江鉄道. 2024年1月29日閲覧。
  4. ^ 『全国乗合自動車総覧』1934年。
  5. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、123頁。ISBN 9784816922749 
  6. ^ 「雲仙普賢岳災害から再起」『『鉄道ジャーナル』』第31巻第8号、鉄道ジャーナル社、1997年8月、71-77頁。 
  7. ^ a b 古賀亮至“高速船:島原−三池間の運航、島鉄から「やまさ海運」に”『毎日新聞』2015年4月2日
  8. ^ 島原鉄道株式会社『第177期(平成29年4月1日 - 平成30年3月31日)有価証券報告書 第一部 企業情報 第1 企業の概況 2 沿革』(レポート)2018年6月27日。 
  9. ^ 社長の部屋 No.52 - 島原鉄道株式会社、2017年11月18日閲覧
  10. ^ 官民ファンドが長崎県の島原鉄道を支援…長崎自動車の傘下へ - レスポンス(2017年11月14日)
  11. ^ 【長崎バスグループ企業紹介⑦】島原の活性化のために。島原鉄道グループ(2018年1月29日)2020年8月13日閲覧
  12. ^ 九州産交グループ・島原鉄道グループ包括的業務提携 締結について 島原鉄道(2019年2月1日)2020年8月13日閲覧
  13. ^ 九州産交グループ・島原鉄道グループ 包括的業務提携契約の締結について ~熊本から島原と天草・上天草へ 雲仙・天草歴史回廊の構築に向けて~ (PDF) - 九州産交ツーリズム(2019年1月24日)2019年12月15日閲覧
  14. ^ 島原鉄道 本社移転について - 島原鉄道(2020年7月6日)2020年8月13日閲覧
  15. ^ 島鉄本社が移転 市中心部再開発 下川尻町に」『長崎新聞』2020年7月18日(2020年8月13日閲覧)
  16. ^ 鉄道事故調査報告書 島原鉄道株式会社島原鉄道線吾妻駅〜古部駅間列車火災事故(踏切障害に伴うもの) (PDF) - 運輸安全委員会、2010年3月26日
  17. ^ 『島原鉄道100年史』(島原鉄道、2008年)16頁
  18. ^ 『世界の鉄道 67年版』64頁
  19. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、102頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  20. ^ a b 交友社鉄道ファン』1995年6月号 通巻410号 p.99
  21. ^ 鉄道ジャーナル』1995年4月号、P38
  22. ^ 懐かしの赤パンツ車両運行のお知らせ! - 島原鉄道、2016年1月15日
  23. ^ a b 信託協会『信託』復刊第40号(1959年9月号)「我国に於ける車輛信託 - その発生の経緯と現在並びに将来 - 」pp.8 - 15。
  24. ^ 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』1965年2月号「島原鉄道」pp.52 - 53。
  25. ^ 西日本新聞(インターネット版)2008年3月13日付記事「門司港レトロ観光トロッコ列車 全国初の事業申請 北九州市と平成筑豊鉄道」より。
  26. ^ 『鉄道ジャーナル』1995年4月号、P39
  27. ^ 『島鉄列車命名権』の募集について - 島原鉄道(2014年8月26日閲覧)
  28. ^ 列車命名オーナー車両の運行を開始しました。 - 島原鉄道、2014年4月30日(2014年8月26日閲覧)
  29. ^ 長崎スマートカード利用終了に伴うバス乗降時の変更点 及び 回数乗車券への交換対応について - 島原鉄道株式会社 自動車部、2020年9月
  30. ^ 世界の艦船別冊 日本のカーフェリー -その揺籃から今日まで- P.321 (海人社 2009)
  31. ^ 島鉄フェリー「口之津港ターミナル移転」と「運賃改定」のお知らせ”. 島原鉄道 (2020年1月20日). 2020年6月23日閲覧。
  32. ^ 世界の艦船』1993年12月号、p121
  33. ^ a b c 日本船舶明細書 1985 (日本海運集会所 1984)
  34. ^ a b 世界の艦船別冊 日本のカーフェリー -その揺籃から今日まで- PP.274-275 (海人社 2009)
  35. ^ 船の科学 1961年9月号 P.115 (船舶技術協会)
  36. ^ 熊日写真ライブラリー・定期船 鬼池-口之津 天草産の豚も積み込まれる=天草郡五和町 撮影日:昭和38年07月09日”. 熊本日日新聞社. 2023年1月15日閲覧。
  37. ^ 島鉄高速船:大牟田航路、やまさ海運に有償譲渡」『毎日新聞』2015年01月26日 20時25分
  38. ^ 「島鉄高速船事業(島原〜大牟田航路)引継ぎについて」島原鉄道ニュースリリース 2015年1月26日
  39. ^ 「高速船 やまさ海運が継続」 - 長崎新聞ホームページ 県内トピックス(2015年1月27日更新)
  40. ^ 「島原-三池高速船 島鉄から引き継ぎ」『長崎新聞』2015年4月2日7面
  41. ^ 三池―島原の高速船 新会社に引き継ぎ - 読売新聞(YOMIURI ONLINE)地域版 福岡、2015年4月2日
  42. ^ 島鉄観光旅行券お取扱い変更のお知らせ 島原鉄道公式ページより
  43. ^ 島鉄観光旅行券お取扱い変更のご案内”. 島原鉄道. 2024年3月26日閲覧。
  44. ^ “利用客減や運転手不足で、島鉄タクシー今月末廃止へ 長崎・島原”. 長崎新聞 (長崎新聞社). (2024年1月18日). https://nordot.app/1120514132075545065?c=174761113988793844 2024年3月26日閲覧。 
  45. ^ “「島鉄観光」が1月いっぱいで「島鉄タクシー」を廃業”. NHK長崎. (2024年1月29日). https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240129/5030019998.html 2024年3月26日閲覧。 
  46. ^ “島原市の地域の足「島鉄タクシー」50年余の歴史に幕”. NHK長崎. (2024年2月1日). https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240201/5030020037.html 2024年3月26日閲覧。 
  47. ^ 【鉄道の旅】しまてつカフェトレイン*ホームの目の前に有明海 地元食材のデザート満喫『日本経済新聞』朝刊2020年5月2日別刷りNIKKEIプラス1(9面)





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